日: 2026年10月25日

Ubuntu 26.04にMySQLを導入。

概要

Webアプリのお供であるDBを入れます。

環境

  • Ubuntu 26.04

※ローカル運用で実施。いわゆるLAMP環境のため、他のサーバがDBを見に行くことはないという想定です。

さっくりとした手順

  1. パッケージのアップデートを行います。
  2. MySQLをインストールします。
  3. MySQLのrootパスワードを設定します。
  4. mysql_secure_installationにより安全性を高めます。

パッケージのアップデート

sudo aptitude update

筆者の好みでaptitudeを用いています。必要に応じてaptを使ってください。

MySQLインストール

  • パッケージでインストール
sudo aptitude install mysql-server
  • インストール確認
systemctl status mysql

active(running)を確認します。

MySQL設定変更について

MySQL 8.4以降では、長年使われてきた古い認証方式(mysql_native_password)がデフォルトで無効化され、よりセキュアな caching_sha2_password が標準となっています。そのため、設定ファイル(mysqld.cnf)を書き換えて旧プラグインを強制する手順は不要となり、標準の認証方式のまま初期設定を進めます。

また、近年のバージョンではインストール直後の初期セキュリティが強化されていますが、mysql_secure_installation は以下の重要な役割を持つため実行します。

  • パスワード検証コンポーネント(VALIDATE PASSWORD)の導入
  • 匿名ユーザーアカウントを削除
  • リモートからのrootユーザーのログインを無効化
  • testデータベースを削除し、testデータベースへのアクセス権限を持つユーザーを削除

mysql rootパスワード設定

sudo mysql

初期状態ではローカルソケット認証(auth_socket)のため、sudo経由でパスワードなしでログインできます。

ALTER USER 'root'@'localhost' IDENTIFIED WITH caching_sha2_password BY 'password';

''のpasswordは任意の、強固なものを入力ください。

標準推奨の caching_sha2_password を用いて強固なパスワードを設定します。

flush privileges;
exit

mysql_secure_installation

sudo mysql_secure_installation

質問事項

Enter password for user root: 
# 上記で設定したパスワードを入力します
​
VALIDATE PASSWORD COMPONENT can be used to test passwords
and improve security. It checks the strength of password
and allows the users to set only those passwords which are
secure enough. Would you like to setup VALIDATE PASSWORD component?
​
Press y|Y for Yes, any other key for No:
# パスワード強度チェックを有効にするためYを入力してEnter
​
There are three levels of password validation policy:
​
LOW   Length >= 8
MEDIUM Length >= 8, numeric, mixed case, and special characters
STRONG Length >= 8, numeric, mixed case, special characters and dictionary file
​
Please enter 0 = LOW, 1 = MEDIUM and 2 = STRONG:
# ポリシーに合わせて0/1/2を入力(ローカル開発環境なら0または1を推奨)
​
Estimated strength of the password: 50
Change the password for root ? ((Press y|Y for Yes, any other key for No) :
# 既に直前の手順でパスワードを設定済みのため、ここではnを選択します。
​
By default, a MySQL installation has an anonymous user,
allowing anyone to log into MySQL without having to have
a user account created for them. This is intended only for
testing, and to make the installation go a bit smoother.
You should remove them before moving into a production
environment.
​
Remove anonymous users? (Press y|Y for Yes, any other key for No) :
# anonymousユーザーを削除するためY
​
Normally, root should only be allowed to connect from
'localhost'. This ensures that someone cannot guess at
the root password from the network.
​
Disallow root login remotely? (Press y|Y for Yes, any other key for No) :
# rootユーザのリモートログインを禁止するためY
​
Remove test database and access to it? (Press y|Y for Yes, any other key for No) :
# テストDBを削除するためY
​
Reload privilege tables now? (Press y|Y for Yes, any other key for No) :
# 設定を反映するためY

以上でMySQLの初期設定は完了です。

ピボット旅行2026-20『ゴリラルームの強制指示』

はじめに

山陽線からマリンライナーを乗り継ぎ、高松駅へと帰宿した筆者。

そこで、筆者自身の行動パターンを咎め、ある指示を出す存在がありました。

脳内ゴリラルーム。その、もう一つの役割です。

ゴリラルームのもう一つの役割

以前の記事でも触れた、プロレスにおけるゴリラポジション。

試合を組み立てるだけでなく、アクシデントへの対応も重要な役割です。

いくら精鋭揃いのスーパースターとはいえ、事故や怪我はつきものです。当然、人命が最優先されるものの、彼らの「時間を売る商売」にとっては、何をおいても守らなければならないものがあります。

