投稿者: manualmaton Page 118 of 277

growiサーバのログローテーション。

この記事で設定していたgrowiサーバ、ログの設定が漏れていたので追加しました。

手順

すべて管理者権限で実施しています。

ローテート設定追加

vi /etc/logrotate.d/growi

 ファイル内容

/var/log/nginx/chisataki.lyco.reco/*.log {
    daily
    rotate 10
    missingok
    notifempty
    sharedscripts
    compress
    delaycompress
    postrotate
        /usr/sbin/nginx -s reopen >/dev/null 2>&1 || true
    endscript
}

今回は

  • 日毎にログを取る
  • ローカルなので保存期間は10日

としています。

動作確認

logrotate -d /etc/logrotate.d/growi

でエラーが出ないことを確認しました。

ボードゲーム『ぬくみ温泉開拓記』ソロプレイで見過ごしやすいこと。

ここのところ、平日の夜でも本作のソロプレイを行っています。

そんな中、見落としやすいポイントが2つあったのでメモを残します。

NPCの最短距離

ソロプレイではNPCがぬく丸スポットを目指し「最短距離」で歩いていきます。

この「最短距離」というのがポイントであり、

普通に歩くのではなく馬車を用いたほうが歩数が少ないのであれば、NPCはその手段を執ります。(そして、どの距離が近いかはプレイヤーが知っているはずです)

NPCの足跡の扱い

NPCはダイスに沿って移動します。そして、その移動した「足跡」全てにキューブを置きます。

このキューブの上にプレイヤーは施設を建てることはできません。そして、これらのキューブは「施設」として扱います。したがって

土産物屋や工芸品の店といった周囲の施設によってボーナスが見込める施設の恩恵に預かることができます。

この、貿易商のように得られる資金の数で追加の勝利点を得るパートナーでは特に注意が必要でした。

nginxとapache連携。(リバースプロキシー&SSLアクセラレータ)

自室のサーバに専用redmineを運用するようになって半年ほど。一つの課題が浮かび上がりました。

課題

現状、

  • redmine
  • フォトアルバム
  • growi

を自宅サーバ群で運用中。Webサービスが増えるたびに「証明書更新をサーバ毎に行うのが面倒」です。ワイルドカード証明書を用いて、シンボリックリンクの張り替えで済むようにしてもなお各サーバに同じ設定を行うのは手間がかかる上にミスが生じる温床となります。

施策

そこで、既にgrowiサーバで運用しているnginxのリバースプロキシーをredmineにも拡張するようにしました。

やりたいことは以下です。(IPアドレスとドメインは便宜上です)

sequenceDiagram participant クライアント participant nginx as nginxサーバ<br> 192.168.1.30<br>abc .local participant redmine as redmine<br> 192.168.1.99<br>xyz.local クライアント->> nginx: abc.localにhttpアクセス par クライアント~nginxはhttps通信 note over nginx: httpsにリライト nginx -->> クライアント: httpsでの接続要求 and nginx~redmineはhttp通信 クライアント ->> nginx: redmineにhttpsアクセス note over nginx: SSLデコード nginx -->>+ redmine: クライアントからの要求を<br>redmine(xyz.local)に送信 redmine -->>- nginx: redmineのデータを送信 end nginx ->> クライアント:redmineからのデータを<br>abc.localとしてhttpsで送信

サクッとまとめると

  • redmineサーバのリバースプロキシーとしてnginxを利用
  • クライアント~nginxは常時SSL通信
  • nginx ~ redmineはhttp通信

これにより、SSLを導入する箇所をnginxサーバのみとします。

前提

以下を用意しています。

  1. nginxサーバ (仮IP: 192.168.1.30)
  • mkcertでローカル証明書を導入済み
  1. redmineサーバ(apacheで稼働)(仮IP: 192.168.1.99)
  2. ローカルDNSに以下を登録します。(自分の環境に読み替えます)
  3. abc.local - 192.168.1.30
  4. xyz.local - 192.168.1.99

環境

ともにUbuntu Linux 20.04系で動いています。

手順

全て管理者権限で実施します

redmineサーバでの設定(apache)

