月: 2022年4月

2つの『アグリコラ』。2つのオーガナイザー。

お気に入りのボードゲームを「冗長化」させました。

『アグリコラ リバイズドエディション』

更に再販されるという話は聞いたものの、どこも予約は終了。そんな中で「残り一つ在庫が残っていた」ので、ここぞとばかりに購入です。

開封

内容物はわかりきっておりますが、袋に入れられている状態は新鮮です。

早速、分類していきます。

カード類

大きな進歩とラウンドはハードスリーブ、職業と小さな死のはソフトスリーブに入れて区別をつけています。

トークン類

トークン系は分類します。(欲を言えばこの1.5倍は欲しいところです)

収納

そんなこんなで、Tower Rexのオーガナイザーと差し替えていたために余っていたThe Dicetroyerのオーガナイザーに収納することができました。

2つのオーガナイザー比較

カード入れや資源系の収納方法に違いが見られるものの「プレイヤーごとに使うワーカー/柵/厩」が独立しているのは一緒。

また、「オーガナイザーのためにボードゲームを複数購入する」例が増えました。

室内サーバ増強計画:第一段階完了。(そしてUbuntu Studioインストール)

ここ2週間の私的プロジェクト、ようやく決着です。

これまでの経緯

元々は「自分のミスにより検証機として用いていたredmineをクラッシュさせた」ことが発端。

ToDo / 進捗 / メモを管理・保管するツールとしてredmineは検証から本番へと格上げする必要がありました。

そこで、

  • 安価
  • 小型
  • 省電力

の三拍子が揃ったChuwi Heroboxに白羽の矢を立ててサーバの構築を行いました。

このサーバが思ったよりも快適だった&冗長化構成を取りたいためにもう一台購入したのが先週。

サーバの役割

現時点で、2つのサーバの役割は以下のとおりです。

サーバ1:Penzance

こちらはredmine専用。今後、自分の記録の核とするために他の機能は省こうと思います。(先代をクラッシュさせたのも、『他の機能を追加した』からでした

サーバ2:Paddington

こっちは

  • ローカルDNS
  • Zabbix
  • Knowledge(redmineの設定記録)
  • Lychee(フォトアルバム)

など、ネットワークの補助やredmineが苦手とする「写真の一覧」を収めるサーバになりました。

Linux Studio

サーバを2台構成にしたことで、今までredmineその他を入れていたPCが浮くことになりました。

これを活用するために、原点回帰です。検証機としての機能を有し、かつ、各種コンテンツの利用に耐えるLinuxとして選んだのがUbuntu Studio

使い慣れたKDEデスクトップが選択の決め手となりました。

好き勝手できる環境が一つあるというのは精神的な助けにも繋がります。

Very Hardの壁突破。(『ソフィーのアトリエ2』トロフィーコンプ後の感想)

話は少し前に遡り、

この少し後という時系列になります。

『ソフィーのアトリエ2』トロフィーコンプリート

126時間と難産でしたが、『ソフィーのアトリエ2』、すべての実績を解除しました。

一番つらかったのが「難易度指定かつ時限式」の実績があったこと。Very Hardは未知の領域でした。

先人の知恵に頼り

  • プラフタのMPを可能な限り最大に上げて
  • トワイライトプリズムで一気にダメージを削る

が有効極まりない手法でした。(なお、これにより『一撃で99,999以上のダメージを与える』も解除されました)

全体的な感想

とても良く練られているユーザーインターフェース

  • ストーリー
  • クエスト

で、「どこに行くべきか」や「何を採取/調合すればいいのか」がひと目で分かる親切設計。

これにより、ストーリー進行で詰まることは(ほぼ)ありませんでした。

天候操作

合間合間、天気を変える必要があります。これによって

  • 大雨により浮き橋ができる
  • 水面が凍ることで新たな道ができる
  • 高いところにジャンプする

などの効果をもたらしてくれました。アルシュのパズルを解いているような感覚が楽しかったです。

チャレンジしがいのある調合

自分が最初に触れたアトリエシリーズが『ライザのアトリエ』だったことから、今回のパネル調合は戸惑いがありました。

それだけに、すべての効果を発揮できるようになれたのは達成感があります。(余談ですが、一つのアイテムを調合するのに30分ぐらいの時間がかかることもありました)

テンポの良いストーリー

上述したインタフェースと相まってストーリーパートはサクサク進みます。キャラクターも生き生きと動いていますし、それをガストならではの素敵な音楽が盛り上げてくれます。

