カテゴリー: redmine Page 10 of 11

Chuwi HeroboxにLinux Mintをインストール。

導入したファンレス小型PC・Chuwi HeroboxにはWindows 10がプリインストールされておりますが、それは日の目を見ることはありませんでした。

OSインストール

今回はUbuntu系で比較的軽いLinux Mintを使いました。

下準備

  1. Linux Mint公式サイトからISOイメージをダウンロードします。
  2. RufusでUSBブートディスクを作ります。
  3. Heroboxに500GBのSSDを接続します。

インストール

redmine専用サーバにするため、ディスクの割り当ては

  • 増設した500GB SSD:/var
  • 元々の256GB SSD:/ およびスワップ

としてOSインストールは完了。

固有の問題

問題なく動きましたけれどLinux Mintのファームウェアの関係か、有線LANを認識してくれませんでした。

無線LANで運用するのでそこは割り切ります。

Linux Mint初期設定

以下を施しました。

  1. aptitude updage → upgradeでパッケージを更新
  2. IPアドレスを固定
  3. 以前作成していたローカルDNSサーバ設定
  4. それに伴いIPv6を無効化

後はSSHを入れてWindowsターミナルから接続を確認しました。

次はredmineとプラグインのインストールです。

redmineによるゲーム進捗管理。(『ソフィーのアトリエ2』Very Hardの壁)

状況把握としてのredmine

redmineの

  • 目標を設定する
  • 現状を記録する

がゲームでも役立ちました。

『ソフィーのアトリエ2』実績解除のために

先月末よりプレイをして、継続してredmineで記録をつけている『ソフィーのアトリエ2』。ゲームそのものはクリアしていますが、実績があと4つほど残っています。

そのうち1つが

『難易度Very Hard以上で○○を倒す』

というもの。最初はたかをくくっていましたが

  • 強力なオーラに守られてダメージが通らない
  • 強敵は連続攻撃が激しくまたたく間に戦闘不能に陥ってしまう

と、半ば諦めかけていました。

そんな中でネットの情報を探り、「これならいけるのでは」と、redmineでこんなチケット設定しました。

  • 目標:Very Hardの壁を親チケットとして登録
    • そのために必要な「最大ダメージを与えるアイテムの調合」を小チケットに登録
      • その子チケットとして、アイテム調合に必要な特性を持つ素材を集める

と、順々にチケットを登録。

効果検証の記録

redmineのスクリーンショットをそのまま貼り付けられる機能が役立ちました。

これを順々に追っていけば

  • 方向性に誤りはないか
  • 誤っていた場合はどこを直せばいいか

のフィードバックが可能です。

以前にお伝えした

この、『ライザのアトリエ2』での最大ダメージ検証のときよりも筋道を立てた検証が行えそうです。

復旧明けの思考実験。(redmineサーバ新設計画)

この続きからです。

システム自体は無事に復旧したものの、豪快なミスによって1ヶ月ぐらいためておいたログが消えたという事実に変わりはありません。

そこで、ちょっとした思考実験を行いました。

redmineによる各種管理

これは絶対に続けたい習慣だと思いました。

  • デジタルゲーム
  • ボードゲーム
  • ToDo

を一元管理できるだけではなく、各種プラグインによって見た目や機能を変えられるこのシステムにここ一ヶ月頼りっぱなしでした。

人為的なミスをでデータ消失を防ぐことは可能か?

