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平安神宮の夜桜。(2011年4月10日)

今年の桜は気がつけば咲いていて、すぐに雨やら曇りやら……。 楽しめる時期が短かった分、長く楽しめた年の桜をご紹介します。

知り合いの伝手で「平安神宮ライトアップ」のチケットを入手。こんな素晴らしい機会を逃すわけがなく。喜び勇んで京都へと出かけました。

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夜のイベントに備えているといった趣の山門。時間が経ち、とっぷりと日が沈むと――

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そこには素晴らしい景色が待っていました。漆黒の夜空に光るピンク色の桜。それを反射する池。

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平安貴族も見たことが無いであろう光景は息を呑むほどでした。

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空を覆うばかりに咲き乱れる枝垂れ桜。贅沢な時間を味わっていたんだと、感慨深いものがあります。

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宿へ向かう途上、清水寺に立ち寄り、やはりライトアップされた風景を撮影。京都はいつ行っても新たな発見があります。

厳島神社の回廊。

宮島は土日に滞在し、日曜の夕方に飛行機で帰宅。数時間で東京まで移動できるとは、本当に凄いなと思います。

さて、土曜日に宮島に到着しておきながら厳島神社の本堂を参拝したのは日曜日のお昼になってからでした。

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それまでは適度に買い物。焼きたてのもみじ饅頭は表面がわずかに堅く、香ばしさと記事の柔らかさ、餡の甘さが最高でした。この出来立ての美味しさを知ってしまったら、お土産に買うのが逆に憚られるほどでした。

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お昼頃、潮がいい感じに満ちてきたので、いよいよ参拝。境内では梅が咲いていました。なんでも、すでに東京では桜が開花したそうで……。

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横から見た神社。先の日記で述べたように「御神体である宮島に神社を建てられない」と海上に祀ったのがそもそもの始まり。なので、フランスのモン・サン・ミッシェルや英国のセント・マイケルズ・マウントと同じく「海上神殿」に位置づけられています。

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内部の回廊は水をたたえており、より一層「海の上」ということを意識させられます。

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舞台からみる本殿。この対称性の美しさはため息が出ます。

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逆に、本殿から舞台方面を見たもの。建立されてから1400年以上の時が流れているのに、しっかりと維持されている伝統の重みを板の輝きに見ました。

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境内と大鳥居。どんな台風が来てもそのたびに再建する、そんな先人の努力の元、今もこうして見られるのは、とても有難いことです。

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能舞台の向こうに現れる大鳥居。満ち干きが激しい9月ごろは、通路がヒタヒタになるぐらいまで水井が上がるようで、またその風景を見たいものです。

続・クローズアップ・厳島神社。

昨日の続き。「宿泊先が宮島」なので、ナイトクルーズにも参加してみました。

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ナイトクルーズです。まだ満潮の時間ではないのですが、「正式な参道」である海から更に厳島神社を見ようという趣向。

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時間にして15分ほど。屋形船の真っ正面にあの鳥居が見えてきました。

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船上からの眺め。昼は鳥居をくぐり抜けられるほどの距離でしたが、今回は結構離れている分、全体が見渡せました。

それから桟橋に戻って、まだ潮が満ちていない境内を訪れます。

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この、圧倒的な大きさに唖然としました。漆黒の夜空にそびえたつ朱の門は「神の島への入り口」として相応しい姿をたたえています。

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少し離れた位置から、「クロスプロセス」フィルターを使って撮影。

「夜、現地で泊まる」事により、写真やテレビで見られない宮島の姿を垣間見ることができた感じです。

旅行で食べたもの、入手したもの。(2013年1月12日~1月13日)

今回の旅行では、「食べ物が充実していた」というのが最大の収穫。

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冬の富山湾で穫れる白海老のお刺身。関東圏ではよほどの場所でしか食べられない貴重な品です。

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白川郷で特に印象に残っていたのはぜんざい。トチ餅入りで、甘さもちょうど良く。付け合わせの漬け物類も滋味あふれるもの。とても暖まりました。

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ちらし寿司とお刺身のセット。どの具も美味しいのは間違いないのですが、貝類とブリの身の濃さには感嘆するばかりです。

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そして、今回の旅でのおみやげはさるぼぼのストラップ。さり気ないデザインはいい感じです。

「初日に風邪を引く」というトラブルはあったものの、全般的にゆったりとした素晴らしい旅行でした。

白川郷の風景。(2013年1月13日)

懸念していた体調不良はおいしい食事と睡眠で快復。13日の日曜日はバスを使って白川郷に行くことにしました。

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展望台からの風景。白銀の世界に合掌造の建物が映えます。

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早速、今までやりたかった「ミニチュアフィルターを使っての撮影」をやってみました。こうやってみると、プラモデルやジオラマの世界です。

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一部雪が溶けて、顔のようになってる建物もあります。

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枯れた水田が鏡のようになっており、ひし形を形作っていました。

