カテゴリー: 食べ物・飲み物 Page 15 of 21

初夏のコーンウォール旅行記:2010年6月22日-4 ランズ・エンド〜ミナックシアター

ランズ・エンドを後にして、次の目的地は「是が非でも訪れてみたかった場所」です。その場所は「ミナックシアター(The Minac Theatre)」。その名が示す通り劇場なのですが、「コーンウォールの崖地に、たった一人の女性が50年かけて手動で作り上げた」世界でも類を見ないオープンエアの劇場です。

地図を確認し、観光案内板などを頼りに自転車を漕いでいったのですが……

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思いっきり場所を間違えました。前にスイスでも同じような経験をしたことがあります

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トンネルをくぐり抜けると、ゴムボート。どう考えてもプライベートビーチですね……。

気を取り直して目的地を再設定。駐車場に「Minac Theatre」と書いてあるので今度こそまちがいなしです!

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ところが、件の劇場に向かうまでの道が思いっきり獣道なので、若干不安になりましたが……。 しっかり到着。

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劇場にはカフェテリアが併設されており、劇場隣の海水浴場を眺めながらのティータイムを楽しめます。

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頂いたのは「コーニッシュティー」。いわゆる「紅茶とスコーンのセット」ですが、地方によって「デボン・ティー」や「クリーム・ティー」などの呼び方があったり。ここはコーンウォールなので、当然「コーニッシュ」と呼ばれている次第。

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濃厚なベリージャムとクロテッドクリームは、それだけで疲れが吹っ飛ぶ甘さでした。

次のエントリーでは、いよいよ「一人の女性が独力で作り上げた」劇場をご紹介です。

初夏のコーンウォール旅行記:2010年6月22日-1 ペンザンス、セント・マイケルズ・マウント

寝台列車の中でとても贅沢な時を過ごし――

朝6時頃に軽快なノックの音が聞こえました。ドアを開けると「朝食だ」と乗務員のおばさまが持ってきてくれたのです。おばさまは入ってくるなり

「とても素晴らしい天気なのに、どうして窓を開けないの? あ、開け方がわからないのね。ちょっと待ってなさい」

と窓を開けてくれ……

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おばさまの言うとおり「素敵な陽光の下」で朝食を頂きました。こうやって食事が出てくる辺り、さすがは英国という感じです。

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そうして、寝台列車の旅は終わり。これからは自転車が「足」として活躍することになります。

まず、「一目惚れした」英国版のモン=サン・ミッシェル「セント・マイケルズ・マウント」に向かいます。

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引き潮になり始めた頃、馬に乗っている人たちを発見。城と馬が絵になるのは欧州の面目躍如です。

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セント・マイケルズ・マウントをバックに愛車を撮影。2009年10月から自転車は様々な進化を遂げました。

  • 泥除けとキャリアの再取り付け
  • ボトルケージとミラーの設置
  • フレーム備え付けの鍵
  • パニアバッグ
  • タイヤの新調
  • ディレイラーの再調整
  • ホイールのブレ取り

等々、改修をしてくれたリストア屋さんには感謝をしてもしきれません。

さておいて、軽い散歩の開始です。

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驚くほど真っ青な空の下、干潮で現れた「巡礼の道」を通ります。

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島に上陸はしましたが、ここの観光は最終日と決め、早々と対岸に戻り宿に向かうことにしました。

実は宿の予約をした際に「寝台列車で朝にペンザンスに到着するから、朝のうちにチェックインしても構わないか」と電話をして了解を得ていたのです。

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地図を頼りに宿(B&B:Bed and Breakfast, 寝室と朝食だけを提供する英国式の民宿)に到着すると「もう、あなたの部屋は準備してあるからチェックアウトまで好きに使っていいわ」言われて少し困惑。

