カテゴリー: 食べ物・飲み物 Page 1 of 24

ピボット旅行2026-09『拉麺と麺麭』

はじめに

今度こその四国上陸。そこからの記事を書いていきます。

「何もしていないのに揺れる」の実績解除

桟橋から降りてフェリーターミナルのビルで思ったこと「なんで何もしていないのに体が揺れているんだ?」の感覚。

「なるほど、これが陸酔いか……!」

と、普段の暮らしが陸上であればまず体験しない感覚をゲット。いくら平穏な航海だったとは言え、

  • 航行による揺れ
  • エンジン音

は常に鳴り響いていました。「微妙に揺れるところ」に居続ける。そら、元に戻った瞬間に「なんで揺れてないのここ?」と体が異変を起こすという実績でした。

……思ったよりも遠い罠

当初の予定では徳島港に接岸後、自転車で自走して徳島駅に行くというプランでした。しかし今回は雨が予想されていたために未練がましく置いてきたので、必然的に港→駅はバス移動となります。

「まだ着かない」という罠。15分経ってようやく駅に到着。バスで15分と言うことは自転車だと30~45分ぐらいかかるというのはコーラを飲んだらゲップが出るぐらいの確実さ。

徳島到着は13時でしたので、お昼はまだ食べていません。そんな状況下での自転車は…… 結構な負担がかかることは想像に難くありませんでした。

最初の関門と発見:「徳島ラーメン」

ある意味での必然的な出会いでした。Xの相互の方で全国各地を精力的に回っている方がいます。

その方が載せてくれたラーメンの写真に惹かれました。それを遡ってみると「徳島駅前で」というワード。

その写真を元に調べてみると「この盛り付けは徳島の名店、麺王」の本店であると。

そこまで分かれば十分です。バスは徳島駅に到着したので降車。

どこかなと探すまでもなく、その店があったのでこれだと思いながら食券を買い、待つこと数分。

スープを一口飲み、麺をすすります。

「あれ? 拠点を徳島にすべきだった?」

が最初の感想でした。非常にいい意味で分かりやすい濃厚な味に醤油のスープ。細麺ののどごし、何よりも具材の豚バラとチャーシュー。ガツンと効いたニンニク。

いずれも陸酔いを一気に覚ます衝撃でした。「ここで食べる気満々だったからフェリーでは軽く取ったけどここまでとは……!」

替え玉と味変

潮風が体の水分を奪った後にラーメンが染み渡る…… そして飛び込む替え玉。更に生卵1個無料。

その替え玉もいくつか選べるとなれば、Goです。ゆず胡椒を練り込んだ麺。

更に違う世界が待っていました。具がほぼ無くなった状態での麺に、カウンターに置かれているもやし。そして生卵。

デフォルトとは別の辛み、生卵が絡むことによる舌触り、もやしの辛み。「ええっと、調べる限りでは宿のある高松とここ徳島は電車で1時間半。ということはどうやって行って帰れば良いのか……」を真剣に考えます。

(土地勘のある方なら分かると思いますが、これは盛大なフラグです)

