奈良・薬師寺の風景(2011年12月31日)

昨年末の大晦日に訪れた奈良・薬師寺。僕の大好きな仏像がその中に納められていまして。特に聖観世音菩薩は何時間でも側にいたいと思うほどです。

もちろん、お堂内部で仏像を撮影することはできないので、それ以外をご紹介です。
利用したカメラはRICOH GX-RのP10ユニットとS10ユニットです。

[撮影場所:薬師寺 露出時間:1/570秒 F値:5.1 レンズ焦点距離:5.1mm ISO感度:100]
本堂から講堂を見据えました。ミニチュアフィルタをかけています。

[撮影場所:薬師寺 露出時間:1/660秒 F値:4.3 レンズ焦点距離:8.7mm ISO感度:100]
ご本尊の薬師如来様と日光・月光菩薩像が座している本堂。


[撮影場所:薬師寺 露出時間:1/660秒 F値:9.6 レンズ焦点距離:6mm ISO感度:100]
この日のベストショット。「クロスプロセスフィルタ」の色合いが、逆光とベストマッチしました。

既にひと月経ったとはいえ、今年はいったい、どんなところでどんな写真が撮影できるのかが楽しみです。

電子レンジで作る卵サンドの具

ここ最近、パンを大量に頂いたので弁当にサンドイッチを作ることが多いのです。

僕の一番好きな具は「卵マヨ」。しかし、固ゆで卵を作るのが中々に手間です。ゆでる時間や殻をむく手間が馬鹿になりません。
そこで、百均の道具で調理時間を劇的に減らしました。

電子レンジの目玉焼き器。これが、今回の主役になります。

くぼみに卵を落とし、破裂を防ぐために黄身を楊枝で10カ所ぐらい突き刺します。そして蓋をして2分半程度。

と、「固ゆで状態になった卵」ができあがりました。今日は加減に失敗してちょっと黄身が破裂しましたけれども、どうせ砕くのですから問題なしです。

後はボウルに入れてマヨネーズやら塩胡椒で調味。粉チーズを入れても美味しく食べられます。

適当に具を挟めば、それこそあっという間です。

現在、利用しているペン10本

最初は多色ボールペン一本だけでしたが、今年に入って使い分けを楽しむようになってきました。

一番上から順番に紹介です。

1. STYLE FIT 5色ホルダ
ほぼ日手帳に挿さっている、一番使っているペン。命綱であるJetStreamの黒0.5mmを2本と、JetStreamの赤、Signoの明るい緑とブルーという組み合わせです。黒・赤の利用頻度は言うに及ばず。Signoの色合いがほぼ日の罫線にマッチするのです。

2.JetStream 4色+シャープペンシル
今まで一番利用していたペン。数ヶ月前まで「ペン」と言えばこれだけを指していました。現在の居場所は僕のPCデスク前に常備されています。

3. ワークダッシュ
先だってご紹介した「どこでも筆記システム」 で利用。「思いついた瞬間に書ける」という利便性もあって手放すことができなくなってきています。

4.Signo
5.Signo ライトグリーン
読書メモに使っているノートは黒地なので、「白」で筆記する必要があります。黒いノートにガシガシと頭の中に思い浮かんだイメージを叩き付けるような感覚が大好きです。

6.FRIXION
7.FRIXION赤
8.FRIXION青
これらのペンは主に学習用。今まで修正ペンや修正テープを携行せざるを得なかった場面において「気軽に消せる」というのは何だかんだで革命的です。

9.preppy
10.preppy緑
見た目と裏腹にしっかりと書けるのが特徴的な万年筆。 Style Fitとは別に「さっと取り出して気兼ねなく書けるペンが欲しい」ということで、量販店のポイントで購入。替えインクを1セットずつ揃えても540円ぐらいという安価さが購入のきっかけでした。

