概要
7月はじめより構築を始めた統率者。最初のベースデッキ「修繕の時間」のコンセプトに未だに感銘を受けています。
「アーティファクト・トークンを並べてビートダウンを行う」を崩さず、また、統率者テーブルをそれほど上げず、自分の好みを押し出す形で調整を続けています。
そこで、実戦を元に組み上げたレシピをパーツごとにまとめてみました。
前提
統率者テーブルはBattleを想定しています。
https://article.hareruyamtg.com/article/54402/
統率者
グレムリンの神童、ジンバル (2)(緑)(青)(赤)
伝説のクリーチャー — グレムリン・工匠
あなたがコントロールしているすべてのアーティファクト・クリーチャーはトランプルを持つ。
あなたの終了ステップの開始時に、赤の0/0のグレムリン・アーティファクト・クリーチャー・トークン1体を生成する。それの上に+1/+1カウンターX個を置く。Xは、あなたがコントロールしていて名前の異なるアーティファクト・トークンの数に等しい。4/4
それ以外のカードは以下の通りです。太字は構築済みデッキにそのまま入っていたカードです。
アーティファクト・トークンを生み出すアタッカー
統率者能力を活かすため、固有色に沿いつつ異なるトークンを生み出すカードを色々と探してきました。個人的に《氷刻み、スヴェラ》は自分の好み。中盤のマナ加速から終盤のフラッド受けまで貢献してくれます。
《テルカーの技師、ブルーディクラッド》は《グレムリンの神童、ジンバル》とアンチシナジーではありますけれども、別の勝ち筋に貢献してくれるために採用しています。
培養器/ファイレクシアン
- 金属の徒党の種子鮫
飛行機械
- つむじ風のならず者
- ピア・ナラーとキラン・ナラー
- 破片撒きのスフィンクス
- 搭載歩行機械
屑鉄
- 実業的な回収者、ファリド
岩
- ゴブリンの武器職人、トッゴ
手がかり
- 不屈の供給者
食物/宝物
- 不屈の供給者
兵士
- 第三の道の偶像破壊者
氷のマナリス
- 氷刻み、スヴェラ
宝物
- 黄金架のドラゴン
マイア
- テルカーの技師、ブルーディクラッド
追加アタッカー
- エーテリウムの達人
- 河童の砲手
- 煌めくドラゴン
- ワームとぐろエンジン
シナジーを生むサポートカード
多芸なカードを入れています。特殊勝利条件カード《機械化製法》は先に挙げた《テルカーの技師、ブルーディクラッド》と2枚コンボとなります。
《フラクタルの花、エシックス》は余りがちになった宝物を戦場の大型クリーチャーに変えてくれるということで採用です。
プレインズウォーカー
- 王冠泥棒、オーコ
- 崇高な工匠、サヒーリ
- ウルザの後継、カーン
+1/+1カウンターとクリーチャー化
7マナと重いものの、《作業場の古老》はこのデッキのやり手。回避能力を与えてくれるのでにらみ合いにも強いです。
- いざ動け
- 作業場の古老
- 打ち砕かれた尖塔、オゾリス
トークン生成/作り変え
- 残響の嵐
- 手慣れた複製
- サヒーリの芸術
- 配列エンジン
- 殺しのサービス
- エシカの戦車
- 連合の大桶
トークン生成効率化
- 機械化製法
- アカデミーの整備士
- 双子唱者、アドリックスとネヴ
- フラクタルの花、エシックス
妨害・除去
除去/妨害はそれほど入っていません。
- サイクロンの裂け目
- 月への封印
- 精神壊しの罠
- 意志の力
- 難解な試験
- ガラクタ這い
- 焦熱の合流点
- 根から絶つ
- 歩行バリスタ
- 鋼のヘルカイト
ドロー/ユーティリティ
ドローや回収も少なめです。《原初の命令》は本デッキで土地以外を探すことができる唯一のカードです。
- 飛行機械の諜報網
- 天才のひらめき
- ホビット庄の復興
- 永遠の証人
- 原初の命令
- 鏡割りの寓話
マナ加速
マナ加速はデッキ全体の一割程度。
- 極楽鳥
- 黄金のガチョウ
- 桜族の長老
- 耕作
- 奇妙な森
- 太陽の指輪
- グルールの印鑑
- シミックの印鑑
- 複製する指輪
- スカイクレイブの秘宝
- 真面目な身代わり
土地
- 島(4)
- 山(2)
- 森(4)
- モリアの坑道
- ホビット庄
- 苔汁の橋
- 焦熱島領域
- 火の灯る茂み
- 怒り狂う山峡
- 燃えがらの林間地
- ヤヴィマヤの沿岸
- シヴの浅瀬
- 踏み鳴らされる地
- 繁殖池
- 蒸気孔
- 硫黄の滝
- 内陸の湾港
- 統率者の塔
- 遊牧民の前哨地
- ケトリアのトライオーム
- 樹木茂る山麓
- 霧深い雨林
- 無限地帯
- ホビット庄の段々畑
- 錬金術師の隠れ家
- 蔦明の交錯
- 凍沸の交錯
- 獲物道
- 尖塔断の運河
- 植物の聖域
- 銅線の地溝
現時点での雑感
「既に用意されているデッキのコンセプトが自分の好み」というのは逆に助かっています。後は、
- 同レベルの卓でどこまで戦えるのか?
- 有効だったプレイングは?
- 他プレイヤーはどのようなアプローチを取っているのか?
を知りたいところです。