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ボードゲーム『アイドルアライブ』開封と収納。

プレイする前にやるべきだった内容です。

2024年末にこちらを購入。

開封

コンポーネントは

  • カード
  • チップ
  • キューブ
  • 駒(アイドル)立て
  • そして、

ステージに見立てたダブルレイヤーのボードです。

収納

収納はシンプルに。

カードはスリーブごとにキャンドゥで売られているカードケース(薄型)2つで収まりました。

チップ類はそのままジップバッグに入れています。

エキスパートルールやアップグレードのプレイマットなどを考えると、別の箱(ストレージ)に入れることも考慮です。

『フォレストシャッフル』プレイした感想。

ボードゲームカフェで『フォレストシャッフル』を遊んでみました。一回だけのプレイではありますが、非常に印象的な作品でした。

ゲームの概要

このゲームは、木を植え、その木に動物や昆虫、キノコといったカードを配置していくセットコレクション型のボードゲームです。木は「宿り木」として他のカードが配置され、生態系が視覚的に再現されます。

ルールは「カードを引く」か「カードをプレイする」だけというシンプルさが特徴で、そのため1回の手番はスムーズに進行します。

よかった点

  1. 生態系の再現性 カードの配置が視覚的に「生きている森」を感じさせ、木カードの縦横に差し込む構造がとても楽しかったです。
  2. 発見できるコンボの多様性 ウサギと狐の弱肉強食や、菌糸類が土壌を支える役割など、プレイを重ねるごとに多くのコンボが発見できました。一見弱そうなカードが重なると強力な効果を発揮する仕組みも秀逸でした。
  3. プレイヤー間のインタラクション 木をプレイした際にコストとして捨てたカードが「空き地」に置かれ、他のプレイヤーがそれを利用する可能性があるという仕組みが、さりげない駆け引きを生み出していました。
  4. ゲーム終了の緊張感 冬カードが3枚めくれるとゲーム終了というトリガーが設定されており、「あと一手足りない」という場面が緊張感を高めていました。

少し残念だった点

  1. 得点計算の煩雑さ 特定の条件で点数が加算されるルール(○枚ごとに×点など)が多く、計算が少々手間取りました。ボードゲームカフェで提案された得点チップを用いる措置が無ければかなり混乱していたでしょう。
  2. 場所を取るゲーム設計 カードを並べる性質上、2人プレイでもテーブル全体を使用しました。5人プレイ可能とされていますが、スペース的な制約から、現実的には2~3人が最適という結論です。
  3. アイコンの視認性 落葉樹と針葉樹、肉食系と草食系などのアイコンがやや見分けにくく、慣れるまで少し手間取りました。

