カテゴリー: 食べ物・飲み物 Page 5 of 21

旅行用ティーセットのひな形。(百均グッズによる試作品)

旅先でも自分が普段飲んでいるお茶を持っていきたいと考えて、まずは形作りました。

要件

  • 温かいお茶は考慮せず、水出し。
  • 冷たい水を考慮して、他の荷物に水滴が入らないよう留意する。
  • お茶バッグに入れた茶葉をポットに放り込むことを想定。
  • ボトル / 茶葉を入れたものが互いに干渉しない(防湿性が備わっている)
  • 抽出が終わった茶葉の一時保管場所が備わっている

あたりが必要だなと思ってそれに沿ったものを百均でピックアップしました。

揃えたもの

  • プラボトル
  • 弁当用保冷バッグ
  • 手ぬぐい
  • サイズが異なる収納バッグ各種

これらが浮かび上がりました。

収納

あらかじめお茶バッグに入れたものを小さいバッグに入れておきます。茶葉ごとに収納できるのも好感触です。

それを更に

  1. もうワンサイズ大きいバッグ → 抽出が終わった茶葉の一時保管場所
  2. それぞれに更に大きいバッグに入れる

ことで、新しい茶葉が水分で濡れることを防ぎます。

手ぬぐいは諸々を考えて一緒に入れるべきと判断。

まとめて弁当用の保冷バッグに入れて完成。

これがうまくいくか、試す機会が今後出てくるので、フィードバックはそこであれ溜めて。

アイスミルクと炭酸レモン。

この暑さのため、茶葉の消費量が加速的。

そのたびに新しいフレーバーティーを試していますが、そんな中で「これは」と自分に刺さったものが2つほどありました。

オペラ

フランス発のケーキ、オペラをイメージしたフレーバーティー。

その名に恥じず、コーヒーとチョコレートの風味が足されています。

かなり鮮やかな琥珀色をしていて、香りも上々。ですが、その真価を発揮するのはアイスミルクティーにしたとき。

カフェオレに近いアイスミルクティーとなり、どっしりとした味わいが広がります。

アラビアンナイト

オペラとは打って変わってザクロとジャスミンの華やかな香りが特徴的でした。こちらは炭酸水出しでいただくと美味しいお茶。特に、抽出の際にカットレモンを入れると眠気を吹き飛ばすような酸味と茶葉の風味、そしてのどごしが素敵でした。

夏のお茶として

  1. 水出し
  2. 炭酸水出し
  3. アイスミルクティー

のどれか(またはいずれかの組み合わせ)に合うお茶があるというのは水分補給的な意味でも安心に繋がります。

旅人の“水筒”。

この収納アイテムを探しているときについでに購入。

シリコン製の折りたたみ水筒です。

パッケージサイズや中身はこの通りの大きさであり、500mlのペットボトル飲料を入れても余裕があります。

そして、折りたたむとこのサイズ。実際の使用感を試してみました。

良かったところ

軽さとたためる携帯性に尽きます。

プラボトルより軽く、使用した後は鞄にぶら下げることができます。水分の消費が激しいから追加の水筒が欲しい夏の時期にはぴったりです。

ちょっとダメだったところ

飲み物の匂いも残ること。水だけなら問題ありませんが、お茶、コーヒーなどはダイレクトに残りますので洗うときは注意が必要です。

そして、保冷/保温機能は持ち合わせていないので冷たい飲み物を入れたまま鞄に入れてしまうと大変です。

今後の運用方法

多少の問題はあれど、うまく運用できれば今後の旅でかなり使える代物になります。特に、水筒ごとそのまま凍らせて、これ自体を保冷剤として用いる(または首筋を冷やす)使い方が想定できます。

  1. まずは臭いが残る問題に折り合いをつける
  2. 更に使い勝手を向上させる

の2ステップで進めていくかたちになります。

川、宿、食事。(再びの湯檜曽温泉)

