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共存環境。(AWS LightsailにredmineとSnipe-ITを追加)

こちらの資産管理システムSnipe-IT、使っていけば行くほど「これは出先からでも参照したい」と実感。

なので、既にredmineが稼働しているインスタンスに同居させました。

詳細手順は以下のとおりです。

前提

以下の環境で稼働しています。

  • Ubuntu 20.04
  • Apache 2.4
  • Ruby 2.7
  • MySQL 8系

下準備

  • 既に稼働しているインスタンスとDNSに、サブドメインを指定します。
  • そのサブドメインは既に稼働しているインスタンスのIPと紐づけます。

PHPとモジュールを追加します。

sudo add-apt-repository ppa:ondrej/php
sudo aptitude update
sudo aptitude upgrade

sudo apt install php7.4
# バージョンを明示しないと、このあとのモジュールとの兼ね合いで失敗しました

sudo apt install php7.4-{opcache,pdo,bcmath,calendar,ctype,fileinfo,ftp,gd,intl,json,ldap,mbstring,mysqli,posix,readline,sockets,bz2,tokenizer,zip,curl,iconv,phar,xml}
# Web上のマニュアルのとおりに指定しましたが、インストール時に「xml」を入れるよう指示がありました

sudo systemctl restart apache2

Snipe-IT用のDBを設定します。

sudo mysql -u root -p
CREATE DATABASE snipeit_db;
CREATE USER  'snipeit'@'localhost' IDENTIFIED WITH mysql_native_password BY 'パスワード';
GRANT ALL PRIVILEGES ON snipeit_db.* TO 'snipeit'@'localhost' with grant option;
FLUSH PRIVILEGES;
exit

Snipe-ITをダウンロードします。

cd /var/www/html
sudo git clone https://github.com/snipe/snipe-it snipe-it
cd /var/www/html/snipe-it

Snipe-ITの基本設定を行います。

sudo cp -pi .env.example .env
sudo vi .env
設定ファイル内容
APP_URL=設定したURL
APP_TIMEZONE='Asia/Tokyo'
DB_CONNECTION=mysql
DB_HOST=localhost # 127.0.0.1だと接続できないことがありました
DB_DATABASE=snipeit_db
DB_USERNAME=snipeit
DB_PASSWORD=パスワード
DB_PREFIX=null
DB_DUMP_PATH='/usr/bin'
DB_CHARSET=utf8mb4
DB_COLLATION=utf8mb4_unicode_ci

(オプション)Gmailと連携をさせます。

先程の.envの以下の箇所を編集します。

# --------------------------------------------
# REQUIRED: OUTGOING MAIL SERVER SETTINGS
# --------------------------------------------
MAIL_DRIVER=smtp
MAIL_HOST=smtp.gmail.com
MAIL_PORT=587
MAIL_USERNAME=Gmailアドレス
MAIL_PASSWORD='Gmailのアプリパスワード'
MAIL_ENCRYPTION=tls
MAIL_FROM_ADDR=Gmailアドレス
MAIL_FROM_NAME='Snipe-IT'
MAIL_REPLYTO_ADDR=Gmailアドレス
MAIL_REPLYTO_NAME='Snipe-IT'
MAIL_AUTO_EMBED_METHOD='attachment'

Composerのインストールを行います。

sudo su -
curl -sS https://getcomposer.org/installer | php
mv composer.phar /usr/local/bin/composer
cd /var/www/html/snipe-it/
exit
sudo composer update --no-plugins --no-scripts
sudo composer install --no-dev --prefer-source --no-plugins --no-scripts
sudo php artisan key:generate
sudo chown -R www-data:www-data /var/www/html/snipe-it
sudo chmod -R 755 /var/www/html/snipe-it

Snipe-ITのバーチャルサイトを設定します。

cd /etc/apache2/sites-available
vi snipe-it.conf
snipe-it.conf内容
<VirtualHost *:80>
    ServerName 前準備で設定したドメイン
    DocumentRoot /var/www/html/snipe-it/public
    <Directory /var/www/html/snipe-it/public>
        Options Indexes FollowSymLinks MultiViews
        AllowOverride All
        Require all granted
    </Directory>
</VirtualHost>

