投稿者: manualmaton Page 171 of 265

消費のツケと節制と。(2020年12月28日のZENタイル)

楽しみにしていたものと、当面は見たくないものが同時に届いた夜でした。

一つはフレーバーティーを詰め合わせた福袋。この間のボドゲ納めの時に「残り1個」ということで手に入れたものです。

そしてもう一つはクレジットカードの明細。12月にそれなりに使ったので覚悟はある程度完了していましたが、こうやって改めて総額を見ると

「正月は節制するしかないな」

と改めて理解した次第です。

この日のZENタイル配置。

自分の設定ミスが元でうまくいかなかった「恥」と、帰宅直後に届いたいいものと悪い知らせが表れていました。

収納、分類、ラベリング。(2020年12月27日のZENタイル)

ボードゲームの収納(や関連行動)を行った日でした。

【収納】
ボードゲーム『アイル・オブ・キャッツ』をオーガナイザー付きで整理したのは先に投稿したとおり。

また、古着を整理してカラーボックスを一段開け、なんとか収納スペースをひねり出しました。

【分類】
ソロ専用ゲーム『コーヒーロースター』を開封。ゲームで用いるトークンを種類ごとに収納できるという素晴らしい機能に感動。

このゲーム、ルールの理解こそ何がありますが、それを乗り越えたあとの楽しさは想像を超えていましたので、別途、改めて投稿する予定です。

【ラベリング】
しれっとラベルライターを新調したので、今年の推しゲーの一つとなった『ぬくみ温泉繁盛記』のコンポーネントを一つ一つラベリングしていきました。

これによって、ゲーム中に発生しがちの資源の取り違えを防ぐとともに、「どこに何を収納すればいいか」をより明確化し、収納のダウンタイムを削減しています。

なお、

この日のZENタイルはこの形。『アイル・オブ・キャッツ』の猫の収納スペースに猫が入って癒やされたり、新しいボードゲームに熱中したり。これで、まだ仕事が終わってなければよかったのですが。

ボードゲーム『アイル・オブ・キャッツ』開封と専用オーガナイザー導入。

今月、満を持して日本語版が発売されたボードゲーム『アイル・オブ・キャッツ』をオーガナイザーとともに入手しました。

今回のオーガナイザーはMeeple Ralty製。

コンポーネントが多段式になっていたり、家/船の形をしていたりと遊び心と機能性を両立させています。

そうして、膨大なカードやタイルがスッキリと箱の中に収まりました。この爽快感がたまらなくてオーガナイザーを利用しているまで見えます。

ちなみに、このゲームは名前が示すとおり猫を前面に押し出しています。ですので、蓋は「ゲーム中に猫を入れよう」と書かれています。

このために我が家の猫を……

呼ぶまでも無く来ました。さすが、銀河(ガイアプロジェクト)を崩壊させただけはあります。

後はルールを読み込んだり並べてみたり。これは正月休みの楽しみです。

ボードゲーム『ぬくみ温泉繁盛記』二度目の対戦。

超王道のワーカープレースメントながらタイル配置や助っ人の活躍が楽しい『ぬくみ温泉繁盛記』。機会に恵まれ、再びの対戦。

前回、いけす&菜園コンボでしたが、今度は正統派の客室と庭園、岩風呂で攻めました。

最終版で卵のセットコレクションも決まり、

5点差で勝利。なんと、助っ人を一切出さない中での勝利となりました。

改めておもったことは

  • タイルの素点が強い。
  • 助っ人は配置せずとも仕入れや出目の調整で強い。
  • 支払いがとても緩いので、当初のイメージ通りの戦略が取れる

こと。この手のゲームにしては比較的短期間で遊べますし、リプレイ製も高いと、実に素晴らしいゲームだとお改めて思いました。

お茶の効用。(2020年12月24日のZENタイル)

ご時世がご時世で迂闊にコンビニで買い物ができにくくなったということで、ここ一週間ほど、勤務中にお茶(ティーバッグ)を飲み始めました。

昨日はクリスマスイブということで、季節のアソートパックに入っていたこんなフレーバーティーを頂いておりました。

工夫をこらした風味や香りがあるんだと改めて思い知らされたと同時に、お茶によ効果が出始めてきました。

・自己体調チェック
 → ウィルスは味覚や嗅覚がやられるとのことなので、「お茶の香りの違いがある」と判断できるうちはまだ健康だと自覚できます。

・血の巡り
 → お湯が定期的に摂取されるので、血行不良による頭痛が改善されてきていました。

・「眠気」のコントロール
 → 言うまでもなくお茶の主要成分であるカフェインのおかげ。お茶のそれはじわじわと効くタイプなので「飲みすぎて夜眠れなくなる」も今の所ありません。

