月: 2020年2月 Page 2 of 3

ボードゲーム(?)『ZENタイル ソロ』感想

これはゲームと言うよりは「ツール」だと思ったのですが、「自分のその日の気持ちにカジュアルに向き合える」という点では紛れもなくゲームです。

過日の『真打』より前に手に入れようと思っていたのですが、あっという間に売り切れ。そんな中、再入荷の報せを受け、今日、届きました。

コンポーネントはその名が示すとおりタイルとカラフルな碁石のみ。

8時間刻みの時間ボードを並べて「1日のタイムライン」とし、そのほかのタイルは裏向きに伏せておきます。

1枚を表にします。これは「感情」を1文字で表した気持ちタイル。「そのタイルの感情をどの時間帯に感じたか」を時間ボードの時間帯の所に置くだけ。

時間ボードの上は「いい気持ち」だと思ったこと、逆に下には「嫌な気持ち」をめくっては配置するを10回繰り返し……(タイルの高さは度合い、脇は『思い出せなかった』感情だそうです)

完成。あっという間に「その日の感情日記」ができあがりました。

なお、綺麗な碁石は「褒めたい」感情だそうで。

これは、この上なく素敵です。自分は事実の羅列は気軽にできても、感情の把握は苦手。それを、先述したように「ゲーム感覚で」タイムライン上に配置できるのですから、自身と向き合えるのが非常にエモいです。

旅先に持って行ける小ささですので、今後の日記ツールとして役立つ気配です。

LinuxDesktop、再び。

以前、中古のノートPCでデスクトップ用PCとして遊んでいた記憶を、ブログ再開から程なくして蘇らせました。

比較的安価となってきた32GBのメモリを入手し、近所の中古屋で状態のいい液晶ディスプレイが手に入ったのも追い風。

ボードゲーム整理の途上、棚の上に置いてあったものの「Amazonビデオ観賞用端末」としてしか使っていなかったものを自分の趣味のため、勉強のために復活させました。OSは以前と変わらぬLinuxMintです。

Vitual Boxを入れて、割り当てられるメモリ容量には驚愕です。こういう検証機としての利用はノートにはできない芸当なので、機を見ていじっていく予定です。

iPadでもアプリ版『チケット・トゥ・ライド』

「初心者から楽しめる」ボードゲームとして筆頭にあげているのがこの『チケット・トゥ・ライド』。インストがかなり短時間で済み、運と戦略のバランス、ジレンマやインタラクション、短期/中期/長期の目標が明快と言うことなしな作品。

欠点は「ソロプレイはほぼ無理」なことと「かなり場所を取る」。そんな欠点を補うためにアプリ版をAndroidでプレイしております。このアプリ版がiOSにもあると分かったので、インストールをしました。

テーブルの全面を占有する広さのボードがこの大きさに収まったのは相当な感動ですし、今月導入した『Apple Pencil』の相性も抜群。

何より、アナログで行うと1時間は平気でかかる欧州版ですら10分足らずで終わる処理の速さも魅力的。

それにしても、マルチメディア端末はもちろん、文字入力やゲーム機、電子書籍まで兼ねるデバイスが手元にあるってのは技術の進歩と驚嘆するしかありません。

2020年2月10の週の弁当。

土日が泊まりの仕事だったので、今日は軽めの更新。この週のお弁当一覧です。

2020/02/10(月)

  • 白飯
  • 洋風親子丼
  • 豚焼き肉
  • プチ深川鍋

前日に作ってあったポトフをそのまま親子丼に流用し、出汁を張ってネギと冷凍あさりを入れてレンチンしただけのもの。「割と適当でどうにかなった」感です。

2020/02/12(水)

  • しらすご飯
  • 鳥チャーシューともやしの炒め物
  • プチ深川鍋
  • 中華クラゲのサバ味噌和え

先日作った中華クラゲのサバ味噌和え、サバ味噌の缶詰が大きく外れ、全体的な風味が台無しになってしまったという失敗例。月曜日と反して「材料は最低限どうにかしないと」思いました。

2020/02/13(木)

  • 白飯
  • 鳥チャーシューのカレー炒め
  • えのきとニラの中華炒め
  • キュウリと中華クラゲ

この日はカレーパウダーを使いました。たっぷりのバターで炒めることでシメジにコクを与えています。

2020/02/14(金)