設定を反映します。

a2ensite snipe-it.conf
apache2ctl configtest
# Syntax OKを確認
systemctl restart apache2

設定後、前準備で指定したURLにアクセスします。

  • プレフライトチェックが走れば問題ありません。
  • let's encryptが設定済みの場合は、最初にこのドメイン用のcertbotを設定します。

これで、Lightsailに2つのWebサービスを稼働させることができました。

homebrewを用いないUbuntuへのmkcertのインストール。

前回、homebrewによるローカル証明書(mkcert)を見つけましたが、それよりも楽な方法がありましたので、メモとして残します。

actix-webでSSL/TLS通信をしてみたよ

https://qiita.com/yoshiyasu1111/items/f22a5fb640651fd22b6c

環境はUbuntu20.04です。

必要パッケージをインストール

apt install libnss3-tools

インストール

curl -s https://api.github.com/repos/FiloSottile/mkcert/releases/latest | grep browser_download_url | grep linux-amd64 | cut -d '"' -f 4 | wget -qi - \
    && mv mkcert-v*-linux-amd64 mkcert \
    && chmod a+x mkcert \
    && mv mkcert /usr/local/bin/

ローカル認証局作成

 mkcert -install

これにより、管理者ユーザでもmkcertコマンドを使えるようになったのが大きいです。

思考実験-物理サーバの追加/運用計画

このとき得た結論から

  • redmine専用サーバを作る
  • 別のサーバでDNSや監視システムを作る

まで達しましたが、その「別のサーバ」に問題が出てきました。

別サーバが持たせている機能

ローカルDNS

Zabbix

運用監視の必須アイテム。

リアルタイム同期

これは実際うまく行っていて、データのバックアップを確実にしています。

Growi

サーバ上で完結するツリー構造のマークダウン。

Lychee フォトアルバム

画像の一括取り込みに効果を発揮。

と、「Redmineのバックアップサーバに色々と持たせていたら、こちらも重要になってしまったという笑えない事態が発生しました。

今後の結論:サーバの増設

まで至りましたが、問題は

  • 何台増設すればいいのか
  • どうやって機能分散させるか
  • それぞれの冗長性と可用性はどのように保つか
  • そもそも保管場所は?

と課題は尽きません。まずは、「増設に耐えられるだけの保管場所を確保」から始めます。

ThunderbirdとRedmine連携。

メールを元にredmineのチケットを書き起こすパターンが割と発生します。

そんなときに役立つメールクライアント側のプラグインを見つけました。一部動かない機能がありますが、「受信したメールをそのままチケットに起こせる」のはとても便利です。

設定

Redmine側の設定

  1. 管理者権限でログインします。
  2. 管理>設定>APIから以下を有効にしておきます。
    • RESTによるWebサービスを有効にする
    • JSONPを有効にする

APIキーの確認

  1. Redmine > 個人設定 を開きます。
  2. APIアクセスキー > 表示から、出てきた英数字を確認します。

Thunderbirdのアドオンインストール

  1. アドオンマネージャーを開きます。
  2. 「redmine」で検索します。
  3. RedThunderMineBird Plusをインストール後、Thunderbirdを再起動します。

アドオン設定

Thunderbirdのアドオンマネージャー>拡張機能から設定画面を開きます。(スパナアイコン)

アカウントごとのRedmine > 自分のアカウントのラジオボタンをクリックします。

以下を入力して保存します。

  • Redmine URL (自分のRedmineのURL)
  • REST APIキー (先ほど確認したアクセスキー)

また、redmineのテキスト書式を「Markdown」にしている場合は、「説明のテンプレート」の「<pre>」を「```」に変えておきます。

設定確認

メールのプレビューに「Redmine」と出るのを確認します。

「件名と本文でWeb画面を開く」をクリックします。

Redmineが開き、チケット発行画面にメールの件名と本文が流し込まれていることを確認します。

動作未確認の機能

  • 「チケットを作成」「チケットを更新」などがうまく動きません。(設定か、バージョン違いかは不明)

