カテゴリー: 箱庭撮影 Page 11 of 16

切り抜きと背面。(M.ZUIKO DIGITAL 17mmでのフィギュア撮影)

きっかけ

先週、広角パンケーキレンズが料理写真に威力を発揮すると判明。

他にも対象を広げられるはずだと以前の記録を遡りましたらこういうものを発掘しました。

これに倣ってみます。

検証

被写体にかなり近づくことができました。

丁寧に造られている後ろ姿もバッチリです。

トリミング

もっと寄って撮影し、被写体部分だけを切り取ったらどうなるかと試します。

近づきすぎによるピントのミスが抑えられたという印象。

スターライトエフェクト

被写体/背景にピンポイントを添えられるため気に入っているスターライトエフェクト。

このレンズ、より使い道が広がりました。

奥行き、背景。(そして2022/01/27のキャラホメ)

プロジェクト終了時の『キャラホメ』

大きな進展がありました。割と簡単な作業だと思っていた作業がどん詰まり、半年近くに及ぶプロジェクトへと展開。

これが、1/27に収束。これは自分を労う必要があると『キャラホメ』引っ張り出しました。

ここは「頼んでよかった」を選択。周囲の助けがあったとはいえ、主担当者として奮戦できました。

背景の裏側

翻って、「背景」の話。「木枠」を使って背景を作るのは何度か紹介。これを少しだけ飾ります。

裏側からワイヤー付きのビニールひも、洗濯ばさみ付きLEDで固定していきます。

こういうときに、リング型の造花は便利。

表にすると、こういうふうにオーナメント風のパネルが出来上がりです。

上記『キャラホメ』はこれで撮影しました。

奥行きと強弱

それにとどまらず、メインの被写体と背景の間に何か物をおいてみたらどうなるかを試しました。

結果はこちら。造花とハーバリウムを置くことでさらなる奥行きが強調され、屋外感が増します。

このアイディア自体は「ハーバリウムを造ったとき」に留め置いたもの。

これをリファインできたのは一つの成果です。

丸一年と、2つのPDCA。

話は少し前に遡ります。

2022年1月26日

この日は、『ライザのアトリエ2』Steam版がリリースされて丸一年が経った日でした。

このゲームでは2つの大きな学びがあったという次第。

ゲーム自体のPDCA

自分自身でアイテムを作るシステムがあるおかげで

  • どうすれば自分が望む特性を持たせられるか
  • それを検証していくにはどんな方法があるか
  • その検証結果、どこをフィードバックするか
  • フィードバック結果が可視化されるか

を学び取っていきました。

これのおかげで、超高難易度マップでも戦えるまで成長。

この、「検証とフィードバック」は仕事やらなんやらにも応用が効きました。

写真撮影のPDCA

2つ目は、本作主人公のフィギュア撮影。

前にも述べましたとおり、購入したばかりの撮影結果がこちらに対し、

  • 背景を工夫する
  • 光の当て方を変える
  • 構図を考える

をゲームと同じく検証していき

ここまで向上。(その間、レンズのアップグレードやカメラ本体の買い替えもありましたけれど)

