月: 2020年2月 Page 1 of 3

Linuxデスクトップのアップグレードと若干の問題点。

ご時世がご時世です。外出できない分の鬱憤を晴らすがため、Linuxデスクトップのさらなる底上げを図りました。

今月半ばに増設したメモリに加え、

  • メインSSDを512MB→1TBに差し替え
  • 新たに4TBのHDDに増設

と、もはやワークステーションには過ぎるスペックにしました。今後のOSの差し替えがしやすいようにHDDのみを/homeに割り当てています。

そして、OSはLinx Mint18から19へとクリーンインストール。記録領域が底上げされたことで様々な検証ができると喜んでいたのですが……

  • HDDのアクセス音が耳に触る
  • VirtualBox上でUbuntuが動かない

という2つの問題が浮上。前者に対しては24時間運用を諦めるワークアラウンドを取るしかなく、後者はHDDの相性の可能性。なんにせよ、追加したものが仇になる勢いです。

百均グッズによるボドゲ収納『三津浜』の整理。

  • ダイスとカード、キューブのみの単純なコンポーネント
  • ボードゲームに触れたことのある方ならすんなりと理解できるルール
  • なのにジレンマ満載、ひりつく読み合い

と、小箱の中で最推しに入るボードゲーム『三津浜』。カード主体のため、スリーブに入れて保護をしているのですが、このサイズならではの問題にぶち当たります。

スリーブ入りだと元の箱に入りません。なので、箱ごと入れ替えることにします。

百均で購入した白木の箱。サイズ感もぴったりです。

余ったスペースにキューブとダイスを入れます。

オリジナルよりかなり厚くなりましたが、セットアップのしやすさとプレイ感はより増したという次第。

ボードゲーム専用オーガナイザーを導入しました。(Key to the City – London)

百均グッズによるボードゲーム収納は何度か書き、その度に「どうにかなる」言ってみたものの、専用に設計されたオーガナイザーの使い勝手を試したらどうなるかをやってみました。

タイトルにあるように、入手したのは『Key to the City - London』専用オーガナイザー。

プレカットされた木の板を説明書通りに組み立てていきます。

モノが木なので取り出しはやや苦労。木工ボンドで接着したりヤスリで削ってほぞを合わせたり。

一番の山場はトークンとコネクタを収納するトレイでした。そして、1時問半ほどで……

収納システムが完成です。六角形のタイルが世代、種別ごとに整理されました。

かなり取り回しに苦労していたランドマークはスリツトと蓋でズレを防ぎます。

勿論、元の箱にジャストフィット。

  • 各コンポーネントの視認性が抜群
  • 取り出しやすく、しまいやすい
  • ゲームのプレイ感を向上

は日頃のボードゲーム収納で心がけておりますが、専用に設計されたものはこれらが段違いだと理解しました。

巣鴨での昼食。

お休みをいただき、所用を済ませる前に巣鴨に立ち寄り昼ごはん。昨年の夏に見つけたご贔屓の定食屋です。

この時期ならではのぶり大根と、名物のネギトロ。

  • 頭も中骨も入ったブリのあら
  • スッと箸が入る柔らかさと瑞々しさ
  • そして煮汁とブリの出汁を吸い込んだ大根
  • 説明不要なネギトロ
  • ラチン状の目玉、唇の確かな食感と豊かな旨味

と、全てが満足行くものでした。そして、それ以上に印象的だったのが「全てを食べ終えたあとに最後まで舌に残る瑞々しいご飯」。こういうときだからこそのとっておき、でした。

とげ抜き地蔵も参拝し、散りゆく梅を眺めつつ、様々な買い物を一気に済ませたという次第です。

NASのマウントとマルチメディアプレイヤーとしてのLinuxデスクトップ。

色々と改良を施したLinuxデスクトップ。「ボードゲーム中や各種作業の合間に操作する」性質上、所有している動画や音楽、写真などにアクセスする必要が出てきます。そんなこんなで、「Linuxデスクトップをメディアプレイヤーとして用いた過程」のメモ書きです。

なお、以下のものを用いています。

PC:Linux Mint 18
NAS:ASUSTOR 2ベイ

NASは適当に共有設定を行っているものとします。

NASをマウント

まず、バックアップを兼ねているNASをマウントさせました。ターミナルから/etc/fstabを開き、

//[NASのアドレス]/[マウントしたいディレクトリ] /[Linux機のマウントポイント] cifs username=[ログインID],password=[ログインID]-passwd,uid=[ユーザーID],gid=[グループID]