既存LAMPサーバに資産管理システム『Snipe-IT』を追加。

一時期試してみた『Snipe-IT』。

このときはインストールスクリプトを用いて、

  • Apache
  • mariaDB
  • php

という状態でした。(また、このときはローカルDNSも構築していませんでした)

そこで、既にある環境にこれを追加します。

前提

  • Linux: Kubuntu 20.04
  • Apache
  • PHP
  • MySQL
  • 既に以下のWebシステムを導入済み
    1. Zabbix
    2. フォトアルバムLychee
    3. Growi

手順

以下のサイトを参考にしました。

Ubuntu 22.04にSnipe-IT資産管理ツールをインストールする方法– VITUX

(参照先では22.04ですが、その前のバージョンでもほぼこの手順通りでした。また、参照先ではmysqlなどを導入するよう指示がありましたが、既に稼働しているため飛ばしています)

PHPインストール

sudo add-apt-repository ppa:ondrej/php

sudo apt install -y php7.4-{opcache,pdo,bcmath,calendar,ctype,fileinfo,ftp,gd,intl,json,ldap,mbstring,mysqli,posix,readline,sockets,bz2,tokenizer,zip,curl,iconv,phar}
# 参照元のコマンドでを叩くとPHPバージョンを指定するよう言われたので、原稿環境のバージョン「7.4」を加えています。
インストール後、既存サービスの設定確認
sudo systemctl restart apache2

→ 再起動後、ZabbixやLycheeが正常に稼働していることを確認しました。

Snipe-IT用のDBを作成

sudo mysql -u root -p
CREATE DATABASE snipeit_db;
CREATE USER  'snipeit'@'localhost' IDENTIFIED WITH mysql_native_password BY '任意のパスワード';
GRANT ALL PRIVILEGES ON snipeit_db.* TO 'snipeit'@'localhost';
FLUSH PRIVILEGES;
exit

Snipe-ITダウンロード

cd /var/www/html
sudo git clone https://github.com/snipe/snipe-it snipe-it
cd /var/www/html/snipe-it

Snipe-IT サーバ設定

sudo cp .env.example .env
sudo vim .env
設定ファイル内容(編集内容)
APP_URL=marazion.corn.wall
APP_TIMEZONE='JST'
DB_CONNECTION=mysql
DB_HOST=127.0.0.1
DB_DATABASE=snipeit_db
DB_USERNAME=snipeit
DB_PASSWORD=設定したパスワード
DB_PREFIX=null
DB_DUMP_PATH='/usr/bin'
DB_CHARSET=utf8mb4
DB_COLLATION=utf8mb4_unicode_ci

Composerインストール

sudo su -
curl -sS https://getcomposer.org/installer | php
mv composer.phar /usr/local/bin/composer
cd /var/www/html/snipe-it/
exit
sudo composer update --no-plugins --no-scripts
sudo composer install --no-dev --prefer-source --no-plugins --no-scripts
sudo php artisan key:generate
sudo chown -R www-data:www-data /var/www/html/snipe-it
sudo chmod -R 755 /var/www/html/snipe-it

httpd仮想ファイル作成

vi /etc/apache2/sites-available/snipe-it.conf
設定ファイル内容

ここでは

  1. ServerNameで複数のバーチャルホストを定義
  2. Rewriteで強制的にhttps通信をさせる
  3. 書式をApache2.4に合わせる

を行っています。

<VirtualHost _default_:80>
 ServerName marazion.corn.wall
#Server名は読み替えてください。(ログの場所も同じ)
 RewriteEngine On
        RewriteCond %{HTTPS} off
        RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]
</VirtualHost>

