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自室redmineサーバ上とGmailの連携。

運用の仕方が分かってきた自室redmineサーバ。

Image with no description

自室で登録したチケットを出先でも見られるよう、メール連携を行います。

やりたいこと

  • redmineのメール通知を有効化するため、Gmailと連携する。

※以下の環境で動作確認をしています。

  • redmine 4.2
  • Ubuntu 20.04

Gmailとの連携

以下の記事を参考にしました。

[Redmine] 通知メールをGoogleのSMTPサーバーから発信する方法

https://a1-style.net/how-to-connect-to-gmail-smtp-from-bitnami-redmine-for-windows/

前提

  • 自分のGmailアカウントを保有していること。
  • 2段階認証プロセスが有効になっていること。

Googleアカウント設定

  1. Googleサービス>設定>アカウントセキュリティに移動。
  2. 「アプリパスワード」をクリック。
  3. 「アプリを選択」で「その他(名前を入力)」をクリック。
  4. 任意の名前を入力(ここではredmine)し、「生成」をクリック。
  5. このとき表示されたパスワードを控えておきます。

redmineサーバ設定

※全て管理者権限で実行します。

cd /var/lib/redmine/config
# redmineのコンフィグが格納されているディレクトリに読み替えてください
vi configuraltion.yml
# 既に何かを記載している場合は追記します
追記内容
production:
  email_delivery:
    delivery_method: :smtp
    smtp_settings:
      enable_starttls_auto: true
      address: "smtp.gmail.com"
      port: 587
      domain: "smtp.gmail.com"
      authentication: :plain
      user_name: "gmail_account"  #Gmailアドレス
      password: "app_password" #先ほど控えておいたアプリパスワード 

設定反映

chown www-data:www-data configuraltion.yml 
systemctl restart apache2

redmine側での設定

  1. redmineに管理者権限でログインします。
  2. 管理>設定>メール通知タブに移動します。
  3. 送信元メールアドレスをredmineサーバで設定したgmailアドレスにて保存します。
  4. 管理>ユーザー>通知対象を行うIDで任意のメール通知設定をします。

設定確認

チケットを作成/更新後、以下のようなメールを受信したことを確認します。

ここまでの流れ

「自分のToDoや知識をまとめる“道具”を作る」までの7日間、様々な学びがあったというのが今回の知見。

他にもまだ手を加えるところはあるし、何よりも運用に乗せることが第一。

始まったばかりという所です。

自室redmineサーバ上にローカルDNS(BIND)構築と解決。

先日の続き。「Windows機のクライアントでの名前解決不可」問題の解決篇です。

原因

/etc/bind/named.conf.options を修正する際、

+        allow-query { localhost; internal-network; };
+        allow-transfer { localhost; };
+        recursion yes;

-       listen-on-v6 { any; };
+       listen-on-v6 { none; };

として、IPv6でリッスンしないような修正を施したことが原因でした。

それが証拠に、Windowsクライアントのコマンドプロンプトで

nslookup

を実行したときにIPv6アドレスが現れていたのです。

そこで、以下を修正していきます。

解決策

LinuxサーバのIPv6無効化

OSはUbuntu派生Kubuntu 20.04 LTSで実証です。

UbuntuでIPv6を無効にする

https://qiita.com/htshozawa/items/77dd0be079cdf817a5a6

の記事を参考に、Ubuntu 20.04のIPv6を永続的に無効にします。

その後、もう一手間ありました。

Windows 11クライアントのIPv6無効化

今度はWindows側の設定です。「ファイル名を指定して実行」から

ncpa.cpl

と入力し、イーサネット>プロパティから「インターネットプロトコルバージョン6(TCP/IPv6)のチェックを外します。

そして再起動。

結果:

うまくいきました。

無事、Windows機のクライアントでの名前解決も成功です。

自室redmineサーバ上にローカルDNS(BIND)構築と失敗。

やりたいこと

サーバのローカルIPアドレス/redmine から自室サーバのredmineにアクセスするのではなく、

任意の名前/redmine

として、名前解決をできるようにしたい。

そこで、サーバ内にローカルDNSを立てます。

やったこと

基本的にはこちらのサイトを参照して行っただけです。

BIND : 内部ネットワーク向けの設定

https://www.server-world.info/query?os=Ubuntu_20.04&p=dns&f=1
  • ローカルドメイン名は: shizuku.hioriに設定。
  • 内部NWは192.168.1.0/24。
  • IPv4のみでの運用。

結果

設定後、名前解決できることを確認しました。

mio.shizuku.hiori/redmine

アクセス後

にアクセスできるまではよかったのですが、問題が発生。

他クライアントでの名前解決不可

Windowsクライアントで名前解決ができないという結果に。

  • Windowsでのネットワーク設定で構築したDNSサーバのIPを入力
  • Linuxサーバ上では正常に名前解決できる

にも関わらずです。

ワークアラウンド

やむなく、Windows機のhostsファイルをいじるという本末転倒な運用に終わりました。

これはもう一度、確認が必要です。

※その後

LinuxとWindows両方の設定変更で解決しました。

ローカルサーバのredmineの見た目を変更。

はじめに

この事務的な見た目をなんとか親しみやすいものにしたいと思い、探してみたら同じようなことを既に考え、実行に移している先駆者がいらっしゃったようで。

その先人の知恵に預かります。

こどもredmine

おおよそredmineらしからぬ見た目やフォントが素晴らしかったので、こちらに差し替えます。

手順

1.ディレクトリ移動

cd /var/lib/redmine/public/themes

2.ダウンロード&アクセス権変更

sudo git clone https://github.com/akiko-pusu/redmine_theme_kodomo_midori.git kodomo_midori
sudo chown -R www-data:www-data kodomo_midori

