月: 2023年8月 Page 2 of 4

ボードゲーム『カム・セイル・アウェイ!』スリーブ入れと収納。

バージョン3、スリーブ入れ対応版です。

スリーブ

ボードゲーム『カム・セイル・アウェイ!』にピッタリ合致する「オールスターデタカスリーブ」という情報を提供いただいて、早速注文。

ピッタリ入り、これで、悩みは解消です。

スリーブ入れ後の収納

スリーブによってカードのサイズが若干大きくなり、厚みも増しました。そうなると、今までの収納が使えなくなるので、

  • 追加客室タイル:TCGケース(Sサイズ)
  • ボーナストークン類:ピルケース
  • 先客カード:TCGケース(Mサイズ)

へとそれぞれ変更。

それぞれ、隙間にもフィットです。

他のカードも入りました。最初と比べて、プレイ感を保ちながらしっかり整理できたと自負しています。

growiのデータ移行。

サーバの整理のため、Growiサイトを別サーバに引っ越すことにしました。

前提

  • 移行元と移行先のGrowiが互いに見えている(同じNW越しにいる)
  • 移行元と移行先のGrowiバージョンが一致している。
  • 移行先のGrowiが立ち上がっていることを確認している。
  • 移行元のGrowiの管理者アカウントを管理している。
  • 利害関係者間で、Growiを移行することに同意が取れている。

さっくりとした手順

  1. 移行先のgrowiで移行キーを発行する。
  2. 移行元のgrowiでデータ移行を開始する。
  3. 移行元のgrowiでデータ移行が完了したことを確認する。

移行先Growiでの作業

  • 移行先のGrowiを立ち上げた状態(ログインアカウントなどは発行していない)状態で、移行先のGrowiにアクセスします。
  • ログイン画面で「データ移行」タブをクリックします。

「移行キーを発行する」をクリックします。

出てきた移行キーをコピーします。

移行元Growiでの作業

  1. 移行元のGrowiで、管理者権限でログインします。
  2. 設定>データ移行に移動します。

上記、移行先で発行した移行キーを貼り付けて「移行を開始する」をクリックします。

※この時、以降元と移行先のバージョンが違うとエラーが出ました。

移行先Growiでの移行確認

  1. 移行先GrowiのURLにアクセスします。
  2. 移行元のアカウントでログインできることを確認します。
  3. 各種データ(添付ファイル含む)が元と同じであることを確認します。

何というか、恐ろしく簡単にデータ移行ができて拍子抜けしました。

Nextcloudのインストール後の対応:cron設定

Nextcloudのインストール後の設定で概要でのセキュリティチェックがパスしましたが、

管理>基本設定で

最終ジョブ実行は %s です。何か問題が発生しています。

と出ていますので、これの設定を行います。

動作を確認した環境

  • Ubuntu 20.04
  • Apache 2.4系
  • PHP8.1
  • Nextcloud 27.0.2

さっくりとした手順

  1. Nextcloud上で設定を変えます。
  2. 一度Cronを走らせます。
  3. Cron設定を行います。
  4. 動作を確認します。

Nextcloud設定変更

  1. Nextcloud>管理>基本設定に進みます。
  2. バックグラウンドジョブをCronに設定します。

Cron作動

NextcloudがインストールされたサーバにSSHログインし、以下を実行します。

sudo -u www-data /usr/bin/php /var/www/html/nextcloud/cron.php

# 自分がnextcloudをインストールした環境に合わせます。
# 筆者環境
# sudo -u www-data /usr/bin/php /home/www-data/nextcloud/cron.php

Cron実行確認

  1. Nextcloud>管理>基本設定に進みます。
  2. 以下のように「最終ジョブ実行は○分前です」が表示されることを確認します。

Cronログ設定

Ubuntu 20.04の初期設定はcronログの出力が無効になっているので、修正します。

cd /etc/rsyslog.d

sudo cp -pi 50-default.conf /path/to/backup/50-default.conf.$(date +%Y%m%d)
# 任意のバックアップディレクトリを指定します。

diff -u 50-default.conf /path/to/backup/50-default.conf.$(date +%Y%m%d)
# 差分がないことでバックアップされていることを確認します。
  • ファイル修正

