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ボードゲーム『カム・セイル・アウェイ!』百均グッズを利用してのコンポーネントの収納と整理。

2023年7月末に発売されたボードゲーム『カム・セイル・アウェイ!』。

こちらのコンポーネント群、百均グッズを利用し整理して箱に収めました。

カード

カードサイズがTCGより細いタイプだったので、名刺入れを利用しました。厚さ的に2個用意しています。

客室タイル

同じ内容のものが色ごとに用意されています。そのため、このファスナー付きのバッグに分けました。

追加タイル/トークン

おなじみ Case in Case 4分割。追加の客室タイルは厚さもサイズもピッタリでした。

ミープル

これに関しては遊びました。ミニチュアのコンテナに2つに分けて収納し、ゲーム中はフェイクレザーのトレイに入れることでプレイアビリティを高めています。

収納

これらをまとめていきます。入りきらない部分は箱にそのまま収めます。

このように、セットアップや片付けも考慮しながらの収納と整理ができました。

タイルを入れるバッグはもう少し小さい方がスッキリ収まると思うので、ちょっと検証です。

百均グッズによるボードゲーム『はらぺこバハムート』収納。

こちらの記事の続きです。

  • 16枚のカード
  • 2種類のトークン

のみではあるものの、セットアップのしやすさと収納性を鑑みて、以下の措置を施しました。

用意したもの

  • ゲーム本体
  • TCGケース(ハードタイプ)
  • 分割ピルケース

収納

収納はとてもシンプルに。

  1. カードをスリーブに入れます。
  2. 分割ピルケースから1個、ケースを取ります。
  3. そのケースにトークンを収納します。
  4. カード、トークンを入れたケース、説明書を全てTCGケースに入れます。

オリジナルからは大幅にサイズアップしましたが、それぞれの視認性や片付けのしやすさは向上させています。

日曜日の『アルルの丘』。

先日の続き――

『アグリコラ』で体を慣らし、土曜日の夜にセットアップ。その翌朝にボードゲーム『アルルの丘』をプレイしました。

  • 資源管理
  • 建物コンボ
  • ワークスペースの改良
  • 畜産管理

などのギミックが非常に楽しい上に、ぬかるんでいた土地が段々と整備されていき発展した村へとできあがるのはこのゲームならではです。

今回は徹底した「森林」プレイを実施しました。終盤になるほど「木こり」アクションを使わずに済むのがポイントです。

空きスペースはわずかに4スペースと、盤面も楽しいものになりました。

「自分が最初に触れた重いゲーム」「のびのびとした箱庭が作れる」ということで、本作は時間と体力があるときには何度でも遊びたいものです。(それこそ旅先に持っていきたいほど)

土曜日の『アグリコラ』。

この暑さで外に出る気がなかったため、久しぶりの『アグリコラ』ソロプレイです。

ソロルールは他のコマがブロックするということはありませんが、

  1. 累積木材は2つ
  2. ワーカーへの支払いは1人に付き3食料

と、限られた資源を職業や進歩でカバーしつつどうゲームを組み立てていくかが重要になっていきます。

今回は

  • 大鎌使い(収穫時に麦2つ取れる)
  • 生け垣職人(柵を作るときに木を3本減らせる)

の2職業により効率よく資源をコントロールできました。

結果は60点と納得行くものでした。

ボードゲーム『はらべこパハムート』感想。

ボードゲームカフェの方にインストいただき、即座に購入しました。たった16枚の共有デッキなのに、TCGの基本的な動きが楽しめる対戦ゲームです。

概要

プレイヤーは魔術師として目の前の魔術師と戦います。

手札と行動数が限られた中、勝利できる魔術師はどちらでしょうか?