とはいえ、荷物を置いてランズ・エンドに向かうのは嬉しい限り。シャワーを浴びて軽く着替えて、本格的なサイクリングが始まります。

次のエントリーでは、二度目のランズ・エンドの光景をご紹介です。

初夏のコーンウォール旅行記:2010年6月21日-1 ロンドン〜パディントン駅

時間軸は、2010年6月初頭にさかのぼります。

英国遊学の終了まで一ヶ月を切り、「最後にどこに行こうか」と言う時に、たまたま聴いていた音楽。

夏影-Cornwall Summer mix
http://www.youtube.com/watch?v=bAhejPXWwTc

この、透明感ある歌声のタイトルに飛び込む「Cornwall」の文字。

2009年の秋に訪れた時には「寝台車の予約を間違えた」り、「庭園に行けなかった」など、悔いが残る旅行になったことを思い出し「ならば、もう一度、自転車でここに行くしかない!」と、前回の反省を活かして英国の鉄道会社「First Great Western」社の「Night Riviera Sleeper」のサイトから「寝台付き」をしっかりと予約。別のインターネットサイトからペンザンスの宿も取りました。

そして、やってきたのが2010年6月21日、「出発日当日」となります。出発時刻が23:45のために、準備の時間がタップリとありました。この時に思い立ったのは「サイクリング主体になるから、ある程度日持ちするお弁当を持って行こう」というもの。

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弁当として選んだのは「押し寿司」でした。この頃は英国で購入した/持ち込んだ和食の材料が大量に残っていたため、すし酢などを一気に消費する必要があったのです。これは牛肉をタレに漬け込み、よく焼いた後にきゅうり、錦糸卵と合わせたもの。

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こちらは冷凍サーモンを解答してわさび、味醂を効かせたヅケにした押し寿司。湿度が少ない英国だからこそ、このお弁当はできたと言えるでしょう。

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その日の「夜食」に先のヅケにしたサーモンにエビ・ホタテを入れたチラシ寿司。

これらを直前まで冷蔵庫に入れて保冷バッグに入れ――

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着替え・洗顔用具・自転車修理キットなどと共にパニアバッグとリュックサックに詰め込みます。

自転車が整備されていることを確認してフラットを出たのが21時頃。

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そうして、英国では2度目の寝台列車の旅が始まりました。

次のエントリーでは、「ナイト・リビエラ・スリーパー」の車内の様子をご紹介です。

田舎で涼を求めた日。(2011年7月9日)

暑さの連続で、身体がどうにかなりそうな予感です。ここ7〜8年で首都圏が一気に熱くなったと思うのは気のせいではないでしょう。

2年前の今ぐらいの時期も、恐ろしい暑さだったなと思いだしました。そんな時に奥秩父へとサイクリングに出かけました。

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秩父札所28番、橋立堂。そびえ立つ絶壁にも驚きですが、鍾乳洞がある不思議なお寺です。そこでしばし休憩。

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それから、道の駅あらかわで名物のつけうどんを頂きました。刻んだ柚子の皮の風味が堪えられない一品でした。

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そうしたら、店の方から採れたての琵琶をサービスされ、喜んで食べているとおかわりまでくれた次第。

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この道の駅で必ず食べるのが、フルーツをてんこ盛りにしたソフトクリーム。フルーツ主体でアイスは「土台」という扱いに驚きです。

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次の目的日向かおうという時にSLが通り過ぎました。

この時は、恐ろしいまでの夕立に出会い、軒先でしばらく過ごした思い出があります。

なんとはなしに撮影した写真でも、それを見ると、その時の空気感や心境まで思い出しますから、カメラを携えていてよかったといつも思います。

週末に食べたカレー。

今日の日記は猫から少し離れます。

週末は土日とも猫の世話をしていたので、出かけるとしてもご近所内。食べたものもコンビニのものだったり、徒歩で行ける店だったり。

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コンビニで買ってみました。オマケのガンプラの方に惹かれたのはもちろんですが、「グリーンカレー」と気になるテイストです。食べてみると、結構再現率が高くていい意味で裏切られました。ココナッツ風味もありますし、ほんのりとパクチーも効いています。辛さは流石に本場に劣るものの、充分許容できる範囲内。

