MarkdownエディタTyporaによるボードゲーム『ガイアプロジェクト』のルール整理(1)。

MarkdownエディタでUMLが作成できると発見し、「流れが必要なものの記録に使える」と実感。

さっそく、練習がてらにやってみました。

ガイアプロジェクト:ガイアフェイズの整理

かなり難解なボードゲーム『ガイアプロジェクト』。その、1フェイズであるガイアフェイズを言ったん見直してみました。

一般的な流れ

まず、こんな感じでTyporaで書いてみました。

```mermaid
graph TB
A((収入フェイズ))
A-->B((ガイアフェイズ<br>開始))
B-->C{ガイアフォームが<br>次元横断星に}
C--ない-->D
C--ある-->c1{ガイアフォームの下に<br>ガイア惑星タイルが}
c1--ある-->D
c1--ない-->c2[ガイア惑星タイル下に<br>ガイア惑星タイルを置く]
c2-->D{ガイアエリアに<br>トークンがある}
D--ない-->E>ガイアフェイズ終了]
D--ある-->d1[全てのトークンを<br>エリア1に置く]
d1-->E
```

これがレンダリングされると、こうなります。
(参考: https://mermaid-js.github.io/docs/mermaid-live-editor-beta)

地球人の処理

```mermaid
graph TB
A((収入フェイズ))
A-->B((ガイアフェイズ<br>開始))
B-->C{ガイアフォームが<br>次元横断星に}
C--ない-->D
C--ある-->c1{ガイアフォームの下に<br>ガイア惑星タイルが}
c1--ある-->D
c1--ない-->c2[ガイア惑星タイル下に<br>ガイア惑星タイルを置く]
c2-->D{ガイアエリアに<br>トークンがある}
D--ある-->F{惑星首府を}
F--建てていない-->f1[全てのトークンを<br>エリア2に置く]
F--建てている-->f2[フリーアクションと<br>同じレートで<br>資源変換]
f2-->f1
f1-->E
D--ない-->E>ガイアフェイズ終了]
```

イタル人の処理

graph TB
A((収入フェイズ))
A-->B((ガイアフェイズ<br>開始))
B-->C{ガイアフォームが<br>次元横断星に}
C--ない-->D
C--ある-->c1{ガイアフォームの下に<br>ガイア惑星タイルが}
c1--ある-->D
c1--ない-->c2[ガイア惑星タイル下に<br>ガイア惑星タイルを置く]
c2-->D{ガイアエリアに<br>トークンがある}
D--ある-->F{惑星首府を}
F--建てていない-->f1[全てのトークンを<br>エリア1に置く]
F--建てている-->f2[4トークンを破棄して<br>技術タイル取得]
f2-->f1
f1-->E
D--ない-->E>ガイアフェイズ終了]

バル・タック人の処理

graph TB
A((収入フェイズ))
A-->B((ガイアフェイズ<br>開始))
B-->C{ガイアフォームが<br>次元横断星に}
C--ない-->D
C--ある-->c1{ガイアフォームの下に<br>ガイア惑星タイルが}
c1--ある-->D
c1--ない-->c2[ガイア惑星タイル下に<br>ガイア惑星タイルを置く]
c2-->D{ガイアエリアに<br>トークンがある}
D--ない-->E{ガイアフォームが<br>ガイアエリアに}
D--ある-->d1[全てのトークンを<br>エリア1に置く]
d1-->E
E--ある-->e1[ガイアフォームを<br>勢力ボードに置く]
e1-->F
E--ない-->F>ガイアフェイズ終了]
```

書いてみて思ったこと:

  • 単に「トークンを移動して入植準備をする」だけなのに、相当なフローがあったという気づき
  • Officeソフトよりも格段に楽にソートされた状態でチャートが書けるのは素晴らしい
  • 可読性(特に各セクションの定義)に難あり

の3点が実感です。

これを元に、書き方を改善しながらチャート/シーケンス図が翔となると楽しみが止まりません。

可読性と可能性。(Markdownエディタ『Typora』でのUML)

自分がやりたかったことが更に前進です。

UMLエディタとしてのTypora

様々なフローチャートやシーケンス図を表現するUML。業務のみならずゲームのフローチャートにも使えそうだと興味を持っていたのですが、「敷居が高い」思って放置していました。

そんなさなか、ここのところ使っているTyporaにまさしくこの機能が備わっていると発見があったので実践です。

練習-『ガイアプロジェクト』アクション

typora上で

