さて、依頼した『大鎌戦役』のメックとキャラクター、いよいよ展開です。
『アルビオン氏族』
『戸川幕府』
『ザクセン帝国』
『北方(ノルディック)王国』
『クリミア・ハン国』
『ポラニア共和国』
『ロスヴィエト連邦』
全て、各勢力の色に合わせた上で説得力を持たせてくれた見事な仕事ぶりに惚れ惚れです。
こう、並ぶと壮観です。
さて、依頼した『大鎌戦役』のメックとキャラクター、いよいよ展開です。
『アルビオン氏族』
『戸川幕府』
『ザクセン帝国』
『北方(ノルディック)王国』
『クリミア・ハン国』
『ポラニア共和国』
『ロスヴィエト連邦』
全て、各勢力の色に合わせた上で説得力を持たせてくれた見事な仕事ぶりに惚れ惚れです。
こう、並ぶと壮観です。
月曜日だというのにそれほどネガティブな出来事がなかった一日は、全て、これに集約されていました。
ボードゲーム『大鎌戦役』。既に持っているものを買い足しました。ただ買い足しただけではありません。
各メックとキャラクターに彩色いただいたのです!!
今年の1月末に依頼していたものがようやく完成し、手元にある。これだけで一晩中だって踊っていたい感じです。
各勢力のメックの素晴らしい色使いは、またのお楽しみと言うことで。
自分でも気付かぬうちに積み重ねていました。
ようやく発覚したiOS『大鎌戦役』の過去の様々なデータ。
今まで「どんな星章を獲得してきたか」が詳細に記されていました。圧巻は戦闘の多さと支持(民心)の少なさ。
その戦闘も2043回です。多い方だと思ってましたけど、夥しいを超えています。
他、生産した資源やら何やら。この積み重ねは確実に勝率につながっているなあと。
なお、自分が一番好きな「やり方」はワ―カーもろとも本拠地に閉じ込めるロックダウンです。
職場の行き帰りになくてはならないものになっているiPad。出勤時、主にWeb閲覧やらボードゲームに使っていますが、個人的なベストプレイが2つありました。
一つめは『大鎌戦役』。練度が上がってきてハードですらこんな盤面や大差での決着を狙えるようになりました。
特に最強勢力と名高いロスヴィエト連邦だと、相手の本拠地にそのまま居座り何もさせないこともできたわけで。
二つめは『テラフォーミング・マーズ』。プレリュード拡張のおかげでソロでもサクサク進むようになったのは前にも紹介した通り。
ただ、今回使った〔エコライン〕はプレリュードも引いたカードも全てが噛み合いました。海を包囲するように森林が並べられ、100点オーバー。
こういうナイスプレイングが連続すると、仕事の憂さ晴らしも早かったです。
まるっとオーガナイザーを入れ替えたことでプレイ感が底上げされたボードゲーム『大鎌戦役』。
基本セットの箱に入るようになった二勢力でソロプレイを行いました。こちらが戸川幕府。ボットはアルビオン氏族です。
『大鎌戦役』のソロは対人/対CPUと異なり
点が注意点。
それでも、プレイ回数による経験値がものをいい、星章を稼いでいきます。使用したマットが戦闘主義(アプリ版だと民兵)だったので戦力は温存。
最終ターンにようやく戦闘を仕掛けて
でゲーム終了。62 vs 31で勝利です。
場所は取りますし処理も煩雑。でも、この、コンポーネントを実際に手に取って視覚に訴えてくるのはテーブルトップの醍醐味です。
割と早い段階で導入した『大鎌戦役』用オーガナイザー。
難点がありました。この2つを解消すべく「すでに導入したオーガナイザーを差し替える」手段に出ました。
華美な装飾はないものの、精密な切り出しと「番号と番号を合わせ順番通りに組み付けるだけで完成する」プロセスが素敵です。
コンポーネント量が膨大なため、時間はそれなりにかかりましたが
完成。
7勢力を詰め込むだけだって、結構窮屈。でも、視認性は良好です。
縦に置いてもこぼれないよう蓋がついていて、仕切りもしっかrしています。
メタルコインの重さに耐えられるよう二重底。拡張で追加された2コインと50コインも収納可能です。
ゲーム中に使う
カードのホルダーはそのままゲームボードに置けます。
勢力や産業マットもひとまとめ。
こうして、
がスッキリ収納です。
横置きしたことが縦置きになったことで、更に収納スペースが生まれました。
昨日、『大鎌戦役』のアドオン、メタルコイン(追加分)が到着しました。
これで、コインは全七種と、各勢力に応じた「通貨」が一揃いです。そこで、各国の特色を改めて整理します。
