この正月休み、初詣も初売りにも行かなかった(行けなかった)のですが、それなりに収穫はありました。
・ボードゲームのレビューが書けたこと。
・様々な動画を見られたこと。
そんな中で昨日から始まった1月の仕事を如実に示したZENタイルがこちら。

朝と午後に緊張感バリバリの業務があり、とかく集中力が試される一日でした。それ以外は猫が食卓に乗ってきたり。

予断を許さない状況が続く中、どこまで平静さを保てるかが鍵となります。
この正月休み、初詣も初売りにも行かなかった(行けなかった)のですが、それなりに収穫はありました。
・ボードゲームのレビューが書けたこと。
・様々な動画を見られたこと。
そんな中で昨日から始まった1月の仕事を如実に示したZENタイルがこちら。
朝と午後に緊張感バリバリの業務があり、とかく集中力が試される一日でした。それ以外は猫が食卓に乗ってきたり。
予断を許さない状況が続く中、どこまで平静さを保てるかが鍵となります。
本記事は、ボードゲーム『ブラッディ・イン』のインストをそのまま読み物にしたものです。
あくまでもフィクションであり実在の事件とは関係ないことをあらかじめ強調して記しておきます。
※長文です※
【概要】
プレイヤーは19世紀フランスの片田舎の村の宿屋の共同経営者です。
幸いなことに巡礼のため、宿泊客はひっきりなしにやってきます。
ある日、経営者は気づきました。「単に宿泊させているだけでは稼げない」
宿泊客から有り金を奪うという邪な考えが浮かびましたが、「絶対に気づかれるし、盗まれたなんてことがバレたら客が入らなくなる」と思いとどまります。
しかし、経営者たちはもっと邪悪な思考を持ったのです。
「宿泊客を殺して、死体から金を調達すればいいのだ」
殺すにも埋めるにも人手が必要なのは自明の理。
そこで、宿泊客を買収して協力してもらうことにしたのです。
経営者がそれらを実行するのは夜のうち。すべてを行うには時間が足りません。
限られた時間、限られた行動。誰が最も「効率的に」お金を得ることができるのでしょうか?
【準備】
最も貪欲なプレイヤー(一番硬貨を持っている人)がスタートプレイヤーとなり、ゲーム開始です。
【宿泊客カード】
宿泊客カードは表面と裏面があります。
表面は名前の他に以下の属性を持っています。
[属性アイコン]
宿泊客が得意とする行動を示します。
赤(スコップ)死体を埋める施設を作ることに長けています。
青(札束)宿泊客の買収ならお任せ。
黒(拳銃)お気付きの通り、宿泊客の殺害に威力を発揮します。
紫(棺桶)あなたの代わりに死体を埋めてくれる頼もしい客です。
[コスト]
買収、建設、殺害、埋葬それぞれにかかる人の数を表します。
コスト0の客(小作人含む)は、買収も建設も殺害も(!)誰の手を必要としません。経営者たるプレイヤー一人だけで事足ります。
しかし、コスト3の客ともなると殺害にも埋葬にもたくさんの人手を必要とします。
また、コストは建てた施設がどれだけの死体を埋められるかを示します。
悲しいことに、コスト0の施設は死体を埋めるにはあまりにも小さいのです。
[施設名]
一部の宿泊客や小作人を除けば「買収後に施設を建ててもらう」ことができます。
施設は死体を隠すにうってつけというばかりではなく、彼ら特有の能力で様々な助けとなってくれるのです。
施設は数々の利点があります。
様々な利点をもたらしてくれますが、経営者の至上命題はあくまでも「お金を稼ぐこと」ということをお忘れなく!
