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灰色の空四景。

今日、紹介するのは欧州の「灰色の空」。写真写りがいいのは晴天ではありますが、曇天も味があるので好きです。

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スイスで撮影した氷河の麓。雲と同じ高さにいるというのも凄い体験でした。

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こちらはフランスのテーマパーク。ええ、口にすることすら憚られるあのテーマパークのユーロ版です。朝霧に包まれて幻想的な風景を醸し出していました。

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ロンドン・トラファルガー広場に隣接するSt. Martin-in-the-Field教会。小規模ながらも定期的にクラシックコンサートが開かれている有名な場所。この日は折しも虹が架かりかけていました。

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ヴェネツィアの聖マルコ広場。左手前は池ではなく、海水がここまで来ているという証左です。

こうやって、当時の写真を漁っていると「恵まれた環境」にいたなぁと改めて思います。

失われた原風景。(2007年8月5日)

 

週末は自宅で引きこもっていたので各種アーカイブの整理。そんな中で「原風景」とも言える光景がありました。

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田舎のすぐ側にある小川。物心ついたときからこの風景と共にありました。

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この水の流れ、森、青空。これらは「心が落ち着く風景」だけでなく「好きな構図」として取り入れています。

今は護岸工事やらでこの森の大半が失われました。時の流れというのはある意味で残酷ですねぇ……。

バルセロナの市場の風景。(2010年3月4日)

一人旅の醍醐味は、様々な寄り道ができることです。

特に、現地の人が日常的に使う市場はついつい足を踏み入れてしまいます。

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風光明媚なバルセロナ。観光都市とはいえ生活必需品を扱う市場も当然ながらあるわけで。

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ですが、その入り口はポップで明るく、地中海テイストが味わえます。

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取り扱っている食材は日本と似通っていてどこか違っていたり。

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魚も新鮮なものが多く。スペイン料理はどれも素晴らしいものがありましたので、その根幹を垣間見ました。

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果物をそのままジュースにしてくれる屋台。とても美味しく、歩いた疲れを一発で癒してくれました。

St. James Parkの風景。(2009年7月4日)

シャーロック・ホームズで有名なベーカー街にほど近い場所にある「ロンドンでは中規模の」公園、St. James Park。ある初夏の休日にそこを歩きました。

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流石はガーデニングの本場。道端の花のセンスもグッと来るものがあります。

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公園内部は鳥の楽園。川岸に巣を作っていたり、普通に闊歩していたり……

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生態系や気候の違いでしょうか、7月なのに落ち葉が大量に敷き詰められていたのが印象的でした。

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その日の夕方はホームステイしていた家の庭での夕飯。飼い猫が虎視眈々と食事を狙っていました。

季節が混ざった京都。(2007年3月17日)

昨日の日記で何となく載せた「季節外れの大雪が降った京都」。その日の写真をある程度整理したので、ここで放出です。

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三千院に向かう途上の紫蘇畑。山際が見えないほどの雪に包まれていました。

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飾りの水車も雪の勢いで回転しそうでした。

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宝泉院で頂いた抹茶と和菓子。凍えるような寒さだけに、抹茶の暖かさに救われました。

しかし、昼前には雪がやみ……

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京都市内の中心部に戻ると梅が満開。更に早咲きの桜までありました。一日で「雪・梅・桜」が同時に味わえる大変贅沢な一日は、向こう当分現れないでしょう。

2013年1月27日の夢の島熱帯植物館。

植物館の年パスを手に入れたことで、割と暇になりがちな日曜日でもそこでゆっくりしたり週間プランを立てることができるようになりました。

今回のテーマは「ズームマクロで撮影してみる」です。

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葉脈や繊毛まで見える細かさは、「本当にRICOHをメイン機にして良かった」と思います。

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こちらはマクロではありませんが、シャッタースピードを遅めにして撮影したもの。糸状の滝や光のシャワーが特徴的でした。

偶然の出会い。(と本日の一枚)