以下、ファイルを編集します。

vi /etc/apache2/sites-available/redmine.conf
ファイル内容
<Location /redmine>
PassengerBaseURI /redmine
PassengerAppRoot /var/lib/redmine
Require all granted
</Location>

Alias /redmine /var/lib/redmine/public

<VirtualHost 192.168.1.99:80>
    ServerName  abc.local
    ErrorLog /var/log/redmine/error.log
    CustomLog /var/log/redmine/access.log combined

        RewriteEngine On
        RewriteCond %{HTTP_HOST} ^abc\.local
        RewriteRule ^/$ http://abc.local/redmine/ [R]
</VirtualHost>

設定反映

a2ensite redmine.conf
apache2ctl configtest
#Syntax OKを確認
systemctl restart apache2

nginxサーバでの設定

hostsファイル追記

vi /etc/hosts
追記内容
192.168.1.30 abc.local

nginx confファイル作成

vi /etc/nginx/sites-available/redmine.conf
ファイル内容
upstream abc {
       server 192.168.1.99:80;
}

server {
        listen 80;
        server_name abc.local;
        server_tokens off;
        return  301 https://$host$request_uri;
        access_log /var/log/nginx/redmine/access.log;
        error_log /var/log/nginx/redmine/error.log warn;
}

server {
        listen 443 ssl http2;
        server_name abc.local;
        server_tokens off;
        ssl_session_timeout 1d;
        ssl_session_cache shared:SSL:50m;
        ssl_session_tickets off;
        ssl_dhparam /etc/nginx/dhparam.pem;
    #openssl dhparam -out /etc/nginx/dhparam.pem 2048 として作成します(環境によっては5分以上かかります)
        ssl_ciphers ECDHE-ECDSA-AES128-GCM-SHA256:ECDHE-RSA-AES128-GCM-SHA256:ECDHE-ECDSA-AES256-GCM-SHA384:ECDHE-RSA-AES256-GCM-SHA384:ECDHE-ECDSA-CHACHA20-POLY1305:ECDHE-RSA-CHACHA20-POLY1305:DHE-RSA-AES128-GCM-SHA256:DHE-RSA-AES256-GCM-SHA384;
        ssl_prefer_server_ciphers off;
        add_header Strict-Transport-Security 'max-age=63072000';

        ssl_certificate /etc/certs/local.crt;
       # 証明書のパスに読み替えます
        ssl_certificate_key /etc/private/local.key;
      # 秘密鍵のパスに読み替えます

        access_log /var/log/nginx/redmine/ssl_access.log;
        error_log /var/log/nginx/redmine/ssl_error.log warn;

        proxy_set_header Host $host;
        proxy_set_header X-Real-IP $remote_addr;
        proxy_set_header X-Forwarded-Host $host;
        proxy_set_header X-Forwarded-Server $host;
        proxy_set_header X-Forwarded-For $proxy_add_x_forwarded_for;
        proxy_set_header X-Forwarded-Proto https;
        proxy_max_temp_file_size 10240m;
        client_max_body_size 10240m;
        proxy_buffer_size 10240m;
        proxy_buffers 10 10240m;
        proxy_busy_buffers_size 10240m;
        proxy_redirect off;

       set $proxy_target  'abc';

       location / {
          proxy_pass http://$proxy_target;
       }
}

設定反映

ln -s /etc/nginx/sites-available/redmine.conf /etc/nginx/site-enabled/redmine.conf
nginx -t
# syntax is ok と test is successfulを確認します
systemctl restart nginx -t

確認

ローカルNWに接続されているクライアントのブラウザから

http://abc.local

にアクセスし、

  • https://abc.local/redmine の内容が出てくること
  • SSL通信ができていること

を確認します。

ボードゲーム『ぬくみ温泉開拓記』ソロプレイ感想

ソロプレイのみでの感想です。

  • セットアップ/プレイ時間に比して濃密なプレイ体験
  • 適度なインタラクションと心地よい箱庭感
  • 異なるパートナーによる見通しのいい戦略
  • イラストとゲームシステムの一体感