<VirtualHost _default_:443>
 ServerName marazion.corn.wall
 CustomLog /var/log/apache2/marazion.corn.wall/access.log combined
 ErrorLog /var/log/apache2/marazion.corn.wall/error.log
#  ログの場所を別のディレクトリにしたい場合は予め作成します
  SSLEngine on
    SSLProtocol All -SSLv2 -SSLv3  -TLSv1
     SSLCipherSuite ECDHE-RSA-AES128-GCM-SHA256:ECDHE-ECDSA-AES128-GCM-SHA256:ECDHE-RSA-AES256-GCM-SHA384:ECDHE-ECDSA-AES256-GCM-SHA384:DHE-RSA-AES128-GCM-SHA256:DHE-DSS-AES128-GCM-SHA256:kEDH+AESGCM:ECDHE-RSA-AES128-SHA256:ECDHE-ECDSA-AES128-SHA256:ECDHE-RSA-AES128-SHA:ECDHE-ECDSA-AES128-SHA:ECDHE-RSA-AES256-SHA384:ECDHE-ECDSA-AES256-SHA384:ECDHE-RSA-AES256-SHA:ECDHE-ECDSA-AES256-SHA:DHE-RSA-AES128-SHA256:DHE-RSA-AES128-SHA:DHE-DSS-AES128-SHA256:DHE-RSA-AES256-SHA256:DHE-DSS-AES256-SHA:DHE-RSA-AES256-SHA:AES128-GCM-SHA256:AES256-GCM-SHA384:AES128-SHA256:AES256-SHA256:AES128-SHA:AES256-SHA:AES:CAMELLIA:DES-CBC3-SHA:!aNULL:!eNULL:!EXPORT:!DES:!RC4:!MD5:!PSK:!aECDH:!EDH-DSS-DES-CBC3-SHA:!EDH-RSA-DES-CBC3-SHA:!KRB5-DES-CBC3-SHA
    SSLCertificateFile /etc/certs/corn.wall.crt
    SSLCertificateKeyFile /etc/private/corn.wall.key
#mkcertで取得したローカル証明書と秘密鍵

  DocumentRoot /var/www/html/snipe-it/public
  <Directory /var/www/html/snipe-it/public>
    Options Indexes FollowSymLinks MultiViews
    Require all granted
</VirtualHost>                                                                                                                

設定ファイル反映

a2ensite snipe-it
apache2ctl configtest
 # → syntaxOKを確認
systemctl restart apache2.service

反映後、上記指定したドメインにアクセスすることでpre-flight checkが走り、

しっかり動くことを確認です。

ApacheによるGrowiサーバのリバースプロキシー化。

Growiの使い勝手が非常に良かったので、環境を整えました。

やりたいこと

  • 導入したGrowiサーバ、「IPアドレス:3000」ではなく「ドメイン名」でアクセスできるようにしたい。
  • 既にapacheで稼働しているLychee(フォトアルバム)やZabbixは平行稼働させたい。
  • ローカルとは言えSSL通信を行いたい。

やったこと

  1. hostファイル書き換え
  2. ローカルDNS登録
    1. これに即したSSL証明書をmkcertsで作成
  3. Apacheによるリバースプロキシー有効化
  4. 設定ファイル差し替え
  5. 動作確認

前提

以下の環境を導入済みです。

  • Kubuntu Linux 20.04
  • Apache 2.4
  • Growi 5.1

手順

※ディレクトリ、ドメインなどは個人の環境に読み替えてください。

host書き換え

sudo vi /etc/hosts
追記内容
127.0.0.1       localhost
127.0.0.1       paddington.corn.wall   paddington
# ※Ubuntuの環境では「127.0.1.1」となっていましたので、localhostと同じにします
127.0.0.1       chisataki.lyco.reco     chisataki
# ※別ドメインで通信を行いたいので、この行を追加しました

DNS登録

今回、新たに「lyco.reco」というローカルドメインを作成して「chisataki.lyco.reco」で名前解決できるようにしました。

参照:

mkcertsによるローカルSSL証明書発行

mkcertsを導入したサーバで、以下を発行します。

 mkcert -key-file lyco.reco.key.202208 -cert-file lyco.reco.cert.202208 lyco.reco chisataki.lyco.reco "*.lyco.reco"