まとめ

シンプルなカードとボードだけで構成されたコンポーネントは、見栄えが良くテーマ性も十分。手札管理やセットコレクションが好きな人には強くオススメできる作品です。

運と戦略のバランスが良く、リプレイ性も非常に高いと感じました。機会があればもっとプレイしてみたいゲームです。

余談

ソロプレイルールが無かったため、購入は見送ったのが少々残念です。

2025年1月現在、在庫が無いため再販された際にはぜひ手に入れたいと思っています。

2025年の対人ボードゲーム初め。

2人でボードゲームを行いました。

アイドルアライブ

店頭で気になって手に取り、ルールもビジュアルも良かったので肩章を兼ねてプレイ。

カードを使ってステージを沸かし、ファンを獲得するという対戦ゲーム。

実際、

  • わかりやすいルール
  • ビジュアルも良く
  • システムも素晴らしい

作品ではあったのですが、カジュアルルール(セットを共用する)だと、

  • やっかいなファンの処理
  • プレイヤーの思考が重なると絶望的な相性差が生まれる

ことが判明。なので、現時点では評価できず。1セットずつ用いるエキスパートルールを用いての検証待ちです。

フォックス・イン・ザ・フォレスト・デュエット

  • 2人用トリックテイキング
  • 協力型ゲーム

という一癖も二癖もあるボードゲーム。双六のようになって歩数をコントロールするため、かなり息が合っていないとクリアが難しかったです。

3回ほどのプレイでようやく形になりました。

年の初めの『アグリコラ』ソロプレイ。

おみくじ代わりに、『アグリコラ』ソロプレイを行っています。

最初の結果:47点

ソロプレイやクリアの足切りが50点なので、失敗です。

  • ラウンドカードのめくり運が悪かった
  • にも関わらず、序盤から複数の職業を取る

が失敗の要因。気を取り直して2回目のトライです。

2回目:60点

これはバッチリでした。

  • 小作人
  • 地質学者
  • 生け垣職人

と、資源を増やす/資源を減らす職業が噛み合ったこと、1回目の反省を活かして堅実なプレイを行ったことが功を奏しました。

  • 職業が乏しいときは確実に素点を稼ぐ
  • 職業が豪華なときは手番を効率化する

というプレイングの大切さを改めて実感です。

ボードゲーム『ヌースフィヨルド Big Box』感想。

2019年から遊び続けているお気に入りのワーカープレースメントゲームが、全拡張入りのBig Boxとして登場しました。

舞台はノルウェーの漁村。プレイヤーは水産会社のオーナーとなり、森を管理し、漁獲量を増やし、建物を建設したり長老の力を借りて村の発展に寄与します。

ゲームの概要とルール

『ヌースフィヨルド』は、3人のワーカーを使い、7ラウンド・計21手番で固定されたプレイ時間が特徴的です。得られる資源は「魚」「木」「金」の3種類のみ。しかも、これらの資源はタイミング次第で簡単に手に入らないため、パズルのような管理が求められます。

魅力的なポイント

  1. 建物カードによる戦略の多様性 特にソロプレイでは、効率よくアクションを進めるための計画性が問われます。最終得点の源泉を見極めながらの読み合いは非常に楽しいです。
  2. 緩やかな支払いルール 支払いに必要なのは魚だけで、失点要素も未開拓地や建物効果に限られるため、気軽にプレイできます。
  3. リプレイ性の高さ デッキやカードによって異なる戦略を楽しめ、中盤以降の建物カードとの組み合わせがゲームの醍醐味をさらに引き立てます。セットアップが簡単で、適度なプレイ時間も再プレイのしやすさに拍車をかけています。
  4. 簡単な進行管理 ターン終了時の煩雑な処理がなく、ソロプレイでも直感的に進行できます。

少し残念なポイント

  • 言語依存の高さ カードテキストに慣れるまで時間がかかり、初心者やライトゲーマーに勧めづらいです。
  • コンポーネントの視覚的魅力の欠如 特に建物カードは効果をイメージしづらく、見栄えを期待する人には物足りない印象があります。(建物が総じて茶色いです)
  • プレイ感の穏やかさ 運要素が少なく、堅実なプレイが勝敗に直結するため、競争感や緊張感は薄めです。

Big Boxで追加された要素

  1. 新たなデッキ 「カレイ」「鮭」「マス」「ベセーケンデ(来訪者)」が登場。特に「ベセーケンデ」デッキではゲストトークンという新資源が加わり、これをどう活用するかという新たな楽しみが生まれました。
  2. 新たな長老 ソロプレイで固定だった長老に新しい選択肢が追加され、戦略の幅が広がりました。
  3. 細かな改良 日本語版で欠落していたソロプレイ用の株券トークンが修正されるなど、細かい点にも手が加えられています。
  4. 収納の課題 コンポーネントが増えたことで収納が難しくなり、専用オーガナイザーの使用が推奨されます。実際、購入後すぐに開封せず、オーガナイザーが届くのを待ったため、開封及びプレイが遅れた次第です。