[お金]
彼らがポケットの中に持っているお金です。このお金は埋葬しないともらえません。
※経営者たちは荼毘に付されていない人間からお金を奪うほど道徳心に外れた行動はしないのです。
[裏面]
カードの裏面は性別も職業の貴賎も関係なく、平等に「死後の姿」が描かれています。
殺害された客は、裏返すことで死体となります。
死んでしまえばコストにかかわらず、特殊な場合を除いて「1体の死体」として扱います。
【ゲームの手順】
[夕方]
スタートプレイヤーは入り口スタックの宿泊客カードを上から順に公開し、部屋が埋まるまで招き入れます。(鍵のない部屋に招き入れることはできません)
どの部屋にどの客を迎え入れるかはスタートプレイヤーの自由です。しかし、招いたあとで部屋を変えることはできません。
このとき、コンシェルジュによってルームサービストークンが置かれている場合、そのトークンの持ち主は客のコスト分の資金を得ます。
[夜]
いよいよ本領発揮です。あなたの資金の稼ぎ時となります。しかし、全てをなすには時間が足りません。あなたに許されている行動は2つのみなのです。ここで大切なことは「重複したアクションを2つ行っても良い」「順番は問わない」ことです。
宿泊客カードには[0]~[3]のランクが示されています。
宿泊客カードを対象として何かしらのアクションを実施する場合、常に[0]~[3]枚の手札を捨てる必要があります。
例)コスト[0]の《新聞少年》は買収する時も殺害する時も手札を必要としません。しかし、《警部》はコスト[3]のため、それぞれのアクションで手札を3枚ずつ捨てます。
捨てられた宿泊客カードは、《小作人》は酒場にとどまります。それ以外は旅を続けるため、出口スタックに置かれます。
消費した客は、それぞれのアクションに対応したアイコンを持っていれば、旅を続けることなくあなたの手元に留まり続けます。(捨てた瞬間に戻ってくるのです!)
「買収」(コストを支払い宿泊客カード1枚を手札に加える/酒場にいる小作人を最大2枚まで手札に加える)
→ 効率よく仕事を行うための共犯者を募ります。もし、彼らが専門とする仕事に携わっていたら、なんと、いくばくかの宿泊料でずっととどまってくれるのです!
質は問わない。とにかく人手がほしいという経営者は酒場にたむろっている小作人の力を借りることもできます。彼らはコストを必要とせず、しかも一気に二人も雇うことができます。(その上、旅を続けることなく仕事が終われば酒場へと戻ります)
「建設」(手札にあり、施設機能を持つ宿泊客カードをコストを支払って場に設置する)
→「買収」で雇った共犯者の中には、コストを支払うことで敷地内に施設を建ててもらうことができます。
施設は例外を除いて死体を埋めることができるだけでなく、あなたが利益を得るため、または資金をもたらしてくれることに役立ってくれるでしょう。
「殺害」(客室にいる宿泊客カードを裏返してあなたの場に置く)
→ 宿泊客の巡礼の旅は、来世に向けての長い旅立ちとなります。
この段階ではまだお金は得られません。また、手札にいたり施設を建てた共犯者を殺す非人道的行為はできません。
「埋葬」(裏向きの宿泊客カードを施設の下に置き、現金を得る)
→ 死体となった“元”宿泊客を施設の下に埋めることで、はじめてお金を得ることができます。
他のプレイヤーの施設に埋めることも可能ですが、その場合は資金は山分けとなってしまいます。
※プレイヤーエイドカードは〔納屋〕の機能を有しています。つまり、1体分の死体は埋めることができます。
ランクが高い死体ほど多くのお金が得られます。しかし、どのプレイヤーも40フランを超えて現金をもつことができません。では、どうすればもっと多くのお金を得ることができるのでしょうか? その答えは事項に記します。
「換金」(パス、10フランごとに小切手に変換するまたはその逆を行う)
→ 着々と儲けていくと、贅沢な悩みが出てきます。「40フラン以上のお金を蓄えることができない」のです。
「共同経営者」とはいえ、誰よりも多くのお金を持っている必要があるため、余剰の(または余剰が見込まれる)現金を10フランずつ小切手に変換していきましょう。
また、手持ちの現金が心許ない場合も、小切手を現金へ変換できます。
特に、あなたの共犯者は小切手を信用していません。
プレイヤーが2つのアクションを終えたら、次のプレイヤーは2つのアクションを実施します。全てのプレイヤーがアクションを終えると、朝がやってきます。
[朝]
朝、旅人たちがチェックアウトを行います。このアクションは、全てのプレイヤーが同時に実行していきます。
「旅立ちと支払い」(部屋にいる宿泊客カードを出口スタックに起き、宿泊料を受け取る)
何事もなかった幸運な宿泊客カードを出口スタックに置きます。
この時、プレイヤーの鍵が置かれていた部屋に泊まっていた宿泊客は鍵1つごとに1フランをそのプレイヤーに支払います。(資金トラックを移動させます)
「警察官の捜査」(埋葬されていない死体のチェック)
宿泊客は自らの旅へと向かうのですが、注意しなければならない宿泊客がいます。……警察官です。警察官が一人でも宿泊していたら、彼らは埋葬していない死体を直ちに見つけ、捜査を開始します。ただ、彼らは無能なので死体を村の埋葬人に埋めさせるよう指示するものの、あなたを逮捕するということはありません!
