カテゴリー: 写真 Page 25 of 35

上野やら久々の鈴本やら。

先週の東京散歩で「休日の過ごし方の選択肢が増えた」こと、そして、落語をモチーフにしたボードゲーム『真打』で火がついたってんで、鈴本の定席にて落語鑑賞としゃれ込みました。

不忍池
不忍池

まずは不忍池を軽く回り、

そして、いよいよ久々の鈴本演芸場。2015年12月以来です。鑑賞した演目は……

  • 『元犬』
  • 『一目上がり』
  • 奇術
  • 『金明竹』
  • 『ぐつぐつ』
  • ギター漫談
  • 『宮戸川』
  • 『長短』
  • 曲芸
  • 『支度部屋外伝』
  • ~お仲入り~
  • パントマイム
  • 『茗荷宿』
  • 『辻占の独楽(悋気の独楽)』
  • 漫才
  • 『夜鷹そば屋』

知らない演目が大半以上でしたが、特徴をググれば原題にたどり着くのが今のご時世の素晴らしいところ。

噺、合間の色物などの順番はどれも互いを引き立て、トリを気持ちよく聞けるよう工夫が凝らしてあったのは「寄席」というものが生まれてからの変わらぬ伝統と言ったところ。

4時間たっぷり演芸を楽しんだ後、軽く秋葉原まで歩き

万世橋からお茶の水方面
万世橋

サクッとスナップを撮ったところで今日は“お開き”と相成りました。

東京ドームでの試し撮り。

“発掘”されたカメラとレンズ、何だかんだでスナップにちょうどいいため、通勤鞄に詰め込んで軽く夜景を撮りました。

タイトルにあるように東京ドーム。都心にありながら夜空が広くイルミネーションも多彩。性能を試すにはもってこいです。

単焦点は端整に、フィッシュアイは遠近感を強調。特に後者は水平を崩した方が味があります。

丸みは直に、直線のビルは蒟蒻のように。写真そのものも黒がしっかり撮れ、手持ちでブレないのが有り難いです。

今日のベスト。好きな構図の上に光の波をフィルターで際立たせられたのです。

それにしても、撮ったものを即座にフィードバックできる今のモバイル環境恐るべしです。

近現代建築探訪の収穫。

2月1日、都心部の近現代建築を巡ったわけで。その時にフィッシュアイだけではなく、発掘した単焦点も活躍。ここでは特に気に入った2つの建物を撮影したのを投稿です。

島薗邸

島薗邸・書斎
島薗邸・サンルーム
島薗邸・廊下
島薗邸・階段より

医学博士の子息の結婚に際して建てられたということもあり「裕福な昭和初期の暮らし」をまざまざと見せつけられました。言葉通りの意味で“サンルーム“の明るさに端整で落ち着いた書斎。それ以上に廊下・階段の造りが琴線に触れました。

旧安田邸

旧安田邸・洋室
旧安田邸・和室
旧安田邸・和室より裏庭
旧安田邸・廊下と階段

島薗邸と同じ通りにあるこちらは旧財閥の邸宅だけあり絵に描いたようなお屋敷。調度品は言うまでもなく健在も今では手に入らない一級品が惜しげもなく使われていました。

旧安田邸・床の間の柱

こちらはiPhoneでの撮影。この床の間の柱は四方全てが真っ直ぐ。これを買うだけでいったい普通の一軒家がどれだけ建つのやら。

発掘した単焦点、とかく自分の好きな距離で明るく撮れると分かったのが大収穫。使い倒していきます。

フィッシュアイで撮影した東京近現代建築。

今日は滋賀から訪れたフォロワーさんと東京都心の近現代建築を探訪しました。好天に恵まれ、普段訪れることのない東京の新たな魅力を発掘したのですが、この撮影ではまた、新たに発掘されたレンズも用いました――

