カテゴリー: ボードゲーム Page 55 of 57

Linuxデスクトップの調整と崩したボードゲームの休日。

状況が状況のため例によって自室で過ごす休日。ですが、それなりに動きはありました。

HDDの取り外しとKubuntu導入

先週ストレージを大幅に増やしたLinuxデスクトップ。HDDのシーク音が非常に煩わしく、マルチメディアプレイヤーとして使っていた用途から外れるのは本末転倒。

なので、潔くHDDを取り外しました。データ保存に関しては別途NASをつないでいるので問題ありません。

そして、以前も利用していて非常に気に入っていたKDEデスクトップを積んだKubuntuに差し替えました。

今までのお気に入りの見た目と操作性が大きくパワーアップしていることに満足です。

積んでいたボードゲームの消化。

まず、昨日やってみた『メナラ』をようやくクリア。

重心を謝らないこと、そしてタイルや柱の運が必要なものの、クリアできたときはかなりシビレました。

単純なルールと高いリプレイ性、そして、判断力とバランス感覚が試されるというすごいゲームです。

そして、買って収納したままになっていた『テラフォーミング・マーズ』をYoutubeのプレイ動画などで把握して、ようやく遊ぶことができました。

ボードがマーカーとなっているカードゲームといった感覚ではありますが、

  • 「火星を開拓する」ロマンあふれるフレーバー
  • 拡大再生産ならではの中盤〜終盤にかけての派手な動き
  • 200枚を超えながらもユニークカードのみという極めて高いリプレイ性
  • 選択した企業によって変わる戦略
  • ソロプレイ感の傾向が強いものの、しっかりとしたインタラクティブ性
  • 始原の監理がバッチリ決まったときの爽快感

等、どれをとっても「名作」「定番」と言われる理由がよくわかりました。ソロモードを3回ほどやりましたが残念なことにいずれもクリアならず。それだけに「次はどう動けばいいか」という指針にもなります。

これで、積み残したゲームは『バラージ』を残すのみ。(これが一番厄介ですが

休日にやりたかったことがすべて消化できたのがナイス収穫。

積みゲー消化。(『メナラ』ソロモード)

木曜日に書いた『積んでいるボードゲーム』の一つ『メナラ』を早速消化。協力型ではあるものの、一人でも遊べると言うことでやってみました。

箱の大きさの割りに入っているものは

  • 床板
  • ベースキャンプ(柱立て)
  • カード

と小箱のようなすっきり感。

準備も簡単です。やることも

  1. 必要に応じて手持ちの柱を交換。
  2. カードを引いて、示された通りに柱を置く。
  3. 置いている途上、全ての柱が埋まったら新たに床板を追加。
  4. 使った分だけ柱を補充。

そして、クリア条件を満たすまで、規定の階層まで積み上がっている必要があります。

もし、柱の色が合わないなど指示通りの行動ができない場合や柱を落としてしまった、床板を上に置きたくない場合は

クリアまでの階層が増えてしまいます。そして、床板が落ちたり落ちた柱を元に戻せなければ即ゲームが終わり、「規定の階数を満たしているか」のチェックが入ります。

崩れたときの片付けがかなり大変なので、ボードゲームカフェやホビーショップではおすすめできません。

また、難易度も高め。4回ほど試しに遊びましたが未だにクリアせず。ですが、「次はどこまで行けるか」のリプレイ性は極めて高く、プレイ時間のちょうど良さも好み。別の意味で頭を使ういいゲームでした。

ボードゲーム『Key to the City – London』タイルの再整理。

思い入れのある都市を舞台にしていることもあり大好きなボードゲームの一つ、『Key to the City - London』。専用オーガナイザーまで導入したのは先日ご紹介しましたが、小さくない問題点があります。

ラウンドマーカーや拠点、各ラウンドごとに異なるタイル群が全て同じ形をしていて、区別が極めてつきにくいのです。そのため、セットアップや片付けを手伝ってもらうときの確認時間が難でした。