しかし、埋葬人が死体を埋めると次の困ったことが起きます。
死体はゲームから取り除かれるため、あなたはその死体から得る予定だったお金を得られません。せっかく苦労して殺したのに、です。
その上、10フランも支払わなければなりません。(資金トラックを10後退させるか、10フラン小切手1枚をストックに戻す)共犯者と違い、小切手払が有効なのですが、大金を失うことに変わりはありません。
埋葬人は情け容赦なくきっちり取り立てますが、あなたが10フラン未満しか持っていない場合は、そのあり金全てで勘弁してくれます。
ですから、宿泊客に警官がいる場合は「そのアクションで死体を埋めることができるか」に用心してください。時には涙をのんで殺すことを諦める、それもまたお金を稼ぐ秘訣です。
注意すべきは、「宿泊客に警官がいて、埋められていない死体がある場合」に警官は捜査するということです。なので、警官が宿泊客になった場合は以下のアクションが有効です!
「共犯者への支払い」(手札の数だけ資金トラックを減らす)
協力者へお金を支払います。
お金は一律に一人(一枚)につき1フランです。
お金を払えない、払いたくない場合は、それらのカードを出口スタックに起きます。そのカードが小作人の場合は酒場に起きます。
『金の切れ目が縁の切れ目』とはいえ、離れていった共犯者はあなたに告げ口をすることはありません。
すべての処理が終わったら、スタートプレイヤーカードを左に渡し、新たな夕方を、そして不幸な(あるいは幸運な)宿泊客を迎えます。
【ゲーム終了チェックと終了時の得点計算】
[入り口スタックの枯渇と補充]
入り口スタックに宿泊客が最初に尽きたとき、出口スタックの宿泊客をよく混ぜて2回目の入り口スタックとしてゲームを続行します。
2個目の入り口スタックが尽きたとき、ゲーム終了です。このとき、部屋が満室で無くてもプレイは行います。
※ただし、プレイ人数よりも宿泊客が少ない場合は、これらカードを直ちに出口スタックに置き、ゲーム終了になります。
[得点計算]
ゲーム終了時にお金をもたらすランク3の効果が解決され、その分だけの現金を得ます。(40フランの上限があることに注意してください!)
現金トラック上の所有額と小切手1枚につき10フランを所持金に加えます。
このとき、一番所有額が多いプレイヤーが勝者となります。同額の場合は、それぞれの手持ちの埋葬した死体の数が多いプレイヤーが勝者です。
それでも同じの場合は引き分けなので、もう一度、しのぎを削り合いましょう。
皆様の「経営」に繁栄があらんことを!
のサイクルを繰り返し、誰よりもお金を得ることを目指します。
すっ飛ばした[3]と[4]の時点でお察しはつくと思いますが、卓が立つたびに「こいつを○そう」「早く埋めないとサツが来る」などの不穏当な言葉が飛び交うボードゲームです。
スタートプレイヤーがどの宿泊客をどの部屋に招き入れるかを決めたあと、手番ごとに
を2回だけ(重複可)実施していき、何も起きなかった幸運な宿泊客からいくばくかの宿賃をいただきターン終了。最終的にお金を稼いだ人が勝者となります。
各々のアクション全てにおいて多くの手札が必要になるので、建設や埋葬が得意な宿泊客をうまく買収してサイクルを完成させるエンジンビルド的な要素もあります。
といったシステムも「2回しかアクションを選べない」ジレンマを加速させます。
ゲーム終了後、「どんな客が被害に遭ったか」の感想戦も盛り上がり。(性質上、警察官が対象になりがちですが)
テーマもフレーバーも「不謹慎」そのものなのにメカニズムとアートワークが素晴らしい作品です。
さて、年が明けて最初にやったことはボードゲーム『千本鳥居』による「初詣」でした。疲れが出たのか正常な判断力を失っていてプレイミスで負け。
そして、目が覚めて新年を占ってみようとおみくじ代わりにプレイしたのが
『アグリコラ』。今度は強力な職業に助けられ、63点とハイスコアをたたき出せました。
『テラフォーミング・マーズ(拡張入り)』やら『ブラッディ・イン』やら。写真に撮り忘れましたが『みんなでソロキャン!』も行っています。
そして、お正月と言うことでおせち料理を味わいました。
まさに、山海の幸。去年はほとんど外食ができなかった鬱憤を晴らすかのようです。
見た目や味はもちろんのこと、「冷やした状態が一番美味しい」よう味付けされているのが感動です。
