カテゴリー: ボードゲーム Page 30 of 53

『ガイアプロジェクト』上げた難易度、重なる課題。

そろそろ、難易度を上げてもいい頃だと思い、Steam版の『ガイアプロジェクト』を「イージー」から「普通」に変更。

種族は使ってきた中でのお気に入り、ダー・シュワーム。好きな点は以下の通り。

  • 首府のみがある状態なので「解放タイミング」に悩む必要がない。
  • 同盟の「拡大」なので、同盟締結済みの建物を気軽に改良できる。
  • 独自能力ステーションにより、航法を伸ばさなくても勢力拡大できる。
  • 最初からパワーチャージがあるため、「首府/研究所ボーナス+チャージ」のラウンドボーナスを初手から取っていける。
  • ゲーム開始時にQICが2つある。
  • 首府+交易所/研究所+ステーション+鉱山で、1rから同盟可能。

反面、難点はこんな形。

  • ガイア入植を狙う種族なので、目標:惑星改造の種類は厳しい。
  • 入植した宙域数や衛星数が目標の時も苦戦。(衛星はパワートークンではなくQICを消費するため)
  • 受動アクションはかなり絞られる。

今回のゲーム、目標に「惑星改造の種類」があったのですが、もう一つに「同盟に所属している建物数」でしたので「一つのマジョリティを捨ててでもダー・シュワームを選ぶ価値がある」と判断。

最終結果は160点を伺うところまで来ました。

Pros:

  • 5rの目標である「学院/首府建設」のため、研究:経済のゴールを敢えてこのラウンドで選択。このおかげで2学院を建てられ、10点勝利点を得られた。
  • 他種族が研究:惑星改造の4で留まっているところをかっさらうようにLv5まで前進しボーナスタイルを得られた。

Cons:

  • 研究タイル「ガイア3点」を取りそこね、得点を加算できなかった。
  • もう2クレジットあれば4同盟まで作れた。

プレイを重ねるほど課題も重なりますが、今回は

  • ラウンド目標に沿った動き
  • 3同盟/2ゴール/1上級タイル
  • 勢力拡大の鍵となる動き

ができた上、先日の「初心者向けtips」の原則は難易度を上げても有効だとわかったので満足です。

iOS版『ウイングスパン』ファーストインプレッション。

気がついたらリリースされていたので早速購入しました。

このボードゲーム、プレイヤーは鳥類保護区の管理人となり

  • 餌を集める
  • 卵を産ませる
  • 鳥カードを引く
  • 鳥カードをプレイする

を4ラウンドに渡ってプレイしていき、鳥カード自体の力を借りながら得点を重ねていきます。

また、「アクションが連鎖することで効率的な得点行動が得られる」エンシンビルドの要素も持っています。

基本はSteam版と同じ。

  • 各カードにアニメーションがあるので華やか
  • ラウンドごと/最終得点を自動でやってくれるので便利

なのがいいところ。弱冠のマイナスは

  • 森林/平原/水辺のエリアごとに切り替える必要あり(テープルトップのように全体を見られない

です。とはいえ、タッチで各カードやアクションを“触れる”のはかなりの利点。

電車の中で瞬く間に時が過ぎました。

自分がプレイした鳥のみが解放されるのでやり応えも充分。

元ゲームが好きな方にもオススメです。

『ガイアプロジェクト』初心者の戦略(翻訳)と実践結果。(タクロン族再チャレンジ)

『ガイアプロジェクト』のデジタル版がリリースされたことで「どう動けば高得点が取れるようになるか」が見えてきた矢先、BGGで初心者向けの戦略記事を発見しました。

奇しくもこの記事に書かれていることが、「自身が見つけた高得点となる動き」とほぼ一致していたので確認を兼ねて訳しました。

この御時世もあって対人戦を行っておらず、オートマもCPUも低難易度ではありますが、「面白そうだけど敷居が高い」という方の一助になれば幸いです。

誤訳、拙訳、ご容赦ください。


元記事:Board Game Geek『Beginners tips』
https://boardgamegeek.com/thread/2421482/beginners-tips