そこで用意したのはマスキングテープ群。ライターとかではなく、百均でも売られているものを中心にしています。

やったことは数が多いだけで単純な作業。「タイルのカテゴリーごとにマスキングテープを貼って」いきました。改良後の裏面は2本、ランドマークにより2段階改良があるものは3本のテープを貼りました。

タイルのラックにも各ジャンルのテープを貼ることで「どこに収納するか」を明確化させました。

  • 一瞥して全体が俯瞰でき
  • 広げやすく
  • 収納しやすく
  • プレイしやすい

を全て兼ね備えたのが「いい整理」だというのが、ボドゲ収納で得た結論です。

この機会に消化したいボードゲーム群。

80本に及ぶボードゲーム、そのほとんどは1度以上は遊んでおりますが、「例外」があるのもまた事実。今回はそんな「積み荷」となっているゲーム群です。

テラフォーミング・マーズ

『アグリコラ』と同じ日に注文しました。重ゲーの入門と言われ、「カードのコンボを主体にしたゲーム」の代名詞となっているのに、何故か開けて整理したのみとなっています。

Twitterのフォロワーからのプッシュもあるだけに、崩したい一本です。

バラージ(格調込み)

かなり張り込みましたが、まだ。

  • ワーカープレースメント
  • 欧州舞台
  • 強いインタラクションとジレンマの数々
  • 独自ルールが用意されているソロプレイ

と、とても好きなシステム。これまた崩すべき作品となっております。まずは、膨大なコンポーネントをうまく収納していきませんと。

メナラ

こちら、タイル抜きすらしていないというていたらく。協力要素のあるバランスゲーム。しかも最初からソロプレイ対応。

「まずは自分で確かめないと面白さは判断できない」ってポリシーがありますから、評価すらできない作品があるのは辛さです。(例えば:自分の最推しボードゲーム『ニューファンドランド』は厳しいレビューがある中で「いや、面白い」と実際に遊んで得た評価です)

外に出られない状況があるので、こういう積み荷を少しでも降ろしていく必要があると真顔になりました。

ZENタイルと手ぬぐい。

購入して以来「感情を軸にした日記」として大いに役立てているZENタイル。プレイマットとしてTCGのものをそのまま使っていましたが、

リリース予定の『ZENタイルベーシック』にはマットとして手ぬぐいがついてくると聞き、「文字通りの意味で山ほど集めてる」自身の手ぬぐいがあると悟り、早速、並べてみました。

28th/Feb/2020

東武ワールドスクウェアの入場記念でいただいたもの。ウェブログ再聞前にも訪れていたので、是は機会があれば書きたいところ。

lst/Mar/2020

『フィギュライズラボ』を作ってた関係で日付が飛びましたが、そもそも「前日の出来事」を配置していくのが本来の運用と立ち返りました。

「坂と映画と猫の街、尾道」で買い求めた1枚。ここでの出来事もこのブログに投稿する予定です。

2nd/Mar/2020

手ぬぐいは2017年の夏期休暇に呉の大和ミュージアムで入手した軍港俯瞰図。

ネガティブな気持ちタイルが多めの日でしたが、そういう気持ちに向き合えるのは、この“ゲーム”ならではです。

3rd/Mar/2020

京都、高台寺と圓徳院の夜間参拝の折に拝観券と一緒についていたもの。記憶が確かなら2007年ぐらいのものです。

  • かさばらない
  • 日常的に使える
  • どこで買ったかを思い出しやすい

ということで出かけたときに見かけては買ってるものが意外なところで役立ちました。

ボードゲーム『明日、旅に出ます』感想。

「自室で快適に過ごす」を追求していったところ、ピンと来るボードゲームがあったので注文しました。ソロゲーム専用という謳い文句とこちらの紹介文にあるように、

一風変わったパズル性を持った難易度の高いゲーム

に惹かれて注文です。

カードとキューブ、ポーンのみと小箱特有のスッキリしたコンポーネント。セットアップは各ロケーションを無作為に並べ(7日目の《千年樹》のみ最後)、アイテムを任意の枚数だけ選び、山札から1枚(アイテムによって2枚のパターンあり)引いて手札とします。

