今日は滋賀から訪れたフォロワーさんと東京都心の近現代建築を探訪しました。好天に恵まれ、普段訪れることのない東京の新たな魅力を発掘したのですが、この撮影ではまた、新たに発掘されたレンズも用いました――
ボディキャップかと見紛うばかりの薄型魚眼レンズ。これまた単焦点と一緒にクローゼットの奥底に眠っていました。
これを見つけたのも何かの縁と言うことで、早速、今日の建物探訪で撮影した次第です。
旧古河庭園
バラ園で有名な洋館と庭園。予想していたよりも明るく、また、思わぬ広さで撮影できました。
島薗邸
ここは本当に気に入りました。千駄木駅からほど近い住宅街にある建物は、
脚気とビタミン不足との関係を発見した東大医学部教授島薗順次郎氏の長男、島薗順雄(のりお)氏が結婚を機に昭和7年に建てた家。
https://tatemono-ouendan.org/page007.html
昭和初期の裕福な家庭がどのような造りだったかを示す絶好の資料となっていて、居室や家具のモダンなセンスが素敵極まりなかったのです。
そんな素敵な建物もレトロな雰囲気かつ広さを強調した構図で撮れました。
日本橋
夜景もまたメリハリがききます。列柱が弧状になっているのもまたたまりません。
もちろん、フィッシュアイだけでは無く単焦点も用いましたが、それはまた別の機会にご紹介です。