総評

『ヌースフィヨルド Big Box』は、いい意味で屋上屋を架す「全マシ」セットといえます。

純粋な思考訓練を楽しめる設計で、効率的な動きやシナジーを考える過程が醍醐味です。特にソロプレイを重視する人や、資源管理が好きな人にはおすすめの一作。

ただし、2025年1月現在では市場からの入手が難しくなっているため、見つけたらぜひ手に取ってみてください。

ボードゲーム『ヌースフィヨルド Big Box』オーガナイザーの組み立てと開封及び収納。

手に入れてはいたものの、収納問題がつきまとっていたボードゲーム『ヌースフィヨルドBig Box』。

専用オーガナイザーが到着したので、組み立てです。

キッチリとレーザーカットされていて、精度も高く

何を入れるかのガイドまでついている親切設計。

1時間ほどで組み立ては完了しました。

オーガナイザー組み立て時に利用したボンドの乾燥を待っている間、コンポーネントの整理です。

  • 分厚く種類も数も多いタイル群
  • 「デッキ」と呼ぶに相応しいカード群
  • 今まで見なかった木駒

など、コンポーネントに圧倒。最初にオーガナイザーを組み付けておいてよかったです。

300枚を超えるミニユーロのスリーブ入れはすごく苦労しました。

そして、タイル抜きも終わり、コンポーネントが収まります。

全て、隙間無く、収まりました。

お気に入りの作品が一新された形です。

2024年の対人ボードゲーム/統率者納め。

行ってきました。

統率者

《リスの将軍、サワギバ》

デッキはこちら。

1回目はリスの大展開から《獣使いの昇天》によりライフを吹き飛ばし、

2回目は《巣穴の魂商人》→《溜め込む親玉》で無限ライフロス達成。

Tokyo Highway

映えが美しいバランスゲーム。かなり苦手な部類だったので一人負けです。

宝石の煌めき

基本ルールで2回。1回目は順当に勝ちましたが、2回目は1ターン差で負けました。

アズール

これはボロ負けです。基本を見誤りました。

他にも思わぬ発掘がありました。来年はもう少し遊べる機会を増やしたいです。

2024年に購入した印象的なボードゲーム。

今年は部屋のスペースなどの関係でそれほどボードゲームを買っていませんでしたが、いくつかの作品が印象的でした。

ワーリング・ウイッチクラフト

2023年に遊び、2024年初頭に購入。

  • 資源管理
  • 資源の押しつけ
  • ドラフト
  • バースト

などが非常にかみ合い、フレーバーにもマッチ。友人に勧めたところ、その友人も購入し、更にその友人も買ったという連鎖的な作品。

短時間で終わり、ダウンタイムも少なめなのが素晴らしい作品です。

カスカディア

気になったときには売り切れていた作品。再版を機に拡張、インサート含めて買いました。

  • 悩ましいドラフト
  • わかりやすいルール
  • 映えるコンポーネント
  • 高いリプレイ性

など、人気も納得の作品でした。

来年もこのクラスの作品に出会えるのかが楽しみです。

ボードゲーム『ニューファンドランド』の感想とボードゲーム評価のきっかけ。

16世紀の大航海時代を舞台にしたボードゲーム。自分にとって一つのきっかけとなった作品なので、改めて記します。(余談の方がむしろ本題です)

概要

プレイヤーは欧州列強の船団を率いる総督であり、北大西洋の植民地を開拓していきます。

船を建造し、積み荷の選定や開拓を進め、得た資源を元に出荷を行います。

ゲームのルール

複数の要素が絡み合っていますが、本作の最大の特徴は「資源管理による超・超拡大生産」です。ワーカープレースメントっぽいルールも味付けにすぎません。

ゲームの流れ

ゲームは以下の3つのフェイズに分かれていて、4ラウンドが終わった後に得点を計算。最も高い得点を稼いだプレイヤーが勝者となります。

  1. 船の購入:いわゆるワーカーを増やすフェイズです。ワーカー枠を増やしたり各国ごとの固有能力を発動させることもできます。
  2. アクションの計画と実行:アクションごとに船を配置して以下を実行します。
    • 積み荷(積み荷カードから資源や臨時船を得る)
    • 植民(配置されたタイルから資源/勝利点を得る)
    • 出荷(資源を消費して勝利点を得る)
    • 発見(タイルを配置して資源/勝利点を得る)
  3. 目的の達成:人数に応じてタイルを配置。目的達成カードの条件を満たすようであれば公開して得点トラックを進めます。

