小箱ボードゲームの中でも好きな部類に入る作品『真打』がリファインされたという印象です。
外観と内容
カードのみの潔いコンポーネントは変わらず。
落語の内容をそのままズバリと表したデザインはそのままでした。(オリジナル版では4だった『死神』が13と忌み数にグレードアップされているのも高ポイントです。
ノーマル版との比較
なんといってもカードがサイズアップしたこと。市販のスリーブに入れて保存できるのは思いのほか大きかったです。
そして、各カードが1枚ずつになっているのも特徴的でした。
ソロルール
今回、これを購入した最大の理由は「ソロ専用ルール」が備わっていること。
- 18枚のユニークな演目カードをルールに従って振り分けていくフェイズ
- これを元にネタを高座にかけ、トリの座を争うフェイズ
に分かれています。振り分けられた演目はカウントできるものの、ランダム勝浦向きに配置されるため「どのネタで勝負するか」は「前の落語会でトリを逃さないと」できません。
そのため、確率やカウンティング、そしてあらかじめ定められたセットコレクションを定めながらネタを選んでいきます。
こちらが全8回の落語会の結果。うまく大ネタをかけていき、トリを5回もつとめたにも関わらず、点数評価は「前座級」。
最初の振り分けの時点でセットコレクションを意識する必要がありました。
まとめ
- 落語という好きなテーマ
- 覚えやすいルール
- いかに勝つか負けるかの線引きの悩ましさ
が楽しかったオリジナルがリファインされたのは素晴らしかったです。何よりも一人でプレイできるのが最高でした。