『ガイアプロジェクト』は繰り返しプレイする価値のあるゲームですが、早い段階で誤った判断をすると取り返しのつかない状況が多々生まれます。
ここでは、初心者の方が学ぶべき学習曲線やよくある失敗を乗り越えるためのヒントをご紹介します。

1) 早いラウンドでは、3以上の鉱石を支払う惑星改造は絶対に行わないでください。(鉱石2でもやめましょう)

2) エリア3に4個以上のパワートークンが置かれている場合、常にパワーアクションを優先してください。(特に2鉱石/7クレジットのアクション)強力なパワーアクションは、エリア2のトークンを「燃やして」でも実行する価値があります。

3) 「(パワー3エリアのトークンが)常にチャージされた状態にする(Always Be Charging)」を“ABCルール”として覚えましょう。

4) ゲーム前半の1~3ラウンド目はラウンド目標を心がける必要はありません。序盤の経済基盤の構築は、長期的には高得点を稼ぎます。

5) 「争点となるアクション」を最初に実施しましょう。

  • パワー・QICアクション(上述している2鉱石/4クレジット、後半技術タイル取得など)
  • 勢力拡大の鍵となる重要な惑星への進出(ガイア計画含む)
  • 上級タイルの取得
  • 研究エリア5への前進
  • ブースター取得のためのパス

6)  既に同盟の一部となっている施設の改良を行ってはいけません。

  • 例外1.交易所→研究所への改良
  • 例外2.自身がダー・シュワームを使っている場合(訳注として追記

7) ゲーム序盤、QICを鉱石として利用するケースは稀です。航続距離を伸ばすかQICアクションとして用いましょう。

8) 鉱石を無駄遣いしないこと。この資源は非常にタイトです。

9) 次ラウンドの収入に目を配りましょう。(訳注として追記:知識3と4では大きな違いがあります)

10) 序盤、研究は1-2箇所に焦点を合わせ、中盤以降の上級タイルや5エリアの進出でリードできるようにしましょう。

11) ゲームの最初、鉱山は対戦相手の近くに配置しましょう。“良き隣人”はあなたに多大な資源を供給してくれます。

12) その資源、今のラウンドで使う必要がありますか? 次のラウンド目標のために備え、パスしたほうがいいかもしれません。

13) (対戦相手より)早くパスすることは次の利点があります。

  • より良いラウンドブースターを得られる。
  • 次ラウンドに強力なパワーアクションを実行できる。
  • 先駆けて研究のゴールができる。(訳注として追記)

14) 最初の同盟は「惑星首府/交易所」または「学院/研究所」で構成しましょう。多数の鉱山が含む同盟は避けましょう。

15) 高得点のため

  • 3同盟
  • 1~2の上級タイル
  • 1~2の研究ゴール

を狙っていきましょう。

16) ラウンドブースターの選択は以下を目安にしましょう。

  • 1~3ラウンド目:収入が得られるもの
  • 4~6ラウンド目:得点につながるもの

受動パワーと位置取り。(『ガイアプロジェクト』地球人チャレンジ)

「これが表の正統派実力」と実感しました。

過日、その裏の「ランティダ人」のトリッキーな動きを使ってみた。
今回は「表」の地球人を使います。

  • 最初から研究『ガイア計画 Lv.1』が解放されている
  • ガイアフェイズ時、ガイアエリアのトークンがパワーエリア2に移動する
  • 首府能力として、「ガイア→エリア2への移動」の際、フリーアクションのように資源を取得できる

と、「次元横断星への入植」が強みの種族。

三番手だったので、他の種族の鉱山の近隣エリアに入植。

結果から言えば、これが勝因でした。

Pros:

他の種族がガンガンに入植や改良を繰り返してくれたため、(勝利点と引き換えとはいえ)パワートークンが次々に回転していきます。
これによって資源や惑星改造(場合によっては知識の入手)に役立ちました。

また、航法を積極的に伸ばしたことで「次元横断星が3つ重なるエリア」に先んじてガイアフォーマーを送り込むことに成功。
航法4のボーナス「8種目の星」と合わせ、4つの鉱山群が建ち並びました。

