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カムデン・タウンの水辺。(2009年12月10日)

昨日に引き続き、「英国に滞在時に得た写真」を断片的に紹介していきます。

ロンドン中心街からほど近いカムデン・タウン。様々なマーケットが立ち並ぶ若者向けの街。そこには運河が張り巡らせており、サイクリングに最適。

そうやって冬のロンドンを走っていると…

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運河の堰が開いていきます。何だろうと思って見ていると、

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屈強な軍人が堰を操作しています。そうして、堰が開いてき…… 現れたのは…

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紛うことなきスワンボート。なぜ? 軍人とスワンボート? と疑問に思う暇もなく

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そこに乗り込んでいく軍人さんたち。あまりの出来事にしばし呆然としていると、運河沿いの道から別の軍人が笑いながらやって来ました。曰く

 「もうすぐクリスマスなので、傷痍軍人や退役軍人のためにこうやって人の注目を集め、寄付を募っているんだ」

納得です。このインパクトなら嫌でも目を引きますし、ある種の訓練になります。もちろん、その笑顔の背後に隠された「何かしら寄付しろよ?」という眼力にやられ、1ポンドほど寄付。

世の中、面白いことが一杯あるなぁ、と改めて思いました。

バルセロナの丘の上から。(2010年3月1日)

今週は断片的に英国を拠点とした旅行の出来事を書こうと思います。

スペインでカードゲームの大会があり、ついでに「行ってみたかった土地」バルセロナで観光をしました。

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この日はマドリッドから特急を使い、3時間ほど掛けて移動。夕刻の市街を見渡せると言うことで、地下鉄からロープウェイを使い、古城跡に向かいます。

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その丘の上から見えたのは、かのサグラダ・ファミリア! 写真で見てはいましたが、本物がそびえている姿は圧巻です。その異彩を放つ建物にしばし心が奪われました。

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工業港として、各種の貿易を行う街。様々な「青」が海辺を彩っていました。

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地中海へと沈んでいく夕日。古城の銅像や邦題が目に焼き付きます。

 

神社参拝、解禁。

日曜日に滞りなく終わった五十日祭。「忌明け」ということで、今まで訪れることができなかった神社を参拝することができるようになりました。

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選んだ場所は、現場に向かう道の途上にある「神田明神」。江戸の総鎮守ですね。まだ松の内ということで、参道には屋台が並んでいました。

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本殿も初詣仕様になっていました。去年は父と訪れていましたが、今日は父は隠り世から見ているのでしょう。

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そして、聖橋からの日の出。そう言えば、今年最初にみた日の出です。

2013年の『撮り初め』。

たった一日の「仕事始めの週」は無事に終了。

土曜日は恒例の「夢の島熱帯植物館」でスナップ撮影です。

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この日使ったのは、前回と同じくOlympusのEP-L1。ただし、レンズはフォーサーズの汎用ズーム。ミッドレンジで撮影したいからだったり。右の紙コップは年賀と言うことで頂いた「黒糖甘酒」。とても暖まり、寒さでかじかんでいた指先が一気に復活しました。

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早速、シャッタースピードを遅めにして滝を撮影。明るさは普段使いのRICOHには劣るものの、アラスカやら英国やらスイス・スペインと様々な風景を撮りためた「相棒」だったレンズです。思い通りの絵になるのは最高です。

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見上げるような構図。前回は白黒メインで撮影していましたから、彩色が殊更に際だちます。

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逆に、地面すれすれで撮影した石畳。

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白黒。陰影が逆に繁茂している植物の密度を強調させています。

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アートフィルター「トイフォト」を使いました。室内であることを忘れさせてくれるような光景です。

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見上げるような構図」第2段。この植物館の象徴みたいな「オオギバショウ」はいつ見ても感慨深いものがあります。

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それから、植物館併設のカフェ(と言うよりも休憩所)で週間計画を立てたり、日記を書いたり。

「音楽聴きながら、ネットに接続して書き物をする」

というのは、自室でも出来ることですが、オープンスペースでも可能になると、休日の選択肢が一気に増えるからいい感じです。

写真で振り返る2012年(後編)

先日の日記の続き、「毎月1枚ずつの写真で振り返る2012年」。7月~12月です。

7月

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この辺りから、父の病状が重くなってきて「家族との思い出が作れて、父の症状が和らぐような場所」に訪れ始めました。新潟にある「村杉温泉」での一コマです。とてもひなびた温泉街で泉質もよく、ゆっくりした連休を楽しめました。

8月

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再び村杉温泉。なんと、部屋に備え付けの掛け流し浴室があるという豪華なもの。まぁ、この時は電車が遅れて新幹線に乗れるか乗れないかという危機がありましたが…‥

9月

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伊香保温泉郷。別人のようにやせ細っていた父は見ていて辛かったものがありました。

10月-1-

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11月は「父が亡くなった月」でしたので、これだけ例外です。奥日光。奥に見えるのは中禅寺湖。思えば、紅葉が楽しめたのは今年はこの時だけだった気がします。