等々、『ぬくみ温泉繁盛記』と比肩できる傑作だと感じました。

【概要】

プレイヤーは開拓担当者として任命されました。パートナーの助力を仰ぎつつ

  • 未開の土地を調査し
  • 資源や名声を蓄え
  • 観光の目玉となる施設を建設し

最終的に街の繁栄に貢献していきます。

【ゲームシステム】

バッグビルディングと呼ばれるタイプのゲームです。(本作のモデルとなった『オルレアン』は未プレイなので違いはうまく説明できません)

資源チップを袋に入れてラウンドごと/イベントごとに指定の枚数を引き、それらのチップを個人ボードに配置することで様々な効果を発揮していきます。

【素晴らしいと思ったところ】

非対称ボードのリプレイ性

プレイヤーボードを兼ねるパートナーはいずれも資源や行動にボーナスを与えてくれ、ゲーム開始時から最終的な得点行動を示唆してくれます。パートナーは6人&両面仕様となっているので、異なる戦略を毎回試すなどのリプレイ性が非常に高いものとなっています。

共通ボードがもたらす箱庭とインタラクション

開拓者が所狭しと駆け巡る共通ボードは建築予定地となっています。ここに

  1. プレイヤーが移動するには資源や能力が必要
  2. 一度施設が建てられると後のプレイヤーは(自分でさえも)上書きできない
    • ソロプレイの場合、NPCが通過した場所には建物が配置できない

が加わることによって、町が発展していく様を目の当たりにすることができます。このため、ラウンドが進むごとにより建設予定地の陣取りがヒートアップしていきます。

また、施設を建設することは

  1. 即時ボーナスを得られる
  2. 勝利点となる
  3. 次ラウンドに引けるチップが多くなる

等のメリット満載。なので、資源集めと施設建設を両立させながらのジレンマに常に悩まされることになります。

助っ人カードの汎用性

『繁盛記』でも大いに役立った助っ人カードはここでも健在。資源の供給や追加移動の付与、最終的な得点行動に寄与してくれます。これによって、幅広いプレイ感をプレイヤーにもたらしてくれます。

【やや残念だと思ったところ】

ずれやすいボード

割と薄めのボードは資源/キューブがずれやすいのが難点。

【まとめ】

  • システムとフレーバーが一致した没入感
  • 複雑なシステムを分かりやすく落とし込んだルールの整備
  • ここ数年のトレンドである非対称性&程よいインタラクション
  • 雰囲気たっぷりの箱庭感

がキチッとまとまった傑作が、この『ぬくみ温泉開拓記』です。

『ぬくみ温泉繁盛記』に次いで、今後のボードゲームのソロプレイの一つの基準となる作品を生み出していただいたことに驚嘆しました。

百均グッズによるボードゲーム『ぬくみ温泉開拓記』収納。

ぬくみ温泉開拓記

2020年に出会って以来コンスタントに遊んでいるワーカープレースメント『ぬくみ温泉繁盛記』。

その舞台やキャラクターを用いた新たなゲームが出たとのことで早速の入手です。

収納

『繁盛記』よりも大きな箱だったので、収納で詰まることはありませんでした。

使った百均グッズ

以下、使った収納グッズと内訳です。

品名数量何を収納したか
マルチケース ハーフサイズ1カード/ぬく丸/ダイス
Case and Case 4分割2黄金以外の資源チップと建物タイル
ピルケース(中身のみ)3黄金チップとお金チップ
スクリュー式ケース4開拓者&キューブ

