概要

メインで使っているRedmineのバージョンは4.2ですが、OSのEOL等に備えて5.1での検証を始めました。

そんな中、活用しているプラグインが使えないのでその対処を行いました。

問題となったプラグイン

こちら、2024/01/19現在、Redmine5.1でインストールできませんでした。

  • チケットを発行するときの定型文を入れたい
  • プロジェクトによっては既に内容が決まっているとなおよい

をモットーにしているだけに、このプラグインが利用できないのはバージョンアップの大きな障害となります。

それを解決するため、RedmineViewCustomizeを使いました。

試した環境

  • Ubuntu 22.04
  • Redmine 5.1
  • Ruby 3.0
  • Apache / ModPassanger
  • 要:ViewCustomizeインストール

https://atelier.reisalin.com/projects/zettel/knowledgebase/articles/31

手順

  1. Redmineに管理者権限でログインします。
  2. 管理>表示のカスタマイズに進みます。
  3. 新しい表示のカスタマイズをクリックします。
  4. 以下の通り、コードを挿入します。

パスのパターン

  • 空白
  • 全プロジェクト

プロジェクトのパターン

空白

挿入位置

全ページのヘッダ

種別

JavaScript

コード

$(function() {
// チケット作成画面のみ対象
if ($('#issue-form').length > 0 && $('#issue_subject').val() == '') {
// 件名の先頭に定型文を追加
$('#issue_subject').val('[起票:] 『件名』(期日:) ');
// 説明に本文を追加 (自身が使うパターンで使ってください。\nで改行を入れられます。)
$('#issue_description').val('### 概要\n\n### 依頼者\n\n### 締切概算\n\n### あるべきゴール\n\n### まずすべきこと\n\n- [ ]');
}
});

コメント

チケット作成時にタイトルを追加


設定反映確認

  1. 任意のプロジェクトで新しいチケットを発行します。
  2. 以下のように自動的にタイトルと説明が入っていればOKです。