カテゴリー: ソロプレイ Page 17 of 25

ボードゲーム『カルカソンヌ』ソロバージョン。

『カルカソンヌ』を買い直した目的は「ソロのバリアントを公式が発表したから」。

早速やってみました。

【準備】

ノーマル版の72枚(スタートタイル含め)を用います。

  • ミープルは赤/緑/黄色の3色を4個と、マーカー用に1個ずつを用意します。
  • スタートタイル以外の71枚を裏向きによく混ぜて3分割。
  • その分割したタイルの前にミープルを4個ずつ置いておきます。
  • 得点ボードは赤:1/緑:2/黄:3のところに置きます。
  • ターンマーカーとして修道院長の駒を1つ使います。

あとはスタートタイルを配置してゲーム開始です。

【ゲーム進行】

赤が置かれたタイルの山→緑の→黄色という順番でプレイしていきます。

通常と同じようにタイルをめくって矛盾無く配置までは通常通りですが、「ミープルを置ける場合は必ず置かなくてはならない」が追加されます。※草原には置けません※

また、地形が完成したら得点が得られるも通常通りですが

「最低得点に位置するミープルしか得点できない」が加えられています。

同時に地形が完成する場合、順番は任意。この例で言うと、赤を先に得点して緑とやればそれぞれで得点が得られます。

そして、一番重要な追加ルールは

赤、緑、黄色いずれかの手番で、ミープルが置ける場所があるにもかかわらずミープルがない場合は即ゲームオーバー

というバーストルール。このために「いつもだったら引いて嬉しい修道院が忌むべき存在になる」奇妙な状況が生まれます。

こちらがゲーム終了の図。これだけ大都市が完成しても40点台がやっとでした。

プレイ感は別ゲームなのに、しっかりとカルカソンヌができているルールに感服。

とても研究のしがいがあります。

テーブルトップ版『大鎌戦役』ソロ:戸川幕府 vs アルビオン氏族

まるっとオーガナイザーを入れ替えたことでプレイ感が底上げされたボードゲーム『大鎌戦役』。

基本セットの箱に入るようになった二勢力でソロプレイを行いました。こちらが戸川幕府。ボットはアルビオン氏族です。

『大鎌戦役』のソロは対人/対CPUと異なり

  • ボットの戦力増加が異様に高い。
  • 地形を無視して(それこそ湖の上にも)展開してくる。
  • 資源を生産しないため、相手の資源を奪い取るプレイができない。
  • 徴兵によるアドバンテージが見込めない。

点が注意点。

それでも、プレイ回数による経験値がものをいい、星章を稼いでいきます。使用したマットが戦闘主義(アプリ版だと民兵)だったので戦力は温存。

最終ターンにようやく戦闘を仕掛けて

  • 戦闘による星章
  • 目的による星章

でゲーム終了。62 vs 31で勝利です。

場所は取りますし処理も煩雑。でも、この、コンポーネントを実際に手に取って視覚に訴えてくるのはテーブルトップの醍醐味です。

ボードゲーム『ぬくみ温泉繁盛記』アクションのランダム化と結果の記録化。

ボードゲーム『ぬくみ温泉繁盛記』はいくつかのアクションスペースが両面あるため、リプレイ性を更に高めています。

その両面のどちらにするかを公平に決める手段は何かないものかと探していたら見つけました。

診断メーカー:ぬくみ温泉繁盛記

https://shindanmaker.com/1043329

Twitterで見かける診断メーカーをアクションスペースのランダム化にする発想。これを使わない手はありません。

  • お手伝い:A
  • 販売:B
  • 助っ人募集:A
  • 耕作:B
  • 釣り:A
  • 伐採:A
  • 採掘:A

というアクションになり、これでソロプレイをやりました。個人方針「自慢の料理」を引きながら菜園/いけすを作るスペースがブロックされる苦しい状況が続いたものの、なんとか全ての方針をクリア。

結果は158点(温泉街一の温泉旅館)の称号を得られました。

今回はいけすや菜園が集中せず、客室/温泉/日本庭園とバランスのよい配置でした。

そして、前回のソロプレイから役立てているのがこちらのスコアシート。

ボードゲームの自作プレイエイドまとめ

https://note.com/

得点計算が格段にやりやすくなりますし、毎回記録しておけば、スコアの推移を見ることもできます。

「この時ハイスコアだった要因は?」「プレイミスは無かっただろうか」というデブリーフィングにもつながるので、この手の記録はできるだけ撮っておこうと改めて思いました。