そんな、宅内での時間を過ごした年の初め。
この日のZENタイルは、おせちの味に全てが持って行かれました。マイナス感情はプレイミスで負けたことだったり、宅内での仕事があったり。
昨年末に注文していたので「まぁ、海外からだから届くのは年明けだろう」と高をくくっていたら届いてしまいました。
『テラフォーミング・マーズ』拡張プレリュード(英語版)です。
内容はカードのみで
で構成されています。この、「プレリュード」が本格超の最大のキモ。
これらのカードはゲーム0ターン目に2枚(企業によっては3枚)発動。
など、様々な恩恵にあずかることができます。この“前奏曲”、プレイ時間の短縮や序盤のもたつきを軽減するだけではなく、ソロプレイ時の成功率を遙かに高めてくれました。
通常より少ないTRとターン制限がある中、一人でグローバルパラメータを上げきらないと負けてしまう性質上、序盤からの資源産出やパラメータの底上げは「頼もしい」の一言ではすみません。
反面、通常ルールでは14世代が12世代でクリアするというハードルが課せられていますが、それをものともしないスタートダッシュ。
順調にTRが上がり……
リミットとなる12世代目で全てのパラメータを基準値まで上げられました。しかも、都市を2つ置いた状態でクリア。
現時点では日本語版が手に入らないという難点はありますが、ソロプレイヤーにとっても「必須」と言い切れる拡張です。
座右の一本となったZENタイル。実は、記録できるのは一日だけではありません。
Ver.1.1で最大12の区切り=1年分を記録できるようになりました。そんなわけで、今年最後の投稿は1年をタイルでざっと振り返ってみたいと思います。
1月:iPad miniを購入したのが、今のように筆まめになった全ての始まり。「アプリ版『アグリコラ』を快適にプレイしたい」がそもそものきっかけでした。
2月:ボードゲーム『真打』に触発されて寄席に行ったり。この月にZENタイルを入手しています。
3~6月:緊急事態宣言で勝手がまるっと変わり、その対応に余儀なくされました。
7~8月:万年筆や紙の手帳を再開。記録するのが楽しかったですし、色とりどりのインクでいい紙に各会館がありました。
9月:新しいPC入手。デジタル版の「積みゲー」が加速した時期でもあります。
10~11月:デジタルカメラを新調。素敵機能満載で、そのできばえの美しさに驚きがありました。
12月:デジタルゲームが一段落し、いいボードゲームに巡り会えた月です。
こう、1年の記録ができたのも日々の記録のたまもの。
2021年もこの週間が続くことに期待です。
まず、今年購入したボードゲーム一覧はこちら全39本。
中には『NEWTON』プロモのようにカード数枚ってのもありますが1本は1本というカウントです。
さて、自分が選んだ『2020年に入手したボードゲーム大賞』は
の2本。そして、特別賞として
『コーヒーロースター』(バッグビルディング、バースト)
です。24日の時点でノミネートされていなかった作品が入ってしまうのは予定外でしたが、これを1月に買っても結果は同じでしょう。とかく、自分の好みに合ったソロゲームでした。
次に大賞となった二作品。逆順にご紹介です。
『ぬくみ温泉繁盛記』
「これぞ王道」と言わんばかりのワーカープレースメントではありますが、ダイスが絡むために経験者絶対有利とならない絶妙なバランス。
タイル配置は温泉旅館を増築していく雰囲気に満ち溢れていますし、配置後、それらは勝利点になりますしラウンドごとに資金や食料を提供してくれます。
そのため、飯の支払いが緩くなり拡大再生産の醍醐味も味わえます。何より、助っ人が
・資源の仕入れ
・出目の操作
・勝利点
と八面六臂の活躍を見せて本ゲームならではのオリジナリティを加えています。システムよし、アートワークよし。これこそ、温泉宿でゆっくりとソロプレイをしたい逸品です。
『大鎌戦役』
文句なしです。デジタル版の総プレイ時間が全てを物語っています。
実在の国をモデルにif世界の東欧を駆け巡る爽快感。テーブルトップの方でもミニチュアやリソースを手にとる質感は堪えられません。
彼我の勢力/マットに応じて戦術をギアチェンジをしていく様や、どこに戦力を集中していくかのアブストラクト。そして終局となる星章を獲得しても勝てるかの読み合い。
・内政と進軍のバランス
・エリアマジョリティと各個撃破のリスクの天秤
