カテゴリー: 旅行記-海外- Page 7 of 8

海から眺めるバルセロナ。(2010年3月2日)

さて、もう3年も経ったスペイン旅行での出来事。

時間が有り余っていて好きなだけ寄り道できるのは一人旅の特権。ということで、バルセロナの沿岸クルーズに参加しました。

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ヨットハーバーから出発。この手の船にしては大きめです。

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キオスクで買ったサンドイッチやチョコレートケーキ等を持ち込んでしばし潮風に揺られます。

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先だっての古城を海から眺めると、「要塞」という言葉がピッタリです。

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青い空と紺碧の海。素敵な風景です。ただ、ここからは近代化されたビルが立ち並んでいました。中心街が保護されているので、こういう場所が開発されたのでしょうね。伊達にオリンピック会場に選ばれていません。

潮風が強く、途中で船室に戻ってゆっくりしていましたが…… 普通のツアーでは見ることのできない光景でした。

バルセロナの市場の風景。(2010年3月4日)

一人旅の醍醐味は、様々な寄り道ができることです。

特に、現地の人が日常的に使う市場はついつい足を踏み入れてしまいます。

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風光明媚なバルセロナ。観光都市とはいえ生活必需品を扱う市場も当然ながらあるわけで。

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ですが、その入り口はポップで明るく、地中海テイストが味わえます。

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取り扱っている食材は日本と似通っていてどこか違っていたり。

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魚も新鮮なものが多く。スペイン料理はどれも素晴らしいものがありましたので、その根幹を垣間見ました。

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果物をそのままジュースにしてくれる屋台。とても美味しく、歩いた疲れを一発で癒してくれました。

バートン・オン・ザ・ウォーターの水辺。(2009年9月5日)

「水辺」シリーズは取り敢えずこれで終わり。今日、紹介するのは英国屈指の観光地、コッツォルズ。「バートン・オン・ザ・ウォーター」という小さな村です。

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蜂蜜色のレンガが特徴的なこの地方。特にこの村は「コッツォルズのヴェニス」と呼ばれるだけあり、小さな水路が村に張り巡らせてあります。

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緑、石造りの橋など、「The British Country Side」を地で行く素敵な風景。しばし我を忘れて川辺に佇んでいました。

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「川」と言っても、犬が遊べるぐらいの浅さ。それでも村の人にとっては貴重なライフラインなのですね。

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村には自動車博物館があり、英国を代表する車「ミニ」が飾られていました。吹きさらしのあたり、田舎のおおらかさを感じるというかなんというか……

ランカスターの水辺。(2010年5月25日〜5月28日)

意図する予定は全くなかったのですが、「英国滞在時の写真の紹介」のテーマは「水辺」が連続。どうせなら、このまま続けてしまおうと、今回は

「今まで走った中でも最高峰のサイクリングコース」

だったランカスターの風景です。そもそも、この時の旅行のメインは「湖水地方」でした。その旨を旅行代理店に伝えたら「かなり遠い場所になるけどいい?」言われ、提示されたのはランカスター駅から28キロというもの。

道のりは多少大変でしたけれども、その間の道のりからの景色が絶景だったというのは、以前の日記でも言及した気がします。

前置きはそんなところで、以下、写真です。

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川辺にそびえる古城。まるで合唱『モルダウ』の世界です。

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その川辺の浅いところでは、地元の人が犬を泳がせていました。

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宿からランカスター駅に向かう途中に架かっていた石造りの橋。人が通れるぐらいの狭い橋。いつ頃、誰が命じて作らせたのかが気になるところです。

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ひどい雨の後、クリアになってきた空から見えた貯水池。完全に凪いでいて、鏡のようでした。

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旅行の最終日。自転車と一緒に撮影。惜しむらくは、余りにも疲れ果てていたので、背景に見えるランカスター城を観光できなかったことです。

「いまの電子機器と撮影技術で旅行したら、どうなるだろうか?」とはいつも思います。

カンタベリーの水辺。(2009年7月10日)

僕は1999年〜2000年にも英国のカンタベリーに滞在していました。

そんな縁があって、父が09年7月に遊びに来た時に「行ってみたい」との希望があったので案内したのです。

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カンタベリー中心有名な建物"Old Weaver's House"。その名が示す通り、中世に建てられた機織り職人の家です。その脇にある堀でボート巡りがあるということで早速参加です。

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水草まで見えるクリアな水。白鳥が我感せずとばかりに漂っています。

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ヴェネツィアとまではいきませんが、家屋のすぐ脇を縫うようにボートは進んでいます。英国で一番美しいと言われる6〜7月の季節をゆったりとした速度で味わいます。

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途中、低い橋をくぐりぬけるので、船頭が実に見事な上体逸らしを披露してくれました。

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船から降りた後も水辺を散歩。水と森のコントラスト。この写真を見るだけでも当時の空気感を思い出してしまいます。

カムデン・タウンの水辺。(2009年12月10日)

昨日に引き続き、「英国に滞在時に得た写真」を断片的に紹介していきます。

ロンドン中心街からほど近いカムデン・タウン。様々なマーケットが立ち並ぶ若者向けの街。そこには運河が張り巡らせており、サイクリングに最適。

そうやって冬のロンドンを走っていると…

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運河の堰が開いていきます。何だろうと思って見ていると、

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屈強な軍人が堰を操作しています。そうして、堰が開いてき…… 現れたのは…