ボードゲーム『ぬくみ温泉繁盛記』いけすプレイのすすめ

お気軽お手軽にセットアップできる王道のワーカープレースメント『ぬくみ温泉繁盛記』。Twitterで何度か目にしたプレイがかなり有効でした。

タイトルにあるように、部屋タイルに「いけす」を固めるというネタみたいな戦略。これがなかなかどうして安定するのです。

  • 魚で賄える給金が「4」と破格。
  • 賄って浮いたお金を助っ人での仕入れにつなげられる。
  • 一室でもいけすができてしまえば2室目、3室目の建築がたやすい。
  • 上記理由により、採掘や伐採でのダイス運に頼ることを軽減できる。

特に、個人方針《自慢の料理》(『菜園』『いけす』鶏3羽以上で+12点)を引いたときの爆発力は相当のものです。

今日のソロプレイでは伐採も採掘もダイス運に恵まれなかったものの、先ほどの長所により安定した旅館運営を続け、最終的に150点「ソロ実績:温泉街一の温泉旅館」の称号が得られました。

肝心の温泉がないという奇妙な旅館ですが、ダイスにあまり頼らずそこそこの点数を稼ぎたいという方にオススメできるという検証結果になりました。

ボードゲーム『ヌースフィヨルド』ソロキャンペーン。

難易度とバランスがちょうどよく、リプレイ性も高いので稼働率が高いボードゲーム『ヌースフィヨルド』

ルールブックを見返したら、「連続でのスコアアタック」のキャンペーンがあったのでやってみました。

  • 全3ゲームを連続で行う。
  • 最初の1ゲーム目は普通のソロプレイ。
  • 1ゲーム終了後、使った建物カードを脇に取りのけておく。(α)
  • 同様に使わなかったった建物を別に取りのけておく。(β)
  • 2ゲーム目はαとβ以外の建物カードを使ってプレイする。
  • 2ゲーム目に使った建物はα、使わなかった建物カードはβに入れる。
  • 3ゲーム目はβのみを使う。

端的に言うと、ゲームが進むごとに建物の選択肢が減っていきますし、1ゲーム目/2ゲーム目の強力なコンボが使えなくなっていきます。

そのため、1ゲームでの爆発的な点数というよりも3ゲーム目に使うことを想定して比較的コンボになりやすいカードを残すというプレイングが重要になってきました。

  • 1ゲーム目:39点
  • 2ゲーム目:43点
  • 3ゲーム目:36点

で、結果は118点。100点を超える1点目ごとにランクが加算されるため、トータル「ランク18」となりました。

3ゲーム目終了時がこちら。1ゲーム目で見えた「村の教会(9建物で7点)」が肝になってくるため、軽い建物を残していた戦略がドンピシャではまりました。

今まで使わなかった長老や建物に他の可能性があったことに気づかされたということもあり、このゲームの奥深さをさらに知ることができました。

もちろん、このところ夢中になっている「コンポーネントを撮影する」も楽しめます。

百均グッズによる『アルバリ』収納

昨日の続きです

インド、ダージリン~ヒマラヤの山岳鉄道を敷設しつつ茶園を開拓するボードゲーム『アルバリ』。

百均グッズである程度は整理したものの、「まだまだ改善できる」と革新。

まず、ルールを鑑みて

  1. セットアップの時だけ開閉するコンポーネント
  2. 頻繁にやりとりするコンポーネント

の2つに全体を分けます。

まず[1]は

  • ワーカー/マーカー類
  • ボード据え付けのタイル
  • カード類

が挙げられます。これに関しては

このように、形に合わせていきます。

次の頻繁にやりとりする資源系「Case and Case」の出番。

また、少しの遊び心は入れないとということで、茶葉は

缶に詰めました。

実際に箱の中に配置して目論見通りだと確認したら

資源に備えてラベリングを行っていきます。

上下に詰めて、問題なく入ることを確認。

これによって、オーガナイザーが用意できずともプレイ感を底上げすることが可能となりました。

「さて、どんな風に遊んでいくか」思った矢先に先住者がいついていたわけで。

ボードゲーム『Fleet the Dice Game』ソロプレイ感想。

「ダイスをドラフトして出目をチェックしていく」だけなのに、次々にアクションが連鎖していきビッグアクションにつながるソリッドなエンジンビルドです。

プレイヤーは漁船団を率いて

  • 漁業権(ライセンス)や漁船の入手
  • 湾港施設の獲得
  • 市場で魚を売却

などを実施していきます。ゲームパッドのチェック項目はとても多く、序盤は遅々として進みません。ですが、冒頭に述べたように

  • 収入を一定数満たす

ことをトリガーとして、さらに収入が得られて追加の漁船やライセンスまで獲得できるチャンスが生まれます。

この、中盤~終盤のアクションの連鎖が醍醐味。当然、ダイス目が絡むので確率とにらめっこしながらの勝負。それゆえに、どんな目が出て大丈夫な準備が序盤に必要となっていきます。