10月-2-

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家族四人揃っての最後のお出かけ、浦安のテーマパーク(海)です。天気にも恵まれ、スタッフが両親の結婚記念日サプライズまで用意してくれたという念の入れよう。この、ちょうど一ヶ月後が父の葬儀があった日でした…‥

12月

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この写真はつい最近も投稿したものですね。なんやかんやが落ち着き、4ヶ月振りに田舎に訪れたときの荒涼とした風景です。

さてはて、いつもなら年末年始はどこかに旅行するのが常なのですが、今年はそれが出来ません。ゆっくりと何かをして過ごすとしましょう。

そんなことを考えた仕事納めの朝。

写真で振り返る2012年(前編)

先日の日記でも書きましたが、いよいよ2012年が終わろうとしています。

そこで「何を撮影したか」で今年を振り返ろうと思います。今日は1月~6月です。

1月

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秩父での「走り始め」。『あの花』で一躍有名になった橋です。ここ最近はぜんぜん自転車に乗っていないのが痛恨の極み。メンテナンスもしないといけません。

2月

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まとまった雪が降った浅草。この日は内定が決まった友人をねぎらうために東京中を歩き回った気がします。

3月

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所用で小田原に赴き、箱根湯本までエクスカーション。まだ寒さが残るものの、とても素敵なお湯を楽しめました。

4月

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秩父・羊山公園の芝桜。丘一面を彩る花の絨毯は、それだけでも自転車を使ってそこまで訪れる価値があります。

5月

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いつもよりも満月が大きく、明るく見られる「スーパームーン」。そのときを逃さずにしっかりと撮影です。

6月

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京都、三室戸寺での一枚。この時は「滅多にしない寝坊をよりによって友人と一緒の京都旅行」でしでかしたため、かなり焦った記憶があります。

こうやって見ると、今年は近距離、スナップ、遠距離と割とバランスよく撮影しています。

そんなところで、明日は後半に続きます。

夢の島での連休最終日。

日曜日のパーティーでの疲れが完全に癒えず、また、午前中~午後で長らく訪れていなかった祖父母の墓参りという予定があったために、時間が中途半端に余りました。

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そんなわけで、「せっかく購入した年パスの減価償却」をしようと訪れたのは夢の島熱帯植物館。今回は半年ぶりぐらいに「PEN Lite」の単焦点レンズを用い「ラフモノクローム」で極彩色の熱帯植物を敢えてモノクロで撮影です。

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パンケーキレンズだけあって、明るくて収差が少ないのが素敵。

見ている空は同じだが、覗いているレンズが違うのよ。

というMtGのカードを彷彿とさせる光景でした。

クリスマスパーティーに行ってきました。

Twitterで会話が弾んでいるフォロアーさんから「ミニライブを兼ねたパーティーを開くから来ませんか」と誘われ、二つ返事で了承。

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大田区にある「マルカフェ」はアットホームな雰囲気で、英国にいた時を思い出しました。

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出てきた料理は丁寧に作り込まれ、味わい深いものばかり。和洋折衷を取り合わせた素敵な献立でした。

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ライブも心癒やされる音色でした。何と、「僕がペリエが好きだ」とTwitterでのつぶやきを見て、わざわざ用意して下さったという心遣い。大感謝です。

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カフェの調度も素晴らしかったです。自宅から遠いのが難点ではありますが、機を見て足を伸ばすのはありですねぇ……。

正直な話、今までで最高のパーティーに参加させてもらいました。

霜の世界。(2011年12月10日)

去年―― 友人のバイクで田舎に行ったときの事。「早朝、どうしても撮影したい世界」がありました。

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それは早朝のみ撮影可能な「地上が霜で覆われている世界」。ナナカマドもまるでクリスマスツリーのような装いです。

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葉先が結晶化しています。

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大根畑。この前日に、この大根を使った鍋を頂きましたが、それはそれは絶品でした。

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その大根畑の脇にあるお稲荷様。流石に、石段にまで霜は届いていませんでしたが……

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足下は小さな植物ですらこの通り。そんな中でも生きぬこうってんですから生命力は偉大です。

ケンブリッジの風景。(2009年12月13日)

僕が遊学中、そろそろクリスマスに近いと言う事で訪れてみたケンブリッジ。

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英国の冬には似つかわしくないクリアな空でした。本当に「天候運」には恵まれている感じです。

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名物の「ケム川のパンティング」。ちょうどいい形でボートが流れていました。

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教会の塔から街を一望します。上段は大学のキャンバス。そして、色とりどりのテントは市場です。

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その市場は、地物の野菜がたんまりと。このセロリは写真の段階で独特の香りが漂ってきそうです。

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何故か「柿」が売られていました。日本語でまんま「KAKI」です。日本の留学生がここに植林したのでしょうか……。

何だかんだで、この出来事からもう3年も経つんですね。

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