この間ご紹介した『真打』と共に入手したボードゲームを、ようやくプレイすることができました。
元となった『カヴェルナ』は未プレイのため、それと比較することはできないものの、非常にコンパクトにまとまっていてソロプレイ可能な「ワーカーを用いないワーカープレイスメント」として楽しめました。
ボード以外はタイルとマーカーのみの単純なコンポーネント。『ナショナルエコノミー』とまでは行かないものの、ここまで潔いワーカープレースメントは小気味がいいです。
ウヴェ・ローゼンベルグ製ボードゲームの常、分かりにくいルールブックを数回読み込みプレイ動画やレビューを見た後
- 手番ごとに指定されたタイルを取る
- そのタイルごとのアクションを実行する
- 次の人に回す(ソロの場合は手番を終了する)
ことで、ワーカー抜きで「強いアクションを先回りしないと取られてしまう」を実現し、
視認性もよく分かりやすい資源トラックにより、
に集中されているという印象。
建築できる部屋の獲得が建築スペースの確保と直結しているので、既に見えている部屋と合わせて「どのような行動を取るべきか、どんな資源が必要か」の見通しが立てやすく、部屋ごとに発動する機能の順番によって得られる資源量が大きく違うのでプレイ時間に比して悩む時間は多め。
セットアップや片付けも簡単な部類というのも気に入りました。今後、平日夜の空いた時間に楽しめる感じです。