最強戦力の一角、クリミア。割と余りがちになる戦闘カードがワイルド資源になるアドバンテージは脅威の一言。
拡張で加わった戦力。高速移動がメックに無い代わりに、手前の旗を設置して、そこに移動できるトリッキーな移動手段を持ちます。また、戦闘に異様に強いスキルも持っています。
通常、1つしか選べない遭遇イベントの能力を2つ選べる特徴。これにより、思いもよらぬ速度で展開が可能です。また、湖から湖に移動したり相手のワーカーを巻き込んで戦闘に勝利しても民心(支持)を失わないメック能力があるので、長期戦にも強い勢力です。
クリミアと双璧をなす最強戦力。同じアクションを連打できるのはそれだけでも異質ですし、やはりクリミアと同じく特定のマットが公式に禁止されている覇者です。
戦闘に関しては一番弱いと言わざるを得ません。しかし、ワーカーがメックを用いずに渡河できるため相手に合わせた柔軟な内政が可能。また、戦闘に敗北しても湖に逃れられますからリカバリーのしやすい勢力となっています。
戦闘と機動力はザクセンの独壇場。連戦に次ぐ連戦で星章を稼げる電撃戦が自慢です。中央(ファクトリー)への移動は一歩出遅れるため、準備を整えての電撃戦が基本戦略です。
アルビオンと同じく拡張で追加された勢力。こちらも、アルビオンと同様にトークンへのワープが可能。単騎での戦闘に優れ、また、地味に生産がしやすい位置にいます。
以上7勢力。
やはりこのゲームは追加コンポーネントの豪華さが魅力です。
まず、今年購入したボードゲーム一覧はこちら全39本。
中には『NEWTON』プロモのようにカード数枚ってのもありますが1本は1本というカウントです。
さて、自分が選んだ『2020年に入手したボードゲーム大賞』は
の2本。そして、特別賞として
『コーヒーロースター』(バッグビルディング、バースト)
です。24日の時点でノミネートされていなかった作品が入ってしまうのは予定外でしたが、これを1月に買っても結果は同じでしょう。とかく、自分の好みに合ったソロゲームでした。
次に大賞となった二作品。逆順にご紹介です。
『ぬくみ温泉繁盛記』
「これぞ王道」と言わんばかりのワーカープレースメントではありますが、ダイスが絡むために経験者絶対有利とならない絶妙なバランス。
タイル配置は温泉旅館を増築していく雰囲気に満ち溢れていますし、配置後、それらは勝利点になりますしラウンドごとに資金や食料を提供してくれます。
そのため、飯の支払いが緩くなり拡大再生産の醍醐味も味わえます。何より、助っ人が
・資源の仕入れ
・出目の操作
・勝利点
と八面六臂の活躍を見せて本ゲームならではのオリジナリティを加えています。システムよし、アートワークよし。これこそ、温泉宿でゆっくりとソロプレイをしたい逸品です。
『大鎌戦役』
文句なしです。デジタル版の総プレイ時間が全てを物語っています。
実在の国をモデルにif世界の東欧を駆け巡る爽快感。テーブルトップの方でもミニチュアやリソースを手にとる質感は堪えられません。
彼我の勢力/マットに応じて戦術をギアチェンジをしていく様や、どこに戦力を集中していくかのアブストラクト。そして終局となる星章を獲得しても勝てるかの読み合い。
・内政と進軍のバランス
・エリアマジョリティと各個撃破のリスクの天秤
・スチームパンクかつ牧歌的なアートワーク
など、物理的なコンポーネントの重さも広さも全てが「ユーロゲーム」という形でした。
以上3作品が自薦の賞となりましたが最後にもう1本。
『ZENタイル』
タイムラインに「その時、どう感じたか」を配置するのみ。配置するのみなのに
・その時に何が起きたか
・どういう感情が発生したときにトラブルが発生しているか
・ネガティブな感情をプラスにするためのコントロール
が鍛えられました。今年、Weblogを再開して日毎のエントリーが途切れなかったのも紙の日記が再開できたのも、この禍のさなかでも心の平静を保つよう努めていられたのも、このZENタイルのおかげ。
故にボードゲーム大賞と言うより座右の一本。『Item of the Lifetime』です。
そんなこんなで2020年は、ボードゲームという点においては素晴らしい作品に出会えました。
1年の総決算期。今年買ったボードゲームで良かった作品をノミネートしていきます。
1.エバーデール(ワーカープレースメント/セットコレクション)