総じて

いいゲームでした。この前作や時系列が後の作品でも遊びたいと思います。

Webアルバムシステム『Lychee』感想。

新サーバに導入したWebアルバム『Lychee』。極めて満足度が高いシステムでした。

長所

操作の簡単さ

  1. アルバムを作る
  2. ブラウザ内部に写真をドラッグ&ドロップ

で登録完了。別のアルバムに移動させるのもファイル名変更も直感的に分かります。

速さ

「ゲートウェイを通さない」アドバンテージを差し引いても画像のアップロード、表示、画像の切り替えが異次元の速度です。

これにより、ファイルサーバにため込んでいた写真を見返すことができるようになりました。

短所

メニューが日本語非対応

簡単に操作できますが、使い方やメニューが日本語非対応なので敷居は高めです。

フォルダをまるごとインポートできない

ルートフォルダ
 └フォルダA(写真x枚)
 └フォルダB(写真y枚)

という構成でルートフォルダをドラッグ&ドロップしてもインポートすることができません。
同じく、フォルダA/Bだけをドラッグ&ドロップしても中の写真がインポートできません。対象はあくまでも写真ファイルのみです。

まとめ

「フォルダをまるごとインポートできない」はやや大きめの短所。
とはいえ、この早さや簡便さは他の群を抜いています。

今までに撮りためた写真を再活用するためにも、この「Lychee」を扱ってみようと思いました。

Ubuntu 20.04にフォトアルバム『Lychee』をインストール。

「速い」「軽い」「扱いやすい」が揃ったWebアルバムLycheeをローカルで建てたUbuntu20.04(Kubuntu)にインスールしてみました。

(参考:写真サーバ Lychee)

前提

  • MySQL導入済み
  • Apache導入済み
  • php7.4導入済み

ハードウェアは「Chuwi Herobox Pro」。1TBのSSDをまるごとホームディレクトリに割り当てています。

手順

PHP設定

この通りにMemory Limitやアップロードできるファイル容量を増やしています。(大きめの写真ファイルを扱うため)

DB作成

mysql -u root -p
CREATE DATABASE lychee character set utf8 collate utf8_bin; 
CREATE USER 'lychee'@'localhost' IDENTIFIED BY 'パスワード'; 
GRANT ALL PRIVILEGES ON lychee.* TO 'lychee'@'localhost' WITH GRANT OPTION; 
FLUSH PRIVILEGES;
quit

Lycheeダウンロード

mkdir /home/www-data
# 上述した1TB/homeを有効活用するため、サイトディレクトリをここにします。
cd /home/www-data
git clone https://github.com/electerious/Lychee.git lychee

Lycheeディレクトリ設定

chown -R www-data:www-data /home/www-data/
chmod 777 /home/www-data/lychee/data/
chmod -R 777 /home/www-data/lychee/uploads/
cd /var/www/html
ln -s /home/www-data/lychee/ lychee

バーチャルサイト設定

vi /etc/apache2/sites-available/lychee.conf

設定内容

<VirtualHost *:80>
   DocumentRoot /home/www-data/lychee/
      <Directory /home/www-data/lychee/>
         Options Indexes FollowSymLinks MultiViews
         AllowOverride All
      </Directory>
</VirtualHost>

設定有効化

a2ensite lychee
systemctl restart apahce2

設定後、

http://[IP or ホスト名]/lychee

でインストール画面が現れました。

DB名
DBパスワード

などを入れれば設定完了です。

Lycheeの画面

基本的に

  • アルバムを作る
  • ドラッグアンドドロップで写真を放り込む

とシンプルな作り。(Dropbox連携などもあるようですがセキュリティの事情で省いています)

ただ、それを補って「高速描画/高速処理」が快適です。自分の写真管理の新たな友となることは間違いなく、後日、改めて紙幅を設けたいと思います。

Ubuntu20.04にTomcat8とknowledgeを導入。

バージョンを落としてでも用いたいシステムがありました。

Dockerではなくオンプレ環境で整えます。メインをredmineにしたものの

「redmineの障害に備えた構築メモ」が欲しかったのもあります。

また、PDFをプレゼン形式で表示してくれるのはこのシステムの強み。

先だってredmineとは別のサーバを入手したので早速のインストールです。

環境

  • Ubuntu 20.04(Kubuntu)