教義・信仰に合わせたエディタで以下を修正します。

  • 修正前
#cron.*                         /var/log/cron.log
  • 修正後
cron.*                         /var/log/cron.log
  • 設定反映
sudo systemctl restart rsyslog.service

Cron登録

  • crontab起動
sudo -u www-data crontab -e
  • 追記内容
*/5 * * * * /usr/bin/php -f /var/www/nextcloud/cron.php
# 自分の環境に合わせます。
# 筆者環境
# */5 * * * * /usr/bin/php -f /home/www-data/nextcloud/cron.php
  • Cron登録確認
tail -50 /var/log/cron.log
  • BEGIN EDIT (www-data)
  • REPLACE EDIT (www-data)
  • END EDIT (www-data)

と表示されていれば、Cron登録は確認されています。

  • メール設定
  • config.phpの設定
  • メモリキャッシュの設定
  • redis-serverの組み込み
  • cron設定

が終われば、一応、初期準備は済んだと思います。

Nextcloudのインストール後の対応:config.php修正とredis-server組み込み

本記事はNextcloudに関する記事を再構成して2023年8月現在の安定版27.0.2に合わせた設定となっています。

メール設定後、Nextcloudのセキュリティ&セットアップ警告をまとめて対応します。

  • データベースは取引ファイルを見ることに使われています。パフォーマンスをあげるには、可能であればメモリーのキャッシュを設定してください。
  • ご使用のシステムには、デフォルトの電話地域が設定されていません。
    メモリーキャッシュが構成されていません。

動作を確認した環境

  • Ubuntu 20.04
  • Apache 2.4系
  • PHP8.1
  • Nextcloud 27.0.2

さっくりとした手順

  1. 追加パッケージ(redis-server)をインストールします。
  2. config.phpを追記・修正します。
  3. Apacheを再起動します。

追加パッケージのインストール

※Nextcloud 27系からキャッシュサーバの組み込みは推奨となりました。

  • redisインストール
sudo aptitude install redis-server php8.1-redis
# 必要に応じてaptを用いてください。
# 自分のPHPバージョンを付与することを忘れないようにしてください。(でないと、最新のPHPもインストールされます)
  • redisインストール確認
systemctl status redis-server.service
# active (running)を確認します
  • hosts確認
cat /etc/hosts

を実行し、

127.0.1.1       localhost

と表示されていれば、

127.0.0.1       localhost

に修正します。Ubuntu20.04系はなぜかlocalhostを127.0.1.1と設定されるケースがありました。

コンフィグ追記

  • ディレクトリ移動
cd /var/www/html/nextcloud/config && pwd
# 移動先は自身の環境に合わせます。
# そのディレクトリにいることを確認します。
  • バックアップ
sudo cp -pi config.php /path/to/backup/config.php.$(date +%Y%m%d)
# バックアップ先は任意のディレクトリを指定してください。
  • バックアップ取得確認
sudo diff -u config.php /path/to/backup/config.php.$(date +%Y%m%d)
# エラーなく実行され、差分が表示されなければバックアップはできています。
  • ファイル追記

教義、信仰に合わせたエディタで以下を追記して保存します。

注意点:最下行の);直上に追記します。

  'default_phone_region' => 'JP',
  'memcache.local' => '\OC\Memcache\APCu',
  'filelocking.enabled' => true,
  'memcache.locking' => '\\OC\\Memcache\\Redis',
  'redis' => 
   array (
     'host' => 'localhost',
     'port' => 6379,
     'timeout' => 3,
   ),
  • ファイル差分確認
sudo diff -u /path/to/backup/config.php.$(date +%Y%m%d) config.php 
# 先程保存したバックアップを指定します。
  • 差分内容
+  'default_phone_region' => 'JP',
+  'memcache.local' => '\OC\Memcache\APCu',
+  'filelocking.enabled' => true,
+  'memcache.locking' => '\\OC\\Memcache\\Redis',
+  'redis' => 
+   array (
+     'host' => 'localhost',
+     'port' => 6379,
+     'timeout' => 3,
+   ),
 );

Webサービス再起動

  • サービス再起動
sudo systemctl restart apache2.service
  • 再起動確認
systemctl status apache2.service
# active (running)を確認します。