このゲームの良かった点

TCGの魅力を切り抜いたシステム

召喚、妨害、サーチ、打ち消しと、TCGの花形のようなプレイができます。しかも、コストやデッキ構築がないので純粋にプレイングのみを切り抜いた形です。

目に見える打ち消し

カードではなくトークンを消費することでいかなカードも打ち消しできるシステム。また、打ち消し返しもトークン2個消費で行えます。

トークンは公開情報のため、相手への妨害を常に考慮に入れた上でカードを通すプレイングが、絶え間ない緊張感を生み出してくれます。

カードの強力なシナジー

  • 手札を捨てさせてカードを奪い取る
  • 魔物を排除してから蘇生させる
  • 捨て札からカードを回収して連打する

等、カードのシナジー(コンボ)によってギリギリまで攻めさせて紙一重で逆転するプロレスのような攻防が味わえます。

このゲームの残念だった点

カードゲーム故のテキスト量

どれだけ他のカードとシナジーできるかを理解することがゲームでの勝敗に繋がるため、ゲーム前にどれだけのカードがあるかを読み込んでいく必要がありました。
なので、

  • カードを事前に見せておく
  • ゲーム中にカード効果を確認できるようにする

は必須です。

カードのプレイカウント

プレイが白熱すると、ターンに3回カードをプレイしてしまうケースが発生しました。共有デッキの性質上、ターンを渡してしまうと「巻き戻し」がほぼ不可能です。
ダイスや別のトークンなどを用意して、プレイカウントを管理する仕組みを用意するなどの工夫が推奨されます。

まとめ

カードとトークンのみの潔いコンポーネントに対戦型カードゲームの魅力を詰め込んだシステムに感嘆しました。オールユニークの共有デッキのため、リスク管理や確率計算もやりやすいのも好印象。

どうやって勝ちにつなげるか、それをどう排除していくかを短時間で楽しめる秀作。TCGプレイヤーにこそ遊んでもらいたい作品です。

ボードゲーム『アズール ミニ』感想。

ポルトガルのタイル職人としてしのぎを削る『アズール』をコンパクトにまとめたミニバージョン。

ゲームそのものの感想は既に書いているので割愛し、オリジナルと比較しながら書いていきます。

本家よりいいところ

ずれにくいタイルと得点トラック

タイル部分に凹み、設置箇所に出っ張りがある個人ボードは本家にも欲しいと思った配慮です。

得点もスライダー形式になっているので、タイルを取りこぼしたときの衝撃などでどこかにいくということもありません。

余りタイル置き場の配慮

工匠の展示品、市場タイルを置くミニトレイ付き。これも少し凹みになっているのでタイル置き場として十分な機能を備えています。

本家と評価が分かれるところ

不完全な収納性

携帯性を優先した結果として、箱に余裕がありません。タイルを袋に詰めてしまうと元の箱に入れるのは苦労します。また、フックにかけての展示を想定しているためにパッケージ上部の穴が邪魔です。

