カテゴリー: ボードゲーム Page 7 of 53

合間のボードゲーム。

統率者戦の前後にボードゲームを回す機会にも恵まれました。

カム・セイル・アウェイ!

初の対人戦。(そしてスリーブつけてのプレイ)

大差で敗北したものの、ソロプレイ時の参考になりました。

宝石の煌めき

別のゲームを提案していたのですが、「4人で行う宝石の煌めき」は抗えない魅力がありました。

ほぼ2年ぶりの4人戦ができるという感動の方が大きくてプレイが甘く、3着に終わったのが残念です。

ボードゲーム『カム・セイル・アウェイ!』スリーブ入れと収納。

バージョン3、スリーブ入れ対応版です。

スリーブ

ボードゲーム『カム・セイル・アウェイ!』にピッタリ合致する「オールスターデタカスリーブ」という情報を提供いただいて、早速注文。

ピッタリ入り、これで、悩みは解消です。

スリーブ入れ後の収納

スリーブによってカードのサイズが若干大きくなり、厚みも増しました。そうなると、今までの収納が使えなくなるので、

  • 追加客室タイル:TCGケース(Sサイズ)
  • ボーナストークン類:ピルケース
  • 先客カード:TCGケース(Mサイズ)

へとそれぞれ変更。

それぞれ、隙間にもフィットです。

他のカードも入りました。最初と比べて、プレイ感を保ちながらしっかり整理できたと自負しています。

連休のソロゲー。

まとまった時間ができたので、ボードゲームのソロプレイです。

ヌースフィヨルド

ここ柴原回していなかったので、基本のタラデッキ。

2R目に劇場を建てられたというアドバンテージがそのまま得点に直結。34点を出すことができました。

クランズ・オブ・カレドニア

療養生活以来のクランズオブカレドニア。ホップが含まれる契約を履行すれば、麦1つ支払うごとに£9を得られるビール種族です。

おかげで序盤に£27の追加収入があり、順調に勢力を伸ばすことができたものの、

142点と平均的でした。

このゲームは(他の重いゲームに比べて)コンパクトで済み、ストイックにスコアを追い求められるのが好きです。

ボードゲーム『カム・セイル・アウェイ!』ソロゲーム感想

ソロゲームでの感想です。『コーヒーロースター』や『旅のあと』でデザイナーの大ファンとなったので、本作はパッケージ買いをして遊びました。

イメージしやすいルールにマンカラ的なタイルへのミープル配置、それら配置のコンボによって連鎖的にアクションが決まっていく爽快感がとても楽しいボードゲームでした。

ゲーム概要

客船クルーズが各地で流行する20世紀初頭。プレイヤーは出港間際の客室乗務員(クルー)となり、船客(ミープル)を希望する場所へと導いていきます。

うまく船客を案内することができれば追加の客室を増築したり、別の船客を迎え入れることができるでしょう。

ただし、出航時間が近づいていくと案内できる船客は限られたものとなり、不満客が多数出てしまいます。

うまく船客を案内し、優秀なクルーの栄誉を勝ち取ることができるでしょうか?