4ラウンド終了時に最終得点を行います。

このゲームの好きなところ

超・超拡大生産による爽快感

全ての得点の7~8割を最終4ラウンド目に稼ぐという豪快さです。

遊び始めた頃は2~3点ほどしか進まず、「これ、本当にトラックが50(100)も必要なのか?」と思いましたが、ラウンドが進むごとに得点は加速。4ラウンド目は船団を率いての大航海となります。

「速さ」がものを言うシステム

ワーカープレースメント“っぽい”ルールと称した理由です。本作はスタートプレイヤーが有利ではありません

  • 船(ワーカー)に示された速力が高いほど
  • 先に得点トラックを進めたプレイヤーほど

有利な選択を選べるようになっています。これらは公開情報となっているので、他のプレイヤーの狙いもわかりやすく、それをカットするか別の道を選ぶかのディシジョンメイキングが可能です。

特に発見や出荷の完成ボーナスにも関わってくるため、終盤ほど速度競争は重要になっていきます。

トラックボーナスと目的達成ボーナスのジレンマ

得点トラックの合間を通過するたびに目的達成カードや提督カードを取得できます。この目的達成カードは2つの条件があるため、

  • 易しい達成度で次のトラックボーナスへと進むか?
  • 難しい達成度にして最終的な得点を得るか?

のジレンマが生まれます。特に、後述する提督カードの選択肢はゲームの勝敗を決定づける側面もあるので、中盤の悩ましさは相当です。

国と提督による二層の非対称性

国ごとに

  • 特定のアクションを強める(イギリス/フランス/スペイン)
  • 速さを高める(オランダ)
  • ワーカー枠を増やす(ポルトガル)

の特徴があります。

さらに、提督カードは資源を受け取る、アクションや速力を強化するなどの強力な効果を持っています。

この2つの組み合わせにより、ゲームのリプレイ性は高くなっています。

いずれの能力も当時の歴史に思いをはせることができる内容であり、没入感がとても高いです。

このゲームの残念なところ

マイナー故の入手性

2018年に発売されたまま、再販されていません。日本語化もされていないので入手は困難です。

トラックボーナスのルールが不明瞭

得点を進めることで得られるトラックボーナスは、通過するごとに「ボーナスが3マス後ろに下がる」ルールです。最初はこれに気づかず、なぜ1位通過したプレイヤーの得点が下がるのかと勘違いしていました。

頻繁なシャッフル

積み荷カードと島タイルの枚数が十分ではなく、切れるたびに捨て札をシャッフルします。そのため、ゲームが止まりがちです。

まとめ

  • すさまじい拡大再生産による爽快感
  • テーマに合致したルールとコンポーネント
  • 90分台のゲームでありながら軽いプレイ感

など、入手してから度々開けているゲームです。特に自分や友人はこの手の歴史が好きなので、欧州列強の非道さをネタにしながら遊べるのもお気に入りのポイントです。


余談:このゲームが特別な理由

このゲームが特別なのは、自分に新たな視点や価値観をもたらしてくれたからです。

福袋での偶然の出会い

この作品はボードゲームの福袋に入っていたものです。当初、知らない作品だったため少しがっかりしました。さらに、レビューサイトや動画でも評価は芳しくなく、「外れを引いたかもしれない」と思っていました。

ルールを読み解く中で生まれた期待

しかし、実際にルールを読み込むうちに「これは面白いのでは?」と感じる点がいくつかありました。試しに友人とプレイしたところ、その直感は正しかったのです。特に、レビューで指摘されていた“つまらない”とされる点は、ルールの読み違いであることが判明しました。

自分の体験から見えた新たな価値

結果として、このゲームは友人とのクローズ会でも頻繁に遊ばれるようになり、「意外と良作だった」という高評価を得ることができました。これをきっかけに、自分の中である持論が芽生えました。それは、

「レビューはあくまで参考であり、最終的な評価は自分の体験によって下すべきである」

というものです。

自ら航路を切り開く楽しさ

本作のテーマである大航海時代における航路開拓になぞらえるならば、ボードゲームもまた未知なる大地を探検するようなものです。他者の意見に左右されるのではなく、自分で手に取り、自分の感性で評価する—そうした姿勢を象徴する存在がこのゲームでした。