手順

JDKインストール

aptitude openjdk-8-jdk

java -version
openjdk version "1.8.0_312"
OpenJDK Runtime Environment (build 1.8.0_312-8u312-b07-0ubuntu1~20.04-b07)
OpenJDK 64-Bit Server VM (build 25.312-b07, mixed mode)

その後、Tomcatをaptitude(apt)でインストールを試みましたがaptitude(apt)でサポートするTomcatのバージョンは9。
knowlegeの対象外です。(knowledgeのシステム要件はTomcat8)

そこで、以下の手段を執りました。

Tomcatユーザー作成

mkdir /opt/tomcat

groupadd tomcat

useradd -s /bin/false -g tomcat -d /opt/tomcat tomcat

Tomcat8のダウンロードと展開

cd /tmp
wget https://archive.apache.org/dist/tomcat/tomcat-8/v8.5.5/bin/apache-tomcat-8.5.5.tar.gz
# DL先は2022/04/03時点のものです
tar -xf apache-tomcat-8.5.5.tar.gz -C /opt/tomcat/
ln -s /opt/tomcat/apache-tomcat-8.5.5 /opt/tomcat/latest
cd /opt/tomcat/latest/bin
chmod +x *.sh

Tomcat8の起動スクリプトを作成

vi /etc/systemd/system/tomcat.service
スクリプト内容

(CentOSから流用したので怪しい部分があります)

[Unit]
Description=Tomcat 8 servlet container
After=network.target

[Service]
User=tomcat
Group=tomcat
Type=oneshot
PIDFile=/opt/tomcat/latest/temp.pid
RemainAfterExit=yes

ExecStart=/opt/tomcat/latest/bin/startup.sh
ExecStop=/opt/tomcat/latest/bin/shutdown.sh
ExecReStart=/opt/tomcat/latest/bin/shutdown.sh;/opt/tomcat/latest/bin/startup.sh

[Install]
WantedBy=multi-user.target

Tomcat8のサービス化

chmod +x /etc/systemd/system/tomcat.service
systemctl daemon-reload
systemctl enable tomcat
systemctl start tomcat
systemctl status tomcat

ステータス確認

 systemctl status tomcat
● tomcat.service - Tomcat 8 servlet container
     Loaded: loaded (/etc/systemd/system/tomcat.service; enabled; vendor preset: enabled)
     Active: active (exited) since Sun 2022-04-03 09:29:44 JST; 30min ago
    Process: 12416 ExecStart=/opt/tomcat/latest/bin/startup.sh (code=exited, status=0/SUCCESS)
   Main PID: 12416 (code=exited, status=0/SUCCESS)

Knowlegeインストール

cd /opt/tomcat/latest/webapps/
wget https://github.com/support-project/knowledge/releases/download/v1.13.1/knowledge.war
chown -R tomcat:tomcat knowledge.war 
systemctl restart tomcat

インストール後、

http://[インストールしたホスト]:8080/knowledge

でアクセスできることを確認しました。

2台目の自宅サーバ。(Chuwi Herobox Pro 2台目)

先週手に入れたChuwi Herobox Pro。

  • 取り回しが良く
  • 無音
  • 小型

ということで、こうなりました。

2台目、到着。

2台構成にすることにより、相互にバックアップを取ることができるとの判断です。

そして、もう一台置いてもスペースを取らないコンパクトさも購入のハードルを下げました。

改めての開封確認

小型ながら、インタフェースの多さには驚かされます。

  • USB3.0 ×2
  • USB2.0 ×2
  • Micro SDカードスロット

それに加えて蓋を開けるとSSDをそのまま取り付け可能。ホームユースとしては必要十分な容量が確保できます。(今回は1TBのSSDを同時に注文しました)

OSインストール

1台目がLinux Mintだったので、こちらはKubuntuにしました。

画像

カーネルを差し替えることなく有線が認識。

早速、DNSを構築してそれぞれの向き先も変更です。

今後の展望

こちらはDNSだけではなく

  • Zabbixサーバの本番運用
  • redmineのバックアップ先
  • メディアサーバ

と、別のことにチャレンジします。

自宅サーバの監視システム。(Ubuntu 20.04にZabbix追加)

Zabbixサーバ追加

宅内サーバの障害の切り分けのため、監視システムであるZabbixを導入しました。

環境

  • Kubuntu 20.04
  • MySQL / Apache導入済み

手順

LAMP設定

aptitude install libapache2-mod-php
aptitude install php php-mbstring php-gd php-xml php-bcmath php-ldap php-mysql