しかも、ここ数ヶ月、外食でラーメンを口にしていないと言うことも大きかったのもあります。

替え玉と生卵込みで胃の腑に消えて、満足感のまま店を後にしました。

発車3分前

キャリーを転がしつつ徳島駅。高松行きの時刻を調べるまでもなく「あと3分で発車? しかもホームが目の前?」という「私は運が良い」状態。

券売機で促されるままに特急券&乗車券を買って入線。

そこで待っていたのは見覚えしかないキャラクター。空気のように存在していて四国が誇るレジェンド、やなせたかしが産んだ「アンパンマン」。

そのコラボ列車。話には聞いていましたが、これに乗れるという幸運の二乗倍。

しかし、この瞬間はそうは思っていなかったというか、精神年齢が極端に下がっていって

「うわーい、あんぱんまんれちゃだー!」

ぐらいのテンションでした。

高松、降車と2時間足らずのフラグ回収

讃岐平野を走り抜けた電車は、「2016年にもホームに行ったことはあるけど…… なんだこの欧州のターミナル駅みたいな場所は?」の高松駅。

宿はどこだろうと思うまでもなくクレメントイン高松は目の前に広がっていました。

地図を見るまでもない宿は2024年の尾道グリーンヒル以来でしたが、こうも近いというのはある種の拍子抜け。

さてさて、宿の入り口は…… よりも先に目に飛び込んだ「麺王 高松支店」。

「どうやってこの店に行けばいいんだ」と考えていた徳島に行く理由が消滅というか「道路を渡るだけでは?」になった衝撃で、この旅行記は「第1日目の夕刻」に続きます。

ピボット旅行2026-07『Come Sail Away!(後編)』

はじめに

この、安定した船旅がもたらした時間は非常に有意義でした。

逆説的に「普段と全く変わらない部屋での過ごし方」をしただけで目的地寸前まで到着するという形です。

最初のトラブルとバックアッププラン

とはいえ、最初から「どーすんだこれ」のトラブルがいきなり降りかかります。

「ThinkPadのACアダプターがない」

詰め忘れです。出発寸前までこのノートPCを開いていたため、鞄に持ち込んだ後、それをサプライバッグに入れてませんでした。ですが脳内シャアの

「ええい、打ちどころが悪いとこんなものか!」

とはならず。というのも、スマートフォンやiPadなどの充電に備えて「USBマルチアダプター」があったからです。PD対応。後はケーブルが…… ありました。それも、体のすぐそばに。

「Type-C給電可能なケーブル」が備わっているネックストラップ。この「見せてもらおうか……」をまさか本番でぶち込むとは思わず。

結果は成功。

でなければ、この船旅はかなりの制限が加わっていたと思います。「当初の予定を外しながらもバックアッププランでどうにかする」を象徴する出来事。

お風呂→頭の悪い夕飯

お風呂という性質上、テキストのみの描写になりますが…… 艦内大浴場は感動そのものでした。キチッと座って汗を流し、湯量たっぷりの浴槽に浸かる。そして眼前に広がる川﨑の夜景。

で、部屋着に着替えて自室に戻り、楽しいお弁当タイムです。正直、ピボット(コメダで夕食)という手じゃあなくてよかったと思いました。でなければ、この頭の悪い弁当に巡り会うことはできませんでした。

こちらです。

そぼろと牛タン焼き肉。それ以上に目を引くのが辛子明太子一腹。「欲望をその場に詰め込んだ」という。これを、先の「広い船室」でいただく。最高にも程があります。

フェリー飯・船内オペレーション

テンションが上がると胃袋の容量が上がるもの。頭の悪いお弁当を食べてなお「もう少しに胃に入る」ということで、オーシャン東九フェリーの名物「冷食販売機」を利用します。

とても簡単な仕組みです。

  1. 気に入った商品を自販機で購入する。
  2. パックを袋から開ける。
  3. ラウンジに置かれている業務用電子レンジで「買ったものと番号が一致する」ボタンを押す。
  4. それを食べる

見かけとか更に別守とかそんなお行儀のいいものはありません。冷食のトレイでそのままいただく。これは船客も提供側も満足いく仕掛けだと思いました。

船客のメリット

  • 船上価格が若干入っていても「熱々の食べ物が即手に入る」
  • 調理器具も食べる場所も用意されている。
  • 個室利用者なら船室でも食べられる。
  • 航行中であればどのタイミングでも食べられる。

提供側のメリット

  • 人件費の最小化。
  • 船客用の厨房を廃することで船室面積を増やせる。
  • 輸送と保管費用も最低限。

はいいとして「海を見ながら、身近な冷食を食べる」というテーマとテンションは、背徳感がマシマシです。

船室のベッド

これは、豪華なダブルベッドとかではないですが、筆者としては満足いく広さです。何せ4人部屋を1人で利用。床にそのまま寝ることも可能です。かなり深く眠ることができました。

船内アクティビティ

食事と就寝以外は本当に普段やっていることでした。即ち、

  • PCを広げる
  • ブログの記事を書く
  • オフラインで日記を書く
  • ゲームをする

です。このゲームをするというのはスマートフォンゲームではなくSteamでの『Blue Reflection Quartet』をプレイしてました。ThinkPadがしっかりと軽めの3Dゲームも動くということで。

朝風呂と食事

紀伊半島を見ながらの朝風呂も最高でした。朝ご飯は、夕飯と合わせて買っていた『キムパとチャプチェ』です。これも、「ある程度、味がしっかりしているし旅情も味わえる」パーツ。

夜明け→接岸

そこからは以下の通り。起きたのが紀伊半島の東側。

そこから朝風呂入ったりデッキでねんどろライザと記念撮影をしたり。

そして、「潮岬」で電波が安定してきたのでThinkPadで自分のサーバにSSH接続をしたりfirefly-iiiの記帳をしたり。

もちろん、着替えとパッキングも済ませています。

ゆっくりしながらいよいよ、船は徳島港に入港。瀬戸内の青い海が出迎えてくれました。(この日だけ)