この時に発行した証明書と秘密鍵をGrowiサーバの以下に格納します。

  • /etc/certs → 証明書
  • /etc/private → 秘密鍵

参照:

秘密鍵のシンボリックリンク化

証明書と秘密鍵を格納したサーバで

cd /etc/cets
sudo ln -s lyco.reco.cert.202208 lyco.reco.cert
​
cd /etc/private
sudo ln -s lyco.reco.key.202208 lyco.reco.key
# mkcertsの証明書は有効期限が3ヶ月と短いため、更新時にはリンクの貼り替えだけで済むようにあらかじめシンボリックリンクを設定します

としておきます。

リバースプロキシー有効化

sudo a2enmod proxy proxy_http proxy_wstunnel
sudo systemctl restart apache2.service

ログ格納ディレクトリ作成

sudo mkdir /var/log/apache/chisataki.lyco.reco
sudo chown -R www-data:www-data /var/log/apache/chisataki.lyco.reco

リバースプロキシー用apache設定ファイル作成

参考:

https://docs.growi.org/ja/admin-guide/getting-started/ubuntu-server.html

sudo vi /etc/apache2/sites-available/growi.conf
設定ファイル内容

※ServerNameやログなどは読み替えてください。

<VirtualHost _default_:80>
ServerName chisataki.lyco.reco
RewriteEngine On
      RewriteCond %{HTTPS} off
      RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]
</VirtualHost>

<VirtualHost _default_:443>
ServerName chisataki.lyco.reco
CustomLog /var/log/apache2/chisataki.lyco.reco/access.log combined
ErrorLog /var/log/apache2/chisataki.lyco.reco/error.log
SSLEngine on
  SSLProtocol All -SSLv2 -SSLv3 -TLSv1
    SSLCipherSuite ECDHE-RSA-AES128-GCM-SHA256:ECDHE-ECDSA-AES128-GCM-SHA256:ECDHE-RSA-AES256-GCM-SHA384:ECDHE-ECDSA-AES256-GCM-SHA384:DHE-RSA-AES128-GCM-SHA256:DHE-DSS-AES128-GCM-SHA256:kEDH+AESGCM:ECDHE-RSA-AES128-SHA256:ECDHE-ECDSA-AES128-SHA256:ECDHE-RSA-AES128-SHA:ECDHE-ECDSA-AES128-SHA:ECDHE-RSA-AES256-SHA384:ECDHE-ECDSA-AES256-SHA384:ECDHE-RSA-AES256-SHA:ECDHE-ECDSA-AES256-SHA:DHE-RSA-AES128-SHA256:DHE-RSA-AES128-SHA:DHE-DSS-AES128-SHA256:DHE-RSA-AES256-SHA256:DHE-DSS-AES256-SHA:DHE-RSA-AES256-SHA:AES128-GCM-SHA256:AES256-GCM-SHA384:AES128-SHA256:AES256-SHA256:AES128-SHA:AES256-SHA:AES:CAMELLIA:DES-CBC3-SHA:!aNULL:!eNULL:!EXPORT:!DES:!RC4:!MD5:!PSK:!aECDH:!EDH-DSS-DES-CBC3-SHA:!EDH-RSA-DES-CBC3-SHA:!KRB5-DES-CBC3-SHA
  SSLCertificateFile /etc/certs/lyco.reco.crt
  SSLCertificateKeyFile /etc/private/lyco.reco.key

  RewriteEngine On
  RewriteCond %{HTTP:Upgrade} websocket [NC]
  RewriteCond %{REQUEST_URI} ^/socket.io           [NC]
  RewriteCond %{QUERY_STRING} transport=websocket   [NC]
  RewriteRule /(.*) ws://localhost:3000/$1 [P,L]

  ProxyPass / http://localhost:3000/
  ProxyPassReverse / http://localhost:3000/

</VirtualHost>

設定ファイル有効化

sudo a2ensite growi

設定ファイル反映

sudo apache2ctl configtest
 # → syntax OK を確認します
sudo systemctl restart apache2.service