自分の性格/性質を考えると「無理」です。「○○しないように気をつける」でインシデントが減らせたら苦労はしません。

そのため

  • 機械的にバックアップを行う
  • 復旧の手立てを最初に整える

といった工夫が必要です。

現時点での結論

ここまでのredmineはどちらかというと「検証機」的なものに作っていました。

そして、redmineは検証ではなく本格的に運用したい。となると、行き着くところは表題にあるように

「新しくPCを導入しredmine専用サーバーを作る」

です。現状のredmineサーバを再び検証機として用いれば新しい技術を気軽に試しますし、そこで得たものを本番用に設定する際、データの退避などを行えるからです。

PCの選定条件

そこで、redmine専用にするPCの選定を考えてみました。

  • 小型/省電力であること。
  • ファンレスであることが望ましい。
  • CPU性能などは別にこだわる必要はない。

の3つ。現時点で在庫を見る限りでは筐体入手は難しくないと考えています。

redmineサーバのクラッシュとリビルド。

運用が始まったばかりの自室サーバのredmineに思わぬ冷や水がありました。

原因:操作ミスによるサーバクラッシュ

全く恥ずべき話ですが、redmineサーバに新たなシステムを導入しようとインストールスクリプトを叩いていたらmysqlが起動しなくなり、

更に、その原因となるファイルを削除したら親のシステムディレクトリを削除したという二重の詰み。

システムリビルド

こうなったらやることは一つ。「もう一度のサーバ構築」。

とても幸いだったことに、今までやっていたものは全て記録していました。

https://manualmaton.com/category/%e3%82%ac%e3%82%b8%e3%82%a7%e3%83%83%e3%83%88/pc/linux/redmine/

これを元に

  1. サーバインストール
  2. DNS設定
  3. redmineインストール
  4. プラグイン導入

と進めていき、

データ以外は復旧です。

このデータも「本当に残しておきたい」ものはローカルに保存していたので被害は抑えられました。

反省点

しかし、これは間違いなくインシデントとして報告すべきものでした。

  • 影響範囲のリサーチ不足
  • ミスを修正時に切り戻しポイントを作っていなかった
  • そもそもバックアッププランが足りていなかった

と、根本的な誤りがありました。

これは手痛い授業料として、次につなげていきます。

redmineにPDFのサムネイルを表示させるプラグインを導入。

ボードゲームのルールやスコアシート参照のため、PDFを用いる機会は多いもの。

そこで、redmineに導入してみました。

導入

aptitude install build-essential libmagic-dev ghostscript
# これが入っていないとインストールできませんでした
cd /var/lib/redmine/plugins
#redmineが導入されているディレクトリ
git clone https://github.com/nanego/redmine_preview_pdf.git redmine_preview_pdf
chown -R www-data:www-data redmine_preview_pdf
bundle install
bundle exec rake redmine:plugins:migrate RAILS_ENV=production
systemctl restart apache2

導入後のテスト

redmineにログインし、任意のテキスト編集画面(markdown)で以下の様に入力しました。

attachement:hoge.pdf

うまく表示されず。

apacheのエラーログに以下を発見。

App 385988 stderr: convert-im6.q16: attempt to perform an operation not allowed by the security policy `PDF' @ error/constitute.c/IsCoderAuthorized/408.

このエラーを頼りに検索すると以下の記事を発見。

http://sstto.blog.shinobi.jp/%E7%94%BB%E5%83%8F%E5%87%A6%E7%90%86/imagemagick%E3%81%A7pdf%E5%A4%89%E6%8F%9B%E5%A4%B1%E6%95%97%E3%81%A8%E5%AF%BE%E5%BF%9C

ImageMagicの脆弱性対応のため、初期状態では無効化されているとか。

なので、この通りに対応します。

cd /etc/Image-Magic6
cp -pi policy.xml policy.xml.org

差分

以下の差分の通り編集。

   <policy domain="path" rights="none" pattern="@*"/>
   <!-- disable ghostscript format types -->
-  <policy domain="coder" rights="none" pattern="PS" />
+  <policy domain="coder" rights="read|write" pattern="PS" />
   <policy domain="coder" rights="none" pattern="PS2" />
   <policy domain="coder" rights="none" pattern="PS3" />
-  <policy domain="coder" rights="none" pattern="EPS" />
-  <policy domain="coder" rights="none" pattern="PDF" />
-  <policy domain="coder" rights="none" pattern="XPS" />
+  <policy domain="coder" rights="read|write" pattern="EPS" />
+  <policy domain="coder" rights="read|write" pattern="PDF" />
+  <policy domain="coder" rights="read|write" pattern="XPS" />