刺身とフライ。

いつも訪れる定食屋にて。

鰹の刺身定食、そして

あじフライを注文。

たっぷり脂の乗った戻り鰹。ここは丁寧に生姜とネギが別添えなので味変にリズムつけられます。

ここで揚げ物を食べないのはこの店への敬意が欠けるとしてサクサクのアジフライ。ドラムスティックのように尻尾を持って食べられるのが最高です。

ですが、真に驚くべきは、最後に口を支配するのがご飯の甘みと香り。刺身もフライも味噌汁•漬物すら上書きする主食の破壊力はまさに定食屋の面目躍如でした。

和食・フルコース。

馴染みのお店で食事をしました。

「貝は好きか?」と聞かれていきなり出てくるのが

鮑です。確かに貝だけどと唖然。しかもこの薄切り+隠し包丁。

肝醤油まで合わせてくれました。

米なす田楽。パリッとした表面からとろとろの野菜のエキス。なんというか、野菜製の小籠包でした。

イワシの塩焼き。比較に置いたLAMY Safariがこのサイズなので、どういうものかが窺い知れるでしょう。

みっちり詰まった肝は先の鮑の肝醤油と比較できる味でした。

コロッケのセット。いずれも自家製。ほくほくのポテトコロッケに熱々のクリームコロッケに感動

したところで、先ほどの鮑の紐の酢の物。イワシやコロッケの油をきれいに流したところで

締めの描くに丼。この厚切りのバラ肉にとろろというご飯をしっかりと食べさせる極上ぶり。

最初から最後まで大満足でした。

混ぜ蕎麦&唐揚げ。

新たなメニューの開拓です。

ミーアヤム(Mi Ayam)

  • 意味: 「Mie(麺)」+「Ayam(鶏肉)」という意味のインドネシア風あえ麺(甘辛まぜそば)。
  • 茹でた中華麺に、甘辛く煮込んだ鶏肉(タレにインドネシアの甘い醤油「ケチャップマニス」やニンニク、甘味料、スパイスなどが使われている)と、茹でた青菜(チンゲンサイや小松菜)をトッピングしたもよ。丼の底にある特製オイルやタレと麺をよく和えて食べるのが基本スタイルです。

バソ(Bakso)

  • 意味: 牛肉などの練り肉で作った「インドネシア風ミートボール」。
  • 「プリプリ・弾力たっぷり」なのが最大の特徴。つなぎにタピオカ粉などが使われているから、日本の肉団子とは全然違う独特の歯ごたえ。特に牛骨で炊いたスープが絶品。

更に、あの多大な唐揚げ&ポテトも続投

醤油ベースではなく、ガランガル(タイショウガ)、ターメリック(ウコン)、コリアンダー、クミン、ニンニク、レモングラスといったフレッシュハーブやスパイスをペースト状にして、鶏肉にしっかり揉み込んで下味をつけるタイプのようです。

現地では、軽く煮込んで味を染みこませているようで。新たな料理を食べるのが楽しみです。

バーガー&唐揚げ。

私が懇意にしている和牛を売りにしたレストラン。

この日もハンバーガーを戴きましたが、友人との食事ということでシェアをしました。

ポテトと唐揚げのセット。しかも、一セットです。

背景においてもこの通り。

思ったこと

  • 肉が丁寧に処理されていてかみ応え抜群
  • 醤油ベースではなくたっぷりのスパイス。
  • ポテトもさっくり揚げられ丁寧さが抜群。

弱点は「量」。これは一人で食べるものではありません。ポテトと飲み物だけにする、2人以上のシェアなどの工夫が必要です。

お茶の新規開拓。

いつものルピシアから離れ、別のお茶を求めました。

今回は久しく訪れなかったカルディ。

Janatsは元々筆者をフレーバーティー好きにしたメーカーの一つ。他、AHMDティーや不思議の国の紅茶など、パッケージが凝っているものなどをセレクト。

AHMDティーのマンゴー・マジックを試してみましたが、これは非常にフレーバーも紅茶も濃いという英国仕様。

新たなメーカーという新たな冒険は楽しみです。

牛のスープとミロ。

先週の出来事です。

ここ最近、懇意にしているお店。様々なメニューを試しているのですが、今回は「バソ(Bakso)」を試しました。

結論から言えば「インドネシアの国民食」だそうです。

元々は中国の文化(特に福建省あたりの肉団子料理)が、交易によってインドネシアに伝わったものが起源とされています。

語源も福建語の「肉酥(Bak-so)」から来ていると言われています。ただし、インドネシアはムスリム文化圏。それ故に現地で手に入りやすい「牛肉(Daging Sapi)」や鶏肉、魚肉を使って独自に進化し、今のハラル文化に深く根付いた形になっています。

そして、料理と一緒に出てきたのがこちら。

わ。現地の人々はね、ベースとなるスープに、卓上の調味料――激辛のチリソース(サンバル)、甘黒い醤油(ケチャップマニス)、お酢などを「これでもか」というほど投入して、自分好みの混沌とした味に仕立て上げてすするのがお決まりとなっています。

