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“発掘”されたレンズ

ソシャゲを休止して時間に余裕ができた結果、思わぬ副産物が生じました。

そんな“浮いた”時間を利用し、ボードゲームの整理の要領で自室のクローゼットの一大整理を敢行したのが10日ほど前。古着を大量に処分していく中、片隅にそれはあったのです。

ミラーレスと一緒に買ったマイクロオフォーサーズのパンケーキレンズ。

英国遊学から帰って間もない頃に買ったことを今更に想起。幸い、保存状態も良好に見えたので試しに撮影しよう。処分するかはそれから決めればいいと軽く撮影したら

今の自分が一番撮りたいものが、撮りたい距離で撮影できてしまいました。特に、背景が滑らかにボケてメインの被写体が浮かび上がってくれたのは嬉しい誤算どころの話ではありません。

このレンズ、自分がこのブログを始める前にはすでに死蔵されていたという歴史の古さに驚くやら呆れるやら。なんにせよ、「スマートフォンがあるから普段の写真はこれでいい」って認識を改めるには十二分にお釣りが来る表現力と説得力です。

また、「iPadと連携がしやすい」無線LANつきSDカードまで発掘されたの、今までどんだけ積んでいたのかと。

今年は新しいものを発見すると同時に今までの資産を発掘することにも心を配る必要があると思った次第です。

淡い光の冬の田舎。(2011年12月4日)

先日の日記に引き続き田舎の風景。まだ秋の気配が漂うものの、冬特有の淡い光が特徴的でした。

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田舎に置きっぱなしのランドナーで軽く近所を周りました。

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放置された採掘場では、見張り台が朽ち果てるのを待っているかのようでした。

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12月だというのに、まだ落葉が始まっていないのも記憶に残っています。

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地元の人がかろうじて訪れるであろう神社に参拝。こういう雰囲気も大好きです。

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ただ、祠はきちんと整備されていて、ここの人たちの信仰心が現れているかのようです。

ここ最近、田舎に行っていないので、また日を改めて訪れたいものです。

冬の東京散歩。(2007年12月21日)

昨日に続き、過去写真のアーカイブ。今回は東京都内を軽く歩きまわりました。この時から既にデジタル一眼レフを使っていました。

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東京・上野の不忍池。紅葉も終わりつつあり、冬本番です。

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上野公園の隠れた名所、顔だけの大仏。「これ以上落ちようがない」ということで、合格の縁起物として受験生に人気があります。

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伏見稲荷の「千本鳥居」とまでは行きませんが、上野公園にはこんな感じの鳥居が居並んでいます。冬の淡い光に当てられて、幻想的な風景でした。

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この日の昼食は丸善のカフェでカキフライハヤシライス。トマトと玉ねぎの風味が効いたハヤシソースにさくさくのカキフライ。寒かった身体が温まりました。

旅先だけではなく、普段の行動圏内でもしっかりと写真撮影ができるのは、いい環境にいます。

 

Xperia Z1で撮影をしました。(料理)

前回に引き続き、Xperia Z1のカメラレビュー。今回は、使用頻度が高い「料理」の写真です。

馴染みの居酒屋さんで「美味しいものを定食でお願いします」と言ったら快く引き受けてくださいました。

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まずは全景。薄暗い中でもパンフォーカスになっているのはお見事というべきでしょう。

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メインの銀鮭ホイル焼き。鮭とバターの脂を野菜が吸って、得も言われぬ味わいを…… はさておいて、ホワイトバランスもマクロもいい感じに撮影できているのではないかと。

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いくらおろしにしても同様。緑、白、オレンジとそれぞれの色味を引き出しています。

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特に感動したのはお刺身。これだけクローズアップしているのに潰れることがありません。穂紫蘇の産毛まで表現できたのは正直予想外です。

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デザートの杏仁豆腐。瑞々しさや水面も素敵。

先の猫を撮影した時にも感じましたが、カメラそのものは単体でも他のコンデジ並。(というか切り離して販売できるぐらい)これを、あのスマートフォンの中に入れているのですから、「全社の技術を結集した」は伊達ではないと思ったわけで。

mAAch ecute万世橋に寄って来ました。

所用で須田町方面に用があり、時間を潰そうと万世橋まで足を伸ばしたら発見。

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謎の入り口。これが話に聞いたmAAch ecute万世橋ですか。

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近代的なデザインと、当時の建築をそのまま活かした施設が混在していて、独特の落ち着きとタイムスリップしたような感覚。

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ここの最大の驚きは、わずか31年しか営業しなかった「万世橋駅」の復元。こういう「現代の遺跡の残し方」は素晴らしいものがありました。

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施設の横にはおしゃれ系のカフェや居酒屋が立ち並び、色々とリサーチする必要がありそうです。

秋葉原の近くに楽しめそうな施設がまた増えました。

室内での子猫の撮影方法。

当面は猫のエントリーが続きそうですが……。 我が家にやってきた猫は生後2ヶ月。離乳食から通常食へと変わり、様々なものに興味を示す好奇心が旺盛な時期です。でも、身体は依然として小さい。そんな子猫を撮影するには

  • 小さい
  • 動きまわる
  • 明かりが屋外よりも暗い

という、撮影ではなかなか厳しい条件が揃っています。今回の日記は、ここ10日あまりで得た「子猫の撮影方法」をメモしようと思います。

※大前提:フラッシュ厳禁※

突然の明るい光は猫を驚かせるばかりか、下手をすれば警戒してしまいます。

・常にカメラを猫の生活圏に置いておく。
これで、「身近にあるもの」として警戒心をほぐします。

・取り回しやすい小型カメラのほうが使いやすい。
躍動感のある子猫は遊んでいる時に撮影したいもの。なので、遊びながらカメラを抱えることになりがち。そこで、片手で子猫を抱え(あるいは猫じゃらしなどを持ち)、もう片方でカメラを使うような運用になるかと思います。