手順はやや複雑。

  1. カードを1枚引く。
  2. カードの数字の分だけ白いポーンを進め、行き先にカードを置く。前に置かれているカードがあれば下にずらす。最大数に達したら下のカードを捨てる。移動時、「ループ」したら1枚引いて捨てる。
  3. 「7-(2)でプレイした数字」の分だけ2つの黒いポーンのどちらか1つを進める。(黒いポーンが「ループ」した際は引いて捨てるは無し)
  4. (2)に置かれたイベントを上から順に解決する。
  5. 各ストーリーがクリアされたかをチェック。
  6. ゲームクリアの条件を満たしたかをチェック。ゲームをクリアしていなければ(1)に戻る。

ストーリークリアの条件は

  • 白いポーンと黒いポーン2つがいる場所に、その色のイベントカードがある。
  • 3ヶ所各1枚でもよく、3つのポーンが同じ場所にいてもクリア。

ゲームクリアは

  • 各5つのストーリーを全てクリアして、3つのポーン全てが《7日目:千年樹》にある

と、ゲーム進行の複雑さに反してシンプル。ですが、これがとても難しかったです。

  • 移動は強制なのでコントロールがシビア。
  • イベントカードは30枚しかなく、「ループ」のたびに山札のカードが1枚減る。
  • 山札が0になった状態でカードを引く必要がある場合は即座に敗北。(いわゆるライブラリーアウト)

そのため、プレイしたカードを把握しつつ残りのカードを推測し、イベントやストーリーのクリア報酬のキューブを利用してクリアに向けてプレイする必要があります。

それらを大きく手助けしてくれるのが「クリア時のVPと引き替えに強力な効果を持つアイテム」。正直、今の自分の練度と思考力ではアイテム無しでのクリアは無理です。

1ミスが致命的な分、解決の糸口が見つかり、クリアした時の喜びや余韻は果てしなかったです。

数学的and/or四次元的思考を鍛えたい、仮説や思考実験が好きな人には打ってつけの素敵ボードゲームです。

百均グッズによるボドゲ収納『三津浜』の整理。

  • ダイスとカード、キューブのみの単純なコンポーネント
  • ボードゲームに触れたことのある方ならすんなりと理解できるルール
  • なのにジレンマ満載、ひりつく読み合い

と、小箱の中で最推しに入るボードゲーム『三津浜』。カード主体のため、スリーブに入れて保護をしているのですが、このサイズならではの問題にぶち当たります。

スリーブ入りだと元の箱に入りません。なので、箱ごと入れ替えることにします。

百均で購入した白木の箱。サイズ感もぴったりです。

余ったスペースにキューブとダイスを入れます。

オリジナルよりかなり厚くなりましたが、セットアップのしやすさとプレイ感はより増したという次第。

ボードゲーム専用オーガナイザーを導入しました。(Key to the City – London)

百均グッズによるボードゲーム収納は何度か書き、その度に「どうにかなる」言ってみたものの、専用に設計されたオーガナイザーの使い勝手を試したらどうなるかをやってみました。

