月: 2025年8月

出先での記録環境。

中古で購入したThinkPadがもたらしたのは、「出かけることのハードルの低さ」です。

常に行う

  • 日記
  • ブログの更新
  • 体調、入出金などライフログの記録

が、自宅で行うことなく可能になったからです。

喫茶店で食事を取りながらの入出金記録を行い(この食事代も記録しながら)

また、出先に椅子とテーブルがあると分かっていれば、このように、アナログな記録も同時に実施することができます。

記録するための道具がそろっていれば、記録する環境は問わない(というか状況に合わせて選べる)

というのが分かったのが、このThinkPadでの収穫です。

入力体験の統一。(分割キーボード→ThinkPadキーボードへの移行)

こちらの記事の続きです。

実際に使ってみて

  • 分割キーボード+トラックボールよりも指がホームポジションから離れないために作業に集中できること
  • 思った以上に自分の指が好む打刻感だったこと

を踏まえ、メインのキーボードをこちらに差し替えました。

改めて思ったのが、デスク周りが格段に広くなったということ。

そして、「ある程度市場に出回っている現行品」のため、何かあっても入手しやすいこと」は大きいです。

今まで愛用していた分割キーボードの日本代理店が撤退し、今後の入手をどうしようかと思っていただけに、ThinkPad購入によるキーボードの使いやすさが飛び込んできたという形です。

Ubuntuでhistoryの履歴を追いやすくするシェルスクリプト並びにコマンド化。

概要

設定変更時、過去のコマンド履歴を確認するため

history | grep command

として過去の履歴を確認します。これをシェルスクリプトの力で解決します。(スクリプト作成にはGemini pro 2.5を利用)

スクリプト

  • histgrep.sh
#!/bin/bash

# スクリプトに引数が渡されたかどうかで処理を分岐
if [ "$#" -gt 0 ]; then
  # 引数が存在する場合、その値を検索文字列として使用
  SEARCH_TERM="$1"
else
  # 引数がない場合、対話式でユーザーに入力を促す
  read -p "探したいコマンドを入力してください: " SEARCH_TERM
fi

# 検索文字列が空の場合はエラーメッセージを出して終了
if [ -z "${SEARCH_TERM}" ]; then
  echo "検索文字列が入力されていません。"
  exit 1
fi

# historyコマンドの代わりに、履歴ファイルを検索する
HISTFILE_PATH="${HISTFILE:-$HOME/.bash_history}"

echo "実行履歴から「${SEARCH_TERM}」を含むコマンドは以下の通りです。"
grep "${SEARCH_TERM}" "${HISTFILE_PATH}"

これを保存して、

chmod +x histgrep.sh

で実行権限をつけます。

コマンド実行例

引数無しの対話型

./histgrep.sh
探したいコマンドを入力してください: bundle
実行履歴から「bundle」を含むコマンドは以下の通りです。
sudo -u www-data bundle install --without development test --path vendor/bundle
sudo -u www-data bundle install
sudo -u www-data bundle install --without development test --path vendor/bundle
sudo -u www-data bundle exec gem install rake
sudo -u www-data bundle install --without development test --path vendor/bundle
sudo -u www-data bundle install --without development test --path vendor/bundle
sudo bundle install

と、探したい文字列を含む履歴をhistory(正確には履歴ファイル)から参照します。

引数型

./histgrep.sh configtest
実行履歴から「configtest」を含むコマンドは以下の通りです。
sudo apache2ctl configtest

このように、探したい文字列を引数とすることで、そのコマンドを探せます。

コマンド化

これをコマンド化します。

sudo ln -sf /path/to/script/directory/histgrep.sh /usr/local/bin/histgrep

/path/to/script/directory/histgrep.shはフルパスで、スクリプトがある場所を指定します。

which histgrep

で、/usr/local/bin/histgrepを確認。

後は、作業中でも

histgrep tar

などとすれば、過去に実行したコマンドの履歴を容易に参照することができます。

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