カテゴリー: 京都

年末の予定が立ちません。(+2010年末の京都)

不確定要素が多く、私事で大きな問題を抱えているためにいつもだったら済ませているはずの「年末の旅行の準備」が出来ていないという為体です。

「それどころの話では無い」のが正直なところですが…… ともかくとして、状況が落ち着くまでは静観したいですね。

なので、毎年恒例の「京都で年を過ごす」というのは、今年は無くなりそうです。今日の日記は「とある年末の京都の風景」をご紹介。

見ての通りの大雪。しかも、大晦日の大雪という「とてもレアな光景」を拝める事が出来たわけで……。 取り敢えず、「来年、そんな先の事も分からない」状態ですから、まだまだ今の状況を考えつつ年末に備えますか。

大原四景。平成24年6月17日(日)

京都、大原は本当に大好きな土地。そんな大原で撮影した写真です。

宝泉院にて。たまたま白黒で撮影していたところに友人がフレームに入ってきたので、ちょうどいいアクセントになりました。

 

書院の隙間から新緑まぶしい額縁庭園がのぞきます。

今のデジカメ、RICOH-GXRの好きなところは、こういうマクロ撮影が嫌みにならないところです。

紅葉の若葉と水の流れが対比を生みました。

さて、次はいつ、どこでどんな写真に出会えるのでしょうか。

一保堂併設の喫茶室を訪れました。(2012年6月17日)

友人がとても気に入った場所がこちら。京都でも一二を争う名店ではありますが、喫茶室があることは友人は知らなかった模様。

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さしあたって「雁ヶ音」を注文。この、エメラルドや翡翠を思わせる鮮やかな緑色に驚愕です。

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そこから抽出された玉露に両者共に言葉を失います。「旨み成分が束になって味蕾をダイレクトアタック」するような感覚と言えばいいのでしょうか。何というか、普段味わっている緑茶とは次元が違います。この衝撃を味わうために、この喫茶室でお茶を嗜むと言い切れるぐらいです。

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一緒に出て来る和菓子も尋常ではありません。老舗が一保堂のために提供したという、文字通りの意味で「逸品」。また、この和菓子が実にお茶を引き立てるのでお茶が何杯でも胃に入ります。

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三番煎じぐらいでも、この緑色が残っているのですから尋常ではありません。

しかも、これ、お店が提供する玉露の中で「一番安い」ものだったりします。いやはや、これよりグレードの高いお茶を味わったらどうなるのか… 楽しみと恐れが半々と言った所です。

朝一番の宝泉院。(2012年6月17日)

京都で一番好きなお寺ですから、朝一番で宝泉院に訪れます。

しかし、今日は勝手がちがいました。

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まさかの修学旅行生で満員。

代わりと言ってはなんですが、

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いつもと違う視点でお茶を楽しめましたし、住職のお話も聞けたのは得した感じ。

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彼らが去った後、庭園は何事もなかったかのように静寂さを取り戻していました。

雨の京都旅行。(2012年6月16日)

「皮一枚でつながった」というのが今日を通しての全体の感想です。

なんと、目覚ましを2つもセットしたのに起きず、心配した家族が起こしたということで時刻を見て血の気が一気に引きました。

「どんなにがんばっても、新幹線の出発時刻4分前」

という絶望的な数値です。しかも、今回のチケットは時間の変更ができないタイプ。さらに間の悪いことに友人と一緒に行くという時であり、二人分の切符を僕が持っているという、考えられる限り酷いというほかはない状況。

それでも、一縷の望みを託して駅まで疾走すると果たせるかな……

「本来なら出発しているはずの電車がまだホームにいる」

奇跡的な幸運が発生しました。お陰で間に合い、無事に京都に到着です。

さて、向かう先は「見室戸寺」。もちろん、目当ては紫陽花です。

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「宝石をちりばめたような谷間」に驚嘆。

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本堂では「ここまで無事にたどり着けた」ことに全力で感謝をします。紫陽花で有名なお寺ではありますが、百種類以上の蓮も咲くので、夏の盛りに訪れてみたいところではあります。

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雨上がりと言うことで、とてもクリアな水滴を撮影することができました。ここはマクロにとても強いRICOH-GXRの独壇場です。

