この一人旅ですっかり味をしめ、

今回の目的地は湯檜曽温泉。

鮮烈な水流をたたえる湯桧曽川を横にして

川を望む部屋に到着。

昨秋も味わった
- 鯉の洗い
- 鮎の塩焼き
- 牛肉陶板焼
などがお出迎えです。


今回は一人で、自分のペースで味わうことができたので良かったです。
そして、渓流のせせらぎを耳にしながらの温泉も最高でした。
蒸し暑くなってきたことで、この出番が増えました。
普段から飲んでいるお茶はコクよりも喉ごしを重要視しています。
そんな自分に合っていて、今の季節にも合う入れ方が「お茶の氷水出し」です。
よく洗って乾かしたティーポットに茶葉を入れます。
後述する理由により茶こしは使わずに直接。後で漉すのが嫌な方はお茶バッグに入れておきます。
量は少なめ。お湯で入れる場合の半分(あるいは1/3ぐらい)が適当でした。特にダージリンや緑茶などは多く入れすぎると渋みが出ます。
山ほど入れていきましょう。この手順があるため、ポット備え付けの茶こしは使いません。
ティーポットの隙間を埋めるように注いでいきます。
氷が溶けきらない等の場合は調整してください。

(こちらはダージリンとフレーバーティーを合わせたものです)
一晩置くとこのようになります。氷やシロップなどを入れてグラスに注ぎます。
お湯で入れるお茶と違ってタンニンやカフェインが抽出しにくい代わりに甘みと喉ごしにステータスを振った飲み物となります。
ちょっと用があったので丸の内に赴きました。
最初の理由はこちら。

久しく食べていなかったハヤシライスをいただくため。(この早矢仕ライスは丸善が開祖の一つだとか)
じっくり煮込まれた肉とトマトの風味がクリームコロッケとマッチ。久しぶりの害ショックということもあって満足です。
そしてもう一つ。

LAMY Al-Starの新色とLAMY Safariの「シャープペンシル」です。

こちらも「何年ぶりか」というレベルでシャープペンシルを買いました。
と気づいたためです。

既に手に入れているライムカラーの万年筆と対になるように購入。(上述したように推し色ですし)

2本揃ったので、併せて撮影です。
昨日の続きとなります。「キチッとした手順でお茶を入れると更においしくなる」と改めて気づいて以来、しっかりとした手順でお茶を入れたいと早見表を作ってみました。
こういうときにmermaidのシーケンスダイアグラムは頼りになります。
sequenceDiagram
participant m as マグカップ
participant p as ティーポット
participant k as ケトル
note over m,k: 開始
note over m,k: それぞれが清潔な状態であることを確認
note over k: お湯を沸かす
note over p,m: 暖めておく
note over p: 暖め完了
note over p: 茶葉を入れる
note over k: 水沸騰
note over p,k: お湯をティーポットに注ぐ
note over p: 抽出
note over m: 暖め完了
opt ミルクファーストの場合
note over m: 牛乳を注ぐ
end
note over m,p: お茶をマグカップに注ぐ
opt ティーファーストの場合
note over m: 牛乳を注ぐ
end
opt 必要に応じて
note over m: 砂糖などを入れる
end
note over m,k: 完了
こう、流れを書くときに使えるスクリプトは便利です。
この「割れないティーポット」を用いてからというものの、割と真剣に「いかにしておいしい紅茶を入れることができるか」を探求しています。
そこで、『動物農場』や『1984年』などで知られる英国の作家、ジョージ・オーウェルによるエッセイ『一杯のおいしい紅茶』で紹介されているポイントを挙げたいと思います。
そのためにこのティーポットを用いているようなものです。
オーウェル卿が存命の折、このような材質(強化プラスチック)はあったのかは不明です。
ですが、こちらは
となっています。
時間があるときに実施。ダージリンやルイボスティーなどの高い水温が求められるお茶ではこの手間を加えるだけで全然味が違います。
同じく、陶器製のマグカップを利用。ティーポットとマグカップに水を張ってレンジで温めることでこの状態を実現しています。
カフェイン摂取を制限しているため、デカフェやルイボス、ハーブティーの割合の方が多いです。ですが、上記2つの茶葉は朝一番に飲んでいます。
こちらも好みによりけり。渋みが強めに出るような茶葉では敢えて抑えることがあります。
「ステンレス製の茶こしの中で」という条件付き。
デカフェで沸騰したてのお湯を用いると雑味が出るパターンが少しありました。
英国での永遠の議論の種。これに関してはコメントを持ちません。(そもそもミルクティーは週に1~2回程度なので)
これもよりけりだと思います。以前に述べたキャンディス入りやドライフルーツを足して飲んで糖分も補給しています。
の3つを守るだけでも、相当、紅茶の質は上がるというのが現時点での感想です。
従来の環境を変えうる力がありました。
業務中に「ティーポットを使った本格的なお茶」を飲みたいという希望は漠然と抱えていたものの、次の問題点がありました。
「何かがあって壊したくない」に尽きます。
陶器やガラス製ではお茶を入れるときに人や物にぶつかって割れたときの被害が甚大。金属の場合は錆や変形などの恐れがあります。この解決策が最近見つかったという感じです。


こちらの「割れない」ティーポット。強化プラスチックでできているため、給湯室などで衝撃があっても割れる心配は無用です。また、細かいステンレスメッシュはお茶袋を使うことなくお茶を入れることができるだろうという判断です。
家での使い勝手が上々だったので職場でも使いました。
これは予想通りです。紹介動画でもあるように、この「割れない」と謳われているとおりの頑丈さによる安心感。
破片が飛散することによる被害を減らす(というかなくす)ことができました。
これは予想外のことでした。思った以上に入れたお茶の温度を保ってくれます。また、作業や打ち合わせで長時間席を離れたとしても、「茶こしを外してティーポットごとレンジにかける」という力業が可能。これによって冷めたお茶の温め直しが気軽にできるのは思わぬ収穫でした。
ステンレスの茶こしは小さめの茶葉でも受け止めてくれましたが、例外がありました。
です。特に後者はたわしで数回こする必要があったので、こればかりはお茶パックに詰める運用が出てきます。
茶渋が溜まるところの宿命と言えそうです。洗いにくいので漂白剤や重曹による定期クリーニングが必要だと感じました。
と、オフィスワークでの喫茶の条件を満たす品でした。
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