編集後

うまく表示されました。

この手のプラグインで機能を次々に改良できるのもredmineならではです。

redmineプラグイン「clipboard_image_paste導入」。

redmine4.1以降から、チケット発行時にクリップボード上の画像を直接貼り付けられるようになりました。

ですが、knowlegebaseではそれが反映されないので別途プラグインを追加しました。

参考

手順

※全て管理者権限で行います。

ディレクトリ移動・配置

cd /var/lib/redmine/plugins
# 自分のredmineプラグインが配置されている場所に読み替えてください
git clone https://github.com/peclik/clipboard_image_paste.git clipboard_image_paste
# 4.x以降に対応したフォーク版です

権限変更・反映

chown -R www-data:www-data clipboard_image_paste
systemctl restart apache2

反映後の挙動

記事入力欄に以下のようなボタンが追加されるのでクリックします。

Ctrl + Vで貼り付け、OKをクリックします。(このとき、さらに細かい範囲を指定できます)

後はWikiの記述に従って該当の画像を貼り付けます。

これで、redmineプラグインのknowledgebaseでもスクリーンショットの貼り付けができるようになりました。

redmineプラグイン「redmine_knowlegebase」での添付できない問題への対処。

以下、解決したのでメモとなります。

環境

  • OS: Ubuntu 20.04 (Linux Mint 20.3でも同様)
  • redmineバージョン:4.2.4
  • Rubyバージョン:2.7.0
  • Railsバージョン:5.2.6.2
  • knowlegebaseのバージョン4.1.1

発生していた現象

  1. プラグインredmine_knowlegebaseをインストール後、設定を有効にする。
  2. ナレッジベースで任意の記事を登録/更新する。
  3. ファイルを添付し、保存する。
  4. 登録/更新した記事の「ファイル」タブで添付ファイルが表示されず。

この事象はかなり厄介でした。各種ナレッジにファイルを添付したいことは多々あり、回避策としてredmineの「ファイル」機能のリンクを張るのも迂遠だったからです。

糸口

そんな中で以下の記事を発見。

https://github.com/alexbevi/redmine_knowledgebase/issues/351

I am using Redmine 3.4.4 and knowledgebase 3.3.1. Perhaps, the "knowledgebase" plugin /plugins/redmine_knowledgebase/app/views/attachments/_links.html.erb works until Redmine 3.3, but since Redmine 3.4 the specification has changed, so _links.html.erb Does not it work as an attached file processing? I thought, and deleted or moved _links.html.erb on the plugin side, it worked.

要約すると

  • Redmine 3.3→3.4以降で添付ファイルの仕様が変わった。
  • /redmine格納ディレクトリ/plugins/redmine_knowledgebase/app/views/attachments/_links.html.erb の添付ファイル処理がうまくいかない。
  • _links.html.erb を移動/削除すれば動いた。

解決

手順

全て管理者権限で実行します。

SSHログイン&ディレクトリ移動

cd /var/lib/redmine/plugins
#redmineのプラグインが格納されているディレクトリに読み替えてください
cd redmine_knowledgebase/app/views/attachments/

該当ファイル退避&設定反映

mv _links.html.erb ../_links.html.erb.org
# このケースでは上のディレクトリに退避させました
systemctl restart apache2

設定反映後

無事に動きました。これで、様々なファイルの添付が可能になります。

redmineのチケットによるボードゲームプレイレポート管理。

このツールの伸びしろと自由な運用に驚かされました。

きっかけ

「ボードゲームを自分のツールで管理する」はもともと考えており、redmineで購入した作品の一覧を転記することまでは行いました。

その途上で

「遊んだときの記録をチケットとして残していけば」

  • いつ
  • どこで
  • 誰と
  • 何をプレイし
  • 得点はどのぐらいか
  • 反省点など

を効率的に残せるのではないかと思った次第です。

作成

カスタムフィールド

先に上げた項目をリストアップし、カスタムフィールドとして登録します。人数や作品名などは必須として漏れをなくします。

ワークフロー作成

そしてワークフロー作成。その中にカスタムフィールドを付け加えます。

記録

ここまでやれば、あとは記録です。

先だっての『ガイアプロジェクト』のプレイレポートはこれを元にしたものだったりします。

使ってみての感想

予想通り、「いつ、何をプレイしてどういう反省点があったか」や「もっと得点を伸ばせる要素はなかったか」などを記録して見返すことができるというのは後々のフィードバックに繋がります。