```

と入力し右下の「言語を選択」で

「mermaid」を選択。後は、記法に沿ってボードゲーム『ガイアプロジェクト』の簡単な流れを書いてみました。

graph TB
A[ラウンド開始]-->B(収入フェイズ)-->C(ガイアフェイズ)
C-->D{メインフェイズ}
D-->E(入植)
E-.->D
D-->F(施設改良)
F-.->D
D-->G(研究)
G-.->D
D-->H(同盟構築)
H-.->D
D-->I(パワー/QICアクション)
I-.-D
D-->J(特別アクション)
D-.->f(フリーアクション)
f-.->D
J-.-D
D-->K((パス))
K-->L>終了フェイズ]

これが、

こうなりました。これを見つけたときは本当に感動しました。

今後の展望

これは自分にとって革命的な出来事です。

  • 業務のため、フローチャートやシーケンス図を書く必要があった
  • けど、パワポなどでマウスを動かすのは面倒

これが、

  • 比較的覚えやすい記法で書ける
  • 先のボードゲームのルールのように応用が利く

可能性の塊。

まだ、「どこにどの図を使うか」「他の書き方はないか」を探る段階ではありますが、

「テキストエディタで読みやすいドキュメントを作る」が一歩前進です。

収納と回転。(三連休のボードゲーム)

特筆すべきものがそれなりにありました。

Aqua Garden収納

先月に着弾し、ゲームシステムやコンポーネントの美しさに見惚れていたAqua Garden。

コンポーネントの分別と収納が難しく、別の箱を足していました。

そこに、Twitterで「一箱に収まる」と聞き、

  • Case in Case(4分割)×2
  • トラベル用ピルケース×4
  • カードケース×2

と、箱を圧縮。その結果

全て、綺麗に収まりました。視認性も展開のしやすさも向上です。

ヌースフィヨルドソロ

久しぶりに広げた物理のボードゲームは『ヌースフィヨルド』。

勘が鈍ってるか心配でしたけど、建物コンボを利用して全ての建設スペースが埋まり、37点とまずまずの点数。

steam版『ガイアプロジェクト』

今回使ったのはアンバス人。

  • 産出資源が他より1種族分多い
  • 技術タイルにアクセスしやすく研究の受けが広い
  • 同盟を組みやすいため資源を補える

と、ダー・シュワームに並ぶお気に入りの種族です。

思考をフル回転させたおかげで、

  • 各ラウンドの目標
  • 全体目標
  • 研究
  • 展開
  • 同盟

全てがうまくいき、194点の大躍進。

特に上級技術「持っている同盟タイル×5勝利点を直ちに得る」で25点稼いだときは変な声が出たほど。

Chromebookの設定だくでなくボードゲームと、インドアが捗った3連休でした。

記録と内省システム。(2021年9月21日のZENタイル/キャラホメ)

自分の本質はここにあるようです。

9/21の出来事

  • 降ってわいた仕事
  • 面倒な会議
  • 厳しい締め切り
  • 苛立つ出来事

などがかなり心に乱れが生じた日であることは間違いなく。

異様にヘトヘトでしたがですが、そんな状況だからこそ「しっかり行える記録ツール」に助けられました。

ZENタイル

「タイムラインに沿ってその時感じた気持ちを置いておく」単純さですのに、この配置をトリガーとして

  • 寝苦しさがあった
  • 午後に上司の助け船があった
  • 備品の不備を指摘された

などの記憶を思い起こすきっかけとなります。

キャラホメ

そうして、一日を洗い出して「特筆すべきところ」や「引っかかった部分」を補完するツールとして活躍しているのが『キャラホメ』です。

残業で苛立ってましたけど、「推しを通して労う」ことで、その感情が緩和されるだくでなく明日への活力となるのは心強いです。

まとめ

先週からデジタルの記録ツールを整備していきましたが、

  • 忙しい状況でも一日を振り返る
  • 際立ってた出来事を深掘りする

をアナログかつ確実に執れる手段のおかげで「デイリーログ」が捗ると思った次第です。

HP Chromebook x360 12bにMarkdownエディタ『Typora』を導入。

はじめに

新調したChromebookを更に使いやすくするため、Markdownエディタ「Typora」をインストールしました。

このソフト、

  • 軽快な動き
  • Markdownをリアルタイムレンダリングしてくれるため、さながらワープロのように使える
  • 章立てをアウトラインで表示してくれるため文章構成がやりやすい
  • Win/Mac/Linux対応
  • 入力位置を中央に固定する「タイプライターモード」が地味に使いやすい

と、文章を書く時に役立てています。(実際、このエントリーもTyporaで下書きをしています)