を追記して再起動。再起動後、マウントポイントからアクセスできることとファイルの読み書きができることを確認しました。

動画プレイヤー

安定と信頼のVLCを導入。ターミナルから以下を実行します。

$ sudo apt install vlc

写真ビューワ

以前はdigikamを用いていたものの、「軽さと速さ」を求める志向になったので

$ sudo apt install gthumb

として、gThumbを入れました。エクスプローラーとして使えるのが何よりです。

音楽再生

以前も使っていたclementine。導入(と言っても以下コマンドを叩くだけです)後はNASの音楽を格納したディレクトリを指定すればインポートはあっという間でした。

$ sudo apt install clementine

地味に、Bluetooth対応のミニコンポを認識させているので、それなりの音を出せます。

まとめ

「NASをシステムディスクの一部」としてマウントできたのが最大の収穫。これにより、ディスク増設をする必要もありませんし、好きなディストリビューションを任意のタイミングで再インストールすることが可能になりました。

ボードゲーム『Key to the City – Loncon』で遊びました。

そもそも自分にとって縁のある街を舞台にしたゲームであること、

  • ワーカープレースメント
  • タイルプレースメント
  • 競り
  • 資源生産

などがギュッと詰まっていることでお気に入りの一本であるものの、「3人以上で遊ばないと面白くない重ゲー」ということで、広げる機会は少なかったのですが、うまい具合に時と人と場が重なり4人で遊びました。

プレイヤーはランダムに配られる3色の「キープル」と呼ばれる手駒を用いて

  • タイルの入札
  • コネクタの生産
  • トークンの生産
  • タイルの改良

を4ターンに渡って行ない、ロンドンの発展を担っていきます。

全ての行動(スタートプレイヤーの取り合いすら!)が早い者勝ちなだけでなく、「何かのアクションは、その色のキープルでないと発動できない」ことが絶妙な運と戦略が織りなすゲーム性を出してくれます。

入札したタイルはターン終了時に配置できますが、コネクタ含めて再配置ができません。コネクタとタイルの組み合わせによって勝利点がもらえるため、先を見据えた入札が必要になってきます。

コネクタやトークンを生産する施設は「他プレイヤーのものでも利用可能」ではあるものの、発動のために用いたキープルはターン終了時にそのプレイヤーのところに行ってしまう悩ましさ。

最終的にできあがったのがこちら。テムズ川で固めて、そのコネクタのつながりで高得点を狙いました。

「自分が訪れたことのあるところ」のゲームをするって言うのもまたよきものです。

ボードゲーム『Welcome to Your perfect Home』感想

いわゆる「紙ペンゲーム」にジャンル分けされるもの。レビューサイトなどでビジュアルがよかったこと、ソロプレイが可能なことを含めて入手しました。

プレイヤーは1950年代アメリカの建築家として、様々な業者の助けを借りながら区画を整備して分譲していくことが目的です。とっつきにくそうだと思ったものの、読み込んでしまえば

  1. カードをめくって
  2. 番地を空いているスペースに書き
  3. 追加効果を発動

するのみ。ですので、コンポーネントも非常にすっきりです。

  • ゲームボード(個人用記録ボードも含む)
  • 建築カード
  • 都市計画カード
  • 早見表

建築カードは両面使用となっていて、「番地と追加効果の組み合わせ」によるランダム性を演出。都市計画カードは追加効果の「柵」で区切られた団地の広さと数の組み合わせでプレイヤーに勝利点をもたらします。(また、終了のトリガーの一つとなっています)

個人的に、自分が大好きな映画である『Back to the Future』の舞台、1950年代アメリカの雰囲気に浸れるというのが堪りません。(それを見越して当時の広告を模した早見表にしっかりとデロリアンが描かれているのもポイントが高かったです。

  • どこから書いても構わないが、必ず左から昇順でなければならない。
  • 番地の昇順は以上ではなくより大きい数字。
  • 番地の修正は不可。

という縛りと

  • 追加効果の柵による区画の分割。
  • 指定された分割をいかに速く達成してボーナスを得るか

の競争が程よいアクセントとして機能しているという印象です。追加効果にしても勝利点を増やすだけではなく、カードの番地の操作や隙間を埋めてくれる(けど使い続けるとマイナスになる)と便利なものがありました。