なので、元の箱に入れるのは早々に諦めて百均のファイルケースに収納しました。

まとめ

収納性に難があれど:「この作品を持って行きやすいサイズにまとめた」のは素晴らしいです。

  • 物理で持っておきたいけどそこまで場所を取られるのが嫌だ
  • 旅先・帰省先などでも名作を楽しみたい

という方には本家よりも優先する意義はあると思います。

ボードゲーム『アズール』感想。

かなりわかりやすいルールの影に隠れたえげつない妨害要素が特徴的なボードゲーム。数年前に少し遊んでいたものの、改めてこれは凄いゲームだと実感です。

概要

プレイヤーはポルトガルのタイル職人。王に命じられて宮殿の壁を美しく装飾していくのが目的です。

このゲームの良かった点

見栄えの良いコンポーネント

最大の特徴でしょう。見た目も手触りも良く、タイル職人の気分を味わうことができます。

言語依存のないルール

多少の制約があるものの、実際に動きを見せておけば10分足らずのインストでもわかりやすいルールでした。

連鎖の爽快感

タイルが連続や交差していくことで得点は重なっていきます。うまくはまって点を重ねることができれば、落ちものパズルの連鎖のような爽快感を得られるでしょう。

シンプルなルールに隠された失点要素

中盤以降に顕著になります。

  1. 図案ラインは同じタイルしか置けない
  2. 図案ラインには配置済みのタイルを置けない

の制約に

「図案ラインに置けないタイルはバーストして失点要素になる」が加わります。

  • いかにしてバーストせずに取っていくか
  • 逆に相手をバーストさせるためのコントロール

が実にシビアとなっています。

人数でがらりと変わるプレイ感

2人は上述したバーストルールで相手をいかにハメるかというバチバチのアブストラクト。
3人以上はわいわいと高得点を競い合うパーティーゲーム。

なので、プレイ感に合わせて人を決めるという感覚です。

このゲームの少し残念な点

タイルのずれやすさ

特に、得点計算のキューブが当たってしまうと今何点かの確認がしづらかったです。

まとめ

  • ものすごく映えるコンポーネント
  • わかりやすいルールの裏の失点要素
  • アブストラクトとドラフトの融合

などが加わり、プレイ中ずっと「これは天才的なゲーム」だと実感。

個人的に、

  1. マイナス1点を許容することでスターティングプレイヤーになれる
  2. 市場に流れたタイルを先行で取れる

の駆け引きに実に感動しました。これまた、名作と呼ばれるには理由があると納得できました。

統率者&ボードゲーム会参加メモ。

連休初日、統率者&ボードゲーム会に参加してきました。この時のメモです。

統率者

統率者は《グレムリンの神童、ジンバル》。土地やいくつかのパーツを入れ替えただけです。

  1. ナヤカラーの恐竜にボロボロにされる
  2. 消耗戦を制して勝利
  3. グリクシスカラーに《サイクロンの裂け目》撃たれてゲームセット

と、3連戦で1回勝つことができたのが僥倖です。思ったよりも場持ちして、次々と配下を生み出していく様は感動でした。

なおのこと、自分に合ったプレイスタイルだと思いました。

ボードゲーム

キャントストップ

双六風のチキンレース。あと少しというところで抜かれて負けました。

アズール

ガチガチのアブストラクトだった2人と異なり、4人は選択肢が多くてタイルの入れ替えもスムーズ。

その延び延びさが功を奏してトップでした。

統率者のリストやらゲームのレビューは後日書くとして:いい連休の初日を飾りました。

ボードゲーム『リトルタウンビルダーズ』感想。

わかりやすいルールでテンポ良く進み、資源管理や箱庭感も楽しいワーカープレースメントです。

概要

プレイヤーは猫の街の建築士。

  • 資源を集め
  • 建築を行い

街の発展に最も貢献したプレイヤーが勝者となります。

ゲームシステム

4ラウンドで終了する非常にシンプルなワーカープレースメントです。

  • マップの空きスペースにワーカーを置くことで周囲8マスの資源を得る/建物効果を用いる
  • 資源を支払い、マップの空きスペースに建物を配置する
  • いくつかのフリーアクション

のみと、ボードゲームに慣れていない方でも覚えやすいルールです。

このゲームで気に入ったところ

まず、ポップで上質なコンポーネントの見た目です。ワカプレらしい箱庭感も健在であり、段々とタイルで埋めていくことで街の発展を目の当たりにできるようになっています。

マップ上のアイコンもわかりやすく(森に隣接すれば木が手に入る等)、建物効果も明快なものとなっています。

ラウンドごとにワーカーへの支払義務があるものの、建物に必要な資源獲得とワーカーへの支払を両立させながら資源をやりくりしていく様は、ワーカープレースメントの醍醐味といったところです。

このゲームの少し残念なところ

「アブストラクトに近い実力ゲーム」に尽きます。効率よく資源を獲得できるスペースや建物タイルは先取りされるため、実力差がそのまま得点差となります。

ワーカーへの支払を怠った時にはペナルティもあるため、初心者と交えるときは多少の手心や奉行とならない心構えが必要です。

まとめ

  • 資源管理
  • スペースの取り合い
  • 建物コンボ
  • 目標によるゲームプラン

といったワーカープレースメントの魅力をポップでライトなコンポーネントに詰め込んだ作品です。

初心者への導入として最適であり、経験者同士はシビアな戦略を楽しめる傑作でした。

平日休みのボードゲーム。(2023年7月)

平日に休みを取り、ボードゲームをいくつか回しました。

バロニィ

騎士を派遣しつつ橋頭堡を築き、領土を広げていくアブストラクト。

運の要素が介在しない実力ゲームであるものの、さっくりとまとまっていて高印象でした。

リトルタウンビルダーズ

ようやく、ワカプレが好きな人とプレイする機会に恵まれました。

とはいえ、これはワーカープレースメントの名を借りたアブストラクトです。

なので、戦略に出遅れがあり差し切ることができませんでした。

アズール

ミニバンでは満足できなかったため、オリジナル版を購入と相成りました。

こちらも戦略を誤って、ダブルスコアでの敗北。(バーストが多すぎました)

これに関してはきちんとした時間を設けて記事を書く予定です。

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