去年までは「複数のペンを使いこなすなんて絶対無理」と思ってましたけれども「ハイブリッド手帳術」で「目的・用途別にノートを使い分ける」方法を行い始めてから、苦にならなくなってきました。

この辺りは「料理を楽しみはじめると、段々と万能包丁一本じゃ足りなくなる」のと同じ思考回路ですね。

冬のサイクリンググッズ「ゴアソックス」を試してみる。

僕が普段サイクリング時に利用しているのは、SHIMANOのMTB用SPDビンディングシューズ。

 

外見が普通のスニーカーとさほど変わらず、比較的歩きやすいため重宝しています。しかし、通気性が良すぎて寒風をダイレクトに食らって足が冷えるというけして小さくない欠点を抱えておりまして……。

新しいシューズを買うのは予算面で難があります。なので、シューズカバーで運用しようかと当初思っていました。しかし、

  • それなりに高い。
  • 寒い中でのカバーの脱着が面倒。
  • 泥道に突っ込んでしまった場合のメンテナンスが大変そう。

等の理由により断念。どうしたらいいんだろうと考えながら自転車屋を巡回しているとY's Road新宿でこんなのを発見しました。

GWB-771ゴアソックス

その名が示すとおり、ゴアテックス製の靴下。英国に滞在していたときにゴアテックス製のウィンドブレーカーを購入して以来愛用しているので、この素材の「防風・防寒」は身を以て体験しています。値段も4,200円とお手頃価格でしたから一も二もなく飛びつきました。

今日、早速試してみたところ…… 靴の中が別の空間で覆われているがごときの暖かさでした。この手のアイテムにしては比較的薄手というのも幸いし、普通のソックスの上に重ねて履いてもサイクリングシューズにフィットします。

お手入れに関しても、ネットに入れれば洗濯機での洗濯OK。この簡単さも見逃せないポイントでした。

助かりました。おかげで、冬場のサイクリングで足先の感覚を失うといったことが軽減されそうです。

【書評】漫画版『鬼平犯科帳 19巻』(文藝春秋情報出版・さいとう・たかを/池波正太郎)

数日前、図書館に漫画版の『鬼平』が置いてあったので読んでみたという次第。

僕が池波正太郎の名を知ったきっかけは、12年以上前に英国で滞在していたとき、たまたま見つけた『剣客商売』の文庫本。イギリスの(お察しください)な食事事情のため、氏が描写する「今にも、その料理が手元にあるかのような……」食べ物の風景に悶絶した覚えがあります。

それから『散歩の時に何か食べたくなって』などのエッセイ集、『おもしろくって、ありがたい』に代表される短文集を散発的に購入して池波氏の文章から伝わる「生き様」や「仕事のありよう」などのいわゆる池波的“ダンディズム”に憧れています。

それはさておいて、本のレビューというか感想は以下。

『剣客』

落ちぶれた浪人風の剣客が

「これでも…… 俺は、剣術使いだ……。だからよ、剣術使いのなれの果てが、どうしても意地を通したかった…… までの事だ……」

と言っていたので、「その道に生きるもののサガか」と思いながら読んでいると、単なる逆恨みと判明して若干がっかりでした。

下手人の一味を追い詰める長官(おかしら)の台詞回しや行動がいちいち格好よかったです。また、殺陣の描写に凄まじいまでの躍動感があるのは流石の大御所さいとう・たかをの成せる技でした。

『盗賊婚礼』

「“本格”の盗みに努める盗賊のお頭とそれを理解しない手下」「ひょんな事から盗賊一味の顔が割れる」という、鬼平にはありがちのパターンでした。しかし、その中にとても印象に残った言葉があります。

「然しながら、金は人間を活かすために使ってこそ意味のあるもの!」

池波正太郎先生の金銭感覚というか「金銭観」はこれに集約されていると思います。『剣客商売』の中にも「(秋山小兵衛)先生はお金を自分の召使いのように使いこなしていなさる」みたいな表現がありますし。

