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2024年5月、ボードゲーム会で遊んだ作品。

ゴールデンウィークに引き続き、今回は3人でボードゲーム会を行いました。

タイガー&ドラゴン

3回の内、2回連続で高得点を上がり切り勝利。

Dive!

受けが良かった作品。サクサク進んでジレンマと視覚に騙されてしまう作品です。

統率者戦

構築済みデッキそのままの戦い。17/17の手がかり9体を含む総攻撃を全て捌かれての敗北。

この一撃は伸るか反るかだったので、失敗しても悔いは無いか達です。

ことりファイト!

  • エリアマジョリティ
  • バッティング
  • 損切り
  • バースト

が絶妙に詰まった小箱の傑作。1R目は解消しましたが、2R目に大きく失速して敗北です。

宝石の煌めき

ここのところ、2人用『デュエル』ばかりだったので、運の要素がそぎ落とされたこちらは逆に新鮮な気持ちになれました。

貴族3人訪問という快挙で勝利です。

サラダマスター

野菜の成分表で戦うカードゲーム。一歩及ばずの敗北です。

カム・セイル・アウェイ!

コンポーネントの大きさと裏腹に、インスト込みでも1時間で終わるナイスゲーム。

こちらも参加者の受けが良かったです。

今回は施設の早取りを目指し、そのアド差で勝利です。

ハーヴェイシャス

ジレンマのお手本みたいなゲーム。

自分は日和って点数が低く終わりました。残り2人はタイブレークまでもつれ込みです。

恋文

『Love Letter』のバリエーション。こちらは「家老死」というバーストルールが特徴的。

2023年GWボードゲーム会で遊んだ作品。

こちらぶりとなる比較的人数が多いボードゲーム会。

大型連休中ということもあり、長く楽しむことができました。

持ち込んだ作品ピックアップ

ブラッディ・イン

  1. 宿泊客を招き入れる。
  2. 宿泊客を買収する。
  3. チェックイン時とチェックイン後で宿泊客の数が違う。
  4. なぜか宿屋の懐が膨らんでいる

の不謹慎ゲーム。システム自体はとても良くできているのがまた楽しいです。終始、不穏な言葉で盛り上がっていました。

Dive!

これまたコンポーネントが好評でした。特に2ゲーム目のライトオプションが難易度を高くしていました。

キャンバス

  • シンプルなルール
  • とかく映えるコンポーネント
  • できあがった「作品」の品評

などが本当に楽しいゲーム。追加した投票システムもいいアクセントになってくれました。

ポンペイ滅亡

歴史的に有名な事件を舞台にした不謹慎ゲーム。

人を増やした後に迫り来る溶岩から人を避難させるその様は、街の滅亡を追体験するかのようでした。

Aqua Garden

何度か言及している水族館経営ゲームをようやく4人で回すことができました。

サメに特化したプレイヤーが恐るべき得点を叩き出してたのが印象的です。

サラダマスター

「お題に合いそうな野菜/穀物/果物を場に出すだけ」の簡単ルールでありながら、盛り上がりが尋常ではありませんでした。

ボドゲ会のスターターとして、あるいはアイスブレイクや時間調整として小回りが利く作品。

こちらは改めて別に紹介の機会を設けます。

反射とフィルタ。

新しく購入したOLYMPUSのE-P7。

カメラビルトインのフィルタ機能により、撮影と同時にレタッチを行えるのが魅力です。

今回、それを用いて、前に撮った素材を試してみました。

レフ板+海面シート(ボードゲーム『Dive!』)

フィギュアの背面にボードゲーム『Dive!』の海面シート、その背後にレフ板を合わせ、海面を表現。ここまでは前と同じ

そこに、百均のワイヤーライトで明かりを作り、フィルタを用いて周囲をぼかしています。

レフ板+ハーバリウム+海面シート(ボードゲーム『Dive!』)

更に応用です。アルミホイルの反射で海っぽくなるなら、ガラスでは水中らしくなるのではと以前作成したハーバリウムをあわせました。

光の反射やら透過が更にいい感じになりました。

まとめにかえて

このフィギュアを「どうやって水中っぽく撮るか」は去年から気にしていたテーマではありますが

  • 背景
  • 光源
  • 構図

を変えることでかなり変わる思ったなど。

年末年始のボードゲーム-1- 2021年のボードゲーム納め

2021年末と2022年の正月はボードゲーム三昧でした。

それを振り返っていきます。まずは、友人とのボードゲーム納めから。

Dive!