この一人旅ですっかり味をしめ、

一人旅に行ってきました。

今回の目的地は湯檜曽温泉。

昨年、家族とともに訪れたこの宿がとても印象に残っていて「是が非でも訪れたい」と思っていた矢先に、スポッとスケジュールと予約状況が一致したという次第です。

鮮烈な水流をたたえる湯桧曽川を横にして

川を望む部屋に到着。

昨秋も味わった

  • 鯉の洗い
  • 鮎の塩焼き
  • 牛肉陶板焼

などがお出迎えです。

今回は一人で、自分のペースで味わうことができたので良かったです。

そして、渓流のせせらぎを耳にしながらの温泉も最高でした。

氷水で出す紅茶/緑茶。

蒸し暑くなってきたことで、この出番が増えました。

普段から飲んでいるお茶はコクよりも喉ごしを重要視しています。
そんな自分に合っていて、今の季節にも合う入れ方が「お茶の氷水出し」です。

用意するもの

  • 茶葉
  • たっぷり入るティーポット

手順

茶葉を少なめに入れます。

よく洗って乾かしたティーポットに茶葉を入れます。

後述する理由により茶こしは使わずに直接。後で漉すのが嫌な方はお茶バッグに入れておきます。

量は少なめ。お湯で入れる場合の半分(あるいは1/3ぐらい)が適当でした。特にダージリンや緑茶などは多く入れすぎると渋みが出ます。

ティーポットに氷をぶち込みます。

山ほど入れていきましょう。この手順があるため、ポット備え付けの茶こしは使いません。

水を注ぎます。

ティーポットの隙間を埋めるように注いでいきます。

冷蔵庫に入れて一晩ほど待ちます。

氷が溶けきらない等の場合は調整してください。

完成

(こちらはダージリンとフレーバーティーを合わせたものです)

一晩置くとこのようになります。氷やシロップなどを入れてグラスに注ぎます。

お湯で入れるお茶と違ってタンニンやカフェインが抽出しにくい代わりに甘みと喉ごしにステータスを振った飲み物となります。

備考

  • 茶葉はできる限り新しいものを用います。
  • 早めに飲みきってください。(熱湯で抽出していないため消費期限は極めて短いです)
  • 緑茶の場合は茶葉が更に少なく、抽出時間も短くなります。

3年ぶりの一人旅。(尾瀬:片品村)

行動制限が解除されたこともあり、3年ぶりの一人旅です。

宿

情緒漂う温泉旅館。

この手の宿にしては珍しくお一人様プランも合ったのがありがたかったです。

夕飯

とりわけ凄かったのが食事です。

  • ニジマス燻製
  • イワナたたき
  • もち豚陶板焼き

を筆頭に山菜天ぷら、ざる豆腐、湯葉など趣向を凝らしておりこの量を完食。

朝食

朝ご飯もまた圧巻でした。特に甘露煮と湯豆腐は朝の活力という感じ。

お風呂に関しても、ここのところ悩まされていた脚の痛み(フットスイッチの操作で酷使したため)が解消されたので助かりました。

またここに再訪したいと思った宿です。

“早矢仕”と“檸檬”。

ちょっと用があったので丸の内に赴きました。

最初の理由はこちら。

久しく食べていなかったハヤシライスをいただくため。(この早矢仕ライスは丸善が開祖の一つだとか)

じっくり煮込まれた肉とトマトの風味がクリームコロッケとマッチ。久しぶりの害ショックということもあって満足です。

そしてもう一つ。

LAMY Al-Starの新色とLAMY Safariの「シャープペンシル」です。

こちらも「何年ぶりか」というレベルでシャープペンシルを買いました。

  • 手続きや何やらで使う機会がある
  • 書き味が思った以上に悪くない

と気づいたためです。

既に手に入れているライムカラーの万年筆と対になるように購入。(上述したように推し色ですし)

2本揃ったので、併せて撮影です。

変形版キャンディス。

こちらのレシピから少し変えてみました。

材料

今回の主眼となるものはヒャッキンで購入した天津甘栗とレーズン。ともに糖分との相性は抜群です。

  • 刻んだ甘栗
  • レーズン
  • グラニュー糖
  • 氷砂糖
  • ラム酒

分量はすべて目分量。形になるように作っていきます。

調理

  1. 鍋に水を張り、グラニュー糖をたっぷり入れます。
  2. 中火で沸騰させたらレーズンとラム酒を入れて煮詰めていきます。
  3. 煮詰まってきたら刻んだ甘栗を入れます。
  4. 更に煮詰めたら火からおろします。