「首府/学院」「入植済みのガイア惑星」の勝利点ラウンドブースターを積極的に狙えたことも大きく。

Cons:

経済を上げていなかったこと。先の「ガイアフェイズ時に資源変換できる」でクレジット変換したこと多数。


最初から上げられる経済を少し伸ばしていれば同名は「3」ではなく「4」行けたかもしれません。

最終的に:

160点台です。3同盟、2ゴールと物理で使ったとき以上の大健闘。(共に難易度は低いのですが)

受動パワーにより失われた勝利点は21点と相当なものでしたが、見返りはそれ以上でした。

  • 位置取り
  • 陣取り
  • 研究競争

など、一つ変わるだけで結果に大きな差が出るゲーム(しかも再現できる)は、それだけで得難いと改めて実感です。

“Pros”と“Cons”。(『ガイアプロジェクト』プレイ振り返り)

このところ集中している『ガイアプロジェクト』の話。

「ゲーム中に運の要素がないゲーム」というのは再現できるだけに色々と見えると思いました。

そこで、

  • どのプレイが功を奏して得点が伸びたのか?
  • 逆に悪かったところはどこか?

をプレイ後に簡単に振り返るようにしています。

最初の頃は「よかったところ」と「反省点」と言っていましたが、

文字幅の関係で、日曜日から「Pros(長所)」と「Cons(短所)」と言うように。

この寸評と

終局時の

  • マップ
  • 研究トラック
  • 勢力ボード
  • 得点

をスクリーンショットにしておくことで、改善の余地やプレイミスの低減につなげています。

現時点での最高点数はダー・シュワーム人の183点。物理での142点から大幅上昇した形。

もう少しプレイングを磨いて

  • 難易度の上昇
  • 他種族の研究

をやっていきます。(『大鎌戦役』でやったときのように

Kickstarter版、到着。(2021年8月7日のZENタイル)

リリース以来、「気持ちを整理するツール」「感情の日記」としてQoCの向上に役立てているZENタイル。

Kickstarterでクラウドファンディングを募っていたものが、到着です。

ストレッチゴール特典として

  • 新たな気持ちタイル(『恩』に関してはプレッジ特典)
  • 内観シート
  • Basicにのみ入っていたきれいなハマグリ碁石
  • タイル入れのあずま袋

など。そして、国際展開でしたので

パッケージは英語となっていました。

前述したように、もはや、自分の生活の一部となっているツールとなっておりますから、このような形で結実したのは我がことのようなうれしさです。

というわけで、8月7日のタイル配置。

ワクチン接種2回目の「緊」と、「新」しいタイルが届いたことの感動。そして、ご飯が美味しく食べられたことでした。

前半の研究、後半の入植。(『ガイアプロジェクト』ランティダ人チャレンジ)

この日の『ガイアプロジェクト』CPU戦は、全種族の中でもひときわ癖のある「ランティダ人」です。

素直な強さの地球人の裏側で

  • 初期資源が少ない
  • 首府を置いてもパワーが回転しない
  • 後述する固有能力に制約がある(改良できなかったりガイア3点の対象外だったり)

デメリット持ち。(他のレビューでも『最弱』と呼ばれています)ですが、

他の種族が入植した建物に鉱山を通常コストのみで「相乗り」できる(距離や惑星改造コストを無視)

という、このゲームの「新しい惑星への入植は早いもの勝ち」を捻じ曲げる能力があります。

そして、この方法で「相乗り」した場合は2知識を得るために開拓と研究を同時に行えますから、
以下の条件を満たすと途方も無い爆発力を見せます。

  • ゲームの最終目的に建物数(同盟時の建物数含む)がある
  • 5~6Rの目標に以下がある
    • 鉱山設置
    • 研究
  • 研究トラック「経済」の技術タイルが収入系

幸いにして、この状況が揃ったためにゲーム開始です。

第3Rまで、研究所や研究で経済を上げることに専念。他が受動アクションをしていたので、少ないパワーで資源を偉得たことも幸いし、第4Rで首府を置いた途端に「噴き上がり」ました。

