秩父の手前にある田舎。祖父保有の柚子園に行ってきました。
昼に近い時間だというのに、山の陰の部分は霜で覆われています。
柚子園に入る前に、地元の人が作ったとおぼしきツリーハウスに遭遇しました。夏の夜、こういう場所で過ごせたら最高でしょうね。
そして、たわわに実った柚子。今年は小ぶりだそうですが、それでもカゴに何杯も入るような柚子が収穫できました。
気がつけば紅葉の季節も終わり。厳しい冬が始まろうとしています。
新木場は夢の島にある熱帯植物館。家からそう遠くありませんし、入館料も手頃。何よりもゆっくりとくつろげるってんで、都内でも大好きな場所の一つです。
今日は、そんな植物館の「年間パスポート」を入手しました。
四回訪れれば元が取れるという親切設計。さし当たって、写真撮影も行いました。
大温室を入ってすぐの所に目に付く滝。これは色のバランスをわざと崩した「クロスプロセス」というフィルターを使っています。
その滝は通り道になっています。その裏側から撮影。
「熱帯」と銘打ってるだけあって、普段はお目にかかれない花を常夏の環境で見られるのも魅力的。
木漏れ日がとても素敵。これから寒波が来るなんてとても思えません。
植物館のシンボル的な存在「オオギバショウ」。僕の大好きな映画の一つ『ターン』でも使われています。
いい気分転換になりました。少しずつ、少しずつ元気を出していこうかなと思います。
今年は理由があって紅葉を楽しむ事が出来ません。(色づき始めた奥日光は訪れましたが)
なので、ここ最近で印象に残っていた紅葉の写真――函館から電車に揺られる事小一時間の大沼公園です。
天気の具合も、紅葉の色も完璧でした。短い北海道の秋を存分に楽しめました。
特に、水の色がとてもクリアだったので、水面との調和が美しかったです。
公園の外れで撮影。一枚で全ての季節が味わえたような感覚です。
苔むした林道に落ち葉を逆光が照らすという、何とも贅沢で幻想的な光景をカメラに収められた事は幸せでした。
おまけ。名物の函館の夜景です。広くて明るいパンケーキレンズの面目躍如と言ったところでした。
以前の日記でご紹介した「東武ワールドスクウェア」でのヴァチカン。
その実物はこんな形になります。その大きさは浦安のゲフンゴフン・ランドとほぼ同等でありながら、世界に与える影響力は世界随一と言ってもいいでしょう。何せ、ローマン・カトリックの総本山です。
その内部たるや、実に荘厳で神聖な雰囲気。特にこの写真は上手い具合に日光が差し込み、煌めく光が祭壇を引き立てていました。
法王庁を護るのはスイス人傭兵部隊。ヴァチカン建国よりの変わらぬ伝統だそうで。「金が支払われている限り、絶対に裏切ることは無い」というのが彼らの信条だとか。
舞台は変わってコロッセオ。この周りには剣闘士扮する人たちがいて、観光客が写真を撮ると「モデル代」と称して小銭を頂くのが常だとかなんとか。
『ローマの休日』でもお馴染みのスペイン広場。東京都心に負けず劣らずの人混みです。それ故に、映画みたいに「スペイン広場でアイスクリームを食べる」というのは禁じられています。
そして…… イタリアならではの光景に巡り会いました。「F430スクーデリア」。英国の車番組『TopGear』でしかお目にかかれなかった「走る芸術品」の実物をこんな場所で見られるとは思いませんでした。
イタリアシリーズ第3弾はフィレンツェ。「花の都」金融や芸術で栄えた都市です。
その栄光を今も称えるかのように、整然とした街並みです。
ウフィッツィ美術館前の広場にある『ザビーネ女の略奪』。一つの巨大な大理石から三体もの人間を掘り出した傑作。こういうのが屋外に飾られているのですから、メディチ家の威光、恐るべしです。
街のランドマーク的存在がサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂。150年にわたる歳月を掛けて建てられただけあって、様々な建築様式が渾然となっているのが特徴的。
大聖堂の内部。この真上にあのドームがあります。人とアーチの高さの対比で、如何に巨大な建造物かがお分かり頂けるかと。
大聖堂の隣の塔からの風景。街全体というよりも、壁の色から屋根の色まで大聖堂を基準にしているかのようです。
建築物の名所、ヴェッキオ橋。ゲフンゴフン・シーの建造物に、これを模した通路がありました。
この街では「ウフィッツィ美術館」を中心に回ったのですが、その芸術品の数々は撮影禁止ですし、許可されていたとしても僕の腕ではそれを再現することなどまだまだ。
もう一度、じっくりと腰を据えて訪れたい都市の一つです。
「フランスの『パリ』ってよォ……英語では『PARIS』っていうんだが、みんなはフランス語どおり『パリ』って発音して呼ぶ。でも『ヴェネツィア』はみんな『ベニス』って英語で呼ぶんだよォ~~。『ベニスの商人』とか『ベニスに死す』とかよォーー。なんで『ヴェネツィアに死す』ってタイトルじゃあねえーんだよォオオォオオオーッ。それって納得いくかァ~~、おい?おれはぜーんぜん納得いかねえ……。なめてんのかァーーッ、このおれをッ!イタリア語で呼べ!イタリア語で!チクショオーー、ムカつくんだよ!コケにしやがって!ボケがッ!」
