色々と改良を施したLinuxデスクトップ。「ボードゲーム中や各種作業の合間に操作する」性質上、所有している動画や音楽、写真などにアクセスする必要が出てきます。そんなこんなで、「Linuxデスクトップをメディアプレイヤーとして用いた過程」のメモ書きです。
なお、以下のものを用いています。
PC:Linux Mint 18
NAS:ASUSTOR 2ベイ
NASは適当に共有設定を行っているものとします。
NASをマウント
まず、バックアップを兼ねているNASをマウントさせました。ターミナルから/etc/fstabを開き、
//[NASのアドレス]/[マウントしたいディレクトリ] /[Linux機のマウントポイント] cifs username=[ログインID],password=[ログインID]-passwd,uid=[ユーザーID],gid=[グループID]
を追記して再起動。再起動後、マウントポイントからアクセスできることとファイルの読み書きができることを確認しました。
動画プレイヤー
安定と信頼のVLCを導入。ターミナルから以下を実行します。
$ sudo apt install vlc
写真ビューワ
以前はdigikamを用いていたものの、「軽さと速さ」を求める志向になったので
$ sudo apt install gthumb
として、gThumbを入れました。エクスプローラーとして使えるのが何よりです。
音楽再生
以前も使っていたclementine。導入(と言っても以下コマンドを叩くだけです)後はNASの音楽を格納したディレクトリを指定すればインポートはあっという間でした。
$ sudo apt install clementine
地味に、Bluetooth対応のミニコンポを認識させているので、それなりの音を出せます。
まとめ
「NASをシステムディスクの一部」としてマウントできたのが最大の収穫。これにより、ディスク増設をする必要もありませんし、好きなディストリビューションを任意のタイミングで再インストールすることが可能になりました。