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Chuwi herobox proのLinuxサーバー化(準備編-2-)

こちらの続き。SSH接続できるようにしていきます。

作業メモ

最初のアップデートを行います。

sudo su -
aptitude update
aptitude upgrade

これには多少時間がかかります。

アップデート後、再起動を行います。

reboot

再起動後、heroboxを有線接続できるようにします。

sudo su -
aptitude install linux-image-oem-20.04d
reboot

カーネルを差し替え、オンボードNICを認識させる作業を行います。作業後、再起動をします。

接続を有線に切り替え、IPアドレスを固定します。

こちらに関してはGUIメニューで行いました。また、以下の作業も追加しています。

  • DNSサーバの向き先を自室内のDNSに切り替える
  • IPv6を無効化する

追加作業:DNS登録

ローカルDNSに上記で固定したIPアドレスを登録します。登録後

  • 登録した名前でIPアドレスが解決できること
  • 登録した名前にpingが返ってくること

を確認します。

sshを導入します。

aptitude install ssh

ローカル環境のため、公開鍵暗号の設定は割愛です。

クライアントからSSH接続できることを確認します。

ここまで確認できればディスプレイ接続もキーボード/マウスも不要です。LANケーブルと電源が接続された状態で固定します。

次は、別途、クライアントターミナルからサーバの基本設定を行っていきます。

Chuwi herobox proのLinuxサーバー化(準備編-1-)

こちらを進めるにあたり、まずは物理的な設定を行います。

SSD増設

この機体は、このサイズでありながらSSDスロットがあります。

  1. 蓋を開ける
  2. 固定スペースを取り外す
  3. SSDをコネクタに差し込む
  4. 固定スペースを取り付ける
  5. 蓋を閉める

の順番でSSD取り付け。

インストール前準備

(割と初歩的ですけれど、)こちらが必要です。

  • ディスプレイとケーブル(アナログかHDMIが利用可能)
  • キーボードとマウス
  • 有線と無線のブロードバンド環境
  • LANケーブル
  • Linuxインストールメディア(Rufusを用いてLinuxMint 20.03のブートディスクを作成しました)

インストール

LinuxMintのインストールを行いますが、上述しているようにSSDを取り付けているので、ちょっとした作業が必要でした。

無線LAN設定

Linux Mint 20.03は最初の段階ではherobox proの有線LANを認識しません。なので、無線接続を行い、ブロードバンド環境に接続します。

ディスクパーティション

ディスクの設定はカスタムです。Linuxからは

  • sda :増設した1TBのSSD
  • sdb :最初に備わっている256GBのSSDとして見えています。

これを以下のように設定しました。

sda

すべてを/varに割り当てます。(Webサーバとして運用するため)

sdb

  • 1GBほど、/efiで切ります。(これがないと正常にブートできませんでした
  • 4GBほどをスワップ領域に割り当てます。
  • 残り全ては/として用います。

そうしてディスクのインストールが完了し、

まずはLinuxにログインができるようになりました。

次はSSH接続できるまでを実施します。

自宅サーバ増設と今後の予定。

こちらの件を一歩進めました。

Chuwi Herobox pro到着

結局、現行2台と同じ機種にしました。

  • ファンレス無音
  • 省電力
  • 夏、日中にエアコンを切っていても稼働していた

などの実績からこちらです。

To Do

redmineのリストア

まっさらの機体が手に入ったので、「自宅環境のコアとなっているシステム」redmineが別の機体でも移行できるかを試します。

フォトアルバムリプレース

現状、Lycheeを使っておりますが、このほかのフォトアルバムも検証します。

Nextcloud検証

上記の後の本命。自宅にDropbox的なオンラインストレージを用意することでデータの冗長化を目指します。

2022年上半期、買ったもの。

2022年もいよいよ折り返し。

今年は結構大きめの買い物がありました。

OLYMPUS E-P7

「オリンパスのカメラを手に虹を撮る」初夢がきっかけで以前使っていたカメラを引っ張り出したら「このレンズの魅力は引き出せる」思い、カメラも新調。

  • 多彩なフィルター
  • 圧倒的な軽さ

と、街歩きにもってこいなカメラです。

iPad mini 6 & Apple Pencil

これはリプレースしたもの。特にApple Pencilは「側面につければそのまま充電」により、運用がとても楽になりました。

また、大容量ストレージにより電子書籍閲覧も快適です。

Chuwi Herobox

こちらは「新たなインフラ基盤」です。redmineによるスケジュール管理や各種データの保存がとても便利だったので専用機を導入。

  • コンパクトで
  • ディスプレイの裏にマウントでき
  • ファンレスの静音設計

と、家庭内サーバに求められる機能を全て持っていて、

  • Redmine
  • ローカルDNS
  • Webアルバム
  • Zabbix

を入れて自宅内のサーバ機能が充実しました。

Chromebook Duet 560

こちらは今月。

こちらは店頭で見かけて即買ったというもの。キックスタンド型やらmicroSDスロットがついてないなど、自分が最初にChromebookを買ったときの要件から外れていましたけれど