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紛うことなきスワンボート。なぜ? 軍人とスワンボート? と疑問に思う暇もなく

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そこに乗り込んでいく軍人さんたち。あまりの出来事にしばし呆然としていると、運河沿いの道から別の軍人が笑いながらやって来ました。曰く

 「もうすぐクリスマスなので、傷痍軍人や退役軍人のためにこうやって人の注目を集め、寄付を募っているんだ」

納得です。このインパクトなら嫌でも目を引きますし、ある種の訓練になります。もちろん、その笑顔の背後に隠された「何かしら寄付しろよ?」という眼力にやられ、1ポンドほど寄付。

世の中、面白いことが一杯あるなぁ、と改めて思いました。

バルセロナの丘の上から。(2010年3月1日)

今週は断片的に英国を拠点とした旅行の出来事を書こうと思います。

スペインでカードゲームの大会があり、ついでに「行ってみたかった土地」バルセロナで観光をしました。

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この日はマドリッドから特急を使い、3時間ほど掛けて移動。夕刻の市街を見渡せると言うことで、地下鉄からロープウェイを使い、古城跡に向かいます。

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その丘の上から見えたのは、かのサグラダ・ファミリア! 写真で見てはいましたが、本物がそびえている姿は圧巻です。その異彩を放つ建物にしばし心が奪われました。

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工業港として、各種の貿易を行う街。様々な「青」が海辺を彩っていました。

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地中海へと沈んでいく夕日。古城の銅像や邦題が目に焼き付きます。

 

ケンブリッジの風景。(2009年12月13日)

僕が遊学中、そろそろクリスマスに近いと言う事で訪れてみたケンブリッジ。

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英国の冬には似つかわしくないクリアな空でした。本当に「天候運」には恵まれている感じです。

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名物の「ケム川のパンティング」。ちょうどいい形でボートが流れていました。

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教会の塔から街を一望します。上段は大学のキャンバス。そして、色とりどりのテントは市場です。

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その市場は、地物の野菜がたんまりと。このセロリは写真の段階で独特の香りが漂ってきそうです。

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何故か「柿」が売られていました。日本語でまんま「KAKI」です。日本の留学生がここに植林したのでしょうか……。

何だかんだで、この出来事からもう3年も経つんですね。

イタリア周遊ツアーの写真[4:ヴァチカン・ローマ 2010年2月13日]

 

以前の日記でご紹介した「東武ワールドスクウェア」でのヴァチカン。

その実物はこんな形になります。その大きさは浦安のゲフンゴフン・ランドとほぼ同等でありながら、世界に与える影響力は世界随一と言ってもいいでしょう。何せ、ローマン・カトリックの総本山です。

その内部たるや、実に荘厳で神聖な雰囲気。特にこの写真は上手い具合に日光が差し込み、煌めく光が祭壇を引き立てていました。

法王庁を護るのはスイス人傭兵部隊。ヴァチカン建国よりの変わらぬ伝統だそうで。「金が支払われている限り、絶対に裏切ることは無い」というのが彼らの信条だとか。

舞台は変わってコロッセオ。この周りには剣闘士扮する人たちがいて、観光客が写真を撮ると「モデル代」と称して小銭を頂くのが常だとかなんとか。

『ローマの休日』でもお馴染みのスペイン広場。東京都心に負けず劣らずの人混みです。それ故に、映画みたいに「スペイン広場でアイスクリームを食べる」というのは禁じられています。

そして…… イタリアならではの光景に巡り会いました。「F430スクーデリア」。英国の車番組『TopGear』でしかお目にかかれなかった「走る芸術品」の実物をこんな場所で見られるとは思いませんでした。

 

 

イタリア周遊ツアーの写真[3:フィレンツェ 2010年2月12日]

イタリアシリーズ第3弾はフィレンツェ。「花の都」金融や芸術で栄えた都市です。

その栄光を今も称えるかのように、整然とした街並みです。

ウフィッツィ美術館前の広場にある『ザビーネ女の略奪』。一つの巨大な大理石から三体もの人間を掘り出した傑作。こういうのが屋外に飾られているのですから、メディチ家の威光、恐るべしです。

街のランドマーク的存在がサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂。150年にわたる歳月を掛けて建てられただけあって、様々な建築様式が渾然となっているのが特徴的。

大聖堂の内部。この真上にあのドームがあります。人とアーチの高さの対比で、如何に巨大な建造物かがお分かり頂けるかと。

大聖堂の隣の塔からの風景。街全体というよりも、壁の色から屋根の色まで大聖堂を基準にしているかのようです。

建築物の名所、ヴェッキオ橋。ゲフンゴフン・シーの建造物に、これを模した通路がありました。

この街では「ウフィッツィ美術館」を中心に回ったのですが、その芸術品の数々は撮影禁止ですし、許可されていたとしても僕の腕ではそれを再現することなどまだまだ。

もう一度、じっくりと腰を据えて訪れたい都市の一つです。

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