漫画でここまで面白いのですから、小説を通しで読むときのおもしろさ、読了したときの喜びは格別でしょうねぇ……。 時間のある今だからこそ通しで読んでいきたいものです。

2012年版・どこでも筆記システム

以前ご紹介した『クラウド時代のハイブリッド手帳術』。その中に、下記の文章がありました。

 自分なりの着想や発想は、オリジナリティの源です。他の人でも調べれば見つけられるインプットメモとは違った重要性を持ちます。

さらに、「一度失われてしまうと、二度と再会できない」という点においてもメモを残しておく重要性は高まります。人はいろいろなことを考えますが、その大半を忘れていきます。そして、「何かを考えた」という事実そのものまでも忘れていくので、自分が忘れていることに気がつきません。せっかく新しいアイデアにつながる着想であっても、それを書き留めておかなければ、こぼれ落ちる砂のように簡単に失われてしまいます。

着想とは一期一会の気持ちで付き合い、会った記念に写真を撮影するように、メモして残しておく必要があります。

これは実際その通りなのですが「そのためには、どこでもメモを残せるような仕組み」を整えておく必要があると実感しました。さて、どうしたものかと思いあぐねいていると――サラリーマンになって数年経つか経たないかと言うときに「リールホルダと携帯用ボールペンを組み合わせたどこでも筆記システム(腰リールとGTD)」を愛用していたことを思い出しました。

非常に使い勝手が良かったことは覚えているのですが、肝心要の「携帯できるボールペン」であるペンポッドが発売中止になっていたと言うことで使うのをやめ、現在に至っていたと。

このシステムをどうにかして2012年に用意できるグッズで構築できないか? とロフトや東急ハンズ、百均などを巡り以下の道具をようやく発見。

  • 単語カード(百均で見つけたインデックス付き)
  • 腰リール(東急ハンズで発見、カラビナなのでベルト穴だけでなく鞄の中にも取り付け可能
  • ゼブラ・ワークダッシュ(握るだけでペン先が出てきて、離すと収納。しかもリングと本体は分離可能)
  • ストラップ用ひも(百均で購入。脱着可能なもの)

特にワークダッシュを東急ハンズで見つけた時は衝撃が走りました。これこそ、2012年に甦ったペンポッドなのだと。小さくても握りやすさは満点ですし、158円と安価だったので迷わずに購入。

そうして、これらを組み合わせて――

2012年版の「腰リール」です。この「どこでも筆記システム」の利点は、先にご紹介した「腰リールとGTD」にそのまま書かれているとおりです。即ち

情報を永続化するまでのタイムラグが大幅に減ります。やることが

  1. 何かを聞く、思い付く
  2. 腰から単語帳を引っぱってくる
  3. 書き込む
  4. 手を放す

だけだからです。

思い付いたことや聞いたことをすぐに書き取れるようになるので、忘れないように努力するのではなく、安心して忘れることができるようになるわけです。結果として脳の負荷が減り、心配事が減っていきます(何でも書いておくので結果として仕事が増えた感じがしますが、嬉しい副作用でしょう)。脳内だけで保っておく情報を可能な限り減らすことが個人の生産性に大きく寄与する、というのがGTDの基本的な考え方です。

僕は特に忘れやすい性質なので、こういった「フールプルーフ的なシンプルな仕掛け」というのは重要だなと感じ、こんなシステムを「発掘」した次第です。

サイクリング記録-江戸川サイクリングロードで柴又帝釈天-

2012/01/27、江戸川サイクリングロードを用いて柴又帝釈天(経栄山 題経寺)まで自転車で行ってきました。

言わずと知れた「寅さん」の舞台でもあり、夏目漱石の『彼岸過迄』にも登場している場所です。まずは自宅から三郷駅近くの江戸川土手まで自走し、状況を開始します。

サイクリング時の携行品(基本装備)