設定後、

「http://[ドメイン]」

にアクセスすることで

  • https通信へのリダイレクト
  • 指定したディレクトリにアクセスログが流れること

を確認しました。

ローカルredmineのSSL更新。

ローカルドメインでもSSL通信を可能にするmkcerts。それだけに有効期限は3ヶ月程度。

それを更新した時の手順です。

前提

こちらのようにSSL化しています。

また、mkcertsは以下の手順でインストールしています。

手順

mkcertsでの証明書更新

mkcert -key-file corn.wall.key.202208 -cert-file corn.wall.crt.202208 corn.wall penzance.corn.wall "*.corn.wall" 
openssl x509 -text -noout -in ./corn.wall.crt.202208 |grep DNS
# DNS:corn.wall, DNS:penzance.corn.wall, DNS:*.corn.wall と、入力したDNS名があることを確認します

こうしてできた証明書と秘密鍵を任意の方法でredmineサーバに転送します。

転送先:

  • 証明書: /etc/certs
  • 秘密鍵:/etc/private

redmineサーバでの更新

証明書の入れ替え

cd /etc/certs/
# apacheの設定ファイルで証明書を格納した場所
unlink corn.wall.crt
ln -s corn.wall.crt.202208  corn.wall.crt

秘密鍵の入れ替え

cd /etc/private/
# apacheの設定ファイルで秘密鍵を格納した場所
unlink corn.wall.key
ln -s corn.wall.key.202208  corn.wall.key

設定反映

apache2ctl configtest
# SyntaxOKを確認
systemctl restart apache2

前提で設定したとおり、apacheの設定ファイルはシンボリックリンクの証明書を参照するようにしています。

したがって、証明書更新の際にはリンクを張り替えるだけで更新ができるという次第です。

GrowiとGmailの連携。

Wiki + Markdownが軽快で新たなツールとなったGrowi。

Gmailでメール送信ができるように設定しました。

前提

Growiは構築済みです。

こちらを元に、Gmailアカウントの設定から、アプリパスワードを発行します。

手順

すべてブラウザ上で行います。また、管理者権限でログインします。

メールの設定画面に遷移します。

管理画面>アプリ設定>メールの設定までs樹住みます。

設定を変更します。

以下の通り変更、入力します。

  • Fromアドレス:任意のアドレスを入力
  • 送信方法:SMTP
  • ホスト:smtp.gmail.com
  • ポート:587
  • ユーザー:Gmailアカウント
  • パスワード:設定したアプリパスワード

設定後、「更新」をクリックします。

メール送信を確認します。

更新後、「テストメールを送信」をクリックし、

こちらのようなメールを受信すれば設定完了です。

療養時の“ロギング”。

本来、別の用途で作っていたこれがはからずも役立ちました。

外部からつながるredmine

上述したredmine、

スケジュールの他に「プロジェクト」に分け、様々なことを記録。Webアクセスできる環境ならばメモができる仕組みを整えていたのが幸いしました。

記録

ここに、以下のようにして、今回の療養について記録をしています。

日毎のチケット

「2022/07/11の記録」といったようにチケットを発行し、

  • 体温測定の記録
  • 食べたもの
  • 体調/症状
  • その他特記事項

を記していくという次第。

これなら、後で検索を行えますし、症状の改善/悪化を追うことができます。

なにより、この「療養」も立派なプロジェクトの一つ。成功と完遂を祈るばかりです。

メモ帳、追加。(UbuntuにGrowi導入)