このゲームの良かったところ

コンポーネントに比して軽いプレイ感覚

箱の大きさやコンポーネントの量が相当なのに、「プレイ時間:25分」はちょっと驚きでしたが、本当にその時間で終わりました。

それもひとえに、カードに描かれたミープル(船客)をマンカラの要領で一筆書きに落として(配置して)いくというシンプルなシステムあってのこと。

狭まる選択肢がもたらす戦略性/ジレンマ

既に案内した船客を別の場所に移動させたり、満室となった部屋に新たな船客を迎え入れることはできません。

ミープルは一区切りで一区画ごとに配置する必要があるので、ゲームが進むごとに選択肢が狭まることになります。

条件が合わなければ「不満客」として失点の要素になってしまいます。

それを回避するため

  • 部屋を増設する
  • 一時的に退避させている船客や不満を持った客を別の所に配置する

手段を執ることになります。これらを可能にするため、トランクを持つ船客を対応する色の部屋に移動させ、部屋の増設を計画的に進めていくことが肝要になります。

これら、効率よく船客を配置するためのカードの選択や、いつ、増設などのアクションを発動させていくかのトリガー管理が悩ましい楽しさでした。

トランク客/満室効果によるアクション連鎖

  1. トランクを持つミープルを客室に配置したとき
  2. 客室が満室になったとき

で、トランクゲージが一つずつ進みます。部屋の増設の他に、追加の船客も配置できるため、中盤以降はアクションが次々に連鎖。

ですが、その準備のためにはある程度アクションを抑える必要もあり。このStay と Goの判断基準もまた本作の面白いところでした。

ほどほどのプレイ時間とリプレイ性

先に述べたように、基本的に「カードに描かれたミープルを順序通りに配置していくだけ」のルールのためサクサクと終わります。

客室や施設の位置をシャッフルしたり、別施設に入れ替えることで何度でも楽しめるのも本作のアドバンテージです。

本ゲームの残念なところ

「独自サイズのスリーブ問題」に尽きます。かなり特殊なスリーブでないと収まりません。(筆者は諦めました)

何度でも遊べるゲームだけに、カードのサイズが一般的でないのはとても残念でした。

まとめ

  • コンポーネントに比して軽いプレイ感覚
  • 分かりやすいルールと戦略性の高いゲーム
  • 極めて高いリプレイ性
  • ソロでも十分楽しめるルール

等々、冒頭で述べたように「デザイナー買い」をした自分の選択は正しかったです。

特に、タイルを入れ替えて配置していくことで客船ができたそのスタイルに感動しました。

「コンポーネントの量とプレイ時間が合わない」は逆に合わない方もいるでしょうけれども、筆者としては、少なめの空き時間でもマンカラチックなパズルを楽しめるというのは大きなアドバンテージです。

薄めのインタラクションや低い言語依存、運の要素もあって初心者から楽しめるのも好感が持てました。

ボードゲーム『カム・セイル・アウェイ!』百均グッズを利用してのコンポーネントの収納と整理。(Ver.2)

こちらの収納と整理に余地があったので改良しました。

タイル入れ

ファスナーケースをマチ付きのケース(ペンケース)に変更。

厚さも含めて、ほぼジャストフィットです。マチつきなので、タイルを馴らす必要もありません。

ミープル入れ

前のコンテナはスペースの都合で入らず。遊び心があって好きだったのですが、収納性を優先してVer.1で利用していたタイル入れのファスナーバッグを転用します。

収納

今度は全て、遊びも隙間もほぼ無い状態で収まりました。

軽くソロプレイして「これはとても楽しい」と実感したので、より収納しやすくなったのは大きな収穫です。

ボードゲーム『カム・セイル・アウェイ!』百均グッズを利用してのコンポーネントの収納と整理。

2023年7月末に発売されたボードゲーム『カム・セイル・アウェイ!』。

こちらのコンポーネント群、百均グッズを利用し整理して箱に収めました。

カード

カードサイズがTCGより細いタイプだったので、名刺入れを利用しました。厚さ的に2個用意しています。

客室タイル

同じ内容のものが色ごとに用意されています。そのため、このファスナー付きのバッグに分けました。

追加タイル/トークン

おなじみ Case in Case 4分割。追加の客室タイルは厚さもサイズもピッタリでした。

ミープル

これに関しては遊びました。ミニチュアのコンテナに2つに分けて収納し、ゲーム中はフェイクレザーのトレイに入れることでプレイアビリティを高めています。

収納

これらをまとめていきます。入りきらない部分は箱にそのまま収めます。

このように、セットアップや片付けも考慮しながらの収納と整理ができました。

タイルを入れるバッグはもう少し小さい方がスッキリ収まると思うので、ちょっと検証です。

百均グッズによるボードゲーム『はらぺこバハムート』収納。

こちらの記事の続きです。

  • 16枚のカード
  • 2種類のトークン

のみではあるものの、セットアップのしやすさと収納性を鑑みて、以下の措置を施しました。

用意したもの

  • ゲーム本体
  • TCGケース(ハードタイプ)
  • 分割ピルケース

収納

収納はとてもシンプルに。

  1. カードをスリーブに入れます。
  2. 分割ピルケースから1個、ケースを取ります。
  3. そのケースにトークンを収納します。
  4. カード、トークンを入れたケース、説明書を全てTCGケースに入れます。