記事でも言及した海面シートのサメの有無を当てていくゲーム。こちら、最初にルールを間違えていました。(深海に入るとウミガメの力を借りることでのみ進むと思っていた)

その後、正しいルールで全員ゴールまで進むと判明。

拡張「海のオトモダチ」ルールは若干の刺激を与える良拡張です。

旅のあと

通常のタイル配置と異なり、

  • 場所を示すチップを個人ボードに配置
  • 特定の場所と形が一致して、共通ボードに空きがあれば底にタイルが配置される

のが非常に特徴的。できるだけ「先行プレイヤーが『確定させた』タイルに沿うほど高得点」が得られる、半協力ゲームとなっていました。

プレイした友人からも難易度もちょうど良く、デジタルのパズルゲームと違ってスピード制限がないのもよいとの好評をいただきました。

Aqua Garden

対人戦では初となります。

ソロと異なり広告イベントや移動できるマスに制限がないから自由度が楽…… とはなりませんでした。

海の生き物は有限ですから、狙いたいものが次々に取られていきます。自分は餌やりイベントのセットが間に合わなかったから負けを喫しました。

でも、ゲームが進むごとに華やかになる盤面は美しかったです。

宝石の煌めき

3人での対戦は初となります。

「とかく宝石トークンが枯渇する」

厳しい戦いでした。そんな中で自分は「貴族を狙わずLv.3の発展カードでの得点」を狙う戦略に特化。

それが功を奏して1~2手早くクリア条件15点に達しました。

2021年での一番のお気に入りゲームだったから、目論見通りに勝利できたことは最高です。

他に……

  • 宝石がいっぱい!
  • Love Letter

と、「今年遊んだボードゲーム」縛りでのオフラインゲーム会となりました。

ライトゲーマーがいたので今回は重めで言語依存のあるゲームはほぼなし。

それでもみっちりと楽しめたの、バリエーションのあるゲーム群を買っておいてよかったです。

ボードゲーム『Dive!』感想

単純なゲームシステムを斬新なコンポーネントで表現した、まさに「アナログならでは」のボードゲームです。

概要

プレイヤーは絶海の孤島に住む若者。伝統の通過儀礼へと挑みます。

  • 危険なサメをかいくぐり
  • 時にはウミガメやマンタの力を借り

誰よりも早く、深く潜っていきゴールを目指します。

ゲームシステム-1- ゲームの流れ

システムは比較的単純です。

  1. ついたての裏側で隠し、上から最大5層まで海層にサメがいるかいないかを判断しながらトークンを置く。(このトークンは重ねることができます)
  2. 全員が判断したらついたてをオープンする。
  3. 海面シートを1枚ずつめくってサメの有無のチェックをする。(全員外すか誰かが全て当てるまで)
  4. 当たった数に応じて潜っていく。(自分の駒を進めていく)

を繰り返し、最初に特定のマスに進めたプレイヤーの勝利となります。

ゲームシステム-2- 速さの概念

先の事前判断を示すトークンは1~5までの数字:速度が書かれています。これは海層に描かれている

  • ウミガメ(追加で1マス潜れる)
  • アカウミガメ(追加で2マス潜れる)
  • マンタ(一番深く潜っているプレイヤーの手前まで潜れる)

の力を借りるのに必要なもの。その海層で一番大きな速度を出したプレイヤーだけがその恩恵に与ることができます。

追加の潜水力は思いのほかアドバンテージが大きく、トークンを重ねてでも行う価値があります。

良かったと思った点

「発想の勝利」と言うべき海面シート

「透明なシートを積み重ねて海面を表現する」視覚のインパクトは思った以上です。合間合間にタコの触手や大鯨が描かれていて、今、自分たちが海に潜っているんだとイメージさせるゲームのフレーバーとしては申し分ありません。

また、これを重ねることで人の視覚はかなり騙されます。「この海域にサメはいるだろう」と判断したにもかかわらず、その1枚上や下だったときのガッカリ感は本ゲームの最大の醍醐味と言えます。

シートにいくつか空いている穴も判断力をいい感じに判断力を鈍らせてくれます。

追加ルール:「光源」の悩ましさ

これは是非とも追加いただきたいルールです。海面シートの層の下にライトを配置することで、より深海度が増して判断が難しくなります。

終盤の制限

シートが薄くなってくる終盤にもなれば、プレイヤーの多くが「深海」に到達します。このとき、追加ボーナスに制限が加わります。(全問正解しなければ追加で進めないのです!) 「より確実に深みに潜る」ため、より慎重な見極めが必要になります。

やや難点だと思ったところ

海面シートの取り扱い

ランダム性をもたらすため、海面シートをシャッフルする必要がありますが、これが指紋がつきやすいのです。4~5ゲーム終わらせた後のメンテナンスは欠かせません。

ソロプレイの理不尽さ

ソロプレイモードはボット(村おさ)が相手。「必ず全問正解する」トンデモ仕様のため、それに打ち勝つのは困難極まりありません。

まとめ

  • コンパクトなのに見栄え抜群のコンポーネント
  • それに一致したシステム
  • 覚えやすく盛り上がるルール
  • サクサク進むテンポ
  • 程よく終わるプレイ時間

など、ライトユーザーを引き込み、経験者でもしっかり楽しめます。特に、自分の視覚と判断力を信じ切って正解したときの快感は相当のもの。多くのボードゲームがデジタル化されている中、敢えてアナログでしか再現できないゲームを作ったデザイナーに最大限の敬意を表したいと思います。

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