設定反映確認

  1. Nextcloudに管理者権限でログインします。
  2. 管理>概要で以下の画面が表示されれば、設定は反映されています。

Nextcloudのインストール後の対応:メールサーバ(Gmail連携)

Nextcloudインストール後に出てくるこの警告画面を潰していきます。

メールサーバーの設定が未設定または未確認です。基本設定で設定を行ってください。その後、フォームの下にある「メールを送信」ボタンで設定を確認してください。

基本的に、Redmineと同じ方法でNextcloudはメールサーバの設定が可能になります。

前提

  • Gmailのアプリパスワードを取得していること
  • Nextcloudの個人設定でメールアドレスを登録していること

https://atelier.reisalin.com/projects/zettel/knowledgebase/articles/22

のみです。

管理>基本設定に進みます。

設定の前に

メールサーバーの設定を行います。

  • 送信モード
    • SMTP
  • 暗号化
    • NONE/STRTLS
  • 送信元アドレス
    • Gmailアドレス
  • サーバーアドレス
    • smtp.gmail.com
  • ポート
    • 587

認証情報を入力します。

上記の設定後、「認証を必要とする」にチェックを入れます。

資格情報を入力する欄が出てきます。

  • Username
    • Gmailアドレス
  • パスワード
    • 発行したアプリパスワード

を入力後、保存をクリックします。

送信チェックをします。

「メールを送信」をクリックして、Nextcloudからのメールが送信されれば成功です。

続・Ubuntu 20.04にNextclodを新規インストール。

この記事を作り直したという形です。新たにインストールしたUbuntu20.04系サーバに、一からNextcloudを入れる必要がありました。

上記の記事で不完全なところがありましたので、改めて作成いたします。

前提

以下が稼働済みです。

  • Ubuntu 20.04
  • MySQL 8.0.33
  • Apache 2.4

また、設定するドメインに即したサーバ証明書があることを前提に本記事を作成しています。

さっくりとした手順

※SSHログインし、ターミナルでの操作を行います。

  1. PHPのレポジトリを追加して、Ubuntu20.04でもPHP8.xが使えるようにします。
  2. PHPの設定を行います。
  3. Nextcloud用のDBを作成します。
  4. Nextcloudのプログラムを適切な位置に配置します。
  5. Nextcloudを動かすためのApache設定ファイルを設定します。
  6. Webブラウザで設定を行います。

PHPレポジトリを追加して必要パッケージをインストールします。

  • レポジトリ追加
sudo add-apt-repository ppa:ondrej/php
# Ubuntu20.04系ではこれを行わないとPHP7.4系しかインストールされません。
sudo aptitude update
# 追加後、パッケージのアップデート
  • PHPインストール
sudo aptitude install php8.1

sudo aptitude install php8.1-{opcache,pdo,bcmath,calendar,ctype,fileinfo,ftp,gd,intl,json,ldap,mbstring,mysql,posix,readline,sockets,bz2,tokenizer,zip,curl,iconv,phar,xml,dev}

sudo aptitude install php8.1-{imagick,gmp}

sudo systemctl restart apache2.service
# PHPモジュールをWebサーバと連携させるため反映させます
  • PHPインストール確認
php -v
PHP 8.1.21 (cli) (built: Jul  8 2023 07:09:57) (NTS)

PHPの設定を行います。

  • memcacheとAPCuの有効化
cd /etc/php/8.1/cli/conf.d
cat <<- __EOF__ | sudo tee -a /etc/php/8.1/cli/conf.d/10-opcache.ini
opcache.enable=1
opcache.enable_cli=1
opcache.interned_strings_buffer=16
opcache.max_accelerated_files=10000
opcache.memory_consumption=128
opcache.save_comments=1
opcache.revalidate_freq=1
__EOF__
cat <<- __EOF__ | sudo tee -a /etc/php/8.1/cli/conf.d/20-apcu.ini
[apcu]
apc.enabled=1
apc.shm_size=32M
apc.ttl=7200
apc.enable_cli=1
apc.serializer=php
__EOF__