・スチームパンクかつ牧歌的なアートワーク
など、物理的なコンポーネントの重さも広さも全てが「ユーロゲーム」という形でした。
以上3作品が自薦の賞となりましたが最後にもう1本。
『ZENタイル』
タイムラインに「その時、どう感じたか」を配置するのみ。配置するのみなのに
・その時に何が起きたか
・どういう感情が発生したときにトラブルが発生しているか
・ネガティブな感情をプラスにするためのコントロール
が鍛えられました。今年、Weblogを再開して日毎のエントリーが途切れなかったのも紙の日記が再開できたのも、この禍のさなかでも心の平静を保つよう努めていられたのも、このZENタイルのおかげ。
故にボードゲーム大賞と言うより座右の一本。『Item of the Lifetime』です。
そんなこんなで2020年は、ボードゲームという点においては素晴らしい作品に出会えました。
確率計算、カウンティング、チキンレースなどの要素をギュッと詰めた思考と至高の一人用ゲームです。
ゲームの名前が示すとおり、プレイヤーはコーヒーの焙煎士。
一連の流れを担当します。
こちらが準備。右上の葉書がローストしていくコーヒー豆。その上のトークン類が袋に入れる「材料」となります。
あとは先に示したように温度を上げながら豆を焙煎。フレーバー効果を持つチップの効果を用いながら不純物を取り除いたり甘みを加えたり。
温度によっては味を阻害する煙が添加されてしまったり、焙煎の度合いが急加速してしまうので、この「いつ止めるか」のタイミングがシビアです。
焙煎を止めたらいよいよカップテスト。
袋から焙煎された豆やフレーバーを載せていきます。このとき、焙煎しすぎても足りなくても得点にならず、不純物が混ざっていたらその分マイナスと、焙煎以上にシビアな展開が待ち受けています。
逆に、それらを乗り越えて高得点となった時の喜びは実に得がたいです。
など、悩みどころも考えどころもありすぎて、それこそ上質のコーヒーを味わったかのような濃密な時間を過ごせます。
「特殊効果を覚えるまでは何度もルールブックを見返さなくてはならないのに、テキストが難解」
「一人用ゲームにしては箱が大きいし値段もちょっと考える」
という弱点はありますが、それを差し置いても一人静かに考えながらゲームをしたいという方にうってつけのボードゲームです。
個人的には:
トークンを最初から仕分けることができるよう仕切りになっている内箱の新設設計に感動しました。
楽しみにしていたものと、当面は見たくないものが同時に届いた夜でした。
一つはフレーバーティーを詰め合わせた福袋。この間のボドゲ納めの時に「残り1個」ということで手に入れたものです。
そしてもう一つはクレジットカードの明細。12月にそれなりに使ったので覚悟はある程度完了していましたが、こうやって改めて総額を見ると
「正月は節制するしかないな」
と改めて理解した次第です。
この日のZENタイル配置。
自分の設定ミスが元でうまくいかなかった「恥」と、帰宅直後に届いたいいものと悪い知らせが表れていました。
ボードゲームの収納(や関連行動)を行った日でした。
【収納】
ボードゲーム『アイル・オブ・キャッツ』をオーガナイザー付きで整理したのは先に投稿したとおり。
また、古着を整理してカラーボックスを一段開け、なんとか収納スペースをひねり出しました。
【分類】
ソロ専用ゲーム『コーヒーロースター』を開封。ゲームで用いるトークンを種類ごとに収納できるという素晴らしい機能に感動。
このゲーム、ルールの理解こそ何がありますが、それを乗り越えたあとの楽しさは想像を超えていましたので、別途、改めて投稿する予定です。
【ラベリング】
しれっとラベルライターを新調したので、今年の推しゲーの一つとなった『ぬくみ温泉繁盛記』のコンポーネントを一つ一つラベリングしていきました。
これによって、ゲーム中に発生しがちの資源の取り違えを防ぐとともに、「どこに何を収納すればいいか」をより明確化し、収納のダウンタイムを削減しています。
なお、
この日のZENタイルはこの形。『アイル・オブ・キャッツ』の猫の収納スペースに猫が入って癒やされたり、新しいボードゲームに熱中したり。これで、まだ仕事が終わってなければよかったのですが。
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