スイス旅行記の3日目はこのエントリーで終わり。色々と凄い日程を組んでいたんだなと改めて思います。

ロープウェイでフィルストにやってきた僕を待ち受けていたのは、「雲と同じ位置のハイキングコース」でした。

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数時間前は確かにその頂上にいたユングフラウを背後に、フィルストの湖に向かって歩いて行きます。

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整備されているとは言え、山際とほぼ同じ位置にある道を、黄色い高山植物が彩っていました。

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良く見ると、崖の所にベンチがあります。ここで休憩しても心臓が縮み上がりそうでちょっと怖い、そう思いました。

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道を遮るように雪解け水が鮮烈な勢いで流れていきます。しかし、氷河が山肌を削り取っているのか、少し濁っていました。

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小さな女の子もハイキングをしています。

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そんな中で背後のユングフラウを振り返ると、雲が多くなってきました。午前中は快晴に近かったのに、流石は山の天気の変わりやすさ。この「変わりやすい天気」で相当な機器を味わったのですが、それはまた別のお話です。

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1時間20分ほど歩いた頃でしょうか。目玉の湖に到着しました。少し風邪が出ていて、「山を写す水鏡」にならなかったのはとても残念。次に訪れるときは完全な反射で撮ってみたいと思ったわけで。

それから帰り道。日が長くても、お店が閉まる時間は早く、長居したらスーパーマーケットでの買い物時間をふいにしてしまいます。

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帰りのロープウェイから、往路のロープウェイを捉えます。こんな細いワイヤーで観光客を支えていたのですね。

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『アルプスの少女ハイジ』でお馴染みの山羊。酪農でも名を馳せている国は伊達じゃありません。

そして、グリンデルワルドのスーパーで夕飯になりそうなパンやハム、インスタントスープなどを購入すると聞き覚えのある話し声がしてきました。

振り返ると、ハーダークルム展望台でお世話になったご夫婦。「素晴らしいハイキングルートを歩いてきた」と教わってきました。

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これがその地図。「メンリッヒェン」というところから「クライネ・シャイディック」までなだらかな下り坂が続き、絶好のパノラマが楽しめるという触れ込み。これは明日の予定が決まりました。

歩き回り、着替えを洗濯したらコンコンとこの日は眠りに落ちました。

(続きます)