・感度は高めにして、オートフォーカスが速いカメラを利用する。
室内で動くものを撮影するためには、いちいちマニュアルでフォーカスやシャッター速度などを決めるのは普通に撮影するにはこんなんです。

以下、作例を交えながらのTIPSです。因みに、僕が使っているのはRICOHのGXR+S10ユニット(またはA12 28mm)で、この小ささと取り回しの良さ、そして画力の高さに「このカメラを持ってて良かった」と改めて思った次第です。

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何かであやしながら撮影。デジカメのストラップなんかは格好の餌です。

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猫の動きを予測(するのは難しいですが)、予め構えておけば「立ち姿」なんかも撮影できます。

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場合に寄っては抱えながら。セルフポートレートの原理ですね。

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身体のパーツを撮影するときは、寝ている時に。起きている時に肉球を撮ろうとすると、下手すれば暴れます。

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寝ている時はあまり動かないので、これもまた絶好の撮影チャンス。

以上、こんなところで。また気づいたところがあれば改めて書こうと思います。

猫を飼い始めてからというもの、家にいる時はカメラが手放せなくなりました。

紫陽花を撮影してきました。(本土寺)

金曜日に引き続き、土曜日も紫陽花を撮影。千葉の紫陽花寺こと本土寺一年ぶりの訪問となります。

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咲き始めではありますが、広い境内に咲き誇る紫陽花をたっぷりと味わえました。

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まずは、昨年には持っていなかったGR Lensでその「空気感」をピシッと撮ります。被写体の周辺が綺麗にボケますねぇ。反面、マクロやAFはS10, P10ユニットに劣りますけれども。

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パンフォーカスも結構いい感じ。やや汗ばむ陽気の中、シャッターを切っていきます。

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手が届かない場所ではズーム付きのユニット、P10の出番。ここらでは余り見る事のないカミキリムシが蜜を吸っていました。

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こちらもP10ユニットのマクロ撮影。背後の反射した光が気に入ったところです。

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そして、何と言っても本土寺の今の時期ならではの光景「花菖蒲と紫陽花の共演」です。紫陽花単体は曇り空に映えますが、花菖蒲との組み合わせとなると、やはり陽の光が降り注いでいる時の光景が素敵です。

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苔むした地面。本土寺は様々なロケーションがあるので、撮影には困りませんね。次は是非こそ紅葉の時期に訪れたいものです。

紫陽花を撮影してきました。(飛鳥山公園)

金曜日は休暇を取り、朝一番で飛鳥山公園の紫陽花を見に行きました。ロールアウトしたばかりのGR Lens 28mmの実戦投入と言った形です。

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ガクアジサイとボケ具合は流石といったところ。

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まだ紫陽花は見頃の一歩手前。青系の紫陽花が一番好きですが、この薄ピンク色も緑に映えて素敵な色合いです。

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フォーカスリングを調整して後方以降にピントを合わせました。デジカメ撮影をはじめて以来ずっとフルオートで撮影していた僕だけに、こんな風に「手作業で撮影する」感じは新鮮でとても楽しい気分です。

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この日、気づいたのですが…… このGRユニットにもフィルター撮影がありました。早速、ミニチュアフィルターで撮影。

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RICOHのミニチュアフィルターはフィルターをかける範囲と位置をある程度自由に決められるのでお気に入りです。

そんなこんなで、広角単焦点の威力を存分に味わった紫陽花撮影でした。休日はこれに加えて、日常使いのS10ユニットとの組み合わせで様々な画像を撮っていこうと思います。

今月、撮影したいもの。

6月に入りました。世間は梅雨時という事で、憂鬱に思う人がいるとは思いますが僕は逆。一番好きな花である紫陽花が撮影できる月だからです。

あの淡い色、しっとりとした色合いが最高です。

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写真は2005年。コンデジで撮影したもの。場所は飛鳥山公園です。8年も前の機体でここまで撮影できるのですから、新しいレンズでどこまで綺麗に撮影できるか……

今からとても楽しみです。まずは今週末、寄ってみましょうかねぇ。

GR Lensを使ってみた雑感。(-2-スナップ)

昨日からの続き。月曜日に都内を軽く歩いてGR Lensを試しました。

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まずは神田明神で撮影です。28mmの広角で、レンズの歪みがないのは流石の一言。

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聖橋からニコライ堂を臨みます。こういう「道のある風景」は大好きなだけに、フルオートできちんと撮影できているのは嬉しい限りです。

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聖橋からの秋葉原。雲が厚いのにも関わらず、緑がいい感じに表現できました。

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ニコライ堂。都内もよくよく眺めると、こういう歴史的な建造物があるから楽しいものがあります。

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そして、僕の一番好きな花である紫陽花が咲き始めました。これは綺麗にボケてくれました。

昨日の日記では、このGR Lensを「新しい武器」と表現しましたが、どちらかというと「新たな標準」となるべき存在です。単焦点なのに、表現力が多彩で、スナップにはこれ1つで「好きなものが撮れる」形。唯一弱いマクロに関してはS10、P10ユニットを使えばいいのですから…… 本当に、GXRは僕好みの機体です。

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