気分に合わせ、様々な味や香りが楽しめるとあっては、当面は飽きることはないと思いました。

この日のZENタイルはこの形。

クリスマス限定のお茶の美しさや、夕飯の素晴らしさなどがありました。「楽」が下の方にあるのは単に置き忘れです。

2020年私的ボードゲームまとめ。

1年の総決算期。今年買ったボードゲームで良かった作品をノミネートしていきます。

1.エバーデール(ワーカープレースメント/セットコレクション)
とにかく中央に置かれるボードが派手派手。全体的なラウンドは4なのに、次々にコンボが連鎖して場が整っていく様は小気味が良かったです。

2.真打(セットコレクション/ドラフト)
「落語」のイメージを全面に出し、システムもルールも実によく寝られていました。これをプレイしたあとに実際に寄席に訪れたほどです。

3.大鎌戦役(アクションセレクト/エンジンビルド)
様々な意味で重いゲーム。if世界の東欧を舞台に「メック」と呼ばれる機会が闊歩するテイストはもちろん、生産拠点の確立やエリアマジョリティの展開など、どれもが「これぞ」というのにふさわしいものでした。

4.アンダーウォーターシティーズ(ワーカープレースメント/セットコレクション)
海中都市の構築ゲーム。箱庭も、カードのコンボも、拡大再生産とモデルとなったシステムが透けて見えながらもオリジナリティあふれるゲームは得難い感覚です。

5.コールドウォーター・クラウン(ワーカープレースメント/セットコレクション)
この手のゲームにしてはライトに、そして運が絶妙に絡む釣りゲーム。折しも自宅待機の時期でしたから、このゲームでアウトドア気分を味わえたのは行幸でした。

6.ガイアプロジェクト(アクションセレクト/エンジンビルド)
ゲームの重さという点では先の『大鎌戦役』に勝るとも劣りません。運の要素がまったくなく、完全に実力が問われる戦略ゲーム。「どうすれば得点を稼げるか」で一日中遊んでいられました。ソロプレイのシステムも素晴らしかったです。

7.フレッシュウォーター・フライ(ダイスドラフト/セットコレクション)
『コールドウォーター・クラウン』と同じデザイナーの渓流釣りに特化した釣りゲーム。運が絡むのは同じですが、ハッチに合わせて毛鉤を変えたり上流から流して本命を釣り上げようとしたり。

8.ユーコン・エアウェイズ(ダイスドラフト/ピック&デリバリー)
カナダのユーコン準州を舞台に水上機をあちこち飛ばしていきます。飛行機のコクピットを模した個人ボードは各種機能をアンロックしたり得られるボーナスを増加させるメカニズム。作者の実体験をもとにしただけあり、とても良く寝られたゲームでした。

9.ぬくみ温泉繁盛記(ワーカープレースメント/タイルプレースメント)
超王道のワーカープレースメント。飯の支払いがとてもゆるいためとっつきやすく、ダイス運が絡むので経験者絶対有利が程よく緩和されています。施設タイルによる拡大再生産もあり、八面六臂に活躍する「助っ人」に助けられたりと楽しさ満点です。

10.ハーベイシャス(セットコレクション/チキンレース)
ひたすらに簡単なルールに比してジレンマに満ち溢れ、熾烈な読み合いが激しいプランター栽培ゲーム。「得点の機会」と「ゲームが終わるタイミング」の2点のバランスがとても悩ましいものでした。

以上10作品。個人的な大賞その他は大晦日あたりに。

年末進行。(2020年12月22日のZENタイル)

昨日のZENタイルによる感情の配置はこんな感じ。

朝ごはんが想像以上の辛さだった「熱」に本来の意図と異なるレポートを初稿で書いてしまったという「恥」。

それでも、指摘を受けて改善したらあと一歩だと評価いただいたので「望」があります。

気がつけば、2020年の終わりまで1周間とちょっと。本当に様々なことがありましたが、幸い、今年から色々な記録をしています。

今後一週間ほど、それらの記録を遡りながら、今年を振り返っていこうと思います。

可視化されそうなパターン。(2020年12月21日のZENタイル)

