『ライザのアトリエ2』の陽炎の島での検証を重ねていく中で、以下を発見しました。

  • タクティクスレベルの減少と引き換えにステータスアップを図る時空の逆さ時計
  • 元からステータス上昇の効果を持つエルシオンハープ

これらの利用順番により、どのようにステータスが上がるかを見てみます。

検証1:エルシオンハープ単体を利用した場合

ステータス上昇値上昇率(対ベース値)
攻撃力+00%
防御力+167約10%
素早さ+442約20%

防御力はEV効果:平癒の祝福、素早さはエルシオンハープの効果:素早さアップ・超によるもの。

検証2:エルシオンハープ→時空の逆さ時計につなげた場合

より分かりやすくするため、タクティクスレベルを5にした上で

  1. エルシオンハープ
  2. 時空の逆さ時計

で順番に使った場合です。

ステータス最終上昇値最終上昇率(対ベース値)
攻撃力+2158113%
防御力+1897113%
素早さ+2501113%

※先にかけた「エルシオンハープ」のバフ

  • 防御+10%
  • 素早さ+20%

は、「時空の逆さ時計」のより強力な効果

  • 全能力+113%

によって完全に上書きされた結果となります。

検証3:時空の逆さ時計→エルシオンハープにつなげた場合

ステータス最終上昇値最終上昇率(対ベース値)
攻撃力+2158113%
防御力+38523%
素早さ+72933%
  1. 先に使った「逆さ時計」のバフ(全能力+113%)がまず適用されます。
  2. 後から使った「エルシオンハープ」に効果があるステータス(防御力、素早さ)のみ、効果が上書きされます。
  3. その上書きの計算式は『エルシオンハープ固有の防御+10%, 素早さ+20%) + 逆さ時計の「効果3」のバフ%(13%)』となります。
  4. 「エルシオンハープ」に効果がない攻撃力は、最初のバフがそのまま維持されます。

参考:逆さ時計→天文時計

では、「時空の逆さ時計」の基本的な運用スタイルである

  1. 時空の逆さ時計でタクティクスレベルを5から1に下げる
  2. その後、「時空の天文時計」でタクティクスレベルを上昇

となった場合は、

ステータス最終上昇値最終上昇率(対ベース値)
攻撃力+2158113%
防御力+1897113%
素早さ+2501113%

時空の逆さ時計のバフがそのまま維持されるという結果。

まとめ

  1. 基本は後勝ちの上書き
    • 後から使ったアイテムのバフが、先のバフを上書きします。
  2. 上書きは効果ごと
    • 上書きはステータスごとに行われます。
    • 後から使ったアイテムに効果がないステータスのバフは、前のものが維持されます。
  3. 同系統の弱効果は無視
    • 後から使ったアイテムのバフが、既存のバフより弱い、あるいはその一部である場合、上書きは発生せず、より強力な既存のバフが維持されます。

そのため、高難易度のような「アイテムを連打する長期戦」の場合は、その順番にも気を遣う必要があるという検証結果でした。