コーンウォール旅行記(2009年10月10日-4)ペンザンス

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セント・マイケルズ・マウントを背景に、当時使っていたヴィンテージもののランドナー。様々なパーツが外れ、貧相なロードバイクのような装備ではありましたが……。 時間はB&Bのチェックインの時間になりました。ひとまず荷物を置きに行きます。

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英国ではB&B(Bed and Breakfast)と呼ばれる寝床と朝食だけを提供する民宿が結構メジャーな宿泊手段として存在。この日泊まる事になった宿もそのご多分に漏れず民家をそのまま改装したようなアットホームな宿でした。

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宿に自転車を駐車し、一息ついたところでペンザンスの街を歩いていきます。坂のある港町というのは、道の隙間から海が見えるので大好きです。

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ランズ・エンドに向かう途中に360度の大パノラマを見た分、逆に人々の生活が息づく街の風景が新鮮な光景に見えました。

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アンティークショップの飾りにもヒトデやカモメを配置しており、港町のセンスを感じさせます。

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ベーカリーで見かけた、この地方名物の食べ物コーニッシュパイ。中には鳥とコーンをクリームソースで煮込んだものが入っており、この大きさ。おやつどころか夕食に間に合うものでした。

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別の角度から見るセント・マイケルズ・マウント。島というか、要塞みたいな形で、清教徒革命の内乱の頃には実際に要塞として使われていたようです。

(続きます)

コーンウォール旅行記(2009年10月10日-3)ランズ・エンド~マラザイオン

ランズ・エンドを後にして、自転車でペンザンスの先にあるマラザイオンに向かいます。先の日記で挙げたセント・マイケルズ・マウント擁する街です。

そこに向かう途中……

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RPGにそのまま出てきそうな教会や……

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ストーンヘンジのミニチュア版みたいなモニュメントがあったりと、見る目を飽きさせません。

またも360度の大パノラマを通り越して、海岸沿いの街、マラザイオンに到着しました。

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英国式の建物なのに、植物が少しロンドンと違う、「異国情緒」と言うべき風景が広がっています。

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朝、ペンザンスに到着していたときの潮は満ちていましたが、午後になると干潮気味。となると、あの光景を見る事ができるのです。

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セント・マイケルズ・マウントへと続く道が見えてきました。石造りの道が巡礼者を誘っているようです。

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島の住人のものとおぼしき車が通っていました。大自然を利用した巨大な踏切なのですね。

(続きます)

コーンウォール旅行記(2009年10月10日-2)ランズ・エンド

寝台列車でロンドンから8時間。そこから自転車で3時間余り。グレートブリテン島の最西端である「ランズ・エンド岬」に到着しました。ここは、英国遊学を決めたときから一度行ってみたいと常々思っていた場所だけに、夢が叶った感じです。

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岬周辺は土産物屋、レストラン、アトラクション等が建ち並ぶ一種のテーマパークになっていました。東尋坊に近いというと語弊があるかもしれませんが、有名な岬というのはやはり観光客を目当てとした店が並ぶのですね。

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この標識がある場所がランズ・エンド。有料の記念撮影では自分の住んでいる街まで何マイル離れているか、名前などを記す事ができる模様です。ちなみに、John O'Groats(ジョン・オグローツ)というのはグレートブリテン島の最北端です。

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青い空に紺碧の海、そして切り立った断崖が織りなす風景は将に「地の果て」と言うのに相応しいもの。これを見ただけで、今までの疲れが吹っ飛びました。何よりも、「僕は今、初めて大西洋を見ているんだ」という感動に包まれました。

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土産物屋に並んでいるのはマグネット。色々と哲学的な事が書かれています。

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外に出ると轟音が鳴り響き、何だろうと思って行くと、英海軍の救助隊が訓練中。サービス精神旺盛で、観光客に気さくに手を振っていました。

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そして、アイスクリームを頂きます。とっても濃厚な牛乳に、香ばしいトッフィーを詰め込んだアイスの甘さは疲れを癒やしてくれました。

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最後に自分の影を写して、この場を後にしました。

コーンウォール旅行記(2009年10月10日-1)セント・マイケルズ・マウント~ペンザンス~ランズ・エンド

今まで書きたいと思っていたコーンウォール旅行記をついに書きます。その走りを書いたのは何と2011年の6月20日。2年も経過していました。

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ペンザンス駅に到着し、最初に向かったのはセント・マイケルズ・マウント(St.Michael's Mount)。英国版のモン・サン=ミッシェルと言うべき代物で、潮の満ち引きで島への入り口が現れるところまで本家と同じ。(そもそも、名前自体もモン・サン=ミッシェルの英語読みです) ここはじっくりと訪れる事に決め、まずは目標である「西の果て」を目指します。