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そして、何度か訪れているインドカレー屋のランチを初めて利用。ランチタイムと言うことでメニューは限定されていましたが、味はしっかり、値段はお手頃と言うこと無しです。この日のカレーは「チキンとマッシュルーム」。マッシュルームはかみ応えがある大粒のもので、鶏肉の柔らかさと味わいにピッタリ。サラダ、ラッシー、ナンとボリューム満点で1000円でお釣りが来るのも素敵。

当面は「遠くに出かける予定」がなくなってきているので、ますます近場の開拓が面白くなりそうです。

コーンウォール旅行記(2009年10月11日-2)セント・マイケルズ・マウント

 

2009年10月に訪れたコーンウォール旅行記はこれで終了。英国版モン・サン=ミッシェルであるセント・マイケルズ・マウントに上陸です。

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このときは潮が完全に満ちていたので、ボートで向かう事になりました。灰色の、やや荒れた内海を小型船はゆっくりと進んでいきます。

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島に上陸して驚いたのは、10月なのに紫陽花が咲いていると言うこと。英国の気候が成せる技なのでしょうか。

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修道院として建てられたセント・マイケルズ・マウントは要塞などを経て、今はナショナル・トラスト管理下の貴族の館となっています。建物内部の撮影はこの時は禁じられていたので、この時の内部の写真は残っていません。また、庭園もオフシーズンなので閉まっていたという次第。

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館の屋上から、うっすらと対岸へと向かう道が見えていました。スケール、知名度共にモン・サン=ミッシェルに負けますが、こういう仕組みや建物は本家と同じようなことに驚きです。

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売店で売られていた「モノポリー:ナショナル・トラスト版」。ストーンヘンジや湖水地方など、英国の保護団体が有するものを使ったモノポリー。何と言うか、独占資本のゲームの趣旨とちょっと異なる気がしますが……。

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レストランのスペシャル料理、ムール貝です。英国料理の例外みたいに美味しい一品でした。生臭みが殆どないムール貝に白ワイン、バター、エシャレットにタマネギの味付けが貝の旨さを引き立てています。

そうして一息ついてからペンザンスで軽く土産を買い、自転車を電車に詰め込んでロンドンへと戻っていきました。

因みに、コーンウォールは2010年の6月にももう一度訪れています。この時の日記は、またいずれ書きたいと思います。

コーンウォール旅行記(2009年10月10日-4)ペンザンス

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セント・マイケルズ・マウントを背景に、当時使っていたヴィンテージもののランドナー。様々なパーツが外れ、貧相なロードバイクのような装備ではありましたが……。 時間はB&Bのチェックインの時間になりました。ひとまず荷物を置きに行きます。

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英国ではB&B(Bed and Breakfast)と呼ばれる寝床と朝食だけを提供する民宿が結構メジャーな宿泊手段として存在。この日泊まる事になった宿もそのご多分に漏れず民家をそのまま改装したようなアットホームな宿でした。

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宿に自転車を駐車し、一息ついたところでペンザンスの街を歩いていきます。坂のある港町というのは、道の隙間から海が見えるので大好きです。

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ランズ・エンドに向かう途中に360度の大パノラマを見た分、逆に人々の生活が息づく街の風景が新鮮な光景に見えました。

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アンティークショップの飾りにもヒトデやカモメを配置しており、港町のセンスを感じさせます。

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ベーカリーで見かけた、この地方名物の食べ物コーニッシュパイ。中には鳥とコーンをクリームソースで煮込んだものが入っており、この大きさ。おやつどころか夕食に間に合うものでした。

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別の角度から見るセント・マイケルズ・マウント。島というか、要塞みたいな形で、清教徒革命の内乱の頃には実際に要塞として使われていたようです。

(続きます)