以前、Dockerでいじっていたツールが思いの外有用そうだったので、オンプレ環境で作りました。

導入:Growi

いわゆるナレッジベースツールです。すでに

すでにknowledgeベースは入れているものの

  • 階層化でWikiを作ってくれる
  • エディタ周りが高機能
  • 日々の記録に便利そう

ということで、早速入れてみます。

インストールした環境

  • Chuwi Herobox Pro

既に以下の環境を導入済み

  • Linux 20.04
  • Apache
  • MySQL
  • Zabbix
  • WebアルバムLychee

参考にした記事:
https://qiita.com/BigTree777/items/4a67d36c4111a1fb50e7

手順

Node.jsをインストールします。

cd /hoge/
curl -sL https://deb.nodesource.com/setup_14.x -o nodesource_setup.sh
sudo bash nodesource_setup.sh
sudo apt install nodejs

npmを用いてyarnをインストールします。

sudo npm install -g yarn

Elasticsearchのインストール

wget -qO - https://artifacts.elastic.co/GPG-KEY-elasticsearch | sudo gpg --dearmor -o /usr/share/keyrings/elasticsearch-keyring.gpg
sudo apt-get install apt-transport-https
echo "deb [signed-by=/usr/share/keyrings/elasticsearch-keyring.gpg] https://artifacts.elastic.co/packages/7.x/apt stable main" | sudo tee /etc/apt/sources.list.d/elastic-7.x.list
sudo apt-get update && sudo apt-get install elasticsearch

Elasticsearchのメモリ変更

sudo vi /etc/elasticsearch/jvm.options
設定ファイル
# 任意の行に以下を追加
-Xms256m
-Xmx256m

ElasticSearchの自動起動有効化

sudo su -
systemctl start elasticsearch
systemctl enable elasticsearch

GROWIに必要なプラグインのインストール

sudo /usr/share/elasticsearch/bin/elasticsearch-plugin install analysis-kuromoji
sudo /usr/share/elasticsearch/bin/elasticsearch-plugin install analysis-icu

MongoDBのインストール

wget -qO - https://www.mongodb.org/static/pgp/server-4.4.asc | sudo apt-key add -
echo "deb [ arch=amd64,arm64 ] https://repo.mongodb.org/apt/ubuntu focal/mongodb-org/4.4 multiverse" | sudo tee /etc/apt/sources.list.d/mongodb-org-4.4.list
sudo apt update
sudo apt install -y mongodb-org=4.4.13 mongodb-org-server=4.4.13 mongodb-org-shell=4.4.13 mongodb-org-mongos=4.4.13 mongodb-org-tools=4.4.13

MongoDBのバージョン固定

※これをやらないと全文検索がうまくいかないとのこと

echo "mongodb-org hold" | sudo dpkg --set-selections
echo "mongodb-org-server hold" | sudo dpkg --set-selections
echo "mongodb-org-shell hold" | sudo dpkg --set-selections
echo "mongodb-org-mongos hold" | sudo dpkg --set-selections
echo "mongodb-org-tools hold" | sudo dpkg --set-selections

GROWIのインストール

sudo git clone https://github.com/weseek/growi /opt/growi
cd /opt/growi

sudo git checkout -b v5.0.5 refs/tags/v5.0.5
sudo yarn

以降、参考にした記事:
https://qiita.com/hawk777/items/0916024c1bd7b24904ae

systemdスクリプトの作成

sudo vi /etc/systemd/system/growi.service
スクリプト内容
[Unit]
Description = growi
After=network-online.target mongod.service
ConditionPathExists=/opt/growi

[Service]
ExecStart=/opt/growi/growi-start.sh
Restart=no
Type=simple

[Install]
WantedBy=multi-user.target
chown root:root /etc/systemd/system/growi.service
chmod 644 /etc/systemd/system/growi.service

起動スクリプトの作成

sudo vi /opt/growi/growi-start.sh
スクリプト内容
#!/bin/sh
cd /opt/growi
MONGO_URI=mongodb://localhost:27017/growi \
ELASTICSEARCH_URI=http://localhost:9200/growi \
MATHJAX=1 \
PASSWORD_SEED=[任意の文字列] \
npm start

権限変更

sudo chmod +x /opt/growi/growi-start.sh

デーモン化、起動確認

sudo systemctl daemon-reload
sudo systemctl start growi.service
sudo systemctl status growi.service

※起動するまで5分ぐらいかかりました。

起動後、http://[アドレス]:3000

でログインできました。

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