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ペンザンス港。段々と雲が晴れていきます。

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こちらはペンザンスの目抜き通り。港町だけあって、坂が多かったのが印象的でした。ここから目指すランズ・エンドまでは16マイル程度。自転車の足取り軽く進んでで行きます。

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とにかく信じられない光景でした。360度、見渡す限りの地平線。大パノラマが広がっているのです。

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結構なアップダウンがあったものの、道以外は草原と青空のみ。このサイクリングコースは、自転車の理の天国です。そうして、2~3時間も走り……

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グレートブリテン島の最西端であるランズ・エンド(Land's End:地の果て)に到着しました。

2度目の北海道。(2007年10月7日:旭山動物園)

2007年6月にはじめて北海道を訪れ、2度目に訪れる機会は何と10月でした。その間に

・デジタル一眼レフに手を出す
・何年ぶりかの海外旅行

というイベントがあり、社員旅行として北海道フリープランがあったのが10月のお話。社員旅行とはいえ自由時間があったので、これ幸いとばかりに札幌から特急を使い旭山動物園に訪れました。

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ペンギン大好きなので、ここは「何としてでも訪れたい」場所でした。それから数回は訪れる機会があるのですが、それはまた別のお話。

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折しも天気に恵まれ、絶好の撮影日和となりました。

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この動物園の特徴は何といっても、「行動展示」。様々な工夫をこらし、「動物が自然で行動するかのごとく」魅せる展示。こんなふうに、トンネルの下から水中を覗けるシーンに感激です。

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「ペンギン舎」と一口に言っても、フンボルトペンギンやジェンツーペンギン、イワトビペンギン、そしてキングペンギン等、いろいろな種類が見られて感動。

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もちろん、他の動物もしっかりといるわけで。サル山も他の動物園よりも丁寧に作りこまれていました。

この時の写真はまだ「一番レフの性能に振り回されている」感じで、量はあるもののそれほど満足の行く写真は少なかった気がします。

続・はじめて北海道に訪れた時のこと。(2007年6月9日・10日)

昨日の続き。はじめて北海道に上陸した時のことです。知床から向かったのは摩周湖。あの、霧に包まれていることで有名な湖のはずでしたが……。

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霧が消えてます。こんな珍しいこともあるんですねぇ……。

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その「霧が腫れている」おかげで、真ん中の島も見ることができましたし、神秘的な稜線もカメラに収めることができました。

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宿は阿寒湖周辺という事で、その周りは一種独特のテーマパークみたいになっていました。

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阿寒湖の湖面。これはマリモの成り損ない…… なのでしょうか。

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鬱蒼と茂る森と、向こうに見えるホテル街が印象的でした。

この旅行は

知床 → 芝桜 → 摩周湖 → 阿寒湖 → 旭川 → 新千歳で帰宅

という、かなりのハードコースでしたが、北海道の広大さを楽しむには十分でした。

はじめて北海道に訪れた時のこと。(2007年6月9日)

国内旅行は子供の頃より相当行って来ましたが、北海道に上陸したのは6年前と結構最近だったりします。その時の写真は少ないながらも割合によく撮影できている写真がいくつかありました。

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女満別空港から知床半島を目指し、最初に感じたことは「風景がヨーロッパそっくり」ということ。広大で澄み切った空気に感動したものです。

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バスは2時間も走り、最初の目的地である「オシンコシンの滝」に到着。この、壁を這うような水のスクリーンは本州ではあまり見られない光景でした。

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そして、知床湿原の駐車場で見たものは「ヒグマが出る」との看板。嫌が上でもここが北海道だとテンションが上がります。

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その湿原帯は明るいながらも神秘的な雰囲気で、RPGのフィールドを歩いているような錯覚を覚えました。

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この森と池の反射。これによく似た風景を、その2年後にスイスで撮影することになるわけで……。

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この時のベストショット。「明鏡止水」を地で行く風景。この時はまだコンパクトデジカメでしたけれど、綺麗な風景がこうして残っていることに、未だに感動しています。

こうして日記を書いていると、この時の思い出が浮かんできましたので、このシリーズを書いてみるのも面白いかもです。

続々・7インチタブレットを考える。

いろいろなバジェットが一段落して、以前考えていた「欲しい7インチタブレット」を考えてみます。

というのも、現在所持している7インチタブレットのICONIA A100が文鎮化しているという実態。確かにCFWをAndroid4に上げることで結構使い勝手は良くなりましたが