結婚披露パーティーに行って来ました。

ツイッターが縁で知り合った方が結婚されるという事で、その披露パーティーに行ってきたのが16日の日曜日。

会場は、昨年の12月23日に訪れたクリスマスパーティーと同じ大田区御嶽山にあるマルカフェ

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住宅街の合間にある、アトリエを改装したというカフェだけあって、得も言われぬ情緒を醸し出しています。

昨年末のクリスマスパーティーの時も感じましたが、料理が本当に素晴らしかったです。

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クリームチーズの上に乗っているスイートポテトのチップス、そして味噌がいい感じのアクセントになっていました。

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自家製スモークチキン。柔らかく、しっとりした歯ざわりなのに肉汁が閉じ込められている技量は流石といったところ。

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様々な食材をねりこんだキッシュ。形を崩さずに焼きあげるのも凄いと思いましたし、中の食材の歯ごたえを一致させている……。 素晴らしかったです。

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メインディッシュその1、ソーセージと新ジャガ。ジューシーなソーセージの肉汁を瑞々しい新ジャガがタップリと吸い込んでいます。この両者の組み合わせに余計な調味料は無粋というものです。

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メインディッシュその2。この日の料理で一番感動したスペアリブです。信じられない柔らかさで、噛めば噛むほど肉のエキスがほとびでます。刻んだ青じその葉が脂っこさを消し、いくらでも進みます。もちろん、ジャガイモの美味しさは言うに及ばず。お腹が苦しくなるまで胃に詰め込みました。

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デザートは写真を撮影し、いざ皿を持ってこようと思ったら瞬殺だったのが悲しい限り。次の機会に狙います。

これらの料理の合間に歓談やライブセッション。また、余興としてゲーム「ストリームス/Streams」をみんなでプレイ。ビンゴよりも戦略に左右される、非常に面白みのあるゲームでした。僕は運良く3位に滑りこみ、見事賞品をゲットしました。

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パーティーの内容は「非常にカジュアルである」と聞かされていただけあって、はたまた新郎新婦の人柄を現したかのようで最初から最後まで和やかで明るい雰囲気でした。

お二人の今後のご多幸を心よりお祈り申し上げます。

味噌ラーメン二種。

何だかんだで、麺類は結構好きです。三食麺類でも特に問題ないと言うぐらい。特に味噌ラーメンは考えなくても胃に入る感じがいいですねぇ。

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こちらは先週、本土寺に訪れた帰りに食べたこってり味噌ラーメン。その名に偽りなく、すり下ろしニンニクまで入った豪快なものでした。

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こちらは味噌つけ麺。いつも訪れる地元のラーメン屋です。刻んだチャーシューがゴロゴロ入っていて、ほのかな酸味がアクセントになっている、これまた素敵な一品。

「色んな店の色々な味を食べてみたい」よりも「グレードが落ちないしっかりしたものを食べたい」欲が勝つので、だいたい外食するのがローテーションしてしまうのが、ちょっとした悩みです。

馴染みの居酒屋で夕飯を頂きました。(2013年6月7日)

休暇を頂いた金曜日――4月の中頃以来ずっとご無沙汰だった居酒屋に訪れる事にしました。

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名物、刺身の盛り合わせ。この日は初夏らしく初鰹のたたきと、珍しい魚と言う事でカワハギがありました。

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ちょうどできたてと言う事で豆アジの南蛮漬け。鯵は一二を争うほど好きな魚。南蛮漬けはその最も好きな料理法です。揚げたての鯵に野菜のエキスが詰まった付け汁の風味と酸味が最高でした。

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個人的に一番感動したのはワカサギの天ぷら。ふわふわサクサクの衣にワカサギの旨味がぎゅっと詰まっています。出し汁よりもレモン汁と塩で頂いた方が美味しかったです。

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デザートに頂いたのは自家製の黒糖プリン。ほっとする甘さと黒糖のコクが素敵な一品でした。

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