落語を舞台にしたドラマを見たため、久しぶりに引っ張り出しました。
このボードゲーム『真打』を買ったとき、「トリックテイキング」という言葉すら知らない状態だったので改めて整理します。
- スート無し
- ビッド無し
- 切り札なし(単純な数字の大きさ)でトリックを競う
- 同じ題目のカードは 「フォローできない」ルールあり
- トリックの勝者が落語会カードを獲得し、次のリードを行う
- トリックの敗者順に公開された3枚/または非公開の1枚を選ぶことができる
- トリック獲得の勝利点/特殊な勝利点/セットコレクションにより勝敗決定
が大まかなルールです。
流れ
- トリックの勝敗にかかわらず、自分がプレイしたカードを左から並べていきます。(後のセットコレクションで使うため)
- トリックの勝者が、演目のカード上にトリック(落語名)のカードを置きます。
- 同一プレイヤーが同一演目のカードを「3回」出したら、「十八番」のカードを3枚目の上に置きます。
得点(名声点)の計算
- トリックの勝者が獲得する落語会カードの合計
- 獲得した「十八番カード」の枚数
- カードごとの特殊ルール
- セットコレクション(マイナスあり)
特殊ルール
季節の演目:
『牡丹灯籠』を納涼落語会、
『芝浜』を年末落語会で「トリック(落語会) の勝者となったら」3名声点獲得。
そのため、これらのトリック(落語会)では、上記のネタに特に注意。
余談ですが、これら大ネタは本番に備え、別の季節に高座にかけることがあるそうです(俗に『噺家の時知らず』)
『紺屋高尾』:
2枚出すことができたら3名声点獲得。トリック(落語会) の勝者である必要は無い)
『死神』:
出したプレイヤーは次の処理を行う。
1. 任意の相手から無作為に1枚を選んで自分の手札に加える。
2. 自分の手札から「選んで」その相手にカードを渡す。
『時蕎麦』:
十八番になった(3枚目をプレイした)瞬間 から、数が「14」として扱われます。つまり、『芝浜』に勝つことができます。
称号カード(セットコレクション)
- 称号の対象者が複数の場合は、その全員が同じ点数を得ます。
- 特定の演目を演じた場合に取得できる称号があります。
- マイナスの称号があります。「マイナス5点」は相当大きな失点なので気をつけましょう。