ソロプレイのバリアントもそれほどキツいとかルールが極端に変わったりというのもありません。ただひたすらにハイスコアを狙うストイックさ。そして、全てのカードを使い切る性質上「カウンティングの練習台」に役立ちます。

昨日の記事でご紹介した時、このゲームをやっていまして。『Back to the Future』を観ながらだと没入感が凄かったです。

部屋の小進歩(minor improvement)。

昨日からの続きである、サブPCとして用いているLinuxデスクトップの話。

そもそも、このPCを本格的に使っている理由は部屋の構造にあります。メインPCの対角線上にボードゲームの棚があり、その前に折りたたみテーブルを広げているため、ソロプレイ中はどうしてもPCを背に向けてしまいます。

PCをメディアプレイヤーとして使っている自分としてこれは看過できない問題。

ノートPCやタブレットを置くという運用もありますが、テーブル一杯使うような重めのゲームではそれも敵わず。で、棚の上にちょうどディスプレイが置けるのですから「じゃあ、据え付けてしまえ」というのがここまでの流れです。

仮想環境も整え、メモリも増設。そうなると、欲が出てきます。「メインPCと同じくマルチディスプレイにしたい」。かといって、これ以上ディスプレイを置くスペースはありません。

そんなジレンマに対する自分の回答がこちら。

「横に置けないのならば縦に置いてしまえ」と、モニターアームを設置。そしてついでに周辺の配置を導線に即して再配置。

ついに念願だった「ボードゲームのプレイ感を損なうことなくブラウザを開きAmazonプライムを見る」環境が手に入りました。

Linuxデスクトップと仮想環境。

過日、グレードアップさせたLinuxデスクトップ。「メディアプレイヤーとして使うにはあまりにも贅沢にすぎる」環境が手に入った以上、やれるだけのことはやっていこうと。

安直なきらいがあるものの、

  1. LinuxMint上にVirtualBoxを導入。
  2. VirtualBoxにUbuntuをインストール。
  3. UbuntuにDockerを立ち上げ、一般ユーザーからでも扱えるようにする

までを一気通貫。なお、仮想マシンのリソースはスクラップアンドビルドが前提ではありますが、もしものときに備えて多めに確保しています。

自室で快適にボードゲームをプレイするために生活習慣まで変えたという実績があるため、これを機に、“商売道具”であるLinux周りの環境も整えていきます。

試作→思考実験。(2020/02/20の弁当)

試しに作った料理が「これはイケるのでは?」と思い立ち、目論見が的中したお話です。

発端は一昨日……

適当に具材を入れてレンジに放り込むだけでそれなりのおかずができるから、2018年に手に入れて以来ずっと愛用しているレンジ用パスタ土鍋。

この日の朝、野菜と油揚げを炊いた汁の残りがありましたから、ぶつ切りの鶏肉を入れてみたと。ただ、それだけでは味が足りないと塩の他にバターを入れたら思いの外の美味しさ。

ですが、バターの塩分を低く見積もり、ややしょっぱくなってしまいました。また、煮汁が余ってしまい野菜の味も薄まったのです。

とはいえ、「バターと肉の相性、そして野菜」は間違いない組み合わせ。そこで、以下の思考実験を行いました。

  • そもそも煮汁はいらない。
  • 塩分はバターと顆粒の鶏ガラスープで充分だろう。
  • 肉とバター、双方と相性がいい野菜は?→じゃがいも
  • グリルっぽくなってきた。じゃあ、グリル系に入ってるミックスベジタブルだ。

方向性が定まれば後は作るだけです。

  1. レンジ土鍋の底に冷凍のカットポテトを敷く。
  2. 豚肉を並べる。
  3. 胡椒をたっぷりふりかけ、顆粒の鶏ガラスープを軽く。
  4. 隙間にミックスベジタブルを埋めていく。
  5. トースト2枚分ぐらいのバターを散らす。
  6. 土鍋の蓋をして600Wレンジで10分。

完成です。

特に、肉汁とバターの旨味を吸ったじゃがいもが最高殊勲賞でした。

レンジ調理の間に作っておいた焼きうどんと合わせて

本日の弁当となりました。レンジアップが前提ですが、お昼に満足いくものをしっかり作ることができた充足感です。

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