こうして、何かしらの成果を出すことができたのは感慨深いです。

背景とムーンライト。-百均グッズの撮影用小物(その10)-

今回手に入れたものは「背景」でありながら「撮影対象にもなる」かたちです。

LEDムーンライト

300円商品だけあり、結構な大きさです。

「月」というよりはごつごつ感が小惑星を思わせますが、それでも雰囲気は十分。

なお、仕様として「色は自動的に規則性を持って変わる」があります。つまり、撮りたい色が来るまで待つ必要があるわけで。

作例

ねんどろいど

距離感というか遠近感を狂わせたかのような一枚。

フィギュア

スポットライトとの組み合わせで、被写体の影を「月」に投影できるのは面白い試み。

プラモデル

これは相当にマッチ。「宇宙」をイメージさせてくれました。

まとめと課題

  • 色が変わるタイミングを待つのがやや冗長
  • 月の模様に違和感

という難点があるものの、被写体と一緒に映り込むライトとしては先のスターライト以上のインパクトがあります。

で、単純に大きい光源(兼背景)なので、もっと撮影スペースが大きければ名と思った次第です。

枠と固定化。

先日入手した洗濯バサミ型のLED、相当の使い勝手でした。

固定化

「ものを挟める」その特性を利用します。枠の裏側に、それ自体を固定。こうすることで、ケーブリングの煩わしさから解放されます。

そして、立てかけて電源をいれれば閑静です。

作例

従来どおり、ボケを作ってほのかな光にしても、スターライトエフェクトで光を際立たせても光それ自体がアクセサリとして機能します。

「光をどこに配置するか」の微調整に悩んでいただけに、この、「灯り自体が固定器具になっている」のは

個人的に抜けた発想です。

まとめ -今後の応用-

先日作った「ペンの背景」に忍ばせたり、ワイヤーラックに仕込んだりと様々な応用が効くことは間違いないです。

クロスと背景。

思わぬ収穫がありました。

タロット用クロス

話はタロットをモチーフにしたボードゲーム『荒野へ -The Game of Tarot』を入手したときに遡ります。

今持っているタロットカードがあったはずだと発掘した猫をテーマにしたタロットカード。

一緒にタロット用のクロスとポーチを買っていたのです。

普段遣いのテーブルを覆い、シックな色合いのこのクロス、他に転用できると思い立ちました。

写真撮影の背景用クロス

あとはシンプルに、撮影ブースに立てかけるように配置。

クロスを用いての作例

クロスの表面と裏面を使っても目論見通り。光をある程度吸収してくれるために被写体の奥行きがより広がります。

まとめにかえて

カメラを入手した一連の流れでもそうですが……

今年は新しいものを入手したことにより、今まで持っていたものが脚光を浴びるケースが見受けられる気がします。

ライトとスターライト。-百均グッズの撮影用小物(その9)-

背景の可能性とカメラの可能性を感じました。

洗濯バサミつきLED

百均で入手した洗濯バサミつきのLED。写真やデコレーションなどを留めて飾るという想定のようですが、これ自身を背景として用います。

作例:A-X7

ほのかでも色とりどりの灯りがアクセント。

そして、カメラを切り替えて撮影中にもう一つの機能を見つけました。

E-P7のスターライトエフェクト

購入して間もないE-P7、様々なフィルタの中にエフェクトが用意されています。そこに、「スターライトエフェクト」なるものを発見。

作例:E-p7

ピンポイントの灯りを星の輝きのように増幅。これは応用が効きます。

まとめにかえて

洗濯バサミ型、背景に固定できるだけではなく、以前購入したワイヤーライトの固定にも役立ちます。

ラックと背景。-百均グッズの撮影用小物(その8)-

段々と、着実に設備が整っていきます。

追加の背景ボード

「ヲタトモ」と銘打っているだけあって、より「フィギュア撮影」に合う図柄となっていました。

作例:ひまわり畑

『ライザのアトリエ』シリーズは2作とも夏が舞台なので、夏を象徴するかのようなひまわり畑はうってつけ。

パートカラーも程よく決まります。

作例:神社

神社と艦娘はやりたいテーマの一つでした。3者いずれもその名前を冠した神社がありますし。

簡易ラック

そして、上記背景に一役買ったのはこの簡易ラック。押しピンで固定する分、耐荷重は軽いもの。ですが、それで十分です。

上面バウンスを狙ったレフ板を置ければ十分。また、追加の光源を見越した広さにしています。

OLYMPUS M.ZUIKO 14-42mmによるねんどろいど撮影。

撮影範囲が存外に広いと判明した、以前のメインレンズ。

小さい対象でもしっかりと活躍してくれました。

試し撮り

全身にピントが合って撮れたものの

  • 周囲が暗すぎる
  • ねんどろいどの特性上、情報量が上に多い

と見て取れました。それらを踏まえて…

ボードゲーム『フローリッシュ』と合わせる

上記反省を生かしてフィードバック。

背景を明るく、立体を添えたことで「ゲームの世界に入り込んだ」感を出すことができました。

『キャラホメ』との合わせ

個人的に感動したのがこの「キャラホメ」と合わせたとき。

被写体とホメカード両方にピントを合わせられますし、明るめに撮影できます。

ちなみに、このカードを選んだ理由は「連休明けにも関わらずコトが進んだ」ことにより応援いただいた次第です。

まとめにかえて

  • 軽く
  • 小さく
  • 小さい対象でも写せる

と、かなりのポテンシャルを秘めていたことがわかったこのレンズ。今まではこれを使いこなせなかったんだなと改めて思います。

反射とフィルタ。

新しく購入したOLYMPUSのE-P7。

カメラビルトインのフィルタ機能により、撮影と同時にレタッチを行えるのが魅力です。

今回、それを用いて、前に撮った素材を試してみました。

レフ板+海面シート(ボードゲーム『Dive!』)

フィギュアの背面にボードゲーム『Dive!』の海面シート、その背後にレフ板を合わせ、海面を表現。ここまでは前と同じ

そこに、百均のワイヤーライトで明かりを作り、フィルタを用いて周囲をぼかしています。

レフ板+ハーバリウム+海面シート(ボードゲーム『Dive!』)

更に応用です。アルミホイルの反射で海っぽくなるなら、ガラスでは水中らしくなるのではと以前作成したハーバリウムをあわせました。

光の反射やら透過が更にいい感じになりました。

まとめにかえて

このフィギュアを「どうやって水中っぽく撮るか」は去年から気にしていたテーマではありますが

  • 背景
  • 光源
  • 構図

を変えることでかなり変わる思ったなど。

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