カテゴリー: ボドゲ収納

ボードゲーム『Key to the City – London』タイルの再整理。

思い入れのある都市を舞台にしていることもあり大好きなボードゲームの一つ、『Key to the City - London』。専用オーガナイザーまで導入したのは先日ご紹介しましたが、小さくない問題点があります。

ラウンドマーカーや拠点、各ラウンドごとに異なるタイル群が全て同じ形をしていて、区別が極めてつきにくいのです。そのため、セットアップや片付けを手伝ってもらうときの確認時間が難でした。

そこで用意したのはマスキングテープ群。ライターとかではなく、百均でも売られているものを中心にしています。

やったことは数が多いだけで単純な作業。「タイルのカテゴリーごとにマスキングテープを貼って」いきました。改良後の裏面は2本、ランドマークにより2段階改良があるものは3本のテープを貼りました。

タイルのラックにも各ジャンルのテープを貼ることで「どこに収納するか」を明確化させました。

  • 一瞥して全体が俯瞰でき
  • 広げやすく
  • 収納しやすく
  • プレイしやすい

を全て兼ね備えたのが「いい整理」だというのが、ボドゲ収納で得た結論です。

百均グッズによるボドゲ収納『三津浜』の整理。

  • ダイスとカード、キューブのみの単純なコンポーネント
  • ボードゲームに触れたことのある方ならすんなりと理解できるルール
  • なのにジレンマ満載、ひりつく読み合い

と、小箱の中で最推しに入るボードゲーム『三津浜』。カード主体のため、スリーブに入れて保護をしているのですが、このサイズならではの問題にぶち当たります。

スリーブ入りだと元の箱に入りません。なので、箱ごと入れ替えることにします。

百均で購入した白木の箱。サイズ感もぴったりです。

余ったスペースにキューブとダイスを入れます。

オリジナルよりかなり厚くなりましたが、セットアップのしやすさとプレイ感はより増したという次第。

ボードゲーム専用オーガナイザーを導入しました。(Key to the City – London)

百均グッズによるボードゲーム収納は何度か書き、その度に「どうにかなる」言ってみたものの、専用に設計されたオーガナイザーの使い勝手を試したらどうなるかをやってみました。

タイトルにあるように、入手したのは『Key to the City - London』専用オーガナイザー。

プレカットされた木の板を説明書通りに組み立てていきます。

モノが木なので取り出しはやや苦労。木工ボンドで接着したりヤスリで削ってほぞを合わせたり。

一番の山場はトークンとコネクタを収納するトレイでした。そして、1時問半ほどで……

収納システムが完成です。六角形のタイルが世代、種別ごとに整理されました。

かなり取り回しに苦労していたランドマークはスリツトと蓋でズレを防ぎます。

勿論、元の箱にジャストフィット。

  • 各コンポーネントの視認性が抜群
  • 取り出しやすく、しまいやすい
  • ゲームのプレイ感を向上

は日頃のボードゲーム収納で心がけておりますが、専用に設計されたものはこれらが段違いだと理解しました。

百均グッズによるボドゲ収納『ニューファンドランド』の整理。

『アグリコラ』の二匹目のドジョウの記事。こちらには知名度で大きく劣りますが、とても大好きな作品の収納についてです。箱に余裕があってサイズを見切れれば遊び心満載の収納になりました。

海洋に覇を唱えた帝国の総督となって北大西洋の島々を開拓、植民し、得た資源を欧州各地に配達するボードゲーム『ニューファンドランド(Race to the Newfoundland)』。

  • ワーカープレースメント
  • タイルプレースメント
  • エリアマジョリティ
  • 資源獲得

などをギュッと詰めた“双六”と言うべきもの。様々な要素が絡んでいるのに90分ほどで終わり、運の要素もそこそこ。しかもワーカーの維持に支払いが必要ないからボドゲ初心者のステップアップにもいいという、個人的な名作。

前置きはこんな感じで、コンポーネント別に「どう収納していったか」を説明します。

ゲームボード・個人ボード

ボードはなんと六つ折り。そこにマスキングテープライターで和訳を貼った個人ボードを箱の下に置きます。

実は箱に余裕があります。(ボール紙製のインサートで底上げされていたほど)なので、その他コンポーネントは思いっきり趣味を入れました。

船タイル

船となるワーカーを収める箱はキャンドゥで購入。

この通り、宝箱型です。フレーバーにも雰囲気もぴったり。サイズも測ったようだったのが幸いでした。

各種タイル

  • コンパスタイル
  • 契約タイル
  • 島タイル

は同じくキャンドゥの宝箱型ケース(小)と鞄型ケース。これまた情感を醸し出すのにマッチしていると自賛しています。

カード類、プレイヤー初期セット、マーカー

これらに関しては実用性を優先。ミニユーロサイズを入れるにはこのケース、各種キューブは80mmタッパーセットと、ある程度の経験則によるものです。

資源

『アグリコラ』でも用いているダイソーの『Case and Case 4分割』。大概のアクションで得たり支払ったりする資源は、プレイヤー間でパスできるのが、このケース最大の魅力です。

ケースに入れる前に……

小さくないスペースが生まれました。スペースが足りないのは大問題ですが、余裕があって運ぶときに各パーツが浮き上がってしまうのも困りもの。さて、どうしたものかと思っていたところに

「資源やカード置き場を追加で入れてしまえ」とおしぼりの皿が実にうまい具合にハマりました。

各パーツをブレイクダウンし、用途やジャンルごとにまとめられたことは、これ自体が「三次元タイルプレースメント」というべきもの。楽しい作業でした。

百均グッズによるボドゲ収納『アグリコラ(リバイスド エディション)』の整理。

過日投稿した「ボードゲームの収納問題」の個別記事。「どのようにして『アグリコラ(リバイスド エディション)』のコンポーネントを整理していったか」がテーマとなります。

『アグリコラ』に限らず、割と時間がかかるボードゲームのコンポーネントは以下のように分類されると思います。

  1. セットアップの時に使うもの
  2. ゲーム中、頻繁にやりとりするもの
  3. ゲームの進行で増減があるもの

概ね、この3つのカテゴリーに分けることでセットアップやクロージングがスムーズに行え、プレイ感も軽くなります。

ゲームボード

セットアップ時に使い、最後まで用いるもの。これは箱の下に収納。偏りがないよう並べます。

ワーカー、厩、柵

ダイソーのビースケース2つ(4セクション)がうまくフィットしてくれました。薄い上に視認性が高く積み重ねも簡単です。

家畜・畑/部屋・スタプレ

ダイソーのビースケース(6セクション)2つ。特に畑/部屋タイルが誂えたようにハマった時は感動しかなかったです。(ただ、畑/木の部屋全てが入らなかったのでスタプレマークの下に1枚敷いています。

資材・食料・物乞い

累積のチキンレース、獲得や消費で頻繁にやり取りする資材・食料についてはダイソーのCase and Case(4分割)が最適にも程がありました。サイズ、置きやすさ、取り回しのよさ等すべてがボードゲームのために作られたのではレベル。

各種カード

こちらはキャンドゥのTCGケース。場に並べるアクションと大進歩はハードスリーブ、手札となる職業に小進歩はソフトスリーブで区別しています。

最後に……

これらのケースを順序よく配置して蓋をし、バンドでまとめて完成。

工夫とサイズ感の把握、コンポーネントひいてはゲーム進行の理解で専用オーガナイザーを使わずとも

  • セットアップのしやすさ
  • プレイ感の向上

を両立させた整理はどうにかなるなと思った次第です。

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