タイトルにあるように、入手したのは『Key to the City - London』専用オーガナイザー。

プレカットされた木の板を説明書通りに組み立てていきます。

モノが木なので取り出しはやや苦労。木工ボンドで接着したりヤスリで削ってほぞを合わせたり。

一番の山場はトークンとコネクタを収納するトレイでした。そして、1時問半ほどで……

収納システムが完成です。六角形のタイルが世代、種別ごとに整理されました。

かなり取り回しに苦労していたランドマークはスリツトと蓋でズレを防ぎます。

勿論、元の箱にジャストフィット。

  • 各コンポーネントの視認性が抜群
  • 取り出しやすく、しまいやすい
  • ゲームのプレイ感を向上

は日頃のボードゲーム収納で心がけておりますが、専用に設計されたものはこれらが段違いだと理解しました。

ボードゲーム『Key to the City – Loncon』で遊びました。

そもそも自分にとって縁のある街を舞台にしたゲームであること、

  • ワーカープレースメント
  • タイルプレースメント
  • 競り
  • 資源生産

などがギュッと詰まっていることでお気に入りの一本であるものの、「3人以上で遊ばないと面白くない重ゲー」ということで、広げる機会は少なかったのですが、うまい具合に時と人と場が重なり4人で遊びました。

プレイヤーはランダムに配られる3色の「キープル」と呼ばれる手駒を用いて

  • タイルの入札
  • コネクタの生産
  • トークンの生産
  • タイルの改良

を4ターンに渡って行ない、ロンドンの発展を担っていきます。

全ての行動(スタートプレイヤーの取り合いすら!)が早い者勝ちなだけでなく、「何かのアクションは、その色のキープルでないと発動できない」ことが絶妙な運と戦略が織りなすゲーム性を出してくれます。

入札したタイルはターン終了時に配置できますが、コネクタ含めて再配置ができません。コネクタとタイルの組み合わせによって勝利点がもらえるため、先を見据えた入札が必要になってきます。

コネクタやトークンを生産する施設は「他プレイヤーのものでも利用可能」ではあるものの、発動のために用いたキープルはターン終了時にそのプレイヤーのところに行ってしまう悩ましさ。

最終的にできあがったのがこちら。テムズ川で固めて、そのコネクタのつながりで高得点を狙いました。

「自分が訪れたことのあるところ」のゲームをするって言うのもまたよきものです。

ボードゲーム『Welcome to Your perfect Home』感想

いわゆる「紙ペンゲーム」にジャンル分けされるもの。レビューサイトなどでビジュアルがよかったこと、ソロプレイが可能なことを含めて入手しました。

プレイヤーは1950年代アメリカの建築家として、様々な業者の助けを借りながら区画を整備して分譲していくことが目的です。とっつきにくそうだと思ったものの、読み込んでしまえば

  1. カードをめくって
  2. 番地を空いているスペースに書き
  3. 追加効果を発動

するのみ。ですので、コンポーネントも非常にすっきりです。

  • ゲームボード(個人用記録ボードも含む)
  • 建築カード
  • 都市計画カード
  • 早見表

建築カードは両面使用となっていて、「番地と追加効果の組み合わせ」によるランダム性を演出。都市計画カードは追加効果の「柵」で区切られた団地の広さと数の組み合わせでプレイヤーに勝利点をもたらします。(また、終了のトリガーの一つとなっています)

個人的に、自分が大好きな映画である『Back to the Future』の舞台、1950年代アメリカの雰囲気に浸れるというのが堪りません。(それを見越して当時の広告を模した早見表にしっかりとデロリアンが描かれているのもポイントが高かったです。

  • どこから書いても構わないが、必ず左から昇順でなければならない。
  • 番地の昇順は以上ではなくより大きい数字。
  • 番地の修正は不可。

という縛りと

  • 追加効果の柵による区画の分割。
  • 指定された分割をいかに速く達成してボーナスを得るか

の競争が程よいアクセントとして機能しているという印象です。追加効果にしても勝利点を増やすだけではなく、カードの番地の操作や隙間を埋めてくれる(けど使い続けるとマイナスになる)と便利なものがありました。

ソロプレイのバリアントもそれほどキツいとかルールが極端に変わったりというのもありません。ただひたすらにハイスコアを狙うストイックさ。そして、全てのカードを使い切る性質上「カウンティングの練習台」に役立ちます。

昨日の記事でご紹介した時、このゲームをやっていまして。『Back to the Future』を観ながらだと没入感が凄かったです。

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