オリジナルからは大幅にサイズアップしましたが、それぞれの視認性や片付けのしやすさは向上させています。

日曜日の『アルルの丘』。

先日の続き――

『アグリコラ』で体を慣らし、土曜日の夜にセットアップ。その翌朝にボードゲーム『アルルの丘』をプレイしました。

  • 資源管理
  • 建物コンボ
  • ワークスペースの改良
  • 畜産管理

などのギミックが非常に楽しい上に、ぬかるんでいた土地が段々と整備されていき発展した村へとできあがるのはこのゲームならではです。

今回は徹底した「森林」プレイを実施しました。終盤になるほど「木こり」アクションを使わずに済むのがポイントです。

空きスペースはわずかに4スペースと、盤面も楽しいものになりました。

「自分が最初に触れた重いゲーム」「のびのびとした箱庭が作れる」ということで、本作は時間と体力があるときには何度でも遊びたいものです。(それこそ旅先に持っていきたいほど)

土曜日の『アグリコラ』。

この暑さで外に出る気がなかったため、久しぶりの『アグリコラ』ソロプレイです。

ソロルールは他のコマがブロックするということはありませんが、

  1. 累積木材は2つ
  2. ワーカーへの支払いは1人に付き3食料

と、限られた資源を職業や進歩でカバーしつつどうゲームを組み立てていくかが重要になっていきます。

今回は

  • 大鎌使い(収穫時に麦2つ取れる)
  • 生け垣職人(柵を作るときに木を3本減らせる)

の2職業により効率よく資源をコントロールできました。

結果は60点と納得行くものでした。

ボードゲーム『はらべこパハムート』感想。

ボードゲームカフェの方にインストいただき、即座に購入しました。たった16枚の共有デッキなのに、TCGの基本的な動きが楽しめる対戦ゲームです。

概要

プレイヤーは魔術師として目の前の魔術師と戦います。

手札と行動数が限られた中、勝利できる魔術師はどちらでしょうか?

このゲームの良かった点

TCGの魅力を切り抜いたシステム

召喚、妨害、サーチ、打ち消しと、TCGの花形のようなプレイができます。しかも、コストやデッキ構築がないので純粋にプレイングのみを切り抜いた形です。

目に見える打ち消し

カードではなくトークンを消費することでいかなカードも打ち消しできるシステム。また、打ち消し返しもトークン2個消費で行えます。

トークンは公開情報のため、相手への妨害を常に考慮に入れた上でカードを通すプレイングが、絶え間ない緊張感を生み出してくれます。

カードの強力なシナジー

  • 手札を捨てさせてカードを奪い取る
  • 魔物を排除してから蘇生させる
  • 捨て札からカードを回収して連打する

等、カードのシナジー(コンボ)によってギリギリまで攻めさせて紙一重で逆転するプロレスのような攻防が味わえます。

このゲームの残念だった点

カードゲーム故のテキスト量

どれだけ他のカードとシナジーできるかを理解することがゲームでの勝敗に繋がるため、ゲーム前にどれだけのカードがあるかを読み込んでいく必要がありました。
なので、

  • カードを事前に見せておく
  • ゲーム中にカード効果を確認できるようにする

は必須です。

カードのプレイカウント

プレイが白熱すると、ターンに3回カードをプレイしてしまうケースが発生しました。共有デッキの性質上、ターンを渡してしまうと「巻き戻し」がほぼ不可能です。
ダイスや別のトークンなどを用意して、プレイカウントを管理する仕組みを用意するなどの工夫が推奨されます。

まとめ

カードとトークンのみの潔いコンポーネントに対戦型カードゲームの魅力を詰め込んだシステムに感嘆しました。オールユニークの共有デッキのため、リスク管理や確率計算もやりやすいのも好印象。

どうやって勝ちにつなげるか、それをどう排除していくかを短時間で楽しめる秀作。TCGプレイヤーにこそ遊んでもらいたい作品です。

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