  • 試合時間
  • それに伴うCMの入れ方
  • CMを挟んでも途切れさせない番組の進行とインターバル

もっと有り体に言えば、『The Show Must Go On』を地で行く商売です。

予期せぬ事態が起きても、興行を成立させる。そのために、状況を見極め、必要な指示を出す。

そして、この考え方は旅行にも応用できるのではないか。

今回、ゴリラルームには、もう一つの役割を担ってもらうことになりました。

旅行者本人が疲労に負けてサボろうとしたとき、必要な行動を強制すること。

何が言いたいかというと

絶対に、宿に直行するとサボる。

高松駅から宿までは歩いてすぐです。雨の中を移動し、千光寺公園までの垂直移動もこなした身としては、もう十分に働いたという気持ちもあります。

「いいや、今日は、真下のコンビニでも行こう」

そう考えることは容易に想像できました。

もちろん、それはそれで旅の思い出にはなるでしょう。しかし、こういうところで手を抜いた後悔は、ずっと引きずるのが筆者の性分です。

そもそも、今回のピボット旅行は、2024年の消化不良だった旅行へのリベンジも兼ねています。

せっかくの旅行で、疲れたからという理由だけで必要な行動を省略し、後になって「あのとき、やっておけばよかった」となる。それだけは避けたい。

そこで、脳内ゴリラルームから指示が出ました。

「宿に帰ってゆっくりしたい。だから外食はしたくない。その気持ちは分かる。だが、最低限の夕飯の買い物は済ませろ」

……はい。

反論の余地はありませんでした。

結果的に、これが正解

前述したとおり、この日はかなりの買い物をしています。しかも雨の中、千光寺公園までの垂直移動までこなしています。

体力の消耗は相当なものでした。

しかし、買い物をして正解でした。

またしてもスーパーマルナカへと向かい、(そして、やっぱりスルーしてしまったレクサスショールームを横目に)手慣れた手つきと足取りで、2日目の夕飯を確保します。

ここまで来れば、あとは宿に戻って食べるだけ。

さらに、食べ終わったら宿の大浴場で汗を流します。

これも、放っておけばサボるという自信しかありませんでした。

疲れているから、今日はいいや。

その「今日はいいや」が積み重なると、せっかくの旅行が少しずつ消化不良になっていく。だからこそ、疲れた自分に判断を委ねず、元気なうちに決めた方針を実行させる必要があったわけです。

この日の買い物

今回、スーパーマルナカで確保したのは以下の品々。

  • バラちらし
  • 貝のにぎり
  • 鶏皮ポン酢和え
  • ノンアル2種
  • カップ味噌汁

正直なところ、高松に戻ってきても胃の容量は相当なものです。

あの餅入りの尾道焼きが、まだ胃袋の記憶に控えている。それでも、これくらい食べないと体力的にキツいという実感はありました。

旅先での食事は、単なる楽しみであると同時に、翌日以降の行動を支えるための補給でもあります。

そして、買い物を済ませ、食事を取り、大浴場で汗を流す。

これでようやく、2日目の行動を締めくくることができました。

脳内に臨時指揮権を与えるという行為

本当に、この試みは最高でした。

先に述べた脳内シャアが、お気楽なレビューをしている。その一方で、こちらの言葉や行動の行間を読み取り、必要な指示を出してくれる存在がいる。

  • プロに見えて、割とアドリブで生きる赤い人
  • エンターテインメントをプロとして成立させる達人

このタッグが、思いのほかうまく機能しているのです。

自分一人で考えていると、疲労を理由に判断を先送りしたり、その場の楽さを優先したりする。しかし、別の視点から「それは本当に必要な省略なのか」と指摘されることで、後悔しないための行動を選べるようになる。

もちろん、何もかもを厳格に管理する必要はありません。旅にはアドリブも必要です。

ただし、アドリブで済ませていいことと、後回しにすると後悔することは違う。

その線引きをしてくれる存在が、脳内にいる。

そして、旅行は残すところ、あと一泊。

脳内シャアがレビューを続ける傍ら、ゴリラルームは必要な指示を出す。

どうやら、この旅行の指揮系統は、思っていた以上に優秀なようです。

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