9mm F8.0 Fisheye

ボディキャップかと見紛うばかりの薄型魚眼レンズ。これまた単焦点と一緒にクローゼットの奥底に眠っていました。

これを見つけたのも何かの縁と言うことで、早速、今日の建物探訪で撮影した次第です。

旧古河庭園

旧古河庭園、日本庭園
旧古河庭園、日本庭園

バラ園で有名な洋館と庭園。予想していたよりも明るく、また、思わぬ広さで撮影できました。

島薗邸

島薗邸1F・サンルームからダイニングを望む
島薗邸1F・書斎

ここは本当に気に入りました。千駄木駅からほど近い住宅街にある建物は、

脚気とビタミン不足との関係を発見した東大医学部教授島薗順次郎氏の長男、島薗順雄(のりお)氏が結婚を機に昭和7年に建てた家。

https://tatemono-ouendan.org/page007.html

昭和初期の裕福な家庭がどのような造りだったかを示す絶好の資料となっていて、居室や家具のモダンなセンスが素敵極まりなかったのです。

そんな素敵な建物もレトロな雰囲気かつ広さを強調した構図で撮れました。

日本橋

三越前
三井住友信託銀行前

夜景もまたメリハリがききます。列柱が弧状になっているのもまたたまりません。

もちろん、フィッシュアイだけでは無く単焦点も用いましたが、それはまた別の機会にご紹介です。

“発掘”されたレンズ

ソシャゲを休止して時間に余裕ができた結果、思わぬ副産物が生じました。

そんな“浮いた”時間を利用し、ボードゲームの整理の要領で自室のクローゼットの一大整理を敢行したのが10日ほど前。古着を大量に処分していく中、片隅にそれはあったのです。

ミラーレスと一緒に買ったマイクロオフォーサーズのパンケーキレンズ。

英国遊学から帰って間もない頃に買ったことを今更に想起。幸い、保存状態も良好に見えたので試しに撮影しよう。処分するかはそれから決めればいいと軽く撮影したら

今の自分が一番撮りたいものが、撮りたい距離で撮影できてしまいました。特に、背景が滑らかにボケてメインの被写体が浮かび上がってくれたのは嬉しい誤算どころの話ではありません。

このレンズ、自分がこのブログを始める前にはすでに死蔵されていたという歴史の古さに驚くやら呆れるやら。なんにせよ、「スマートフォンがあるから普段の写真はこれでいい」って認識を改めるには十二分にお釣りが来る表現力と説得力です。

また、「iPadと連携がしやすい」無線LANつきSDカードまで発掘されたの、今までどんだけ積んでいたのかと。

今年は新しいものを発見すると同時に今までの資産を発掘することにも心を配る必要があると思った次第です。

淡い光の冬の田舎。(2011年12月4日)

先日の日記に引き続き田舎の風景。まだ秋の気配が漂うものの、冬特有の淡い光が特徴的でした。

R8241545

田舎に置きっぱなしのランドナーで軽く近所を周りました。

R8241547

放置された採掘場では、見張り台が朽ち果てるのを待っているかのようでした。

R8241552

12月だというのに、まだ落葉が始まっていないのも記憶に残っています。

Exif_JPEG_PICTURE

地元の人がかろうじて訪れるであろう神社に参拝。こういう雰囲気も大好きです。

R8241568

ただ、祠はきちんと整備されていて、ここの人たちの信仰心が現れているかのようです。

ここ最近、田舎に行っていないので、また日を改めて訪れたいものです。

冬の東京散歩。(2007年12月21日)

昨日に続き、過去写真のアーカイブ。今回は東京都内を軽く歩きまわりました。この時から既にデジタル一眼レフを使っていました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

東京・上野の不忍池。紅葉も終わりつつあり、冬本番です。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

上野公園の隠れた名所、顔だけの大仏。「これ以上落ちようがない」ということで、合格の縁起物として受験生に人気があります。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

PC210031

伏見稲荷の「千本鳥居」とまでは行きませんが、上野公園にはこんな感じの鳥居が居並んでいます。冬の淡い光に当てられて、幻想的な風景でした。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

この日の昼食は丸善のカフェでカキフライハヤシライス。トマトと玉ねぎの風味が効いたハヤシソースにさくさくのカキフライ。寒かった身体が温まりました。

旅先だけではなく、普段の行動圏内でもしっかりと写真撮影ができるのは、いい環境にいます。

 

Xperia Z1で撮影をしました。(料理)