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雪がかぶった木から撮影。雲に覆われているような錯覚を得ます。

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道ばたの桶にはナナカマド。氷との調和が冬ならではの情景となっています。

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実際に雪は降っていないのですが、木に残っている雪が「あたかも降っているような錯覚」を覚えます。

そんなこんなで、4年振りの白川郷はゆったりと楽しめました。

2013年最初の旅行-金沢への移動(2013年1月12日)

今年初の旅行は列車で行く北陸の旅。

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クリスマスプレゼントに頂いた紅茶を入れ、新幹線~特急と乗り継いでいきます。

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「特急はくたか」からの雪国の景色はそれは素晴らしいものでした。途中の長いトンネルが多かったのですが、それは仕方なし。

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駅弁に頂いたのは新潟の米と牛肉を使ったお弁当。甘辛い味付けが美味しかったです。

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そうして、加賀百万石は金沢駅に到着。この日はあいにくの雨。そして、不摂生が祟ったのか発熱というていたらく。

結局、この日は移動だけで終わったわけで…。

京都・正伝寺の風景。(2010年12月29日)

平年はこの時期、京都に訪れているのですが…… 忌中につき神社仏閣は禁じられています。

結構フラストレーションが溜まりますが、ここ最近は疲れが癒えきっていないというのも問題。家でできることは写真の整理やらゲームぐらいなわけで。

と言う事で、今日のエントリーは僕の好きな寺を紹介です。

京都・正伝寺。京都駅からバスに揺られる事45分程度。北西の外れにあるこの寺は、北村薫氏の小説『冬のオペラ』にも出てきます。

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すごくひなびた山の中。浮き世の垢を洗い落としてくれるような感覚です。

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堂内の撮影が出来るのは縁側と庭園のみ。ここの天井は、宝泉院と同じく血天井が奉納されています。

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竜安寺石庭の「虎の子渡し」に呼応して「竜の子渡し」。また、枯山水のみで箱庭が完成されている竜安寺と異なり、ここは叡山を借景としています。

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こんな風に、寝そべって眺めるのも悪くありません。

1年前の京都。(2011年12月13日)

写真を整理していたら、京都の写真を見つけました。約1年前ぐらいに、父と一緒に訪れた京都の写真です。

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ちょうど、その頃は精神的に病んでいて体を崩していました。「気分転換になるから」と誘ってくれた父。それから一年経たないうちに、あんな事になるとは……

500枚近く撮った写真の中に、ただ一つも父の姿を収めていないという事実もまた後悔です。

「したりとて 石に布団は 着せられず」

とはよく言ったものです。

紅葉の整理。(2010年10月30日・大沼公園)

今年は理由があって紅葉を楽しむ事が出来ません。(色づき始めた奥日光は訪れましたが

なので、ここ最近で印象に残っていた紅葉の写真――函館から電車に揺られる事小一時間の大沼公園です。

天気の具合も、紅葉の色も完璧でした。短い北海道の秋を存分に楽しめました。

特に、水の色がとてもクリアだったので、水面との調和が美しかったです。

公園の外れで撮影。一枚で全ての季節が味わえたような感覚です。

苔むした林道に落ち葉を逆光が照らすという、何とも贅沢で幻想的な光景をカメラに収められた事は幸せでした。

おまけ。名物の函館の夜景です。広くて明るいパンケーキレンズの面目躍如と言ったところでした。

東武ワールドスクウェアに行ってきました。-日本-

東武ワールドスクウェアの写真は、ひとまず今回で終わり。(今まではこちら。現代日本アメリカ・エジプトヨーロッパ)現代日本が東京だったのに対し、このコーナーは西日本が中心です。

奈良、春日大社とは渋いチョイスです。石灯籠や提灯、本当に執念とも言えるディティールです。

初詣のようで、多くの参拝客で賑わっています。「人形」を巧みに配置することで建物に物語を持たせるというコンセプトは素晴らしいです。

世界最古の木造建築、法隆寺。こうして俯瞰してみると、回廊や本堂の作りの巧みさに驚かされます。

薬師寺の塔と東京スカイツリー、夢の共演。

鹿苑寺金閣。撮影した日は天気も良かったので、実物と同じぐらいの水面の反射を見せていました。そして、良く見ると

トンボが休んでいました。このトンボを実際の金閣と同じスケールにしたら京都市内は大パニックでしょうねぇ。

平家の鎮守にして、水上世界遺産『厳島神社』。ヘリコプターを使って全体を眺めているかのような光景に惚れ惚れします。

こちらは「日本の四季」のイメージ図。東武鉄道のスペーシアが走っているのは、そこは親会社の面目躍如といったところでしょう。

取り敢えず、全4回に分けてお送りしましたが、まだまだ見所はあります。

アジアゾーンは改修中のため、それが終わったらまたじっくりと写真撮影を行いたいです。次回は「ミニチュアフィルター」を使ってミニチュアを撮影するという地味な目標も出来ましたし。

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