とにかく中央に置かれるボードが派手派手。全体的なラウンドは4なのに、次々にコンボが連鎖して場が整っていく様は小気味が良かったです。
2.真打(セットコレクション/ドラフト)
「落語」のイメージを全面に出し、システムもルールも実によく寝られていました。これをプレイしたあとに実際に寄席に訪れたほどです。
3.大鎌戦役(アクションセレクト/エンジンビルド)
様々な意味で重いゲーム。if世界の東欧を舞台に「メック」と呼ばれる機会が闊歩するテイストはもちろん、生産拠点の確立やエリアマジョリティの展開など、どれもが「これぞ」というのにふさわしいものでした。
4.アンダーウォーターシティーズ(ワーカープレースメント/セットコレクション)
海中都市の構築ゲーム。箱庭も、カードのコンボも、拡大再生産とモデルとなったシステムが透けて見えながらもオリジナリティあふれるゲームは得難い感覚です。
5.コールドウォーター・クラウン(ワーカープレースメント/セットコレクション)
この手のゲームにしてはライトに、そして運が絶妙に絡む釣りゲーム。折しも自宅待機の時期でしたから、このゲームでアウトドア気分を味わえたのは行幸でした。
6.ガイアプロジェクト(アクションセレクト/エンジンビルド)
ゲームの重さという点では先の『大鎌戦役』に勝るとも劣りません。運の要素がまったくなく、完全に実力が問われる戦略ゲーム。「どうすれば得点を稼げるか」で一日中遊んでいられました。ソロプレイのシステムも素晴らしかったです。
7.フレッシュウォーター・フライ(ダイスドラフト/セットコレクション)
『コールドウォーター・クラウン』と同じデザイナーの渓流釣りに特化した釣りゲーム。運が絡むのは同じですが、ハッチに合わせて毛鉤を変えたり上流から流して本命を釣り上げようとしたり。
8.ユーコン・エアウェイズ(ダイスドラフト/ピック&デリバリー)
カナダのユーコン準州を舞台に水上機をあちこち飛ばしていきます。飛行機のコクピットを模した個人ボードは各種機能をアンロックしたり得られるボーナスを増加させるメカニズム。作者の実体験をもとにしただけあり、とても良く寝られたゲームでした。
9.ぬくみ温泉繁盛記(ワーカープレースメント/タイルプレースメント)
超王道のワーカープレースメント。飯の支払いがとてもゆるいためとっつきやすく、ダイス運が絡むので経験者絶対有利が程よく緩和されています。施設タイルによる拡大再生産もあり、八面六臂に活躍する「助っ人」に助けられたりと楽しさ満点です。
10.ハーベイシャス(セットコレクション/チキンレース)
ひたすらに簡単なルールに比してジレンマに満ち溢れ、熾烈な読み合いが激しいプランター栽培ゲーム。「得点の機会」と「ゲームが終わるタイミング」の2点のバランスがとても悩ましいものでした。
以上10作品。個人的な大賞その他は大晦日あたりに。
結論から言うと充実した土曜日でした。
先月購入した『Fleet the Dice Game』。ようやく、プレイすることができました。
プレイヤーは漁船団を率いていきます。ライセンスを購入することでその後の状況を有利にしたり、街でさらなる勝利点を得たり。
「ロール&ライト」ってジャンルに相当します。
ダイスをドラフトし、出目に沿ってチェックを入れ、手順ごとにアクションをこなす。
それだけなのに、
がうまくフィット。今までやったことがあるゲームに例えると『ウイングスパン』のようなエンジンビルドの楽しさがありました。
他のゲームにないソロプレイの「妨害の厳しさ」もお気に入りです。
夜――
デジタル版では毎日実施している『大鎌戦役』を半年以上ぶりに盤上でプレイ。
対オートマはCPUと勝手が違い、展開と戦闘特化。「徴兵でアドを広げる」が通じにくい相手ではあります。
それでも、対CPUで鍛えられた練度により、圧倒的な星章差で勝利しました。
デジタルの手軽さやグラフィックの美麗さは素晴らしいものですが、アナログの質感や重量の良さを思い知った日でした。
この日のZENタイルはFleetやら大鎌戦役やら。お昼のネガティブな感情は買い物で「この禍がもたらしたもの」を思い知ったわけで。
また、
百均で見つけたミニチュアの畳が和小物の撮影台に丁度よかったのをしれたのも収穫です。
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