3.反映

sudo systemctl restart apache2

4.テーマ変更

  1. redmineにログインする。
  2. 管理>設定>表示に移動
  3. テーマを「Kodomo midori」に変更。

変更後

華やかな見た目とタブの視認性がよく、これだけでも「使って良かった」と実感です。

ローカルサーバのredmineに各種プラグインを導入。

作成したredmineに各種のプラグインを入れていきます。

redmine_mermaid_macro

自分がredmineを入れようと決定した「キラープラグイン」と言うべきもの。

  • フローチャート
  • シーケンスダイアグラム

を表示できることは、今まで作成していた各種ドキュメントをそのままここに転用できます。(そして、これが表示できなかったためにknowledgeから切り替えた理由でもあります)

インストール

cd /var/lib/redmine/plugins #プラグインが入っているディレクトリ
sudo git clone https://github.com/taikii/redmine_mermaid_macro.git redmine_mermaid_macro
sudo chown -R www-data:www-data redmine_mermaid_macro/
sudo systemctl apache2

knowledgebase

redmineにデフォルトで備わっている文書管理よりもこちらが好み。

インストール

cd /var/lib/redmine/plugins #プラグインが入っているディレクトリ
sudo git clone git://github.com/alexbevi/redmine_knowledgebase.git
sudo chown -R www-data:www-data redmine_knowledgebase/
sudo bundle install #こちらはbundleによるインストールも必要でした
sudo bundle exec rake redmine:plugins:migrate RAILS_ENV=production
sudo systemctl restart apache2

kanban

抱えているタスクを一瞥で判断できるのはこれが便利でした。

インストール

cd /var/lib/redmine/plugins #プラグインが入っているディレクトリ
sudo git clone https://github.com/happy-se-life/kanban.git
sudo chown -R www-data:www-data kanban
bundle exec rake redmine:plugins:migrate RAILS_ENV=production
sudo systemctl restart apache2

チケットテンプレート

登録時、テンプレート化しておけば手間を省くことができます。

cd /var/lib/redmine/plugins #プラグインが入っているディレクトリ
sudo git clone https://github.com/akiko-pusu/redmine_issue_templates.git
sudo
chown -R www-data:www-data redmine_issue_templates/
bundle exec rake redmine:plugins:migrate RAILS_ENV=production
sudo systemctl restart apache2

取りあえずこんな形。次は見た目を整えます。

ローカルサーバにredmineを構築。

はじめに

を試してみたものの、機能が足りなかったり機能に特化しすぎたりで一長一短。

そこで、

  • 自分のインプット/アウトプットを効率的に視認できる
  • やりたいことを一覧で見ることができる
  • ToDoをカレンダーで表示したり
  • 各進捗の状況を把握する

となると、もっと根本的に使えるものがあればいいのではと思いました。

そこで白羽の矢を立てたのがredmineです。

これを選んだ理由

  • 多くの人が使っているツールはノウハウが揃っているため、とっつきやすいと判断。
  • プラグインが充実している。
    • 特にmermaid記法を表示できるのは大きい。
  • 自分の趣味ごとにプロジェクトを作っておけば、それらの管理もできる。

インストール

環境

自宅のサブマシンを利用しました。

  • 32GB Memory
  • 1TB SSD
  • Core i-5

と、動作性能に申し分はありません。

OSインストール

デスクトップ環境としても運用したいので、Kubuntuを用います。バージョンは現時点でのLTSである20.04。

インストールウィザードに従ってインストールするのみですが、IPアドレスのみローカル固定としました。(外部公開は運用の考慮外です)

初期設定

サーバ(という名のサブPC)からコマンドラインを立ち上げ、以下を行っていきます。

sudo apt install aptitude # aptよりも好みのパッケージ管理
sudo aptitude update
sudo aptitude upgrade # OSを最新バージョンにします。
reboot # 一度再起動をします。

再起動後、sshをインストール。

sudo aptitude install sshd

メインPCのターミナルソフトからIPアドレスでSSH接続を確認。

Redmineインストール

こちらに関しては、このサイトに従いましたが、mysqlを導入後に以下を実行して安全性を高めます。

sudo mysql_secure_installation

インストール後、ipアドレス/redmine をブラウザに打ち込み

表示を確認。

今後の展望:

  • プラグインを入れていく。
  • テーマを変える。
  • プロジェクトなどを設定していく。

資産管理ツールSnipe-itによるボードゲーム管理(検証)