僕のサイクリングの目的は大半が「自転車でどこかで出かけて、何かをすること」です。乗っている自転車がクロスバイクということもあり、トレーニングとか速さを追求ってのは余りしません。ですから、「より速く」とか「より軽く」というような「哲学」からかけ離れ、サイクリング時の携行品はどうしても多くなりがち。

そんな僕の「基本装備」をご紹介です。

まずは、これがなくては始まりません。

  • iPhone
  • サイクルコンピュータ兼ナビ(ASG-CM21)
  • 心拍計(ナビに記録)

  • カメラ(RICOH GX-R とS10/P10ユニット)
  • ほぼ日手帳
  • メモ帳・ノート各種
  • 筆記用具

サイクリング先(或いは途中の休憩)で何かを記録するときに使います。他愛もない発想をすることが多いと言うこともあり、ほぼ日手帳だけでは飽き足らず、複数のノートを携行します。

  • Bluetoothヘッドホン
  • 予備バッテリー

外出先での暇つぶし。何だかんだで音楽は聴きながら読書したいですし、「外出先でiPhoneのバッテリーが切れる」というのは何を置いても避けるべき事項です。そのため、予備バッテリーは3,000mAhという容量が比較的大きいものをセレクトしています。

  • 水筒2種
  • 非常食料

左の水筒はボトルケージに取り付けて走行中に飲むスポーツドリンク。右の魔法瓶には休憩時に飲む温かいお茶。そして、何かあったときのための非常食料など。

これら+αをフロントバッグやワンショルダーバッグ(ノーマディック ATTRACT アンドロイド ワンショルダー)に詰めて、基本装備となります。このバッグ、見た目以上にたっぷり入り、機能的な上に突然の雨でも水が染み込みにくい素材のために自分のような「ガジェットを使って何かする」人にピッタリ。昨年末の「いい買い物」の一つです。

かなり装備品が多いことは重々承知しておりますが、これらに囲まれてないと不安というのが正直な結論です。

墓参したときのスナップ-山門・公園-

祖父の月命日と言うこともあり、墓苑隣接の寺院でのスナップ。それぞれRICOH GX-R S10ユニットのミニチュアフィルタをかけています。

[撮影場所:某所 露出時間:1/270秒 F値:4.1 レンズ焦点距離:7.3mm ISO感度:100]

[撮影場所:某所 露出時間:1/233秒 F値:4.2 レンズ焦点距離:7.8mm ISO感度:100]

 

冬にピッタリ、鍋1個でお気軽に作るティーラテ。

スタバなどで売られているチャイなどに分類されるいわゆる「ティーラテ」。
実は鍋(ミルクパン)1個で相当簡単に作れたりするんです。

材料および手順はこちら。(分量はトールサイズのタンブラー)

  • 茶葉(セイロン・アッサムなどがおすすめ) :ティースプーン2杯ぐらい
  • 水 :100cc程度
  • 牛乳:タンブラーの6~7割ぐらい
  • 砂糖、蜂蜜: 適宜
  • シナモン: 少々

1. ミルクパンに水を沸かし、沸騰したら茶葉を入れて1分ぐらい煮出します。

2. 茶葉が開いてきたら、そのまま牛乳を注ぎ、砂糖、蜂蜜、シナモンなどで味付けをしていきます。量はお好みで。「ちょっと甘いかな?」ぐらいの味付けだと喫茶店のものに近くなります。

3. 牛乳が沸騰する寸前で火を止め、茶こしを使ってタンブラーに注ぎ、完成。

これはいわゆるベーシックなレシピです。もちろん、シナモンが苦手な方は入れなくても構いません。牛乳を豆乳に変えても面白いですし、スライスしたショウガを1枚ぐらい入れるとエスニックな感じになり、体が温まります。

喫茶店で買うと結構な値段がするティーラテも、こんな感じで作れば安価かつお気軽にゴクゴクと飲めます。時間に余裕がある方は試されてはいかがでしょうか。

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