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件の「ダイアモンドの谷」を底から撮影。奥の朱塗りの山門がいいアクセントになっていました。

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今日のベストショットはこちら。そうして、紫陽花を堪能して中書島で昼食をいただきます。目当ては伏見の「鳥せい」。

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焼き鳥、鴨ロースと鳥ずくしを堪能。本来ならば伏見や宇治を観光するのでしょうが、更に北上します。向かう先は「貴船」。京都の奥座敷。しかしながら、今日は大雨。観光と言うよりも「行軍」と言うべき行くも地獄戻るも地獄な状態です。

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容赦のない濁流、カメラの撮影でも雨筋がハッキリと見て取れます。

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それ故に、神社に到着した時は感動もひとしおです。とても綺麗な緑色を拝むことができました。

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で、せっかくだからということで奥の院まで訪れて今日の日程は終了。相当歩いた一日でした。

京都・大原の束の間の雪景色(2011年12月30日)

今日のエントリーは「昨年末」の京都のお話。
この時に使用したカメラは RICOHのGX-R。昨年の夏の終わり頃にちょうどタイムセールが行われたので買ったお値打ち品です。

さておき。京都旅行をする際、2日目の朝一番で大原に訪れることにしています。

[撮影場所:大原 露出時間:1/160秒 F値:3.2 レンズ焦点距離:5.1mm ISO感度:100]

バスが大原に到着したら、雪景色が飛び込んでいました。

 

[撮影場所:宝泉院 露出時間:1/160秒 F値:3.2 レンズ焦点距離:5.1mm ISO感度:100]

向かった先は私が一番好きな寺院である宝泉院。

[撮影場所:宝泉院 露出時間:1/80秒 F値:x.x レンズ焦点距離:8.3mm ISO感度:100]

この、額縁を彷彿とさせる庭園が最高の風景です。お抹茶と和菓子も拝観料の中に含まれているのもお気に入りの一つ。

[撮影場所:宝泉院 露出時間:1/125秒 F値:3.4 レンズ焦点距離:7.8mm ISO感度:100]

ぼーっとして30分も経たないうちに雪は溶けてしまいました。宝泉院の雪景色はある意味とても貴重なので、人気のいないうちに見られたことが幸いです。

[撮影場所:三千院 露出時間:1/500秒 F値:3.5 レンズ焦点距離:4.9mm ISO感度:100]

その後に訪れた三千院ではまだ雪が残っていました。

雪の京都(2010年12月31日の風景)

毎年の暮れは京都で過ごすことに決めています。

その中でも特に印象に残っていたのが2010年の大晦日。
折しも、市内全域が大雪だったのです――

因みに、この時使っていたカメラはオリンパスE-PL1。
フォーサーズの変換マウントを用い、180mm-1800mmの広範囲レンズで撮影しました。

[撮影場所:二年坂 露出時間:1/125秒 F値:3.5 レンズ焦点距離:18mm ISO感度:200]

[撮影場所:八坂神社 露出時間:1/100秒 F値:5.6 レンズ焦点距離:31mm ISO感度:200]

[撮影場所:金閣寺 露出時間:1/200秒 F値:5.6 レンズ焦点距離:18mm ISO感度:200]

[撮影場所:貴船神社 露出時間:1/100秒 F値:4 レンズ焦点距離:18mm ISO感度:200]

[撮影場所:貴船神社(奥の院) 露出時間:1/80秒 F値:4.6 レンズ焦点距離:36mm ISO感度:200]

叡山列車の貴船駅から貴船神社までは徒歩。山道の中歩くのは相当に大変でした……。

冬の花

 

 

夏の暑さにへたっているからこそ、冬の画像が恋しいわけで……。

年末は京都に行くことを習慣にしておりまして。昨年の大晦日の京都は折しも大雪。特別拝観で訪れた清水寺で雪が桜を彩っていました。

 

[露出時間:1/20秒 F値:2.8 レンズ焦点距離:17mm ISO感度:1600]

ぶっちゃけ、春の満開の頃でもここまで明るい「夜桜」は撮影できない気がします。

 

 

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