  • php.ini修正
sudo cp -pi /etc/php/8.1/apache2/php.ini /path/to/backup/php.ini.$(date +%Y%m%d)
# /path/to/backupは任意のバックアップを設定してください。

diff -u /etc/php/8.1/apache2/php.ini /path/to/backup/php.ini.$(date +%Y%m%d)2
# 差分が存在しないことにより、バックアップが取れていることを確認します。

sudo sed -i 's/memory_limit = 128M/memory_limit = 512M/g' /etc/php/8.1/apache2/php.ini
# memory_limitを推奨値の512Mに置き換えます。
  • 差分確認
diff -u  /path/to/backup/php.ini.$(date +%Y%m%d) /etc/php/8.1/apache2/php.ini
# 取得したバックアップと置き換えたファイルの差分を確認します
  • 差分
-memory_limit = 128M
+memory_limit = 512M
  • apache 再起動
sudo systemctl restart apache2.service

NextcloudのDBを作成します。

  • MySQLにroot権限でログイン
mysql -u root -p
  • MySQLユーザ追加
CREATE USER 'nextcloud'@'localhost' IDENTIFIED BY 'password';
# パスワードはポリシーに合わせて適切なものを指定してください。

CREATE DATABASE IF NOT EXISTS nextcloud CHARACTER SET utf8mb4 COLLATE utf8mb4_general_ci;

GRANT ALL PRIVILEGES ON nextcloud.* TO 'nextcloud'@'localhost';
FLUSH PRIVILEGES;

EXIT;
  • 追加したNextcloud用ユーザでログイン
mysql -u nextcloud -p
# 設定したパスワードでログインできることを確認します
  • DB作成確認
SHOW DATABASES;
# 作成したデータベースnextcloudがあることを確認します

EXIT;

Nextcoludのプログラムを配置します。

cd /hoge && pwd
# 任意の作業用ディレクトリを指定します。

wget https://download.nextcloud.com/server/releases/latest.zip

unzip latest

sudo mv nextcloud /home/www-data/
# ファイルサーバとして運用するので、/home領域に設置します。

sudo chown -R www-data:www-data /home/www-data/nextcloud

Apacheの設定ファイルを作成します。

  • ログディレクトリの作成
sudo mkdir /var/log/nextcloud
sudo chown www-data:www-data /var/log/nextcloud
  • nextcloud用の設定ファイル作成
cat <<- __EOF__ | sudo tee -a /etc/apache2/sites-available/nextcloud.conf
<VirtualHost *:80>
    servername 【hoge.example.com】
    # ドメイン名を指定します
    RewriteEngine On
        RewriteCond %{HTTPS} off
        RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]
# HTTPアクセスを強制的にHTTPSにリダイレクトします
</VirtualHost>

<VirtualHost *:443>
    ServerName 【hoge.example.com】
    # ドメイン名を指定します
    CustomLog /var/log/nextcloud/nextcloud_access.log combined
    ErrorLog /var/log/nextcloud/nextcloud_error.log
    DocumentRoot 【/home/www-data/nextcloud】
    # 自身の環境に合わせます
    <Directory 【/home/www-data/nextcloud】>
    # 自身の環境に合わせます
        Options -MultiViews
        AllowOverride All
        Require all granted
    </Directory>

#SSL設定
  SSLEngine on
    Protocols h2 http/1.1
  # SSLを有効化します

SSLCertificateFile 【/etc/certs/hoge.example.com.crt】
# SSL証明書を指定します
SSLCertificateKeyFile 【/etc/private/hoge.example.com.key】
# 秘密鍵を指定します

# SSLCACertificateFile 【/etc/certs/hoge.example.com.CA.crt】
# 中間証明書が発行元から別ファイルで提供されている場合は、この直上をコメントアウトして中間証明書を指定します

#セキュリティヘッダー付与

    Header always set Strict-Transport-Security "max-age=63072000"
    Header set X-Content-Type-Options "nosniff"
    Header always append X-Frame-Options "SAMEORIGIN"
    Header set X-XSS-Protection "1; mode=block"

</VirtualHost>

SSLProtocol             all -SSLv3 -TLSv1 -TLSv1.1 -TLSv1.2
SSLCipherSuite          ECDHE-ECDSA-AES128-GCM-SHA256:ECDHE-RSA-AES128-GCM-SHA256:ECDHE-ECDSA-AES256-GCM-SHA384:EC6-GCM-SHA384
SSLHonorCipherOrder     off
SSLSessionTickets       off