特に、このスクリュー式ケースは各プレイヤーが使う駒とキューブがジャストで入るマスターピースでした。

マルチケース(ハーフ)もスリーブ入りのハーフサイズカードのみならず隙間にダイスが入ったのも抜けた発想でした。

全て入ったのがこの形。若干の隙間はコンポーネント「布袋」で埋められるので問題ありません。

プレイの感想はまた改めて行います。

ワールドスクウェアで食べたもの、買ったもの。

2年と9ヶ月半ぶりに訪れた東武ワールドスクウェア、前と違う試みをしました。

まずは食べ物。移動中に食べたり前泊していた鬼怒川で食べるというパターンが多かったのですが、園内での昼食です。

日光の名産、湯葉をふんだんに使ったつけ蕎麦。湯葉自体が濃厚なので豚肉/辛いつけダレとも調和します。

付け合わせに湯葉刺しがあるのも心憎い演出でした。

そして、お土産も購入。

実際に東武電車で使われている座席と同じ生地を使ったクッションです。当然のことながら手触りも質感も本物。

それ以上に、こちら、以前から悩ませていた

こちらの背景にも一役買うのではと思いました。

布地が光を適度に吸うので、フィギュア系の背景としても使えそうと思い立ちました。

もう少し光の加減を調節すればうまくいきそうな気配を見せました。

東武ワールドスクウェア訪問。(2022年9月)

2年と9ヶ月半ぶりにここに訪れました。

入るなり東京スカイツリーがお出迎え。既存のレンズで、細部までしっかり撮れるのはここが「ミニチュアの世界」だからに他なりません。

周りがビルではなく木々のタワーブリッジ。

2019年と最近になって作られた『暁の寺』(ワット・アルン)。背後にスカイツリーが顔をのぞかせています。

厳島神社からは「逆さスカイツリー」が見えるのが隠れた名所です。

金閣寺の池ではトンボが止まっていて、スケールを感じました。

器と背景。

旅先で見つけた「可能性を感じる器」です。

この、帽子を逆さまにして取っ手をつけたガラスの器。拭いてもなお埃がうっすら積もっていたあたり、長年店に置かれていたというのが分かります。

この深さや取っ手の輝きは写真撮影の友として役立つとピンときました。

まず、ボードゲームのコンポーネントを入れてみます。

思ったよりも深めの凹みに落ち着いたガラスの輝き。

文具も映えます。特に隙間を埋められるのが大きいです。

ピンポイント背景にもできます。

  • 2年半以上間が空いた旅行
  • 美味しい食事

の他、今後使える器が手に入ったのはとても大きな収穫でした。

旅先に持ち込んだボードゲーム。

車での旅行ということも相まって、2つほどボードゲームを持ち込みました。

アグリコラ

ある意味でソロゲームの基準となっている『アグリコラ』。《夢遊病者》《地質学者》などの強力な職業に助けられての60点オーバー。

ブラッディ・イン

宿泊客を買収したり(中略)してお金を稼いでいくゲームです。(チェックインとチェックアウトの人数が違うというボードゲームでもあります)

これまた、旅行時に持っていくもの。

拡張:旅芸人が入ると

  • 手札が全て減る
  • 小切手/現金が半分減る

えげつないイベントが多々発生するため、最後まで油断できない状況が発生しました。

今回は宿の都合上、「あの空間」でゲームをすることは叶いませんでした。次への課題としたいです。

山の幸。海の幸。

旅行ならではの豪勢な食事を楽しみました。

山の幸

夕食

  • 鮎の塩焼き
  • 牛の陶板焼
  • 鯉の洗い
  • 各種きのこ料理

が特に目を引きます。どれも丁寧に作っていたという印象ですし、(写真には載っていなかった)ミョウガと舞茸の天ぷらもまた山の息吹を感じました。

朝食

きのこのホイル焼きが絶品。その他にも温泉卵が実に滋味溢れていました。

海の幸

舞台は湯檜曽温泉から寺泊へ。

昼食

市場通で頂いた日本海セット。刺し身以上にカニの頭部や魚のあらを豪快に使った味噌汁に驚嘆です。

夕飯

これに関しては、予想の外でした。

  • カニまるごと
  • 伊勢海老とタラバガニの刺し身
  • アワビの鉄板焼
  • 牛ステーキ
  • 天ぷら盛り合わせ
  • ノドグロ煮付け
  • 回線炊き込みご飯

などなど、「豪勢」と呼ぶにピッタリ。手がふやける勢いでカニにがっつきましたし、旨味が凝縮されてたアワビが特筆すべきものでした。

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