ソロプレイはスコアアタック&ブロック型。エンジンビルドを阻害されてしまうので、先を読んで戦略を組み立てていきます。

丁寧に作られたカスタムダイスの質感も素敵。

スコアパッド兼ゲームシートを広げ、ダイスとマーカーを用意するだけのお手軽セットアップで濃密な時間を過ごせるのが魅力的。ちょっとした時間で場所をあまり取らずにソロプレイをしたい方にオススメできます。

破壊された村。

戦略記事に則ったゲームをやってみようと思い立ち、久しぶりにボードゲーム『アルルの丘』を引っ張り出したわけで。

戦略もうまくいき、後はどうやって高得点を目指すかという時に、それはやってきました。

先だっての『ガイアプロジェクト』に勝るとも劣らない重量級ゲームでこれをやられた日には目も当てられません。

個人ボードは比較的マシでしたが、ゲームの舞台である東フリジアの破壊された村が眼前に広がっていました。

なんとかコンポーネントを撤収できたものの、「遊び道具」が無くなったのかご機嫌斜めな猫を前に、「こればかりは仕方ないな」と思うほかにありませんでした。

おせちとソロゲはじめ。(2021年1月1日のZENタイル)

さて、年が明けて最初にやったことはボードゲーム『千本鳥居』による「初詣」でした。疲れが出たのか正常な判断力を失っていてプレイミスで負け。

そして、目が覚めて新年を占ってみようとおみくじ代わりにプレイしたのが

『アグリコラ』。今度は強力な職業に助けられ、63点とハイスコアをたたき出せました。

『テラフォーミング・マーズ(拡張入り)』やら『ブラッディ・イン』やら。写真に撮り忘れましたが『みんなでソロキャン!』も行っています。

そして、お正月と言うことでおせち料理を味わいました。

まさに、山海の幸。去年はほとんど外食ができなかった鬱憤を晴らすかのようです。

見た目や味はもちろんのこと、「冷やした状態が一番美味しい」よう味付けされているのが感動です。

そんな、宅内での時間を過ごした年の初め。

この日のZENタイルは、おせちの味に全てが持って行かれました。マイナス感情はプレイミスで負けたことだったり、宅内での仕事があったり。

火星の前奏曲。(『テラフォーミング・マーズ 拡張 プレリュード』ソロプレイの感想)

昨年末に注文していたので「まぁ、海外からだから届くのは年明けだろう」と高をくくっていたら届いてしまいました。

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『テラフォーミング・マーズ』拡張プレリュード(英語版)です。

内容はカードのみで

  • 新たな企業
  • 新たなプロジェクト
  • プレリュードカード

で構成されています。この、「プレリュード」が本格超の最大のキモ。

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これらのカードはゲーム0ターン目に2枚(企業によっては3枚)発動。

  • 資源/熱などの追加算出
  • MCの底上げ
  • あるいはMC算出と引き換えに資源やMCの入手
  • 特定のタグがついたカードを入手
  • 海洋/緑地/都市タイルの配置

など、様々な恩恵にあずかることができます。この“前奏曲”、プレイ時間の短縮や序盤のもたつきを軽減するだけではなく、ソロプレイ時の成功率を遙かに高めてくれました。

通常より少ないTRとターン制限がある中、一人でグローバルパラメータを上げきらないと負けてしまう性質上、序盤からの資源産出やパラメータの底上げは「頼もしい」の一言ではすみません。

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反面、通常ルールでは14世代が12世代でクリアするというハードルが課せられていますが、それをものともしないスタートダッシュ。

順調にTRが上がり……

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リミットとなる12世代目で全てのパラメータを基準値まで上げられました。しかも、都市を2つ置いた状態でクリア。

現時点では日本語版が手に入らないという難点はありますが、ソロプレイヤーにとっても「必須」と言い切れる拡張です。

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