第5R、目標は「研究」。他の惑星に「相乗り」しつつ知識を得て、研究トラックとスコアトラックを駆け抜けていきます。足りなくなった知識は技術タイルにより補充。

第6Rの「鉱山」では、相乗りしなかった鉱山を交易所への格上げで戻しつつ入植。

最終結果は131点。パワートークンの圧倒的な少なさが災いしたこと、
「相乗り」に夢中になりすぎて鉱山の改良が行えず、同盟が伸びなかったこと

が、この点数に甘んじた原因。

前半は引きこもって研究したのに、あっという間にマジョリティを取り返す後半の爆発力は圧巻でした。

活躍できる条件が限られているので、機会があれば狙っていきたい種族です。

パワー不足、同盟不足。(『ガイアプロジェクト』イタル人の課題)

勝利したものの、大きな課題が残りました。

8/4の平日Steam『ガイアプロジェクト』対CPUはイタル人。

  • パワーをⅡ→Ⅲに送る際、パワートークン1個は破棄されずガイアエリアに送られる。
  • ガイアフェイズでガイアエリアのパワートークンがエリアIに送るタイミングでパワートークン4個を破棄するごとに1枚の技術タイルを得る

と、ただひたすらに「強い」主府能力。(他にも資源面で恵まれています)

今回のプレイは

  • R1にパワートークン2個のブースターを得て
  • 交易所→主府
  • 知識でガイア計画
  • トークン6個をガイア計画でガイアに送り
  • フリーアクションでもう2個を送る

ことで、第2Rに技術タイルを2個得ました。これらのバックアップのおかげで

144点。ですが、

残ったトークンはわずかに2。圧倒的なトークン不足でろくに円盟を組めませんでした。

で、研究エリアを見ると

経済が足りてません。これにより、パワーや鉱石がなかったと今回は結論。次はこれを踏まえて上手くいくかを検証したいです。

ゲーム開始時以外は運要素がないため、終局時にセルフ感想戦ができるのも、このゲームならではです。

進む研究、伸びる点数。(『ガイアプロジェクト』フィラク族チャレンジ)

今回も平日に時間を設けてSteamの『ガイアプロジェクト』。

研究所を交易所に「格下げ」することで研究レベルを上げる首府能力を持つフィラク族です。

第1Rに首府→研究所(経済レベル上昇)→「格下げ」して経済レベル上昇が気持ち良く決まりました。

そしてもう一度研究所に格上げして技術タイル取得。このサイクルで行動が最適化。

研究ゴールが3つも取れ、

165点。惑星改造でジオデンを圧倒し、ガイア入植で地球人に勝てたのも大きく。

相手がもっとインタラクション強ければ、上級タイルも狙えそう。

昨日も言及したように、意を通せる種族は自分向けでした。

立ち回り失敗。(ガイアプロジェクト『タクロン族』チャレンジ)

せっかく、平日夜に時間を作ったのにという感じでした。

月曜日の夜、Steam版『ガイアプロジェクト』をプレイ。アナログでもやっていなかった「タクロン族」を選択。

専用のブレインストーンが3パワーとして使えるので、パワーアクション(フリーアクション含む)で資源をガンガンに入手するため、立ち回りがうまければ多種族を圧倒できるとか。

で、早速、チャレンジ。結果はこちらの通り。(スクリーンショットを撮りそこねましたけど、113点です)

「相手のCPUが弱かったから勝てた」以外の感想しかありません。ここで見えた課題は次の通り。

  • 受動アクションを狙って開拓しようにもカットされる
  • パワーが回転しない
  • 技術タイルの順番を誤る(流石に初手でパワー4回転は得ましたが)
  • 研究上位が1つ(経済のみ)

マップの位置取り、アクションの順番、そして、どう妨害していくかなど、総じて「相手のアクションに対しどうやって対応していくか」がつかめなかったって結論です。

まだまだ自分はこのアクションが弱い。なので、「得意なプレイスタイルを押し通すことができる」ダー・シュワーム/地球人や「もともと強い」イタル人あたりを回しつつ、立ち回り系の種族を使っていくのが今後の方針です。

Page 30 of 53

Powered by WordPress & Theme by Anders Norén