まず、今年購入したボードゲーム一覧はこちら全39本。
- スクラブル ポータブル版
- エバーデール
- カヴェルナ 洞窟対決
- 真打
- 真打拡張 廓噺/食通
- ZENタイル ソロ
- ウェルカム・トゥ……
- イエス! ジンセイ
- 明日、旅に出ます
- ZENタイル ベーシック
- 大鎌戦役
- アンダーウォーターシティーズ
- コールドウォーター・クラウン
- ノイシュバンシュタイン城・拡張
- マーズオープンゴルフ
- ニュートンミニ拡張
- ニュートンプロモ
- コールドウォーター・クラウン拡張 the Sea
- ガイアプロジェクト
- 大鎌戦役拡張-彼方よりの侵攻-
- 大鎌戦役拡張-風に舞う策謀-
- 『現場は安全っていったじゃないですか!~仕事猫&電話猫カードゲーム~』
- ほぼ日の百人一首
- フレッシュウォーターフライ
- ZENタイル ベーシック 1.1
- First Class
- ユーコン・エアウェイズ
- ぬくみ温泉繁盛記
- パッチワーク
- パッチワーク Doodle
- ハーベイシャス
- Fleet the Dice game
- Fleet the Dice game 拡張
- ウイングスパン ヨーロッパ拡張
- エバーデール拡張
- 千本鳥居
- Invictous the Shogun
- Isle of Cats
- コーヒーロースター
中には『NEWTON』プロモのようにカード数枚ってのもありますが1本は1本というカウントです。
さて、自分が選んだ『2020年に入手したボードゲーム大賞』は
『大鎌戦役』
『ぬくみ温泉繁盛記』
の2本。そして、特別賞として
『コーヒーロースター』(バッグビルディング、バースト)
です。24日の時点でノミネートされていなかった作品が入ってしまうのは予定外でしたが、これを1月に買っても結果は同じでしょう。とかく、自分の好みに合ったソロゲームでした。
次に大賞となった二作品。逆順にご紹介です。
『ぬくみ温泉繁盛記』
「これぞ王道」と言わんばかりのワーカープレースメントではありますが、ダイスが絡むために経験者絶対有利とならない絶妙なバランス。
タイル配置は温泉旅館を増築していく雰囲気に満ち溢れていますし、配置後、それらは勝利点になりますしラウンドごとに資金や食料を提供してくれます。
そのため、飯の支払いが緩くなり拡大再生産の醍醐味も味わえます。何より、助っ人が
・資源の仕入れ
・出目の操作
・勝利点
と八面六臂の活躍を見せて本ゲームならではのオリジナリティを加えています。システムよし、アートワークよし。これこそ、温泉宿でゆっくりとソロプレイをしたい逸品です。
『大鎌戦役』
文句なしです。デジタル版の総プレイ時間が全てを物語っています。
実在の国をモデルにif世界の東欧を駆け巡る爽快感。テーブルトップの方でもミニチュアやリソースを手にとる質感は堪えられません。
彼我の勢力/マットに応じて戦術をギアチェンジをしていく様や、どこに戦力を集中していくかのアブストラクト。そして終局となる星章を獲得しても勝てるかの読み合い。
・内政と進軍のバランス
・エリアマジョリティと各個撃破のリスクの天秤
・スチームパンクかつ牧歌的なアートワーク
など、物理的なコンポーネントの重さも広さも全てが「ユーロゲーム」という形でした。
以上3作品が自薦の賞となりましたが最後にもう1本。
『ZENタイル』
タイムラインに「その時、どう感じたか」を配置するのみ。配置するのみなのに
・その時に何が起きたか
・どういう感情が発生したときにトラブルが発生しているか
・ネガティブな感情をプラスにするためのコントロール
が鍛えられました。今年、Weblogを再開して日毎のエントリーが途切れなかったのも紙の日記が再開できたのも、この禍のさなかでも心の平静を保つよう努めていられたのも、このZENタイルのおかげ。
故にボードゲーム大賞と言うより座右の一本。『Item of the Lifetime』です。
そんなこんなで2020年は、ボードゲームという点においては素晴らしい作品に出会えました。