最後によく洗った容器に入れて

完成。

栗のほっこりとした甘みがレーズンをきりっと締める形になりました。

mermaid.jsによる『一杯のおいしい紅茶』抽出。

概要

昨日の続きとなります。「キチッとした手順でお茶を入れると更においしくなる」と改めて気づいて以来、しっかりとした手順でお茶を入れたいと早見表を作ってみました。

こういうときにmermaidのシーケンスダイアグラムは頼りになります。

シーケンス図

sequenceDiagram participant m as マグカップ participant p as ティーポット participant k as ケトル note over m,k: 開始 note over m,k: それぞれが清潔な状態であることを確認 note over k: お湯を沸かす note over p,m: 暖めておく note over p: 暖め完了 note over p: 茶葉を入れる note over k: 水沸騰 note over p,k: お湯をティーポットに注ぐ note over p: 抽出 note over m: 暖め完了 opt ミルクファーストの場合 note over m: 牛乳を注ぐ end note over m,p: お茶をマグカップに注ぐ opt ティーファーストの場合 note over m: 牛乳を注ぐ end opt 必要に応じて note over m: 砂糖などを入れる end note over m,k: 完了

どう書いたか

sequenceDiagram
    participant m as マグカップ
    participant p as ティーポット
    participant k as ケトル
note over m,k: 開始
note over m,k: それぞれが清潔な状態であることを確認
note over k: お湯を沸かす
note over p,m: 暖めておく
note over p: 暖め完了
note over p: 茶葉を入れる
note over k: 水沸騰
note over p,k: お湯をティーポットに注ぐ
note over p: 抽出
note over m: 暖め完了
opt ミルクファーストの場合
note over m: 牛乳を注ぐ
end
note over m,p: お茶をマグカップに注ぐ
opt ティーファーストの場合
note over m: 牛乳を注ぐ
end
opt 必要に応じて
note over m: 砂糖などを入れる
end
note over m,k: 完了

こう、流れを書くときに使えるスクリプトは便利です。

抽出『一杯のおいしい紅茶』。

概要

この「割れないティーポット」を用いてからというものの、割と真剣に「いかにしておいしい紅茶を入れることができるか」を探求しています。

そこで、『動物農場』や『1984年』などで知られる英国の作家、ジョージ・オーウェルによるエッセイ『一杯のおいしい紅茶』で紹介されているポイントを挙げたいと思います。

オーウェル卿が指摘する黄金のルール(さらっと抜き出し)

  1. 茶葉はインドかスリランカのものを使う。
  2. 紅茶は少量ずつ入れる。(つまり、ティーポットで入れる)
  3. ティーポットは金属製以外。(陶磁器を推奨している)
  4. ポットは事前に温める。
  5. 濃い紅茶を入れる。
  6. 茶葉は直接ポットに入れるべき。
  7. 茶葉を踊らせる。
  8. 円筒形のカップを用いて暖かい状態を保つ。
  9. ミルクティーの場合は紅茶が先。(これは議論の余地あり)
  10. 砂糖無しで飲むべき。

このうち、実行しているもの

紅茶は少量ずつ入れる。(つまり、ティーポットで入れる)

そのためにこのティーポットを用いているようなものです。

ティーポットは金属製以外。(陶磁器を推奨している)

オーウェル卿が存命の折、このような材質(強化プラスチック)はあったのかは不明です。

ですが、こちらは

  • 茶こし以外の金属臭がなく
  • 保温性に優れる
  • 耐久性は保証付き

となっています。

ポットは事前に温める。

時間があるときに実施。ダージリンやルイボスティーなどの高い水温が求められるお茶ではこの手間を加えるだけで全然味が違います。

円筒形のカップを用いて暖かい状態を保つ。

同じく、陶器製のマグカップを利用。ティーポットとマグカップに水を張ってレンジで温めることでこの状態を実現しています。

状況によって使い分けているもの

茶葉はインドかスリランカのものを使う。

カフェイン摂取を制限しているため、デカフェやルイボス、ハーブティーの割合の方が多いです。ですが、上記2つの茶葉は朝一番に飲んでいます。

濃い紅茶を入れる。

こちらも好みによりけり。渋みが強めに出るような茶葉では敢えて抑えることがあります。

茶葉を踊らせる。

「ステンレス製の茶こしの中で」という条件付き。

沸騰したてのお湯を使う。

デカフェで沸騰したてのお湯を用いると雑味が出るパターンが少しありました。

ミルクティーの場合は紅茶が先。(これは議論の余地あり)

英国での永遠の議論の種。これに関してはコメントを持ちません。(そもそもミルクティーは週に1~2回程度なので)

砂糖無しで飲むべき。

これもよりけりだと思います。以前に述べたキャンディス入りやドライフルーツを足して飲んで糖分も補給しています。

現時点での結論として

  1. ティーポットを用いる
  2. ティーポットとマグカップは温める
  3. 飲んでいる間は暖かい状態を保つ

の3つを守るだけでも、相当、紅茶の質は上がるというのが現時点での感想です。

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