用いたChromebook

HP Chromebook x360 12b。思った以上にキーボードが打ちやすく、視野角も良好。これならテキストを書くのにも十分です。

Linux化

こちらの記事を参照し、それに従っただけです。

https://www.linux-setting.tokyo/2020/09/chrome-os-linux-chrome-os.html

この後、Chromebookのアプリ一覧からターミナルを起動。

ホスト名変更

ChromebookのLinux環境はデフォルトで「penguin」と名付けられていますが、

$ sudo hostnaectl set-hostname [ホスト名]

として、名前を変えました。

Typoraインストール -失敗した手順-

公式記事にあるように

$ wget -qO - https://typora.io/linux/public-key.asc | sudo apt-key add -

$ sudo add-apt-repository 'deb https://typora.io/linux ./'
$ sudo apt-get update

$ sudo apt-get install typora

を行ったものの、

[add-apt-repository]

がインストールできず。また、これを解決しても何故か起動しなかったのです。(再起動でも変わらず)

原因

自分の環境では以下のコマンドらやライブラリが足りなかったので、こちらを足しました。

$ apt-get install software-properties-common
$ sudo apt install libnss3

Typoraインストール -成功した手順-

$ apt-get install software-properties-common
$ sudo apt install libnss3

$ wget -qO - https://typora.io/linux/public-key.asc | sudo apt-key add -

$ sudo add-apt-repository 'deb https://typora.io/linux ./'
$ sudo apt-get update

$ sudo apt-get install typora

これで起動することができました。(また、当然ながら、Linux環境下で動くため、ターミナルは起動しっぱなしとなります)

ChromebookのLinux環境とDropboxを紐付け

ここまで来たらあと一歩です。

普段、Markdownファイルはどの端末からでもアクセスできるよう、Dropboxに保存しています。Chromebookのような変則環境でもこれができるかを調べたところ、完璧に一致する記事がありました。

[chromebook] Linux環境(Crostini)にDropboxをマウントする

これを施し、

Dropboxディレクトリが参照できるようになりました。

まとめ

もともとは「どうにかして、移動中でも出先でもMarkdownで記入していきたい」から始まったプロジェクト。

  • 起動の速さ
  • バッテリーの持ち

からChromebookを選択。

  • Linuxを動かすことで、使い慣れているTyporaを使えると判明
  • 今まで持っていたChromebookはスペック的に厳しい

ことからChromebookを新調し、

「Chromebookの軽快な動きとTyporaのリアルタイムMarkdownレンダリングを統合する」

が叶ったようです。

電子筆記具、追加。(HP Chromebook x360 12b ファーストインプレッション)

根津神社に参詣のあと、購入したものがこちらです。

HP Chromebook。

  • 何故これを買うに至ったか
  • 開封
  • 開封してのインプレッション

を中心に書いていきます。

何故これを買うに至ったか

以前のエントリーでMarkdownで書くことの楽しさに目覚めたことは書きました。

その際に以前使っていたChromebook(ASUS:C101PA)が脚光を浴びたのですが、

  • 打ちやすいものの、手に小さい。
  • 購入から4年経過しているためにスペック不足は望めない。

ことから、何かいい後継品はないかと思っていました。

後継品の要件定義

このとき、自分が必要とした要件は以下の通りです。

  • クラムシェル型であること
    • Surfaceライクなデタッチャブル/キックスタンド式は膝の上での取り回しができません。
  • 膝の上で広げやすいサイズ
    • キーボードの大きさから考えると、画面サイズは最大でも12です。
  • microSDカードスロットがついていること
    • これは譲れない条件でした。「出先での動画視聴」も前提に入れているので、容量が拡張できないのは致命的です。
  • タッチスクリーン対応
    • Androidアプリをある程度動かすため、これも欲しい条件です。
  • Linux環境を立ち上げられるスペック。
    • じつはこれが買い換えの理由。C101PAは内蔵ストレージが16GBのみなので、ChromebookビルトインのLinux環境立ち上げに難があります。

と、あれでもないこうでもないと選び続け、上記の要件に適合する商品にたどり着きました。

開封とインプレッション

外観

真っ白な天板にhpとChromeのロゴ。コンポーネントがみっしり詰まっているためか、予想以上に重いです。

ACアダプターはノートPCを思わせる大仰さ。この取り回しが今後の課題になりそうです。

キーピッチは比較的広く、地味にライトつきです。

電源ボタンは側面に。そして要件としてあげたsdカードスロットもしっかりついています。

画面

キーボードを筐体一杯に使っていることもあって余計に大きく見えます。

ベゼルの狭さや大きさは一目瞭然。

軽く触っての印象

「とかく高速」

でした。元々、軽快な動きと起動速度に定評のあるChromebook。本機はCPUパワー分、底上げされています。

「これが4年の差」かと痛感しました。

ただ、今まで使っていたChromebookの0.99kgから1.35kgと重さの差は歴然。そこが違和感です。

とはいえ、

  • 『テラフォーミング・マーズ』のようなAndroidゲームも苦にせず動くパワー
  • サイズアップした分打ちやすくなったキーボード
  • それでいて異動中でも使える格好のサイズ感
  • Chromebook特有の「蓋を開けた瞬間にアプリが起動する軽快な動き」

