以前の日記でも言及したことがある「80年ぶりの大雪が降ったロンドン」に居合わせた翌日―― 近場の公園に行ってみました。
緯度の関係上、朝8時なのに太陽がこんなに低いのです。朝日に照らされた公園は、とても幻想的でした。
犬ではなく、リスがあたりを駆け巡っていました。
「雪原」とまではいきませんが、欧州ならではの広々とした風景が素敵でした。
尤も、この冬は暖房費が大変なことになったのですが……。
昨日に引き続き、灰色の風景。ロンドン最大の教会で、世界第2の大きさの聖ポール大聖堂。
至近距離から見上げると、その偉容に圧倒されます。
ドームの上まで登ることができます。エレベーターなんてものは無いので、この階段だけでもぞっとしません。
ドームの天頂部からはロンドン中心街が一望できます。すりガラスのような空は「霧の都」と呼ばれていただけはあります。
テムズ川を挟んで真向かいに見える煙突の建物はテート・モダン美術館。廃工場をそのまま美術館として再利用した、建物そのものが近代アートとなっている美術館です。
当時(2009年11月24日)はロンドンオリンピックに向けて各種建物の建設が急ピッチで進められていました。
今、どうなっているのか…… もう一度ロンドンに訪れたいですね。
今日、紹介するのは欧州の「灰色の空」。写真写りがいいのは晴天ではありますが、曇天も味があるので好きです。
スイスで撮影した氷河の麓。雲と同じ高さにいるというのも凄い体験でした。
こちらはフランスのテーマパーク。ええ、口にすることすら憚られるあのテーマパークのユーロ版です。朝霧に包まれて幻想的な風景を醸し出していました。
ロンドン・トラファルガー広場に隣接するSt. Martin-in-the-Field教会。小規模ながらも定期的にクラシックコンサートが開かれている有名な場所。この日は折しも虹が架かりかけていました。
ヴェネツィアの聖マルコ広場。左手前は池ではなく、海水がここまで来ているという証左です。
こうやって、当時の写真を漁っていると「恵まれた環境」にいたなぁと改めて思います。
昨日、出勤時の出来事。いつものように駅で電車を待っていると見覚えのある声で話しかけられました。
振り返ると、高校時代からの旧友。僕が英国遊学の時に連絡が途絶え、どうしたものかと気になっていた友人でした。聞けば、本来ならその日は休みだけれど、始業前に出社する必要があるので、この時間(6時前)の電車に乗ったとのこと。
偶然とはいえ、切れかけた縁がしっかりと繋がったことに感動を禁じえませんでした。
そういえば、僕はそんな感じの偶然から思わぬ幸運に巡り会う能力に長けている気がします。ネット上やサークル、はたまたセミナーで出会った人たちに救われたり、様々なことを教わったり…… 言うなれば「セレンディピティ」ですね。
その出会いをどう活かしていくか、が大事なことではありますが得たチャンスは逃さないように育てていきたいものです。
※今日の一枚※
ロンドンに住んでいた頃の一枚。フラット近くの公園の風景です。この日は深い霧が立ち込めていて、湿気も相当。ですから、足跡が芝生に残っていました。
「水辺」シリーズは取り敢えずこれで終わり。今日、紹介するのは英国屈指の観光地、コッツォルズ。「バートン・オン・ザ・ウォーター」という小さな村です。
蜂蜜色のレンガが特徴的なこの地方。特にこの村は「コッツォルズのヴェニス」と呼ばれるだけあり、小さな水路が村に張り巡らせてあります。
緑、石造りの橋など、「The British Country Side」を地で行く素敵な風景。しばし我を忘れて川辺に佇んでいました。
「川」と言っても、犬が遊べるぐらいの浅さ。それでも村の人にとっては貴重なライフラインなのですね。
村には自動車博物館があり、英国を代表する車「ミニ」が飾られていました。吹きさらしのあたり、田舎のおおらかさを感じるというかなんというか……
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