昨日、出勤時の出来事。いつものように駅で電車を待っていると見覚えのある声で話しかけられました。

振り返ると、高校時代からの旧友。僕が英国遊学の時に連絡が途絶え、どうしたものかと気になっていた友人でした。聞けば、本来ならその日は休みだけれど、始業前に出社する必要があるので、この時間(6時前)の電車に乗ったとのこと。

偶然とはいえ、切れかけた縁がしっかりと繋がったことに感動を禁じえませんでした。

そういえば、僕はそんな感じの偶然から思わぬ幸運に巡り会う能力に長けている気がします。ネット上やサークル、はたまたセミナーで出会った人たちに救われたり、様々なことを教わったり…… 言うなれば「セレンディピティ」ですね。

その出会いをどう活かしていくか、が大事なことではありますが得たチャンスは逃さないように育てていきたいものです。

※今日の一枚※

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ロンドンに住んでいた頃の一枚。フラット近くの公園の風景です。この日は深い霧が立ち込めていて、湿気も相当。ですから、足跡が芝生に残っていました。

バートン・オン・ザ・ウォーターの水辺。(2009年9月5日)

「水辺」シリーズは取り敢えずこれで終わり。今日、紹介するのは英国屈指の観光地、コッツォルズ。「バートン・オン・ザ・ウォーター」という小さな村です。

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蜂蜜色のレンガが特徴的なこの地方。特にこの村は「コッツォルズのヴェニス」と呼ばれるだけあり、小さな水路が村に張り巡らせてあります。

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緑、石造りの橋など、「The British Country Side」を地で行く素敵な風景。しばし我を忘れて川辺に佇んでいました。

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「川」と言っても、犬が遊べるぐらいの浅さ。それでも村の人にとっては貴重なライフラインなのですね。

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村には自動車博物館があり、英国を代表する車「ミニ」が飾られていました。吹きさらしのあたり、田舎のおおらかさを感じるというかなんというか……

ランカスターの水辺。(2010年5月25日〜5月28日)

意図する予定は全くなかったのですが、「英国滞在時の写真の紹介」のテーマは「水辺」が連続。どうせなら、このまま続けてしまおうと、今回は

「今まで走った中でも最高峰のサイクリングコース」

だったランカスターの風景です。そもそも、この時の旅行のメインは「湖水地方」でした。その旨を旅行代理店に伝えたら「かなり遠い場所になるけどいい?」言われ、提示されたのはランカスター駅から28キロというもの。

道のりは多少大変でしたけれども、その間の道のりからの景色が絶景だったというのは、以前の日記でも言及した気がします。

前置きはそんなところで、以下、写真です。

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川辺にそびえる古城。まるで合唱『モルダウ』の世界です。

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その川辺の浅いところでは、地元の人が犬を泳がせていました。

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宿からランカスター駅に向かう途中に架かっていた石造りの橋。人が通れるぐらいの狭い橋。いつ頃、誰が命じて作らせたのかが気になるところです。

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ひどい雨の後、クリアになってきた空から見えた貯水池。完全に凪いでいて、鏡のようでした。

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旅行の最終日。自転車と一緒に撮影。惜しむらくは、余りにも疲れ果てていたので、背景に見えるランカスター城を観光できなかったことです。

「いまの電子機器と撮影技術で旅行したら、どうなるだろうか?」とはいつも思います。

カンタベリーの水辺。(2009年7月10日)

僕は1999年〜2000年にも英国のカンタベリーに滞在していました。

そんな縁があって、父が09年7月に遊びに来た時に「行ってみたい」との希望があったので案内したのです。

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カンタベリー中心有名な建物"Old Weaver's House"。その名が示す通り、中世に建てられた機織り職人の家です。その脇にある堀でボート巡りがあるということで早速参加です。

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水草まで見えるクリアな水。白鳥が我感せずとばかりに漂っています。

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ヴェネツィアとまではいきませんが、家屋のすぐ脇を縫うようにボートは進んでいます。英国で一番美しいと言われる6〜7月の季節をゆったりとした速度で味わいます。

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途中、低い橋をくぐりぬけるので、船頭が実に見事な上体逸らしを披露してくれました。

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船から降りた後も水辺を散歩。水と森のコントラスト。この写真を見るだけでも当時の空気感を思い出してしまいます。

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