・重い
・アウトドアで運用するにはバッテリーの持ちが悪い

という重要な問題があります。以前は中華パッドが考慮に入りましたが、それから程なくして『ASUS、Nexus 7より高スペックで50ドル安い7インチタブレット「MeMO Pad HD 7」発表(IT Media)』というニュース。

Nexus7よりも軽く、薄く、バッテリーの持続時間が同等。しかも「外部カードスロット」の存在がある、かなり僕好みの機体となっています。7月発表とのことですが、日本で発売されるかは未定。

円安傾向ではありますが、まだ過去の円安状態よりも円高と言えますから、日本で発売されなかったとしても、海外ショップで購入して運用してみるというのも、ありです。

なんだかんだで7インチサイズのタブレットは使ってて心地よかったですし……。

結婚披露パーティーに行って来ました。

ツイッターが縁で知り合った方が結婚されるという事で、その披露パーティーに行ってきたのが16日の日曜日。

会場は、昨年の12月23日に訪れたクリスマスパーティーと同じ大田区御嶽山にあるマルカフェ

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住宅街の合間にある、アトリエを改装したというカフェだけあって、得も言われぬ情緒を醸し出しています。

昨年末のクリスマスパーティーの時も感じましたが、料理が本当に素晴らしかったです。

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クリームチーズの上に乗っているスイートポテトのチップス、そして味噌がいい感じのアクセントになっていました。

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自家製スモークチキン。柔らかく、しっとりした歯ざわりなのに肉汁が閉じ込められている技量は流石といったところ。

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様々な食材をねりこんだキッシュ。形を崩さずに焼きあげるのも凄いと思いましたし、中の食材の歯ごたえを一致させている……。 素晴らしかったです。

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メインディッシュその1、ソーセージと新ジャガ。ジューシーなソーセージの肉汁を瑞々しい新ジャガがタップリと吸い込んでいます。この両者の組み合わせに余計な調味料は無粋というものです。

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メインディッシュその2。この日の料理で一番感動したスペアリブです。信じられない柔らかさで、噛めば噛むほど肉のエキスがほとびでます。刻んだ青じその葉が脂っこさを消し、いくらでも進みます。もちろん、ジャガイモの美味しさは言うに及ばず。お腹が苦しくなるまで胃に詰め込みました。

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デザートは写真を撮影し、いざ皿を持ってこようと思ったら瞬殺だったのが悲しい限り。次の機会に狙います。

これらの料理の合間に歓談やライブセッション。また、余興としてゲーム「ストリームス/Streams」をみんなでプレイ。ビンゴよりも戦略に左右される、非常に面白みのあるゲームでした。僕は運良く3位に滑りこみ、見事賞品をゲットしました。

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パーティーの内容は「非常にカジュアルである」と聞かされていただけあって、はたまた新郎新婦の人柄を現したかのようで最初から最後まで和やかで明るい雰囲気でした。

お二人の今後のご多幸を心よりお祈り申し上げます。

ロンドン、雨の公園。(2010年6月1日)

この間の日記に引き続き、アーカイブから雨の日の光景。僕が住んでいたロンドンでの出来事です。

基本的に初夏の英国は穏やかな天気が続きますが「一日に四季がある」と呼ばれるだけあって、不安定なときは不安定。この日は一日中雨が降っていたので「じゃあ、英国滞在も残り少ないから、こういう時の写真も撮ろう」とフラットから歩いてすぐの公園に行ってみました。

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何かと取り回しのいいキヤノンのコンデジを持って傘を差してのお出かけです。こんな雨の日は誰もいないだろうと思っていたら……

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サッカークラブとおぼしき集団が練習です。こういうフィジカルさはタフですねぇ。

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柵の合間に張り巡らされた蜘蛛の巣も雨露に濡れていました。その主はどこに行ったのでしょうか?

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葉の陰にさりげなくてんとう虫がいて、天気を凌いでいるようです。

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天気を凌いでいるのは鳩も同じ。羽毛が垂れて、別の鳥を見ているようでした。

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道ばたに咲く花も雫で化粧をしているかのようでした。

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このとき、公園には移動式遊園地が設営されていたのですが、流石にここには人がおらず。

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「この通りの雨だから、明日の14:00に再開する」と、適当に書き殴った広告。「こんな天気で遊ぶなんていないだろうけど、一応書いてやるか」的な英国人気質が表れているようです。

ロンドンの雨は結構な頻度で経験しましたが、その雨の中撮影したのは少なかったなぁと思った次第。

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