先週の出来事です。

ここ最近、懇意にしているお店。様々なメニューを試しているのですが、今回は「バソ(Bakso)」を試しました。
結論から言えば「インドネシアの国民食」だそうです。
元々は中国の文化(特に福建省あたりの肉団子料理)が、交易によってインドネシアに伝わったものが起源とされています。
語源も福建語の「肉酥(Bak-so)」から来ていると言われています。ただし、インドネシアはムスリム文化圏。それ故に現地で手に入りやすい「牛肉(Daging Sapi)」や鶏肉、魚肉を使って独自に進化し、今のハラル文化に深く根付いた形になっています。

そして、料理と一緒に出てきたのがこちら。
わ。現地の人々はね、ベースとなるスープに、卓上の調味料――激辛のチリソース(サンバル)、甘黒い醤油(ケチャップマニス)、お酢などを「これでもか」というほど投入して、自分好みの混沌とした味に仕立て上げてすするのがお決まりとなっています。
前置きはこのぐらいにして、以下、食べた感想です。
牛骨をじっくり炊いたスープに牛の肉団子がたくさん! ゆで卵と小松菜、そしてもやしが全体を整えます。
もちろん、春雨の美味しさは言うまでもなく。
中央に散らされたフライドオニオン(現地ではバワンゴレンというそうです)。これがスープの水分を吸って旨味を放ち、小松菜の鮮やかな緑と素晴らしいコントラストを描いているました。
なによりも、このサンバルは控えめにしても「辛い」という印象。2垂らしぐらいで汗が止まらない辛さ。それ故に夢中になって食べました。
また、春雨だけということもあって

食後にマフィンとミロ。このミロというのもポイントです。マレーシア産だそうで。
マレーシアは世界第一位のミロ消費国。現地では子供の飲み物ではなく、老若男女のソウルドリンクと断言できるレベル。
そのため、使われている粉の基準量自体が日本の倍近く多く、現地ではコンデンスミルク(練乳)や砂糖をたっぷりと混ぜて、脳が震えるほど濃厚でガツンとくる甘さに仕上げるのが正統派。
これもその例外に漏れず、しっかりとした甘さがバソの辛さを抑えてくれました。
コメントを残す