SSLUseStapling On
SSLStaplingCache "shmcb:logs/ssl_stapling(32768)"
# これらのセクションはSSL暗号化強度を高めるための記述です
# </VirtualHost>の外側に書くことにご注意ください
__EOF__
  • Apache設定ファイル反映
sudo a2ensite nextcloud.conf

sudo apache2ctl configtest
# Syntax OKを確認します

sudo systemctl restart apache2.service

ブラウザ上でNextcloudのセットアップを行います。

  • ブラウザでアクセス

ブラウザで、

http://設定したドメイン

にアクセスし、以下を確認してください。

  • 以下のセットアップ画面が出ること。
  • httpがhttpsとなっていること。

以下を入力して「インストール」をクリックします。

  • ユーザ名:
    • 管理者のユーザ名
  • パスワード:
    • 管理者パスワード
  • データベースのユーザー名
    • 作成したユーザー名(nextcloud)
  • データベースのパスワード
    • 設定したデータベースのパスワード
  • データベース名
    • 作成したデータベース(nextcloud)
  • データベースのホスト名
    • localhost:3306
      • (MySQLのポート番号)

推奨アプリのインストールに関しては、好みでスキップかインストールを行ってください。

インストールが完了したら、以下のような画面が出ます。

その後の細かい設定に関しては改めて。

連休のソロゲー。

まとまった時間ができたので、ボードゲームのソロプレイです。

ヌースフィヨルド

ここ柴原回していなかったので、基本のタラデッキ。

2R目に劇場を建てられたというアドバンテージがそのまま得点に直結。34点を出すことができました。

クランズ・オブ・カレドニア

療養生活以来のクランズオブカレドニア。ホップが含まれる契約を履行すれば、麦1つ支払うごとに£9を得られるビール種族です。

おかげで序盤に£27の追加収入があり、順調に勢力を伸ばすことができたものの、

142点と平均的でした。

このゲームは(他の重いゲームに比べて)コンパクトで済み、ストイックにスコアを追い求められるのが好きです。

Nextcloud、redisサーバー組み込み後の処理。(Ubuntu20.04)

こちらの続き。Ubuntu 20.04で立ち上げたNextcloudサーバの状況を調べると、以下を確認しました。

redis-server.service: Can't open PID file /run/redis/redis-server.pid (yet?) after start

この問題の対処を行います。

参考:

https://github.com/redis/redis/issues/7361

  • ログ確認
cat /var/log/redis/redis-server.log
  • ログ抜粋

WARNING overcommit_memory is set to 0! Background save may fail under low memory condition. To fix this issue add 'vm.overcommit_memory = 1' to /etc/sysctl.conf and then reboot or run the command 'sysctl vm.overcommit_memory=1' for this to take effect.

  • バックアップ
sudo cp -pi /lib/systemd/system/redis-server.service /path/to/backup/redis-server.service.$(date +%Y%m%d)
# /path/to/backup は任意のバックアップディレクトリを指定します。
diff -u /lib/systemd/system/redis-server.service /path/to/backup/redis-server.service.$(date +%Y%m%d)
# 差分が無いことでバックアップを確認します。
  • 書き換え

以下のファイルを差分の通りに、教義・進行に沿ったエディタで編集します。

/lib/systemd/system/redis-server.service 

※ここでは、PIDFileを参照させない(コメントアウトする)一番簡単な方法を採りました。

 [Service]
 Type=forking
 ExecStart=/usr/bin/redis-server /etc/redis/redis.conf
-PIDFile=/run/redis/redis-server.pid
+#PIDFile=/run/redis/redis-server.pid
sudo systemctl daemon-reload
sudo systemctl enable redis-server
sudo systemctl restart redis.service
  • 対処後確認
systemctl status redis-server.service

で、上記の

redis-server.service: Can't open PID file /run/redis/redis-server.pid (yet?) after start