これ以降、ボードゲームを選ぶ際にはレビューや噂に過度に依存することなく、まずは自分で確かめることを大切にしています。それこそが、このゲームが私にとって特別な理由なのです。

ボードゲーム『カスカディアローリング 波立つ川』感想。

今年遊んだボードゲームの中でも特にお気に入りの作品、『カスカディア』の紙ペン版です。
自然や動物をの調和を目指す本家『カスカディア』の魅力を引き継ぎつつ、独自の楽しさを提供する本作。
全てのシートをソロプレイで行った上での感想です。

ゲームの概要

『カスカディアローリング 波立つ川』(と同時発売の『カスカディアローリング なだらかな丘』)は、本家『カスカディア』と同じく、自然豊かなカスカディア地方を舞台にしたゲームです。

紙ペンゲームとして設計されているにもかかわらず、元のゲームと同じような調和や戦略性を感じられるプレイ感が魅力です。カードやサイコロを用いる新しい仕組みが取り入れられており、短時間で手軽に楽しむことができます。

ゲームのルール

『カスカディアローリング 波立つ川』は、フリップ&ロール&ライトを採用しています。以下が主な流れです。

  1. サイコロを振る
  • 共通ダイスと個別ダイスを振り、出目に応じた動物を一種類選んで記録します。
  • 特殊ダイスを活用すれば、さらに効果的な選択が可能です。
  1. 自然トークンの活用
  • 出目の操作や、動物を二種類記録することができます。
  1. 目標達成カードの達成
  • 記録した動物を使って目標達成カードを達成できます(1ラウンドに1回、1枚のみ)。
  • 達成することで探検値やボーナスを獲得できます。
  1. 探検値の記録
  • 獲得した探検値をシートに記録し、20ラウンド経過後に最終スコアを競います。

このシンプルな流れながら、戦略的な選択が求められる仕組みが秀逸です。

このゲームの好きなところ

スライドするカードによるリプレイ性

目標達成カードは右へスライドし、一定期間を過ぎると消えてしまいます。この仕組みにより、どの目標を「いつ」達成するかのジレンマが生まれ、何度でもプレイしたくなる高いリプレイ性を実現しています。また、ダイス運の影響も程よく、プレイごとに新たな挑戦が楽しめます。

難易度の違う4つのシート

初心者から上級者まで楽しめるよう、難易度の異なる4種類のシートが用意されています。特に高難易度シートは、本家『カスカディア』と同じように動物と地形のセットコレクションが求められ、やり応え十分です。

失点要素のない伸びやかなゲーム

紙ペンゲームにありがちな「書けなかったら失点」というプレッシャーがありません。そのため、ストレスフリーで得点を伸ばすことに集中でき、楽しいプレイ体験が得られます。

このゲームの少し残念なところ

アイコンの視認性が良くない

中央の特殊ダイスはアイコンの視認性がやや低く、例外処理が発生する場面で混乱しがちです。ルールをしっかり確認しながら進める必要があります。

セットアップとインストが少し手間

カードを抜き出してシャッフルする作業が必要なため、意外と時間がかかることがあります。

「取る」→「配置する」が基本の『カスカディア』と異なり、ダイス効果に記録するタイミング、ボーナス発生時の書き方などやや複雑なルールもあります。

慣れるまでは本家『カスカディア』以上に準備に時間を取られるかもしれません。

まとめ

最初は「少し残念な点」が気になるかもしれませんが、何度もプレイするうちに本作の魅力がじわじわと感じられるはずです。本家『カスカディア』と同じプレイ感を持ちながら、紙ペンゲームとしての手軽さが加わっています。すっきりとしたコンポーネントとカスカディアの自然を感じさせる世界観も健在です。
個人的に、本家の動物ディスクと違って転がり落ちるコンポーネントがダイスのみというのは好感が持てます。

チャレンジモードもあるのでソロプレイヤーも大満足です。(元々本家がソロプレイ感強めではありますが)

紙ペンゲーム初心者にもオススメできる本作、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか?

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