前置きはこのぐらいにして、以下、食べた感想です。

牛骨をじっくり炊いたスープに牛の肉団子がたくさん! ゆで卵と小松菜、そしてもやしが全体を整えます。

もちろん、春雨の美味しさは言うまでもなく。

中央に散らされたフライドオニオン(現地ではバワンゴレンというそうです)。これがスープの水分を吸って旨味を放ち、小松菜の鮮やかな緑と素晴らしいコントラストを描いているました。

なによりも、このサンバルは控えめにしても「辛い」という印象。2垂らしぐらいで汗が止まらない辛さ。それ故に夢中になって食べました。

また、春雨だけということもあって

食後にマフィンとミロ。このミロというのもポイントです。マレーシア産だそうで。

マレーシアは世界第一位のミロ消費国。現地では子供の飲み物ではなく、老若男女のソウルドリンクと断言できるレベル。

そのため、使われている粉の基準量自体が日本の倍近く多く、現地ではコンデンスミルク(練乳)や砂糖をたっぷりと混ぜて、脳が震えるほど濃厚でガツンとくる甘さに仕上げるのが正統派。

これもその例外に漏れず、しっかりとした甘さがバソの辛さを抑えてくれました。

初夏のご馳走、第二段。

更に美味しい食事を戴く機会がありました。

第一皿:お通し三種盛り

  • 手作り豆腐
    • 大豆の甘みとコクがぎゅっと詰まった、なめらかで濃厚な味わい。
  • 茹で枝豆
    • ぷっくりと実が詰まった、ビタミンB1豊富な疲労回復の定番。
  • アサリと山菜の和え物
    • タウリンや鉄分が豊富な貝類と、食感の良い山菜を合わせた胃腸に優しい小鉢。

第二皿:豪華お刺身盛り合わせ(五種盛り)

  • 本マグロ(赤身)
    • 筋と平行に美しく包丁が入れられた、口当たりなめらかでDHA・EPA豊富な極上品。
  • 生ウニ
    • 一粒一粒がふっくらと自立した、濃厚でビタミンEたっぷりの黄金色の海の恵み。
  • 〆サバ
    • 皮目が銀色に輝く、しっとりとした絶妙な締め具合の青魚。
  • カツオのタタキ
    • 香ばしく炙られた身に、刻みネギとおろし生姜の薬味がベストマッチ。
  • 白身魚(タイまたはヒラメなど)
    • 透明感があり、コリコリとした歯ごたえと上品な甘みが広がる高タンパクな一品。

🦪 第三皿:旬の岩牡蠣(ミディアムレア焼き)

  • 焼き岩牡蠣
    • 「Rのつかない月」に最高潮を迎える夏の贅沢。焼いても殻いっぱいのサイズを保つ圧倒的なボリュームと、亜鉛・タウリンの塊のようなクリーミーな旨味。まさに言葉を失う一品。

🪵 第四皿:メインディッシュ・アイナメの兜煮

  • アイナメの兜煮
    • 初夏に旬を迎える高級白身魚。一切の煮崩れなしに美しく照り映える職人技。目玉、唇、ほお肉、ヒレ肉に詰まった極上のゼラチン質とコラーゲン、そして奥深いタレの融合に目を疑うほどの傑作。

第五皿:もろこし天と脱皮エビ唐揚げ

  • もろこし天(とうもろこしの天ぷら)
    • サクサクの衣の中に、シャキシャキとした歯触りとプッツリ弾ける濃厚な甘みを閉じ込めた初夏の一品。
  • 脱皮エビ(ソフトシェルシュリンプ)の唐揚げ
    • 殻ごと丸ごと香ばしく揚げ、身のプリプリ感を完璧に残した、カルシウムとタウリンがたっぷりの悪魔的揚げ物。

結び:黒蜜きな粉アイスクリーム

  • 和風バニラアイス
    • ひんやり冷たいバニラに、濃厚な黒蜜と香ばしいきな粉(大豆タンパク)が三位一体となった、脳と心を満たす至福のデザート。

と、恐るべきボリュームと量でした。

タマネギ利用の副菜

タマネギを消費する必要が出てきたため、これを活かした副菜を作ってみます。

輪切りにした結果、紫タマネギ。この甘みを活かすため、レンジグリルで5分温め、かき混ぜて更に5分の加熱。

ここに加えるのは

  • ツナ缶
  • 鰹節
  • ポン酢

ツナ缶は油ごと。ポン酢は心持ちたっぷり。鰹節はケチをせずどっさり。

最後に七味で味を調えました。

  • タマネギの甘みとわずかに残るシャキシャキ感
  • ポン酢の鮮烈な酸味
  • 鰹節とツナ缶の旨味

がしっかり加わり、単体でも美味しいものが。

お弁当の付け合わせとしても最高ですし、

サンドイッチと合わせても申し分ないものができあがりました。

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