ふと思い立ち、自分のLinux機に資産管理ツール「Snipe-it」を立ち上げてみました。

目的

こういったボードゲームの管理ができるようになりそうという思惑があったからです。

インストール

インストール環境

Ubuntu 21.04 (kubuntu)
5.11.0-49-generic

今回はDockerイメージではなくオンプレで行いました。なお、例によってローカルNW内部での構築です。

こちらのサイトを参考に、そのままインストールです。

アクセス権を間違えるという初歩的なミスを犯しましたが、なんとか動きました。

画面

大本がIT資産管理のためボードゲームでは不要な/必要な項目がありますが

  • 価格
  • いつ購入したか
  • 画像イメージ

を盛り込めるのは可能性があります。

今後の展望

  • 各種サブスクリプション
  • 携帯電話などの「本来の意味でのIT資産管理」

も行えるので、「まずはこれを継続して使うことができるか」の仕組み作りが第一。かなり飽きっぽいので、どうにかして工夫をしませんと。

サブ機更新、感動の外食。(2021/10/17のZENタイル)

二つの大きな出来事がありました。

Chuwi UbookをWindows 11にアップデート。

画像

CPUもメモリもそれなりのマシンではありますが、Win10よりも動作が軽くなっていたのは驚きです。

和食フルコース

御時世が緩和されたと言うことで、1年半ぶりぐらいに家族で外食をしました。

前菜

サラダと先付アラカルト。この時点で期待が高まります。

吸い物

玉子豆腐を贅沢に用いたお吸い物。出汁の旨味が凝縮です。

焼き物/お作り/にぎり寿司

魚料理3点。

  • 鮎の塩焼き
  • お造り盛り合わせ
  • にぎり寿司3貫

と、それぞれの素材も上々、調理も完璧でした。

天ぷら

一番感動したのはこれでした。

  • 茄子
  • 南瓜
  • 葉物
  • エリンギ
  • 車エビ。

全て適切なタイミングで揚がってて油切れも完璧。 特にエビは芯の部分だけ生のまま残す素晴らしい技量です。

蕎麦とデザート

蕎麦自体のできもさることながら、室内灯で乱反射する刻み海苔もお見事。

とても贅沢なお昼ご飯となりました。

タイル配置

そんなこんなでタイル配置はこちら。

「6割のタイルがお昼に+方向」

と、それだけ衝撃的なお昼でした。

可読性と可能性。(Markdownエディタ『Typora』でのUML)

自分がやりたかったことが更に前進です。

UMLエディタとしてのTypora

様々なフローチャートやシーケンス図を表現するUML。業務のみならずゲームのフローチャートにも使えそうだと興味を持っていたのですが、「敷居が高い」思って放置していました。

そんなさなか、ここのところ使っているTyporaにまさしくこの機能が備わっていると発見があったので実践です。

練習-『ガイアプロジェクト』アクション

typora上で

```

と入力し右下の「言語を選択」で

「mermaid」を選択。後は、記法に沿ってボードゲーム『ガイアプロジェクト』の簡単な流れを書いてみました。

graph TB
A[ラウンド開始]-->B(収入フェイズ)-->C(ガイアフェイズ)
C-->D{メインフェイズ}
D-->E(入植)
E-.->D
D-->F(施設改良)
F-.->D
D-->G(研究)
G-.->D
D-->H(同盟構築)
H-.->D
D-->I(パワー/QICアクション)
I-.-D
D-->J(特別アクション)
D-.->f(フリーアクション)
f-.->D
J-.-D
D-->K((パス))
K-->L>終了フェイズ]

これが、

こうなりました。これを見つけたときは本当に感動しました。

今後の展望

これは自分にとって革命的な出来事です。

  • 業務のため、フローチャートやシーケンス図を書く必要があった
  • けど、パワポなどでマウスを動かすのは面倒

これが、

  • 比較的覚えやすい記法で書ける
  • 先のボードゲームのルールのように応用が利く

可能性の塊。

まだ、「どこにどの図を使うか」「他の書き方はないか」を探る段階ではありますが、

「テキストエディタで読みやすいドキュメントを作る」が一歩前進です。

knowledgeシステムによる“キャラホメ”テンプレート化。

自らの記録を見返すだけでなく、記録をしやすくする機能も持ち合わせていました。

テンプレート機能

先のエントリーでも投稿したとおり、ナレッジベース“knowledge”には

入力フォームを追加できます。通常のMarkdownエリアに加えて

  • テキスト
  • テキストエリア
  • 日付

などを設定することで、日々のルーチンワークを大幅に効率化できます。

キャラホメのテンプレート化

今回、その機能の対象となったのが『キャラホメ』。

  • 褒めてもらった方
  • 相談事
  • 選んだほめカード
  • なぜこのカードを選んだか

をチョイスしました。ZENタイル以上に内省できるツールである以上、深掘りの要素は必要だと思ったのです。

入力結果

予想以上の効率化が見られました。

ビルトインの画像アップローダーを用いてほめカードと一緒に撮影したものを上げていき、項目を埋めるだけ。

これから

ZENタイルもテンプレート化して、日々の気づきの精度を上げるようにします。

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