次はチケットテンプレートを用意して作品ごとのスコアシートを作っていけば後々楽になっていくことが予想されます。

自室redmineサーバ上でリマインダーメールを設定。

概要

redmineには期日が間近であるか、過ぎてしまったチケット一覧をメールで通知することができることを確認しました。

そこで、

  • 自動的にリマインダーメールを送付する

設定をサーバ自身に施します。

動作確認環境

  • Ubuntu 20.04
  • Redmine 4.2

前提

既にredmineでのメール設定は終わっているものとします。(ここではGmailと連携させました)

参考記事

期日が間近のチケットをメールで通知する(リマインダ機能)

https://redmine.jp/faq/issue/send_reminders/

手順

全て管理者権限で実行しています。

スクリプト作成

mkdir ~/sh # 任意のホームディレクトリに読み替えます
vi ~/sh/reminder_ndays_before.sh
スクリプト内容
#!/bin/sh

SHELL=/bin/sh
PATH=/usr/local/sbin:/usr/local/bin:/sbin:/bin:/usr/sbin:/usr/bin
​
cd /var/lib/redmine
bundle exec rake redmine:send_reminders days=3 RAILS_ENV=production

実行権付与・動作確認

chmod +x ~/sh/reminder_ndays_before.sh
/sh/reminder_ndays_before.sh

実行後、以下のようなメールを確認します。

※ 自分はこれに加え

  • 31日前
  • 7日前
  • 1日前

をそれぞれ作成しています。

cron登録

指定の時刻に自動的に上記のスクリプトを実行できるよう、cronを修正します。

crontab -e
cron内容
#設定したスクリプトのパスを記載
30 8 * * * ~/sh/reminder_31days_before.sh
40 8 * * * ~/sh/reminder_1day_before.sh

30 17 * * * ~/sh/reminder_7days_before.sh
40 17 * * * ~/sh/reminder_1day_before.sh

30 20 * * * ~/sh/reminder_3days_before.sh
40 20 * * * ~/sh/reminder_1day_before.sh

上記設定では

  • 8:30 - 31日前
  • 8:40 - 1日前
  • 17:30 - 7日前
  • 17:40 - 1日前
  • 20:30 - 3日前
  • 20:40 - 1日前

に送信するようにして、設定完了です。

ゲーム『ソフィーのアトリエ2』進行とredmineでのメモ。

色々と気になっていたので購入した『ソフィーのアトリエ2』。その進行に自分で立てたredmineが活躍しています。

攻略時のメモ

詰まったところのスクリーンショットを貼り付けたり

「調合」で足りなかった部分をメモして後でフィードバックとしたり。

かんばん

特に、このタスクの優先度や状況を一瞥できる「かんばん」が役に立っています。

  • 攻略のために道具を調合する必要がある
  • 道具に中間素材が足りない
  • 中間素材の調合をしているうちに当初の目的を見失う

がなくなるのは助かります。

ゲーム進行時の気づき

調合のパズル感

様々な形の素材を限られたマスの中に入れていくのはそれ自体がミニゲームとして成立していて、バランスよく配置していくのがとても楽しいです。

採集道具の難しさ

素材を放り込んでいけばアイテムになる反面、その性能を引き出すのは難しかったです。

特に鎌、ハンマーといった採集道具のランクを上げるのは前シリーズ『ライザのアトリエ2』より至難。

  • リバースパズルを用い
  • 資源を選びぬき
  • 触媒のレベルを上げる

でようやく形になりました。

その他思ったこと

  • クエスト時、マップでそれが明示される
  • 戦闘のテンポがよく、戦略を組み立てられる
  • 音楽の良さは健在
  • レシピ獲得の条件が具体的
    • 指定のアイテムを採取/調合する
    • 特定の魔物を討伐する

など、前シリーズ『ライザのアトリエ』』と結構異なっている部分があるのでそれに同アジャストしていくかが今後の課題です。

Page 10 of 11

Powered by WordPress & Theme by Anders Norén