PHP構成変数の更新

vi /etc/php/7.4/apache2/php.ini
変更内容
memory_limit 256M
upload_max_filesize 16M
post_max_size 16M
max_execution_time 300
max_input_time 300
max_input_vars 10000
date.timezone = 'Asia/Tokyo'

Zabbix リポジトリの設定

wget https://repo.zabbix.com/zabbix/5.0/ubuntu/pool/main/z/zabbix-release/zabbix-release_5.0-1+focal_all.deb 
dpkg -i zabbix-release_5.0-1+focal_all.deb

Zabbix サーバのインストール

aptitude update
aptitude install zabbix-server-mysql zabbix-frontend-php zabbix-agent zabbix-apache-conf

Zabbixデータベースとユーザの作成

mysql -u root -p 
CREATE DATABASE zabbixdb character set utf8 collate utf8_bin; 
CREATE USER 'zabbix'@'localhost' IDENTIFIED BY 'パスワード'; 
GRANT ALL PRIVILEGES ON zabbixdb.* TO 'zabbix'@'localhost' WITH GRANT OPTION; 
FLUSH PRIVILEGES;
quit
cd /usr/share/doc/zabbix-server-mysql 
zcat create.sql.gz | mysql -u zabbix -p zabbixdb

Zabbix構成の更新

vi /etc/zabbix/zabbix_server.conf
ファイルの内容
  DBHost=localhost
  DBName=zabbixdb
  DBUser=zabbix
  DBPassword=パスワード

zabbix有効化

systemctl enable zabbix-server 
systemctl restart zabbix-server

ディレクトリ権限変更

ここで [サーバIPorドメイン/zabbix]を入力しましたが404 Not Found。以下を施しました。

cd /usr/share
chown -R www-data:www-data zabbix
systemctl restart apache2

その後、インストーラ画面が出てきたので後に続きます。

サーバ追加後

このように、監視システムが現れました。

  • 監視設定の精査
  • メール通知などの追加

が残っていますけれど、まずは一歩前進。

余談

Zabbix-AgentはWindowsにも対応しています。そこでメインで使っているデスクトップにもAgentを入れてみたら

  • マザーボード備え付けのLANポートが認識しない
  • 同様にマザーボードのサウンドも認識しない
  • 壁紙設定が強制的に上書きされる

などの不具合が発生し、やむなくWindowsからエージェントをアンインストールしました。

2022年の観桜。

2022年は不安定な天気が続き、花粉も酷く舞っていたという印象。

そんな厳しい状況下でも満開の桜を撮ることができました。

増上寺

港区、増上寺は東京タワーと一緒に桜を撮ることができる絶好のスポット。

A-X7のストレートな表現力が活きた形です。

芝浦

こちらはE-P7で撮影。軽くコンパクトなボディらしからぬ表現がお気に入り。

多彩なフィルターもこのカメラならではです。

本格的な撮影とまではいきませんでしたけれども、屋外撮影を楽しむことができました。

Chuwi Heroboxの有線接続化とNASマウント。

既知の問題点

  • 小さい
  • 無音
  • それでいて拡張性がある

ということで使い始めているChuwi Herobox Pro。Linuxを運用する上で

「オンボードNICを認識しない」

という問題点がありました。それを解決するために検索していたらUbuntu 20.04にはHeroboxに適合するドライバが入っていないとの情報にたどり着きました。

解決

以下の方法で解決しました。なお、入っているOSはLinux Mint 20.03(una)です。

  1. 無線LAN接続設定無効化
  2. 以下のコマンドを実行
aptitude install linux-image-oem-20.04d

機器再起動後、無事に有線接続を確認。後は無線に入れ込んでいたIPアドレス設定を施せば完了です。

こうして、接続も安定化したのでもう一つの解決策にも着手します。

NASのマウントとバックアップ向き先変更

先日、「MySQLのバックアップ先をUSBメモリにする」暫定作を書きましたが、もっと容量があって冗長化されているところ:NASに変更します。

これを元にNASをマウント。mysqlのバックアップ先も以下のように変更します。

#!/bin/sh

SHELL=/bin/sh
PATH=/usr/local/sbin:/usr/local/bin:/sbin:/bin:/usr/sbin:/usr/bin

cd /home/manualmaton/bin
mysqldump --defaults-extra-file=dbaccess.conf --no-tablespaces -h localhost redmine > /path/to/NAS/Directory/redmine_backup.`date +%Y%m%d`

これで、平常時のDBバックアップもうまくいきました。

後は、redmine全体のバックアップ設計を考えていきます。

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