が出ないことを確認です。

ボードゲーム『カム・セイル・アウェイ!』ソロゲーム感想

ソロゲームでの感想です。『コーヒーロースター』や『旅のあと』でデザイナーの大ファンとなったので、本作はパッケージ買いをして遊びました。

イメージしやすいルールにマンカラ的なタイルへのミープル配置、それら配置のコンボによって連鎖的にアクションが決まっていく爽快感がとても楽しいボードゲームでした。

ゲーム概要

客船クルーズが各地で流行する20世紀初頭。プレイヤーは出港間際の客室乗務員(クルー)となり、船客(ミープル)を希望する場所へと導いていきます。

うまく船客を案内することができれば追加の客室を増築したり、別の船客を迎え入れることができるでしょう。

ただし、出航時間が近づいていくと案内できる船客は限られたものとなり、不満客が多数出てしまいます。

うまく船客を案内し、優秀なクルーの栄誉を勝ち取ることができるでしょうか?

このゲームの良かったところ

コンポーネントに比して軽いプレイ感覚

箱の大きさやコンポーネントの量が相当なのに、「プレイ時間:25分」はちょっと驚きでしたが、本当にその時間で終わりました。

それもひとえに、カードに描かれたミープル(船客)をマンカラの要領で一筆書きに落として(配置して)いくというシンプルなシステムあってのこと。

狭まる選択肢がもたらす戦略性/ジレンマ

既に案内した船客を別の場所に移動させたり、満室となった部屋に新たな船客を迎え入れることはできません。

ミープルは一区切りで一区画ごとに配置する必要があるので、ゲームが進むごとに選択肢が狭まることになります。

条件が合わなければ「不満客」として失点の要素になってしまいます。

それを回避するため

  • 部屋を増設する
  • 一時的に退避させている船客や不満を持った客を別の所に配置する

手段を執ることになります。これらを可能にするため、トランクを持つ船客を対応する色の部屋に移動させ、部屋の増設を計画的に進めていくことが肝要になります。

これら、効率よく船客を配置するためのカードの選択や、いつ、増設などのアクションを発動させていくかのトリガー管理が悩ましい楽しさでした。

トランク客/満室効果によるアクション連鎖

  1. トランクを持つミープルを客室に配置したとき
  2. 客室が満室になったとき

で、トランクゲージが一つずつ進みます。部屋の増設の他に、追加の船客も配置できるため、中盤以降はアクションが次々に連鎖。

ですが、その準備のためにはある程度アクションを抑える必要もあり。このStay と Goの判断基準もまた本作の面白いところでした。

ほどほどのプレイ時間とリプレイ性

先に述べたように、基本的に「カードに描かれたミープルを順序通りに配置していくだけ」のルールのためサクサクと終わります。

客室や施設の位置をシャッフルしたり、別施設に入れ替えることで何度でも楽しめるのも本作のアドバンテージです。

本ゲームの残念なところ

「独自サイズのスリーブ問題」に尽きます。かなり特殊なスリーブでないと収まりません。(筆者は諦めました)

何度でも遊べるゲームだけに、カードのサイズが一般的でないのはとても残念でした。

まとめ

  • コンポーネントに比して軽いプレイ感覚
  • 分かりやすいルールと戦略性の高いゲーム
  • 極めて高いリプレイ性
  • ソロでも十分楽しめるルール

等々、冒頭で述べたように「デザイナー買い」をした自分の選択は正しかったです。

特に、タイルを入れ替えて配置していくことで客船ができたそのスタイルに感動しました。

「コンポーネントの量とプレイ時間が合わない」は逆に合わない方もいるでしょうけれども、筆者としては、少なめの空き時間でもマンカラチックなパズルを楽しめるというのは大きなアドバンテージです。

薄めのインタラクションや低い言語依存、運の要素もあって初心者から楽しめるのも好感が持てました。

統率者メモ15:ダイス/トークン入れ。

こちらであぶれたものを再利用する形となりました。

コンテナ型のケースがまるまる空いたので、一つをダイス入れ。

もう一つは食物トークン入れにします。

宝物などは手がかりと一緒に。

これで、よく使うダイスやマーカー類の区別はつけやすくなりました。

ただ、おびただしい種類のトークン(特にタップ/アンタップの位相を必要とするもの)をどうやって作っていくかが今後の課題です。

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