ZENタイルで見えてきたものの一つに、「いつ、どんな感情が発生したか」のパターンを追うことができるがあります。

この日のタイル配置はこんな形。

あと少しで業務が終わるというタイミングで、記憶違えのミスが発生。大事には至らなかったものの、油をしぼられました。

翻って、「自分が失敗した時の感情の記録」を見てみると

・いいことがあった翌日
・あと少しで終わるという緊張の緩み

の2パターンがあるというのが感覚でつかめてきました。ミスを完全になくすことは出来ないだけに、

この、「感情の配置」状況で、なにか、改善案が見えてきそうな気がします。

記憶のロギング、記憶のトリガー。(2020年12月20日のZENタイル)

日曜日の午前中――

溜まっていた日記を片付けていました。

途中、猫が入り込んでいて豪快にスペースを専有する出来事もありましたがなんとか完遂。

それからボードゲームのソロプレイをやったりその記事を書いたり。そして、せっかく購入したプリンター。思い入れのある写真を出力してみようとアーカイブを漁ったら

年末年始を京都で過ごした時の写真が出てきました。見返すだけで

 ・大晦日の朝、清水寺を参詣後に雪が降りはじめたこと
 ・八坂神社まで歩いていたら「これは積もる」と先んじて金閣寺に行けたこと
 ・ついでだからもっと雪深くなるところに行こうと貴船神社まで足を伸ばしたこと
 ・翌日(元日)、大原で素晴らしい雪景色を見られたこと

などがありありと思い出されてきました。

こういう記憶のトリガーとなるものを一つでも残すため、写真だけではなく日記(そして日記となるZENタイル)をやっているのだと思いました。

この日のZENタイルはこの形。またしても朝早くに起きてしまったこと、書き物の成果に満足だった日中帯です。

ボードゲーム『千本鳥居』感想。

戦略とジレンマが満載のインタラクティブなソロモードを備えるタイル配置ゲームです。

とはいえ、ゲームの主眼はどちらかと言うとネットワークコネクションとセットコレクション。タイルを配置し、マークとマークをつなぐ最短距離の道を構築。構築後、その途上にある「鳥居」をくぐることでトークンを入手。

このトークンは消費することでキャラクターの能力を発動したり5個/10個集めることで勝利点としていきます。(交換は強制かつ負荷逆)

キャラクターの能力は

  •  行商人(タイルの交換)
  •  侍(タイルを置けなくする)
  •  歌人(途中のマークを隠し、最短距離を伸ばす)


などどれも強力でトークンを消費する価値は十二分にあります。しかも、発動するごとに勝利点が得られるオマケつき。

道は全プレイヤーが使うことができる上に上記のキャラクターの強力さが相まってトークンはゲーム進行と共に増えていきます。そのため、収束はあっという間。

山札のタイルが尽きたらゲーム終了のトリガー。

  • トークン交換による勝利点タイル
  • キャラクターの力を借りたことによる勝利点
  • 勝利点タイルを全て集めたことによるセットコレクション

で得点計算を行い、一番勝利点を稼いだ人が勝者となります。

ソロプレイは最近のトレンドである専用ボード。ベテランのお遍路「おナツ」と競います。

こちらが(キャラクターの能力を使わない限り)1枚しかタイルを置けないのに、おナツは2枚。

しかも、トークンを得ることなく勝利点タイルを稼ぎます。その上、標準ルールではおナツのボードに鳥居つきのタイルが配置されたら

 ・赤:キャラクターの勝利点タイルを得る
 ・青:プレイヤーのトークンを捨てさせる
 ・赤&青:追加のタイルを配置する(!!)

とやりたい放題です。

そのため、自分の勝利点を催促で稼ぐだけではなくおナツが有利となる行動をさせない立ち回りが必要です。

総じて、わび・さび漂うアートワークとは裏腹にタイルプレースメント(ネットワークコネクション)特有の計算力が必要な良作品でした。

Page 171 of 265

Powered by WordPress & Theme by Anders Norén