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2024年1月の連休の差しゲーム。

友人との差しボードゲームはこんな内容です。

ニュースボーイ

インストしながらのプレイではありましたが、かなりサクサク進みました。

1回目は酷い得点差で敗北。2戦目は下のカラーボーナスを狙い、相手はエリアボーナスを埋めていきます。

結果は同点でしたがタイブレーク(ストライキを行った回数)により、勝利。

カム・セイル・アウェイ!

上記、『ニュースボーイ』と同じ作者の作品。カードの偏りがうまくいかない中、客室を埋めていき、

点数は同じ。しかしながら、タイブレークでの敗北という結果になりました。

宝石の煌めき デュエル

二戦連続で行いました。

  • 一戦目:サファイア10点の戦略が決まって勝利。
  • 二戦目:後1手でエメラルド10点が通るという寸前で……
    • 王冠付きのカードを取得される。
    • それにより貴族訪問、効果は「連続ターン」
    • 更に4点のカードが取られ

二戦目、22点を先取され逆転。たった一手での敗北となりました。

実力が伯仲する相手と遊ぶというのは実に良いものです。

2023年11月のボードゲーム記録(1:差しゲー)

連休を利用してのボードゲームはタイマンプレイでした。

グラスロード

グラスロード

インストを含めての2人プレイ。

  • 資源管理
  • タイルプレースメント
  • 建物コンボ
  • バッティング
  • バリアブルフェイズオーダー

などがいくつも絡んだ作品。ベスト人数は4人とのことでしたが、あまりゲーム慣れしていない人には2人がちょうどいいと思った次第です。

クランズオブカレドニア

クランズオブカレドニア

重いゲームに慣れていただこうとこれをチョイス。

  • ラウンド目標なし
  • 港ボーナスなし
  • 輸入品価格はそれぞれ「4」で固定

の導入ルールです。

プレイ後

そして、このゲーム、コマの数に比して置けるヘックスがとても少ないと思いました。契約時に「屠殺(羊/牛をボードに戻す)」システムは、それを緩和するための者だなと感じたほどです。

おそらく、この適正人数は2~3でしょう。

尤も、この導入だからまだ理解戴きましたが、通常ルールはまだ様子見が必要かなと。

宝石の煌めきデュエル

最後にこちらをプレイ。王冠10個を狙っていましたが、それら全てをカットされて20点先取で敗北。

遊んだゲームは3本でしたけど、初プレイが2本のためにちょっと時間が掛かりました。

差しボードゲームの成果。

土曜日、1 vs 1のボードゲームを行いました。

すずめ雀

ソーズと發・中のみのミニマム麻雀。オールグリーン(Ⅱ~Ⅳ / Ⅵ / Ⅷ 及び發のみ)で和了しながらも細かい手を立て続けにもらって逆転され、

最終局、スーパーレッド(赤牌 / 中)を聴牌しながらも同聴で流局という珍しいパターンで負けました。

通常の麻雀と違って連荘がないのが非常に残念でした。

キャンバス

こちらは得点源が伸びにくかったということもあり、得点源を集中。これが功を奏して勝利。

宝石の煌めき:デュエル

2人用の中流級では非常にお気に入り。一手及ばずの敗北でした。大好きなゲームでしたで伯仲できたのは非常に良かったです。

ボードゲーム『宝石の煌めきデュエル』感想。

名作『宝石の煌めき』をブラッシュアップ。加わった新要素の数々がいい意味で「屋上屋を架す」作品となっていました。

  • 不確実性が増したトークン取得
  • 新たな資源と勝ち筋によるスリリングな立ち回り
  • 特権やカード効果により変化する盤面

など、序盤から終盤まで息詰まる攻防が楽しめるオススメのゲームです。

概要

プレイヤーはルネサンスの宝石商ギルドの長。更なる冨と商人としての威信をかけ、ライバルとしのぎを削っていきます。

本家と異なる点

大まかなシステムは本家『宝石の煌めき』(以降記述:本家)と同じなので割愛。

「2人用」の縛りの他、以下の要素が加わっています。(また、記述を省いている変更点もいくつかあります)

「真珠」の登場

これがある意味で一番大きな変化かもしれません。新たなトークン(真珠)とそれを必要とする高付加価値のカードにより、駆け引きが多くなりました。(それと同時にカードの確保の重要さも増しました)

宝石トークンの取得/支払い方法

5×5のマスから縦横斜めに連続したトークン3個のみを取る方法に変わりました。(2つしかないものや黄金は取得不可)また、トークンを用いてカードを購入した場合は置き場ではなく袋に詰められます。そして、後述する「特権」によってのみ補充されます。

これによって不確実性が加わって本家では終盤使わないようになるトークン取得に大いに意義があります。

「特権」の存在

  • 後手番を選んだとき
  • 相手が袋に詰められたトークンを補充した
  • 相手が同種3枚のトークン(または真珠2枚)を同時に取った
  • 後述するカードや王侯カードの効果により

等で、巻物状のトークン「特権」を得ることができます。これはメインアクションの前にストックに戻すことによって黄金以外の好きなトークンを1枚取得できます。

ある種のワイルドカード(黄金)と言えますが、序盤から終盤まで役立つトークンです。

獲得時のカード効果

本家『宝石の煌めき』の拡張「東洋」のように、獲得時にボーナスをもたらすカードがいくつかあります。

  • 追加ターンを得る
  • ストックや相手から黄金以外のトークン1個を得る
  • 取得済みのボーナスに重ねるワイルド
  • 後述する王冠の取得

この存在で計画が狂うことがしばしば。本家でしばしば発生していた中盤以降の手なり感/作業感をそぎ落としています。

勝ち筋と終了トリガーの変化

まず、本家の勝利手段である終了のトリガーとなる威信点が15点→20点に大きく引き上げられました。これの他に

  1. 一色のカードの威信点を10点取得していること
  2. 取得したカードに書かれている「王冠」が10個あること

が加わったので、相手の勝ち筋を予測した上での立ち回りの必要が生まれます。

そして、上記の条件を満たした時点でゲーム終了。いわゆるサドンデス方式となるので、終盤ほど手が重くなります。

良かったと思った点

「最序盤からの計画が一気に崩される緊張感」に尽きます。並べられている発展カードと貴族で最善手を考案したところで上述したトークン取得方法やカード効果によって場は変わります。(筆者の場合、あと少しでお目当てのカードが取れると言うときに相手の「トークンを奪う」効果で2手もの損がありました)

また、王侯(貴族)の取得方法も極めて緩く、制限があるので「貴族で勝つ」が難しくなってきていました。

意見が分かれると思った点

ルールやコンポーネントが多い

カード、タイル、トークンのみの潔いコンポーネントではないため、覚えることが多いです。インストはやや時間を要します。(特にアイコンの効果)

カードサイズが異なる

本家より箱がコンパクトである分、カードもミニユーロサイズと大幅に簡略化。テーブルの幅が少なくて済みますけれど、持ち慣れない方は注意が必要です。

イラストのテイストの違い

ルネサンスを思わせる写実的なイラストではなく、今風のデザイン。「好みの問題」と言ってしまえばそれまでですが、こちらはまだ慣れません。

まとめ

本家『宝石の煌めき』の拡大再生産や資源管理の面白さに加え

  • 戦略と戦術と場の状況の読み合い
  • トークンやカードの不確実性がもたらす緊張感
  • 増えた勝ち筋の悩ましさ

が非常に洗練されたゲームとなっていました。2人用の今後の定番となってほしい作品です。

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