  • 8GB / 256GBの高性能
  • 臨場感たっぷりのサウンド
  • 視野角が広くベゼルが狭いために没入感たっぷり

と、出先でのエンタメにもジウうに分な活躍を見せています。

と、以上4つ。下半期もどんなガジェットに会えるのやら。

2台目の自宅サーバ。(Chuwi Herobox Pro 2台目)

先週手に入れたChuwi Herobox Pro。

  • 取り回しが良く
  • 無音
  • 小型

ということで、こうなりました。

2台目、到着。

2台構成にすることにより、相互にバックアップを取ることができるとの判断です。

そして、もう一台置いてもスペースを取らないコンパクトさも購入のハードルを下げました。

改めての開封確認

小型ながら、インタフェースの多さには驚かされます。

  • USB3.0 ×2
  • USB2.0 ×2
  • Micro SDカードスロット

それに加えて蓋を開けるとSSDをそのまま取り付け可能。ホームユースとしては必要十分な容量が確保できます。(今回は1TBのSSDを同時に注文しました)

OSインストール

1台目がLinux Mintだったので、こちらはKubuntuにしました。

画像

カーネルを差し替えることなく有線が認識。

早速、DNSを構築してそれぞれの向き先も変更です。

今後の展望

こちらはDNSだけではなく

  • Zabbixサーバの本番運用
  • redmineのバックアップ先
  • メディアサーバ

と、別のことにチャレンジします。

Chuwi Heroboxの有線接続化とNASマウント。

既知の問題点

  • 小さい
  • 無音
  • それでいて拡張性がある

ということで使い始めているChuwi Herobox Pro。Linuxを運用する上で

「オンボードNICを認識しない」

という問題点がありました。それを解決するために検索していたらUbuntu 20.04にはHeroboxに適合するドライバが入っていないとの情報にたどり着きました。

解決

以下の方法で解決しました。なお、入っているOSはLinux Mint 20.03(una)です。

  1. 無線LAN接続設定無効化
  2. 以下のコマンドを実行
aptitude install linux-image-oem-20.04d

機器再起動後、無事に有線接続を確認。後は無線に入れ込んでいたIPアドレス設定を施せば完了です。

こうして、接続も安定化したのでもう一つの解決策にも着手します。

NASのマウントとバックアップ向き先変更

先日、「MySQLのバックアップ先をUSBメモリにする」暫定作を書きましたが、もっと容量があって冗長化されているところ:NASに変更します。

これを元にNASをマウント。mysqlのバックアップ先も以下のように変更します。

#!/bin/sh

SHELL=/bin/sh
PATH=/usr/local/sbin:/usr/local/bin:/sbin:/bin:/usr/sbin:/usr/bin

cd /home/manualmaton/bin
mysqldump --defaults-extra-file=dbaccess.conf --no-tablespaces -h localhost redmine > /path/to/NAS/Directory/redmine_backup.`date +%Y%m%d`

これで、平常時のDBバックアップもうまくいきました。

後は、redmine全体のバックアップ設計を考えていきます。

Chuwi HeroboxにLinux Mintをインストール。

導入したファンレス小型PC・Chuwi HeroboxにはWindows 10がプリインストールされておりますが、それは日の目を見ることはありませんでした。

OSインストール

今回はUbuntu系で比較的軽いLinux Mintを使いました。

下準備

  1. Linux Mint公式サイトからISOイメージをダウンロードします。
  2. RufusでUSBブートディスクを作ります。
  3. Heroboxに500GBのSSDを接続します。

インストール

redmine専用サーバにするため、ディスクの割り当ては

  • 増設した500GB SSD:/var
  • 元々の256GB SSD:/ およびスワップ

としてOSインストールは完了。

固有の問題

問題なく動きましたけれどLinux Mintのファームウェアの関係か、有線LANを認識してくれませんでした。

無線LANで運用するのでそこは割り切ります。

Linux Mint初期設定

以下を施しました。

  1. aptitude updage → upgradeでパッケージを更新
  2. IPアドレスを固定
  3. 以前作成していたローカルDNSサーバ設定
  4. それに伴いIPv6を無効化

後はSSHを入れてWindowsターミナルから接続を確認しました。

次はredmineとプラグインのインストールです。

redmine専用サーバ導入。(Chuwi Herobox Pro開封)

以前の思考実験の続きです。

自分が思っていた以上にredmineに依存していたことが分かり、「専用のサーバを新たに立てる必要がある」という結論。

そこで、その時に挙げた条件を満たすPCが見つかりましたので入手しました。

Chuwi Herobox Pro

CPUはそれなりですが

  • ファンレス・省電力設計
  • 無線LANもあるのでIPを複数つけられる
  • Webサーバには十分な8GBメモリ
  • SSDを別に搭載可能。
  • MicroSDスロットがあるため冗長化できる

と、カタログスペックは十分です。また、このメーカーのWindowsタブレットはお世話になったので、そこを信じました。

開封

驚くほど小ぶりなパッケージ。フィギュアと並べてもこの通りです。

SSDスロット

蓋を開けるとSATAのSSDを格納できるスペースがありました。そこに500GBのSSDを取り付けることにします。

今後の計画

以下を実施し、随時アップデートしていきます。

  1. HeroboxにLinuxをインストール
  2. Linuxの基本設定
  3. Redmineのインストール

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