  • 白飯
  • ソーセージと根菜の中華煮
  • キュウリと中華クラゲ
  • 子持ちめかぶとイカ

寝る前に鍋に水を張り、冷凍の根菜ミックスを入れてガラスープを振りかけ。そうすると朝に解凍と味のしみこみが完了。ソーセージはゴマ油で炒め、先の根菜を水ごと入れてオイスターソースで味付け。大根や里芋、こういう味付けも悪くなかったです。

子持ちめかぶとボイルイカを混ぜただけの単純なものでありながら、ご飯が進みます。

朝の少ない時間という手間も鑑みると炒め物が多くなります。レパートリーというか調理法を増やすにはどうしたらいいかが今後の課題です。

ボードゲーム『ラグーザ』感想。

やることはとても単純。「条件を満たした場所に家を置くだけ」なのに、様々な相互作用が絡み合い、得も言われぬプレイ感を出していました。

プレイヤーはラグーザ(現ドブロブニク)の建築家として、街の発展に誰よりも寄与することを目的としています。

家を置くことで得られるものは

  • 各種資源の獲得
  • 加工物の生産
  • 市壁や塔の建築
  • 交易

と、わりかしオーソドックスなものですが、ここに、このゲームならではの特徴「都市部の周囲3ヘックスの、先に置かれている家も同じ効果を得てしまう」が、強烈極まりないインタラクションやジレンマを醸し出しています。

例えば、加工品を消費して交易品を得る「Market」アクションを発動するために家を置くと、既にMarketが置かれている家を持っているプレイヤーも同じ行動が連鎖していきます。

そのヘックスを占有しようとしても「同じエリアに置こうとするときには別途追加コストが必要」なルールがあるため、資源を生産する地方にも家を置く必要があるわけで。

また、勝利点を得る方法も

  • 交易
  • 加工品の売却
  • 市壁の建築度合い
  • ゲーム終了時に得られる各種加工品の組み合わせ
  • ボーナスカード

色々とあるものの、どの方法も先行有利。

「相手が狙っていないところで、いかに効率よく稼いでいくか」

ジャンルとしてはワーカープレイスメントですが、

  • 配置したものが帰ってこない
  • 運の要素が船やボーナスカードぐらい

ことを考えるとパズル寄りのアブストラクトかなと言う印象です。(特に、ソロプレイの場合は「相手がどこに駒を置くか」が予め明示されておりますし、「次に置く駒」がある程度見えてしまうので、強いアクションに先んじて家駒を置いてしまえば2対1でも負けることはないかなと思いました。

何よりも、家と塔と壁、後は船カードぐらいしか盤面に並ばないのにゲーム終了時に立ち並ぶ見事な光景。

久しぶりの海鮮丼(と他にも)。

ちょっと機会があったので、懇意にしているお店で夕飯。いやはや、とても豪華なものでした。

限定と謳っているだけあって、言葉通りの意味でご飯が見えないほど敷き詰められたお刺身。

いや、何回見てもここの料理長の腕前には感服するしかありません。本当に〆たのかレベルのサバもですし、焼き霜の技量も完璧。

他にも色々といただきましたが、印象的だったのが卵豆腐のお吸い物。クリアなおすましなのに濃厚極まりない出汁が凄すぎました。

こちらの「鮪のスペアリブ塩焼き」も、分厚い塊を直火焼き。味付けは塩とバジルソース。

「満腹」と「満足」に満たされた金曜日の晩です。

モジュール型弁当箱の可能性。

2019年に購入したグッズの中で、「買ってよかった」ランキングでも三指に入るものが、この、クラウドファンディングで入手した弁当箱でした。

海外らしいド派手な色使い。そして、ちょっとやそっとで液漏れせずにおい移りもない密封性。何よりコンテナをモジュールとして「ご飯やおかずに合わせて」好きな献立を詰められるのが、自分の食生活に合致しました。