前回に引き続き、Xperia Z1のカメラレビュー。今回は、使用頻度が高い「料理」の写真です。

馴染みの居酒屋さんで「美味しいものを定食でお願いします」と言ったら快く引き受けてくださいました。

2013-10-26 17.19.04

まずは全景。薄暗い中でもパンフォーカスになっているのはお見事というべきでしょう。

2013-10-26 17.19.09

メインの銀鮭ホイル焼き。鮭とバターの脂を野菜が吸って、得も言われぬ味わいを…… はさておいて、ホワイトバランスもマクロもいい感じに撮影できているのではないかと。

2013-10-26 17.19.15

いくらおろしにしても同様。緑、白、オレンジとそれぞれの色味を引き出しています。

2013-10-26 17.19.22

特に感動したのはお刺身。これだけクローズアップしているのに潰れることがありません。穂紫蘇の産毛まで表現できたのは正直予想外です。

2013-10-26 17.48.23

デザートの杏仁豆腐。瑞々しさや水面も素敵。

先の猫を撮影した時にも感じましたが、カメラそのものは単体でも他のコンデジ並。(というか切り離して販売できるぐらい)これを、あのスマートフォンの中に入れているのですから、「全社の技術を結集した」は伊達ではないと思ったわけで。

mAAch ecute万世橋に寄って来ました。

所用で須田町方面に用があり、時間を潰そうと万世橋まで足を伸ばしたら発見。

R8249055

謎の入り口。これが話に聞いたmAAch ecute万世橋ですか。

R8249053

近代的なデザインと、当時の建築をそのまま活かした施設が混在していて、独特の落ち着きとタイムスリップしたような感覚。

R8249051

ここの最大の驚きは、わずか31年しか営業しなかった「万世橋駅」の復元。こういう「現代の遺跡の残し方」は素晴らしいものがありました。

R8249047

施設の横にはおしゃれ系のカフェや居酒屋が立ち並び、色々とリサーチする必要がありそうです。

秋葉原の近くに楽しめそうな施設がまた増えました。

室内での子猫の撮影方法。

当面は猫のエントリーが続きそうですが……。 我が家にやってきた猫は生後2ヶ月。離乳食から通常食へと変わり、様々なものに興味を示す好奇心が旺盛な時期です。でも、身体は依然として小さい。そんな子猫を撮影するには

  • 小さい
  • 動きまわる
  • 明かりが屋外よりも暗い

という、撮影ではなかなか厳しい条件が揃っています。今回の日記は、ここ10日あまりで得た「子猫の撮影方法」をメモしようと思います。

※大前提:フラッシュ厳禁※

突然の明るい光は猫を驚かせるばかりか、下手をすれば警戒してしまいます。

・常にカメラを猫の生活圏に置いておく。
これで、「身近にあるもの」として警戒心をほぐします。

・取り回しやすい小型カメラのほうが使いやすい。
躍動感のある子猫は遊んでいる時に撮影したいもの。なので、遊びながらカメラを抱えることになりがち。そこで、片手で子猫を抱え(あるいは猫じゃらしなどを持ち)、もう片方でカメラを使うような運用になるかと思います。

・感度は高めにして、オートフォーカスが速いカメラを利用する。
室内で動くものを撮影するためには、いちいちマニュアルでフォーカスやシャッター速度などを決めるのは普通に撮影するにはこんなんです。

以下、作例を交えながらのTIPSです。因みに、僕が使っているのはRICOHのGXR+S10ユニット(またはA12 28mm)で、この小ささと取り回しの良さ、そして画力の高さに「このカメラを持ってて良かった」と改めて思った次第です。

R8245843
何かであやしながら撮影。デジカメのストラップなんかは格好の餌です。

R8245955

猫の動きを予測(するのは難しいですが)、予め構えておけば「立ち姿」なんかも撮影できます。

R8245944

場合に寄っては抱えながら。セルフポートレートの原理ですね。

R8245905

身体のパーツを撮影するときは、寝ている時に。起きている時に肉球を撮ろうとすると、下手すれば暴れます。

R8245987

寝ている時はあまり動かないので、これもまた絶好の撮影チャンス。

以上、こんなところで。また気づいたところがあれば改めて書こうと思います。

猫を飼い始めてからというもの、家にいる時はカメラが手放せなくなりました。

Page 25 of 35

Powered by WordPress & Theme by Anders Norén