は欲しかった要件をみたしています。

まずは、使うに当たっての準備である各種アプリの整備から進めていきます。

ズームレンズ“XF16-80mmF4 R OIS WR”検証。(屋外Part 2)

今回の検証は広角域やフィルターの表現力を試す結果となりました。

検証場所:根津神社

時々、「何かに呼ばれたような」使命感で参詣する場所が根津神社。この日も例に漏れずはせ参じました。

台風接近でピリッとしない天気にもかかわらず、色鮮やかに映し出してくれます。

ローアングルでの広角

カメラの機能:チルト画面が活きています。標準~ズーム域が好きな距離ですが、全景を写しだしてくれる広角側もいい描写になると判明です。

アドバンストフィルタ

金属感を鮮明にしてくれるドラマチックトーン。

遠近感を意図的に崩すミニチュア。

逆説的に他の色の存在感を際立たせるパートカラー

など、カメラの性能を更に引き出してくれていました。

ズームレンズ“XF16-80mmF4 R OIS WR”検証。(屋外Part 1 )

ようやく、このズームレンズを屋外で試す機会がやってきました。

広角→ズーム域

全域でしっかりした描写力。広角寄りは屋内では余り使わなかったので新鮮です。

フィルター機能での撮影

ズーム域が広いということは、様々なアドバンスドフィルターで楽しめると言うことでもあったり。特に魚眼エミュレートの利きが良かったのが印象的です。

なんてことない水路と梯子でもドラマが生まれます。

ズームマクロ

 今回、一番驚いたのがこれ。

彼岸花の細部を捉え、背景の緑のグラデーション。マクロレンズに頼らずとも、ここまで表現できたのは大収穫です。

「旅行ならこれ一本で十分」と店員さんが勧めた理由がよくわかります。

いや、凄さしかありません。「その“目”を通して何を見せてくれるのか」期待値さらに上昇です。

カバー新調。(ほぼ日2022 Safari )

今年も、この時期がやってきました。

2021年のカバー

ドラえもん着せ替えカバー。「てんとう虫コミックス」をそのまま模していて、差し替え用カバーも用意。下敷きもどこでもドアと、遊び心満載でした。

2022年に用意したカバー

このまま使い続けるオプションもありました。ですが、かなり気になったデザインがあったので迷わず注文。待つこと1週間で届いたのがこちら。

いわゆるサファリスタイル。紺をベースにレザーで縁取り。

万年筆をドサッと入れている「どやペンケース」とスタイルを合わせました。

切り替えたもう一つの理由

このように、全面を保護するように留められること。

ほぼ日の特徴である閂式はすぐに開けて便利だったのですが

  • ペンが抜けると手帳が開き、ページが折れる
  • 完全に日記帳となったので、すぐに開く必要が減った

の2つもあります。

また、

撮影時の簡単な背景になるのも見逃せません。

これから、このカバーで保護された日記にどんなことを綴ることになるのやら。

knowledgeシステムによる“キャラホメ”テンプレート化。

自らの記録を見返すだけでなく、記録をしやすくする機能も持ち合わせていました。

テンプレート機能

先のエントリーでも投稿したとおり、ナレッジベース“knowledge”には

入力フォームを追加できます。通常のMarkdownエリアに加えて

  • テキスト
  • テキストエリア
  • 日付

などを設定することで、日々のルーチンワークを大幅に効率化できます。

キャラホメのテンプレート化

今回、その機能の対象となったのが『キャラホメ』。

  • 褒めてもらった方
  • 相談事
  • 選んだほめカード
  • なぜこのカードを選んだか

をチョイスしました。ZENタイル以上に内省できるツールである以上、深掘りの要素は必要だと思ったのです。

入力結果

予想以上の効率化が見られました。

ビルトインの画像アップローダーを用いてほめカードと一緒に撮影したものを上げていき、項目を埋めるだけ。

これから

ZENタイルもテンプレート化して、日々の気づきの精度を上げるようにします。

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