普通のお弁当箱ではそもそも選択肢に入らないおでんをまるっと弁当にできたのも驚きですし、

コンテナは冷凍も可能だったので、刺身のづけを凍らせて、お昼に職場で食べ頃になるよう計算して持って行ったこともあります。

その、あまりのフリーダムさに感動し、追加のコンテナを買ってしまったほど。

これのおかげで、職場に弁当を持って行く頻度が飛躍的に増えました。また、レシピ本をあさったり「この食材はこれで試す」って思考実験の機会も多くなりました。

「並外れて大きい」ことを除けば、ほぼパーフェクト。宣伝文句に"World's Best Lunchbox"と謳われているだけはあるなと。

ボードゲーム『ヌースフィヨルド』感想。

自分の好きなボードゲームの傾向として

  • コンボが楽しめるゲーム
  • 拡大再生産が派手なゲーム

の2つがあります。今回の記事で挙げる『ヌースフィヨルド』は前者のコンボを軸とした「かなりお気に入り」のソロプレイ可能性なボードゲームとなります。

プレイヤーはノルウェーの水産会社の経営者として森林資源を管理しながら自分の助けとなる建物/漁船を造っていき、時には株式を発行したり長老の助けを借りて誰よりも発展した漁村を作っていきます。

コンポーネントは地味そのもの。テキスト情報だらけで咋今の「写真映えする盤面」から真逆です。(建物カードのイメージすらありません!

ですが、勝利点の礎となる建物の数々が「何らかのアクションや他の建物とコンボ」したり、「コンボを決めないと建てられない」ため、

  • どの方向からコンボを決めるか
  • 皆が狙うコンボを先に決める準備をどうするか

の思考フローがとても楽しく、2019年1月に買ってからコンスタントに回しています。ソロプレイが楽しいのは言うまでもなく。

余談ですが、これの百均グッズによる収納は困難を極めました。現バージョンは何とか形になっているだけなので更なる工夫が必要です。

ボードゲーム『カヴェルナ 洞窟対決』感想

この間ご紹介した『真打』と共に入手したボードゲームを、ようやくプレイすることができました。

元となった『カヴェルナ』は未プレイのため、それと比較することはできないものの、非常にコンパクトにまとまっていてソロプレイ可能な「ワーカーを用いないワーカープレイスメント」として楽しめました。

ボード以外はタイルとマーカーのみの単純なコンポーネント。『ナショナルエコノミー』とまでは行かないものの、ここまで潔いワーカープレースメントは小気味がいいです。

ウヴェ・ローゼンベルグ製ボードゲームの常、分かりにくいルールブックを数回読み込みプレイ動画やレビューを見た後

  • 手番ごとに指定されたタイルを取る
  • そのタイルごとのアクションを実行する
  • 次の人に回す(ソロの場合は手番を終了する)

ことで、ワーカー抜きで「強いアクションを先回りしないと取られてしまう」を実現し、

視認性もよく分かりやすい資源トラックにより、

  • 資源の獲得と管理
  • 建築予定の建物の発見
  • 建物コンボ

に集中されているという印象。

建築できる部屋の獲得が建築スペースの確保と直結しているので、既に見えている部屋と合わせて「どのような行動を取るべきか、どんな資源が必要か」の見通しが立てやすく、部屋ごとに発動する機能の順番によって得られる資源量が大きく違うのでプレイ時間に比して悩む時間は多め。

セットアップや片付けも簡単な部類というのも気に入りました。今後、平日夜の空いた時間に楽しめる感じです。

新たに加わったボードゲーム共通コンポーネント。

あるとボードゲームがやりやすくなったり見映えがよくなる“共通”コンポーネント、折を見て手に入れていますが、今日、新アイテムをゲットしました。

  • コイン/紙幣兼VP
  • ダイスタワー
  • コンポーネントトレイ
  • カードスタンド

と言ったなか、今回ご紹介するのはこちら。

メモスタンド。存在感も大きく、挟む力もそれなり。さて、どう使おうかと思ってたところに閃きがありました。

「スターティングプレイヤーマーカー」立てとして使えると。

ボードゲームにおいて手番を最初に行うプレイヤーは誰かを明確化するスタプレは、ゲームによっては争奪戦があるほど重要なもの。その反面、タイルやカードに紛れてしまう欠点があります。

ですが、これならハッキリと存在感を主張できますし別プレイヤーへ手渡しても紛れることはありません。何よりも「既存のスタプレマーカー」をそのまま挟めるのがポイント。

共通コンポーネントを入れるカラーボックスに収まりました。今後の活躍に期待です。

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