――『ジョジョの奇妙な冒険』
という台詞が印象に残るヴェネツィア。国際的に知られる「水の都」ということでテンションはだだ上がりです。
テレビや写真でお馴染みのゴンドラ。
それに乗って市内を見ると、本当に至るところが水路というのが分かります。「知識として知っている」と「実際に体験する」のは本当に別なんだなと思いました。
陸路もあるにはありますが、車どころか自転車も怪しい狭さです。「ヴェネツィアは物価が高い」と聞きますが、それも運搬費の高さでしょうね。
イタリアでも日本の漫画は大人気。こんなお店の看板が出ていますが、デザイン的にちょっと「ナニカが違う」という形です。
この地のランドマーク、聖マルコ大聖堂。航海都市として栄えただけあって、中東の影響が随所に見られます。また、貿易で得た莫大な富のお陰で飾りも豪華絢爛です。
その近くの塔からヴェネツィア市街を臨みます。この土地は
『Magic; the Gathering』の土地のモデルにもなっています。
折しも「カーニバル」の時期だったので、市街随所は仮装した人たちで彩られていました。
昨日の日記で、PS Vitaが「専用の写真を収めるマルチメディアプレイヤー」として扱い始めた話をしました。
その流れで写真を色々と眺めていると、「過去、こんなにも写真を撮っていたのか」と驚かされるコトしきりです。これをWeblogのネタにしない手はありません。写真の整理も兼ねて一石二鳥。
2010年、イタリア各地を巡るツアーに参加してきました。初日はミラノから。
まずは「ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア」。石造りの建物にガラスと鉄骨という組み合わせは、流石はイタリアの建築センスと言うべきでしょうか。しかし……
数世紀をかけて建立されたミラノ大聖堂のインパクトには負けました。流石、ダヴィンチやストラディヴァリを産んだ北部イタリアです。
内部の礼拝堂も荘厳。
尖塔が建ち並ぶ屋根の部分も、細緻な彫刻。作り手の執念を感じます。
教会の屋根から広場を眺めます。「悪霊避け」のガーゴイルに「避雷針」が刺さっていたのが印象的でした。
感動したのは、ミラノ各地にある「サイクルシェアシステム」。要所にターミナルが設けられ、自転車の乗り降りが可能になっています。東京でも設置して欲しいのですが、スペースに難がありますね。
これはミラノからほど近いヴェローナ。かの有名な『ロミオとジュリエット』のバルコニーです。それにあやかろうとカップルがメッセージカードを貼り付けてますが…… 「悲恋」ということを承知した上であやかるのでしょうか?
このシリーズは当面続けていこうと思います。
「東京都民のための全国観光ガイド」の記事、千葉県観光ガイドによりますと
千葉県の観光を語る上で、欠かすことのできない観光スポットが千葉県浦安市にあります。しかし、その観光名所は大変重要であると共に、私たち都民であっても滅多なことでは口にできないアンタッチャブルな場所であるため、具体的な固有名詞を挙げることなど、怖ろしくてとてもできません。それほどに恐るべき場所なのです。ですから、ここではその場所を仮に「ゲフンゴフン・ランド」と名付けることにします。
ここでは、この例に倣います。「ゲフンゴフン・シー」に訪れました。「アンタッチャブル」なキャラクターや意匠などはできる限り排除した写真であることをご承知願います。
さておき。
20日に続いて21日も好天に恵まれ、家族で訪れました。
火山・船・要塞が特徴的な「一番、入場者が目にするであろう」エリア。こうやって見ると、各種造形が丁寧に作り込まれていることが分かります。
個人的に、このフィレンツェを思わせる建物の並びが大好きです。
先週は「ミニチュアを普通に撮影」しましたが、今回は「実物をミニチュアフィルターで撮影」しました。ゲフンゴフン・リゾートをはじめ、名の通ったテーマパークの凄い所は、こういった「脇役」も妥協しないところです。
本日のベストショットその1。リコーGX-Rの「逆光でも白飛びしない」特性が活躍です。季節と時間が上手い具合に重なり、この幻想的な風景が生まれました。
本日のベストショットその2。「シー」から撮影した富士山です。手前の橋と上手い具合に調和して、シャッターが切れた瞬間にガッツポーズをしたぐらい、会心の出来でした。
まぁ、良い写真がたくさん撮れた日でもありますが…… 「家族全員で出かけられた数少ない機会」でした。この風景と共に、良き思い出としたいものです。
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