カテゴリー: 旅行記-海外-

イタリア周遊ツアーの写真[2:ヴェネツィア 2010年2月11日]

「フランスの『パリ』ってよォ……英語では『PARIS』っていうんだが、みんなはフランス語どおり『パリ』って発音して呼ぶ。でも『ヴェネツィア』はみんな『ベニス』って英語で呼ぶんだよォ~~。『ベニスの商人』とか『ベニスに死す』とかよォーー。なんで『ヴェネツィアに死す』ってタイトルじゃあねえーんだよォオオォオオオーッ。それって納得いくかァ~~、おい?おれはぜーんぜん納得いかねえ……。なめてんのかァーーッ、このおれをッ!イタリア語で呼べ!イタリア語で!チクショオーー、ムカつくんだよ!コケにしやがって!ボケがッ!」

――『ジョジョの奇妙な冒険』

という台詞が印象に残るヴェネツィア。国際的に知られる「水の都」ということでテンションはだだ上がりです。

テレビや写真でお馴染みのゴンドラ。

 

それに乗って市内を見ると、本当に至るところが水路というのが分かります。「知識として知っている」と「実際に体験する」のは本当に別なんだなと思いました。

陸路もあるにはありますが、車どころか自転車も怪しい狭さです。「ヴェネツィアは物価が高い」と聞きますが、それも運搬費の高さでしょうね。

イタリアでも日本の漫画は大人気。こんなお店の看板が出ていますが、デザイン的にちょっと「ナニカが違う」という形です。

この地のランドマーク、聖マルコ大聖堂。航海都市として栄えただけあって、中東の影響が随所に見られます。また、貿易で得た莫大な富のお陰で飾りも豪華絢爛です。

その近くの塔からヴェネツィア市街を臨みます。この土地は

 

『Magic; the Gathering』の土地のモデルにもなっています。

折しも「カーニバル」の時期だったので、市街随所は仮装した人たちで彩られていました。

イタリア周遊ツアーの写真[1:ミラノ 2010年2月10日]

昨日の日記で、PS Vitaが「専用の写真を収めるマルチメディアプレイヤー」として扱い始めた話をしました。

その流れで写真を色々と眺めていると、「過去、こんなにも写真を撮っていたのか」と驚かされるコトしきりです。これをWeblogのネタにしない手はありません。写真の整理も兼ねて一石二鳥。

2010年、イタリア各地を巡るツアーに参加してきました。初日はミラノから。

 

まずは「ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア」。石造りの建物にガラスと鉄骨という組み合わせは、流石はイタリアの建築センスと言うべきでしょうか。しかし……

数世紀をかけて建立されたミラノ大聖堂のインパクトには負けました。流石、ダヴィンチやストラディヴァリを産んだ北部イタリアです。

内部の礼拝堂も荘厳。

尖塔が建ち並ぶ屋根の部分も、細緻な彫刻。作り手の執念を感じます。

教会の屋根から広場を眺めます。「悪霊避け」のガーゴイルに「避雷針」が刺さっていたのが印象的でした。

感動したのは、ミラノ各地にある「サイクルシェアシステム」。要所にターミナルが設けられ、自転車の乗り降りが可能になっています。東京でも設置して欲しいのですが、スペースに難がありますね。

これはミラノからほど近いヴェローナ。かの有名な『ロミオとジュリエット』のバルコニーです。それにあやかろうとカップルがメッセージカードを貼り付けてますが…… 「悲恋」ということを承知した上であやかるのでしょうか?

このシリーズは当面続けていこうと思います。

カンタベリーの遺跡。(2009年7月10日)

風光明媚なカンタベリーの街。

中心街には「英国国教会の本山」カンタベリー大聖堂がそびえ立ち、中世より多くの巡礼者で賑わっていました。そんな「宗教の街」に相応しい遺跡が中心街からやや離れた場所にあります。

それが、このSt. Augustine Abbey跡。英国で最初にキリスト教の布教が行われたという場所です。

 

多くの遺構が立ち並ぶ様は、当時の繁栄を想像するにはちょっと足りません。

この広大な敷地を見ると、この場所の権勢をうかがい知ることができます。

古今東西、歴史的な遺産というのは様々な想像力に駆り立てられるので大好きです。

Covent Gardenでの午後。(2009年9月6日)

僕が最近利用始めた7インチタブレット「ICONIA Tab A100」の名前は「Covent Garden」と名付けられています。

今日の日記は、その名前にまつわるお話。僕はこの場所が好きで、結構な頻度で訪れていました。

ロンドンの中心街に位置するその繁華街は、映画『マイ・フェア・レディ』においてヒギンス教授とイライザが出会った場所と言えば通りは早いでしょうか。

毎日、何らかの市が立ちショッピングスペースとしては最適。それ以外にも

こんな、素敵に大きいハンバーガーも戴くことができます。

なによりも、このCovent Gardenで僕が一番好きなのは……

何らかのパフォーマンスが行われていること。弦楽四重奏で『ボレロ』まで演じるのには驚きです。彼らの音楽技術もさることながら……

ここまで見事な跳躍を演奏中に見せられては、「おひねり」を落とすしかありません。(と言うよりも置いてある音楽CDを買いました)

もっと時間とお金に余裕が出来たら、ロンドンに行って思う存分羽を伸ばしたいモノです。

 

 

 

カンタベリー郊外・チラム村(2009年12月3日)

 

英国で暮らしていた頃―― ちょっとしたエクスカーションを行うことにしました。

まずは自転車を電車に積み、英国国教会の総本山、大聖堂で有名なカンタベリーまでGo。

1300年代からある街の第二のトレードマーク「Old Weaver's House」を冷やかし、チラム村(Chilham)まで足を伸ばします。

 

30分ぐらい前は晴れだったのに、今にも降りそうな曇り空。(英国の天気の変わり様は有名ですが)

そしてチラム(Chilham)到着。漆喰の壁が印象的な、中世の村です。

村の中心部には領主の館。普段は非公開であるのですが、特定の時期には庭園が開放されます。それはまた別のお話。

西洋の村には付きものの小さな教会。この、石造りのたたずまいが冬の灰色の空に映えていました。

しかし、その内部は落ち着いていて穏やかな雰囲気。

教会内部に鎮座された彫刻もまた、見ているだけで心が鎮まります。

村の果樹園で採れたと思われる林檎が5ペンス(当時で8円程度)で投げ売り。投げやりな手書きも、ひなびた小村という雰囲気。

華やかな場所ではありませんが、ゆっくりと時を過ごすにはピッタリの場所でした。

帰り道の一枚。フィルターをかけているので、曇り空と相まって牧歌的な一枚に仕上がりました。

 

 

 

コーンウォールの思い出(2009年10月)-1-

話は2009年10月にさかのぼります。英国で「外こもり生活」をやっていたとき、ふと思い立って「西の果てに行ってみたい」とコーンウォールに旅立ちました。

[露出時間:1/6秒 F値:3.7 レンズ焦点距離:20mm ISO感度:800]

英国内を走る数少ない夜行列車、ナイト・リビエラ・スリーパー(Night Riviera Sleeper)

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